トイレのリフォームは、便座など一部の設備の交換から、内装全体を改装するものまで、さまざまです。機能性の高い便座や好みに合わせた内装デザインへの変更など目的に合わせて工事をすることで、快適な空間になります。
現在は、掃除のしやすいフチなしタイプの便座や節水機能・洗浄機能が備わった便器が主流です。また、便器洗浄用のタンクがない、タンクレストイレへの交換が増えています。便器やタンクの素材自体は丈夫なため、長く使えると思われがちですが、内部の配管やパッキンなどの部品の寿命は10年程度です。劣化を放置しておくと水漏れや詰まりなどのトラブルに繋がるため、早めのリフォームをおすすめします。
水漏れや便器の詰まりへの対処、温水洗浄便座への交換、内装の改善など、工事の内容によって工期や料金が大幅に変わります。まずは現地調査をしてもらって、プロに工事内容を相談し、見積もりを依頼しましょう。
2000年に独立するとともにビフォーアフターを開業し、2010年には株式会社ビフォティーグループ水守り隊を設立。20年以上の業界実務年数を誇り、上下水道工事全般や水道緊急対応全般、リフォーム施工を中心に施工実績は年間600件以上に及ぶ。指定給水装置工事業者として、安心安全なサービスを日々提供している。
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外壁塗装にかかる費用と工期の目安は、以下の通りです。
和式から洋式トイレに交換する場合、配管工事の有無によっても大きく費用が変わります。便座の交換や手洗い場の設置など、ピンポイントでのリフォームも可能です。交換する便器・便座のグレードも費用の決まるポイントです。複数のプロから相見積もりをとり比較することが、安く依頼できるリフォーム業者を見つける上でおすすめです。
どのようにプロに依頼すればいいですか？
ゼヒトモの質問フォーム上で、具体的なリフォーム箇所や重視したいポイント、希望施工時期などの条件を答えます。リフォームの目的もできるだけ詳しく記載しましょう。
あなたの依頼に合ったプロからご提案が届きます。プロの中にはトイレ・水道工事専門の方から住宅全般に対応している方までいるので、提案内容とプロフィールをよく確認しましょう。
提案内容や写真をしっかり確認し、メッセージを重ねることで人柄も見極めたら、そのプロに依頼します。今後何かあった時に相談しやすいかどうかも、選ぶ際の重要なポイントです。
2025/01
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2024/12
2024/11
トイレリフォームを安い工務店に頼む場合、品質面が不安です。価格以外で確認すべき実績や施工管理体制、アフター保証の見方を教えてください。
過去のトイレリフォーム事例を写真や図面で公開しているかを確認。
施工範囲（便器交換だけか、床・壁も含むか）を確認し水回りリフォームの経験が豊富もチェックしましょう。
口コミ・評判で実際の利用者の声をチェックすると施工後のトラブル対応や満足度が分かります。
併せて見積もりの透明性も確認しましょう。
例）便器本体・工事費・内装費などの内訳が明示されているか等（追加費用が発生しやすい項目があれば事前に確認）
トイレの出入口に段差があり、バリアフリーにしたいと考えています。敷居を撤去する方法や、床仕上げの納まりで注意すべき点を教えてください。
ドア枠下部の敷居を撤去してへの字プレートを取り付ける事で段差解消ができます。
基本的には、プレートで廊下とトイレ内の段差に被せる形になりますが、段差が5㎝以上ある場合はプレートの傾斜が付きすぎるので逆に転倒リスクが高まります。
その際は、トイレ内床面の床上げ工事を検討してください。
リフォームの相談をしていると『この業者がおすすめです』と紹介されることがありますが、実際にどこを見て判断すればよいのか分かりません。施工実績や保証内容など、信頼できる業者かどうかを見極めるための基準を知りたいです。
施工実績・資格・保証・見積りの透明性を必ず確認することが重要です。特に「建設業許可」「施工事例の公開」「明確な保証制度」が揃っているかが大きな判断基準ではないでしょうか。見積もりは、必ず複数社で比較検討してみましょう。
