リノベーション・リフォーム
2023/01/26 2025/05/12

「建売住宅の間取りが気に入らない」「自分好みの雰囲気にしたい」という方におすすめなのが、建売住宅のリフォーム・リノベーションです。注文住宅に比べて価格を抑えながら、理想の住まいを手に入れられるのが最大のメリットといえます。最近では、入居時期や予算などの条件から、新築の建売住宅をリフォームするケースも増加しています。

今回は、建売住宅のリフォーム・リノベーションの費用相場、メリット・デメリットをご紹介します。成功のコツも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

Point
  • 間取り変更や内装・設備の更新で、自分好みの空間にカスタマイズできる
  • 費用相場は、壁紙・床交換50~80万円、間取り変更60~250万円が目安
  • 大規模工事は保証対象外になる恐れがある
  • 保証内容を把握したうえでローンを一本化するなど支払い方法を検討

建売住宅をリフォーム・リノベーションするメリット

建売住宅をリフォーム・リノベーションするメリット

建売住宅のリフォーム・リノベーションには、下記のようなメリットがあります。

  • 建売物件の部屋やキッチンなどを自分の好みにできる
  • 注文住宅よりも費用を抑えられる
  • 他の家との差別化を図れる
  • 高品質の新築建売住宅に住める

それぞれ詳しく説明していきます。

建売物件の部屋やキッチンなどを自分の好みにできる

建売住宅の場合、なかなか自分好みの部屋に出会えることは少ないのが現状です。建売住宅をリフォーム・リノベーションすれば間取りや壁紙を自由に変えることができ、自分好みの空間に仕上げられます。

部屋だけでなくキッチンのリフォームも可能で、それぞれのライフスタイルに合わせた理想の形を実現できるでしょう。ちなみに、キッチンをオール電化にした場合の費用は、約100万円ほどといわれています。

注文住宅よりも費用を抑えられる

コストを抑えつつ自分好みの家を手に入れたいという際にも、建売住宅のリフォーム・リノベーションがおすすめです。 注文住宅の場合、自分の要望がしっかり反映される分、高い費用がかかってしまいます。

建売住宅はもともとの価格がリーズナブルなので、リフォーム費用を加えたとしても、注文住宅より安く抑えられるでしょう。

他の家との差別化を図れ

建売住宅の場合、並んで建てられた家が同じようなデザイン・設計の場合も多いです。オリジナリティがなく気に入らないと思っている方にも、リフォーム・リノベーションすることをおすすめします。

他の家との差別化を図れ、一味違う高級そうな雰囲気を出すことも可能ですよ。

高品質の新築建売住宅に住める

建売住宅はすでに建っている住宅のため、品質などを実際に見て確かめることが可能です。高品質の新築建売住宅をリフォーム・リノベーションすることで、さらに住みやすい住宅にできるでしょう。

少し手直しするだけでも、自分好みの新築で快適に暮らせますよ。

建売住宅をリフォーム・リノベーションするデメリット

建売住宅をリフォーム・リノベーションするデメリット

建売住宅のリフォーム・リノベーションにはメリットだけではありません。以下のようなデメリットが考えられるので、きちんとチェックしておきましょう。

  • 内容次第では注文住宅と同じくらいの費用になる
  • 構造次第だとリフォーム・リノベーションしにくい
  • 建物の保証から外れてしまう恐れがある
  • 増築までできない場合もある

それぞれ詳しく解説します。

内容次第では注文住宅と同じくらいの費用になる

たくさんの箇所をリフォーム・リノベーションしようとすると、その分費用も膨れ上がります。結果的に注文住宅と同じくらいの費用になるという事態にもなりかねません。

建売住宅をリフォーム・リノベーションする際には、予算内に収まるように設計するのがおすすめです。どの箇所に手を加えたいのか、事前に考えておくようにしましょう。

構造次第だとリフォーム・リノベーションしにくい

建売住宅の構造によって、リフォーム・リノベーションがしやすい、しにくいというのがあります。リフォームしやすいのは、木造軸組工法で建てられた住宅です。

2×4工法という施工もありますが、こちらは壁で建物を支える構造になるため、木造軸組工法に比べて間取りの変更がしにくくなります。

建物の保証から外れてしまう恐れがある

建売住宅をリノベーションするときには、建物の保証についても把握しておきましょう。間取りや設備の変更といった大がかりなリノベーションをした場合、建物の保証から外れてしまう可能性があります。

