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カーポートってガレージ化できる?リフォーム時の注意点や費用相場を紹介

2022/12/12 2024/04/05
カーポートってガレージ化できる?リフォーム時の注意点や費用相場を紹介

カーポートを設置してはいるものの、壁で覆われていないなどの理由からガレージにリフォームしたいと考える方も少なくありません。しかし、カーポートをガレージ化する際は、撤去作業をおこなうことが基本となります。そこで今回は、カーポートをガレージ化する際のポイントや押さえておくべき注意点をご紹介。検討している方はぜひ参考にしてください。

カーポートとガレージの違いって?

カーポートとガレージは、どちらも車を置く場所であることに違いはありません。しかし、カーポートとガレージは構造に違いがあります。ここでは、カーポートとガレージの違いを確認しましょう。

カーポートの特徴

カーポートとは、屋根と柱だけで造られた車庫のことです。駐車スペースに屋根を設置するため、玄関先から濡れずに車に乗れるといったメリットがあります。また、屋根と柱を設置するだけなので、カーポートは狭い場所でも建てられるのが特徴です。

増設作業は面倒な手間がかからず材料費も少ないため、低コストで設置できます。カーポートには、壁が設置されていないので見通しが良いです。通行人や車の動きも把握しやすく、車の出入り時に事故を起こす危険性が低いといった特徴があります。

ガレージの特徴

ガレージとは、屋根や柱に加えて壁やシャッターが設置された車庫です。シャッターを閉めれば外から見えなくなるため、カーポートより密閉性の高いといった特徴があります。また、空間を自由に使えるので趣味スペースとして利用可能です。

外気から愛車を守れるので、天候に左右されず劣化を防げます。洗車後にガレージに停めておけば、車を汚す心配もありません。ただし、カーポートに比べて施工費が高くなることが多いです。

カーポートをガレージ化することは可能なの?

結論からいうと、カーポートをガレージ化することは可能です。ガレージにリフォームすることにより、密封性が高まったりプライベートな空間として使えたりします。ただし、ガレージ化は、比較的大掛かりな工事になるため費用がかかることが多いです。

DIYはできる?

カーポートのガレージ化は大掛かりな工事になることが多いので、多額の費用がかかることも少なくありません。ガレージ化のリフォーム費用を抑えるために、DIYを検討する方も多いでしょう。

ただし、カーポートのガレージ化は高いところの作業が多くなるので危険が伴います。また、自分でリフォームすると屋根や壁を取り付けても崩れてしまうおそれもあるのです。専門的な知識が必要になるので、基本的にDIYはおすすめしません。

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カーポートをガレージ化する際のポイントや注意点

カーポートのガレージ化は可能ですが、いくつか押さえておくべきポイントや注意点があります。そちらをふまえて車庫の施工を進めることで、トラブルが起こるリスクも回避することが可能です。リフォームする前にはぜひ、以下のポイントや注意点を確認しておきましょう。

固定資産税がかかる

ガレージは屋根や壁など壁面で覆われているため、建築物に該当します。建築物には固定資産税がかかるので、ガレージ化で税金を支払うことが必要になるのです。一方、カーポートは柱と屋根だけで作られた構造なので、建築物には該当しません。

固定資産税がかかることを知らずに、カーポートからガレージ化する方もいます。リフォーム後のトラブルに発展する可能性もあるため、どのくらいの固定資産税がかかるのか確認しておきましょう。

参考:https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/shitsumon/tozei/index_o.html

建築基準法を確認する

カーポートをガレージ化する場合、建築基準法を確認しておきましょう。建築基準法とは、建物を建築するときに最低限守らなければならない決まりを定めた法律のことです。建築基準法が定められたのは、安全で安心な生活を送るためです。

屋根や壁など壁面で覆われているガレージは、建築物に該当します。建築基準法で定められた彩光や建ぺい率などの条件を満たしていない場合は、カーポートをガレージ化することはできません。

建築確認申請の費用相場

建築物扱いになるガレージにリフォームする場合、建築確認申請をおこなうことが必要です。建築確認申請は、市区町村の建築指導課でおこなえます。なかには無断でガレージ化する方もいますが、通報で改善指導を受けることもあるので注意しましょう。

建築確認申請には、申請費用がかかります。建築確認申請にかかる費用は自治体で異なるものの、一般的には床面積の広さで決まるのが一般的です。たとえば30〜100平方メートル以内の床面積の場合、東京で申請をおこなうと9,400円の支払いが必要になります。

外観のデザインを統一する

ガレージは屋根や壁が新設されるので、外観のイメージが大きく変わります。住宅のデザインに合わせてガレージの外観を決めないと、全体に違和感が生まれることも多いです。

ガレージは、住宅の外壁との統一感があるデザインに仕上げましょう。住宅の外壁とガレージに統一感を持たせたいなら、素材の色や種類を揃えるのがおすすめです。

屋根の工事も必要に

カーポートには屋根が付いているので、ガレージ化するにあたって壁やシャッターを取り付けるだけだと考える方もいるでしょう。カーポートの屋根は簡易的なものであるため、劣化が見られる場合は新しく取り付ける必要があります。

屋根の取り付けには費用はかかりますが、劣化した状態で放置すると、雨漏りの原因になることも多いです。カーポートのガレージ化により、屋根の立て直しが必要になることを覚えておきましょう。

防水性能もチェックを

カーポートは、屋根部分だけの雨避けとして設計されています。ガレージの屋根にするには、防水性能としてはあまり高くありません。カーポートとガレージでは構造も異なるため、台風や雨風が強い場合は揺れでズレてしまうことがあります。そのまま放置すると雨漏りする可能性があるので、リフォームする際は防水性能を高めることが必要です。

駐車スペースの広さや位置をしっかり相談する

駐車スペースの設計はリフォームにおいて失敗事例が多く、施工後に車が出しにくいといった悩みを抱える方も少なくありません。

駐車スペースの広さや位置をリフォーム業者に相談して、車の出し入れがスムーズにおこなえる空間を確保しましょう。なお、ガレージ化において駐車スペースの設置に必要な広さは、次のとおりです。

車の大きさ1台分に必要な駐車スペース
軽自動車幅2m× 長さ3.6m
小型乗用車幅2.3m × 長さ5m
普通乗用車幅2.5m × 長さ6m

将来的に買い替え予定の車にも対応できるように

今保有する車のサイズに合わせて駐車スペースを設置してしまうと、買い換えたときに車が置けないといった問題が起こることもあります。将来的に車を買い替える可能性があるなら、その点も考慮して対応できる駐車スペースを確保しましょう。車の買い替えを考慮して施工すれば、再度立て直しをする必要がなく施工費用も抑えられます。

カーポートを撤去しガレージ化する費用相場

カーポートをガレージ化するにあたって、どのくらいの費用がかかるのか気になる方もいるでしょう。ここでは、カーポートを撤去してガレージ化する際の費用相場を紹介します。

ガレージ化にかかる費用相場

カーポートをガレージにする場合、既存カーポートを撤去する費用とガレージを組み立てる施工費がかかります。撤去費用は、2万〜4万円が相場です。カーポートを解体して支柱を切断すれば撤去作業が完了するので、1日程度で完了します。ガレージの施工費用は、100万円が相場です。ただし、デザインにこだわると高額になることがあります。

ゼヒトモでガレージ・カーポートの施工業者のプロを探す

カーポートをガレージ化することにより、空間の密閉性を高められたり使用用途の幅を広げられたりなど多くのメリットがあります。ただし、ガレージ化にはカーポートの撤去作業が必要になるため、リフォーム業者に依頼することが必要です。

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