瑕疵（かし）保険加入＋施工事例公開＋保証制度が整っている業者を選ぶと後々安心です。紹介された場合には、施工時の様子や施工後の物件をみせて貰うとより安心できます。
紹介されるという事は、双方にとって信頼に足る業者さんとは思いますが、直接の施工ではなく下請けさんが良かったり、またその反対に悪かったりするケースも在ります。その辺りもよく訊いて決めたらよいと考えます。
トイレリフォームの見積もりで『内装込み』と書かれていましたが、どこまで含まれるのか曖昧に感じます。一般的に含まれる工事（壁紙・床張り替えなど）と、含まれにくい項目（電気工事・棚造作など）を教えてください。
お見積りを業者様に依頼した際に、トイレ内装をどのように仕上るかをお打合せされているかと思います。
その打合せ内容が「内装一式」として記載されているはずです。
基本的には、内装工事と電気工事は分けて記載されることの方が多いです。
トイレの床材を選ぶ際に、水濡れや汚れが心配です。クッションフロア、フロアタイル、タイルのような代表的な床材を比較すると、耐水性や防滑性、掃除のしやすさはどう考えればよいでしょうか。
「耐水性・掃除のしやすさ」ではクッションフロアやフロアタイルが優秀ですが、「耐久性・高級感」ではタイルが勝ります。
防滑性は素材や表面仕上げによって差が出るため、滑りにくい加工の有無を確認することです。
水濡れ対策重視なら、クッションフロアやフロアタイルがよいです。掃除も簡単で、安価かつ施工しやすいです。
耐久性・高級感重視ならタイルを勧めます。ただし、長期的に美観を保てますが、冬場は冷たく感じやすいです。
防滑性は、タイルなら防滑加工品を選び、クッションフロアやフロアタイルなら凹凸やマットな質感の製品を選ぶと安心です。
掃除のしやすさなら、クッションフロアは一枚シートなので継ぎ目が少なく拭きやすいのでおすすめです。フロアタイルは部分交換が可能で、汚れや傷が目立つ部分だけ後々取り替えられる利点があります。
トイレが狭くて困っています。通路幅や便器前後のクリアランスなど、快適に使えるための最低限の寸法の目安を教えてください。
横幅は最低70c必要です。できれば80cm以上が快適です。狭いと動きづらくなり圧迫感を感じるため、80cmが推奨値になります。
奥行は最低110cm必要。便器の奥行（約70～80cm）に加えて便器前に40cm以上のクリアランスを確保するのが理想です。40cmだとやや窮屈と感じるため40㎝以上が望ましいです。
便器の左右は15cm以上（合計30cm）空けるのが目安です。
“内装込み”と書かれたトイレリフォームプランを検討しています。壁紙や床材の張り替えは含まれることが多いと聞きますが、照明や収納棚などは別料金になる場合があるそうです。一般的に“内装込み”に含まれる工事と、含まれにくい工事の違い、さらに標準的な価格帯の目安を教えてください。例えばの例や、貴社の例で大丈夫です。
【一般的に""内装込み""に含まれる工事内容】
・便器本体・タンクの交換（TOTOやLIXILなど主要メーカーの製品が多い）
・壁紙（クロス）の張り替え（防臭・抗菌・防カビ機能付きが標準的）
・床材の張り替え（クッションフロアやフロアタイルが多い）
・天井のクロスまたは仕上げ工事（必要に応じて）
・配管工事や便器設置に付随する工事
・紙巻器やタオル掛けなどの小物設備の交換（標準的）
これらはトイレ空間全体の雰囲気と機能性を一新するために基本セットとして含まれることが多いです。
【一般的に""内装込み""に含まれにくい工事】
・照明器具の交換やセンサー付き照明の設置
・収納棚の新規設置やオーダーメイド収納
・高機能トイレ（タンクレス、高性能ウォシュレット等）のオプショングレードに伴う追加工事
・特殊な壁材貼り替えや高級床材（タイル、無垢材等）
・大幅な間取り変更や手洗いカウンターの新設（システムトイレの場合が多い）
これらは追加費用となることや、別途プランが用意されていることが多いので注意してください。
【標準的な価格帯の目安】
・便器交換のみ：20万円～40万円程度
・便器交換＋壁紙・床材等の内装工事：35万円～60万円程度が一般的
・照明・収納の追加や高機能トイレ選定などで＋10万円以上になるケースもある