新築住宅の基礎構造部分の保証期間は、引き渡し後10年間。業者のアフターサービスがあったとしても、リノベーションをしてしまうと受けられない恐れがでてきます。

実施したいリノベーションが保証範囲に入っているかどうかは、あらかじめ確認しておくのがおすすめです。

増築までできない場合もある

建売住宅をリフォーム・リノベーションする際、増築を考えることがあるかもしれません。しかし、条件によっては増築ができない可能性もあるので要注意。

たとえば、建売住宅の容積率や建ぺい率がギリギリで建っている場合、それ以上の増築はできません。

増築まで視野に入れているのであれば、建売住宅を購入する前に施工会社に確認するようにしましょう。

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建売住宅をリフォーム・リノベーションする費用相場

売住宅をリフォーム・リノベーションする費用相場

建売住宅をリフォーム・リノベーションするにあたり、費用相場は事前に知っておきたいですよね。内容別の費用相場は以下のとおりです。

壁紙やフローリングの変更50万~80万円
キッチンをオール電化+洗面台交換80万~110万円
間取り変更60万~250万円

間取り変更は、どれくらいの規模かによって費用感に差が生まれます。リビングと横の部屋の壁を撤去して、ひとつづきの空間にするようなリフォームの場合、40万円〜60万円程度が一般的です。

建売住宅のリフォーム・リノベーションで成功するコツ

建売住宅のリフォーム・リノベーションで成功するコツ

建売住宅をリフォーム・リノベーションする際、失敗したくないと考えるのは当たり前。理想的なリフォームをするための成功ポイントは以下のとおりです。

  • 環境や立地の妥協はしない
  • 隣の土地との境界を把握しておく
  • モデルハウス物件を狙う
  • ホームインスペクションを活用する
  • 建物の保証内容や条件などを確認しておく
  • 支払いに関することも考えておく

ひとつひとつ説明します。

環境や立地の妥協はしない

決して安くはないお金がかかるリフォームやリノベーション。なかには、立地の不便な安い建売住宅を購入して予算を浮かそうと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、この方法はおすすめできません。

立地が悪い住宅は資産価値がなく、将来的にも安い値段でしか売れないという可能性があるからです。そもそも、公共交通機関がととのっていない不便な土地での暮らしはかなりのストレスになるでしょう。

住宅の環境や立地は妥協せず、いい場所を選ぶようにしてください。

隣の土地との境界を把握しておく

建売住宅の場合、敷地から設計するわけではないため、隣との境界線がはっきりわからないことがあります。 境界をあいまいにして工事してしまうと、トラブルに発展したり工事のやり直しが必要になったりする可能性も。

リフォーム・リノベーションをした際に隣の立地にかかることがないよう、事前に境界を把握しておきましょう。

モデルハウス物件を狙う

モデルハウス物件は、厳密には中古住宅扱いになります。何人ものお客さん出入りし使用感があるため、敬遠される方もいるのではないでしょうか。

しかし、通常の建売住宅よりもリーズナブルな値段で購入できるのも事実。さらに、モデルハウスの立地がよければ、かなりお買い得の物件といえるでしょう。

ホームインスペクションを活用する

建売住宅はすでに建ってしまっている物件のため、本当にきちんと建てられているか不安に感じるかもしれません。

そんなときには、ホームインスペクションという住宅診断を利用しましょう。建築士などの専門家が家を調査し、安全性やリノベーションできるかの確認を行ってくれます。

安心してリフォーム・リノベーションするためにも、契約前にホームインスペクションをお願いするのがおすすめです。

建物の保証内容や条件などを確認しておく

新築の物件には、住宅の基礎や設備に関する保証がついています。しかし、建売住宅をリフォーム・リノベーションをしたことで、この保証が使えなくなってしまう場合があるのです。

そのような事態を防ぐためにも、リフォームをする前に必ず保証の約款などを確認するようにしましょう。

どのような条件だと保証対象内なのか、どの部分が対象外になるのかを把握してからリフォーム計画を立てるようにしてください。

支払いに関することも考えておく

リフォーム・リノベーション費用によっては一括の支払いが難しく、ローンを組むこともあるかもしれません。建売住宅自体ローンを組んで購入される方が大半のため、住宅ローンが二重になる可能性もでてきます。