戸建てかマンションか、工事範囲や設備仕様で差が大きいので、見積もり時によく確認するのが重要です。
【具体例】
・「内装込み」基本プランにて、便器・壁紙・床の張り替えを含み約40万円前後。
・照明交換や収納棚追加は別途オプション扱いで、数万円～十万円規模。
事前調査と見積もり説明で工事範囲・価格を明確化し、追加工事は事前了解の上で実施してください。
和式トイレを洋式に替えたいと考えています。床のかさ上げや配管位置の変更など、必要になる工事の内容と、一般的にどのくらいの工期を見込めばよいか目安を教えてください。
1. 既存和式トイレの解体・撤去
2. 床のかさ上げ工事
3. 給排水配管の移設・工事
4. 電気工事
5. 下地工事および内装工事
6. 洋式トイレの設置
工期は、5日位の工期です。床のかさ上げ工事をせずに、既存の和式の便器に様式便器を載せる工法もありますが、トイレのタンクは既存のタンクを使うので、以前の和式トイレより用を足した後、水の流れは弱くなります。
トイレの壁紙と床を同時に張り替えたいと考えています。クッションフロア＋量産クロスの組み合わせで施工した場合の一般的な費用感と、仕上がりを左右する注意点（下地補修・継ぎ目処理など）を教えてください。
【一般的な費用感】
壁紙クロスとクッションフロアのセット施工で、トイレ1帖程度の広さなら3万円～5万円前後が目安です。
業者によりセット料金のプランがある場合は、壁紙・床材の材料費・施工費・諸経費込みで表示されていることが多く、比較しやすいです。
便器をはずして施工する場合は工期が長くなることがあり、その分費用が増える場合もあります。
【仕上がりを左右する注意点】
・下地補修
壁の下地が傷んでいたり凹凸がある場合は、施工前にパテ埋めや補修を行う必要があります。
下地不良は壁紙の浮き・剥がれの原因になるため、しっかり補修することが重要です。
・継ぎ目処理
クロスの継ぎ目は目立ちやすいため、継ぎ目の処理や柄合わせを丁寧に行うことで見た目が大きく変わります。
・床の施工方法
既存の床がクッションフロアであれば上張りも可能ですが、床の状態（傷みや段差）によっては既存床の撤去が必要で工事費が上がる場合もあります。
・隅・巾木・取り合い部分の仕上げ
トイレは狭く複雑な形状が多いので、巾木や壁との取り合い部分の施工を丁寧に行い、隙間が開かないよう慎重に貼ることが求められます。
トイレリフォームにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか。標準的な所要時間の目安と、解体や下地補修など延びやすい工程があれば教えてください。
・便座の交換のみ
約1～2時間
・便器本体の取り替え
2～4時間程度
・便器交換＋内装材張り替え
2日位
便器交換は通常設備屋さん、内装材はクロス屋さんなので同時にトイレでの作業はできません。クロスの張替えは、目地の処理もあるので、目地処理（パテ処理）が終わって乾燥後（24時間後）クロス張替えになりますので時間がかかります。
・和式から洋式への切り替え
約3～5日
配管の移設や床のかさ上げも含みます。
トイレリフォームをなるべく安く済ませたいですが、品質が下がるのは避けたいです。例えば壁紙のグレードは落としてもよいのか、便器や配管は妥協しない方がよいのかなど、削ってもよい部分と削らない方がよい部分を教えてください。
【削ってもよい部分】
・壁紙のグレード
トイレの壁紙は高級グレードからスタンダードな量産クロスまで幅があります。
防カビ・消臭機能付きのベーシックな壁紙で充分な清掃性と耐久性がありますし、費用も抑えられます。部分的にアクセントクロスを使う工夫も可能です。
・床材
クッションフロアやシンプルなフロアタイルなど、安価で耐水性が高い素材選びで問題ありません。
・照明や収納棚の追加
標準照明を使い、収納棚は必要最低限にするか既存のものを活用する。追加すると費用が増えやすいです。
・装飾やプラスアルファの機能
タンクレストイレの自動開閉など高機能は魅力的ですが、必須でなければ割愛することで費用を下げられます。
【妥協しない方がよい部分】
・便器・排水配管の品質
排水不良や詰まり、漏水は生活に大きな支障をきたすため、便器の性能や耐久性は妥協しない方が安心です。
配管の劣化や取り付け不良は将来的なトラブルにつながりやすいので、信頼できる設備と施工を選ぶべき。
・水回りの施工精度
防水処理や接続部分の密閉、排水勾配設計などは施工の技術や工事の質に大きく影響します。
安価な工事会社だと不具合や再工事のリスクがあるため注意です。
・機能性（節水・清掃のしやすさ）
節水便器や掃除がしやすい構造などは長期的に経済的・衛生的メリット。
基本性能に差が出やすい部分なので機能面は妥協せず選ぶ方が良いです。
【標準的な価格帯の目安】
便器交換＋壁紙・床内装工事込みで約35～60万円程度が一般的。
壁紙グレードを落とすと数万円程度の節約に。便器や配管を変更する場合は数十万円単位で価格変動が大きいです。
おしゃれなトイレにしたいのですが、掃除やメンテナンスも気になります。天板・壁・床などによく使われる素材（メラミン化粧板、タイル、クッションフロアなど）の中で、汚れに強く長持ちしやすいものはどれでしょうか。
クッションフロアは、一般的に多く使われており、防水性が高いです。継ぎ目が少ないためサッと拭け、おしゃれな柄が多いが、タイルよりは耐久性がやや劣り、経年で傷やへこみが付きやすいです。
タイルは、傷・汚れ・水・洗剤すべてにとても強いですが、冷たさや施工費がデメリットです。長期耐久性を最も重視するなら最有力候補です。
清掃・手入れ、高耐久性を重視するとメラミン化粧板、タイルを選ぶといいでしょう。
コストとデザインも両立させたいならばクッションフロアです。（定期的な張替えが前提となります）
トイレの壁紙を張り替えたいと考えています。防汚や抗菌などの機能性クロスを選ぶ際に重視すべき条件や、張り替え時に失敗を減らすための注意点を教えてください。
箇所予算10万で、機器付け外し、ＣＦとクロスは一番機能性の高い高級なものでおつりがくると思います。失敗ではありませんが部分補修貼替は高いのでお勧めしません。
タンクレストイレに興味があります。設置には電源や十分な水圧が必要と聞きました。さらに停電時の対応も気になります。導入前に確認しておくべき条件や注意点を教えてください。
2階以上のトイレや築年数が古い戸建て、高台の住宅は水圧不足になりやすいので、設置前に水圧測定をお勧めします。流動時の最低必要水圧は0.05MPa～0.07MPa程度（流量は10～17L/分）が一般的です。
タンクレストイレは電気が切れるとウォシュレット機能や自動洗浄などが使えなくなりますが、便器としての基本機能は水を流すことで使用可能です。
導入前の確認として、水圧が十分でも、古い配管のつまりによっては適切に動かないこともあり、築年数が古い住宅は配管の劣化も要確認です。井戸水利用やポンプ揚水の場合は、水圧不足の恐れがあり、メーカーによっては設置を推奨しない場合もあります。
トイレの壁紙と床を同時にリフォームする予定です。作業の段取りや、養生・搬入で注意すべきポイントがあれば教えてください。
トイレ外しの際壁配管ですと汚物が床に付着しやすいです。
注意点は搬入養生がしやすいように周囲をかたずけてスペースを確保協力することがいい工事になるかと思います。
トイレの全面リノベーションを検討中です。便器の種類や手洗い器の有無など、選定時のポイントを教えてください。
まずはご自身が気に入った商材がまず設置できるかどうか逆算して、空間設計をデザインすることをお勧めします。
見積業者の仕入れの強み（低価格で仕入れることができる等）が異なるので、結自分が気に入ったものを軸に考え、ご自身が納得できるかどうかが大事です。
その上でコストと意匠性のどちらを重視するのかによって、具体的な機器選定をすることをお勧めします。
見た目が気に入ったとしても、新たに給排水設備の設えが必要な場合もあり、コストにも差が出ることもあるので注意が必要です。
トイレの床をタイルにしようと考えています。高級感や耐久性に魅力を感じていますが、冷たさや滑りやすさが不安です。メリット・デメリットや滑り対策の考え方を教えてください。
巾木も含めてタイルにして、かつ床勾配を付けてすり鉢状にすることで別途排水を床に設けることで水流しでの洗浄ができるようになります。
外部公共施設では一般的ですが、家庭用ですと費用対効果が薄いです。床と配管、左官、タイルで100万以上かかると思います。
排水機能のない床でのタイルは、目地のカビ、水漏れ時の被害甚大などの為お勧めしません。
トイレを壁パネル仕上げにしたいと考えています。メラミンパネルや不燃パネルなど種類ごとの特徴や、壁紙から変更する場合にかかる一般的な費用感を教えてください。
【メラミンパネルの特徴】
メラミン樹脂を含浸させた化粧板で、不燃認定品も多くあります。
耐水性・耐熱性・耐傷性が高く、お手入れも簡単でトイレやキッチンの壁に適しています。
色柄の種類が豊富で、大判サイズもあるため継ぎ目が少なく美しい仕上がりにできます。
消臭・抗ウイルス・抗菌性能付きの商品もあり、衛生面が気になる場合に有効です。
価格は1枚あたり2〜3万円台が多く、リーズナブルでコストパフォーマンスは良いです。
【不燃パネルの特徴】
セラミック、不燃ケイカル板、ホーローなど複数種類あり、耐火性能に優れます。
ホーローは耐熱・耐久性が極めて高いが、価格はやや高めで重量もあります。
スタイリッシュで高級感を出せるが、コストはメラミンパネルより高い傾向があります。
【壁紙から壁パネルへの変更の費用感】
一般的にトイレ壁を壁紙からメラミン不燃パネルにする際の工事費込みの価格は、約10～20万円程度が多いです。
部分的に腰壁パネルで切り替える場合は価格を抑えやすく、全面パネル貼りの場合は工事費用が高くなる傾向があります。
パネルの種類や施工範囲、既存の壁面状態で価格は変動するので、現地調査と見積もりが必要です。
【まとめ】
メラミンパネルは耐久性・耐水性が高くコストパフォーマンスが良いため、トイレの壁パネル仕上げで最も多く使われています。
不燃パネル（ホーロー等）は高耐火性・高耐久で高級感があるが価格は高めです。
壁紙から壁パネルに替える工事費込みで約10～20万円が目安。部分施工で工事費削減も可能です。
衛生面やデザイン性を重視する場合は、消臭抗菌機能付きメラミンパネルも選択肢に入れると良いです。
信頼できる業者と相談し、使用目的や予算に応じて素材や施工範囲を検討することをおすすめします。
トイレリフォームを検討しています。トイレの選び方と費用相場を教えてください。
トイレ交換の費用相場（処分費込み、内装工事を含まない）は、各社様異なるかと思いますが、ウォシュレット付でおおよそ10万円（税別）からとなります。
選び方のポイント：
将来的なランニングコストを考慮した形であれば、タンクレスよりもタンク有りの方がお勧めです。
仮にウォシュレットが故障した際、タンクレスだと本体ごと交換ですが、タンク有りの場合は、仮にウォシュレット部分だけが故障した場合はウォシュレットだけを交換すれば良いため、修理コストが安く済むからです。
介護を想定してトイレをリフォームしたいです。車椅子利用も考え、通路幅や手すりの位置、扉の向きなど、レイアウトを決める際の基本的な考え方を教えてください。
【通路幅と空間の広さ】
通路幅は80cm以上あれば車椅子通過可能、介助者が横につく場合は90cm以上、方向転換が必要なら最低でも150cm前後のスペースが推奨されます。
トイレ全体の広さは2.5～4㎡程度の設計が目安で、介助度合いに応じて広さを確保しましょう。
【扉の向きと種類】
扉は車椅子利用を考えるなら引き戸がベストです。開き戸よりも開閉時のスペース不要で楽に出入りできます。
玄関や通路からトイレ内へのアプローチも、スムーズにできる配置にすることが大切です。
【手すりの位置と高さ】
手すりは便器の両側に設置するのが理想的で、立ち座りや車椅子からの乗り移りをサポートします。
位置は便器先端から20～30cm前方くらいに縦型手すり、便座の高さプラス20～30cm程度に横型手すりを設置しましょう。
高さは85cm前後が一般的です。
利用者の身体能力や介護の状況に応じ、可動式手すりなど柔軟な設置も検討してください。
【その他の工夫】
段差をなくしスロープを設置（勾配1/12以内）、床は滑りにくい素材を使用しましょう。
車椅子利用時のプライバシー確保のために仕切りやカーテン設置も検討してください。
移乗が困難な場合は便器の方向を横向きに配置し、左右どちらかに十分なスペースを確保すると動きやすくなります。
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