ローンが二重になると、もちろん負担も増大。建売住宅をリフォームする予定がある方は、購入後すぐにリフォームしローンをひとつにまとめましょう。

無理のない支払いができる予算を考え、その予算内に収まるようにリフォームするのが大切です。

ゼヒトモでおすすめ!リフォーム・リノベーションののプロ

建売住宅でも、間取り変更や内装・設備のアップグレードで住まいの印象をぐっと高められます。信頼できるプロに任せて、理想の住まいを手に入れましょう。

ここでは、建売住宅のフォームに対応するゼヒトモのプロをご紹介します。

株式会社ハウスランドサービス

株式会社ハウスランドサービス
写真:株式会社ハウスランドサービス

埼玉県草加市を拠点に、内装リフォーム、設備工事、原状回復工事を行う事業者です。賃貸マンションやオフィス、飲食店、一般住宅など、さまざまな建物の施工を手掛けています。

同社の代表は業界歴25年の経験を持ち、高い技術力と豊富なノウハウを活かしてワンストップで施工を行えるのが強みです。利用者からは、「複数業者に頼む手間が省けた」「判断が的確」といった声が寄せられ高い信頼を得ています。

<口コミ>
コンノさん(2023/11)
リフォーム・リノベーション・内装工事
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
今回ネイルサロンの内装をご依頼させていただきました。これまで依頼したどの内装業者さんよりも金額が安く、且つこちらの要望にも柔軟に親切にご対応いただき、これまでの経験や知識を活かした判断なども大変的確で安心してお任せできると思いました。ぜひまた依頼をさせていただきたいと思います。

施工事例

クロスの張替えで部屋を明るく!

アクセントクロスで洗練された空間に。老朽化した下地を補修した後、アクセントクロスを施しています。室内の雰囲気ががらりと変わり、スタイリッシュな空間に生まれ変わりました。

Before

Before

After

After

建物形態 マンション
施工場所 壁面クロス
施工期間 1日
施工費用 10万円
地域 埼玉県川口市

株式会社AstLinks
写真:株式会社AstLinks

東京都江戸川区を拠点に、店舗リフォーム・内装工事を手がける施工会社です。親子3代で培った経験やノウハウを生かし、店舗改装・スケルトン工事においては年間30件以上の実績を誇ります。

特筆すべきは、店舗デザインや水道工事、内装などの施工をワンストップで自社対応できる点です。美観と機能性を両立したデザイン提案に加え、保健所対策や防災申請までサポートしてくれます。

<口コミ>
崎山さん(2024/07)
店舗デザイン
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
飲食店の店舗改装の依頼をしました。 壁紙と床のみの張替え予定でしたが、何度も細かい部分の打ち合わせのために足を運んでいただく中で、バックヤードやトイレの改装もお安くやっていただけるということでしたのでそちらも追加でお願いしました。 最後までとても親身に対応してくださり、金額面も予算内で収まるよう様々な提案をしてくださいました。

ワイエスコーポレーション

ワイエスコーポレーション
写真:ワイエスコーポレーション

東京都練馬区に拠点を構え、内装工事を手がけている事業者です。壁紙・クロス張り替えやキッチン・トイレ・洗面化粧台リフォーム、設備工事など幅広いサービスを提供しています。

同社の特徴は、すべての施工を自社で手がけているところです。代表自らが、プランの提案から施工後のフォローまでワンストップで担当し、万が一、工事後に不備があった場合には無料で点検してくれます。夜間や休日の依頼も可能で、急なトラブルが発生したときでも安心です。

<口コミ>
牟田由美子さん(2024/11)
壁紙の張替え・補修
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
今回は、壁一面の壁紙の張り替えと小さい5.6個の穴もきれいに手際よく補修していただきました。その他にもサービスで30c㎡の壁紙張り替えもやっていただき、嬉しかったです。 本当に短時間でここまでできるのは、プロの技だなと思いました。

ゼヒトモで建売住宅のリフォーム・リノベーションのプロを探す

建売住宅のリフォーム・リノベーションのメリット・デメリット、費用相場、リフォームをする際の注意点・成功ポイントについて幅広く解説しました。建売住宅のリフォーム・リノベーションを考えている方は、事前に比較検討してから進めていくのがおすすめです。

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そんな方は、ゼヒトモからリノベーション業者のプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、簡単にあなたにぴったりなプロが見つかります。

建売住宅のリフォーム・リノベーションを検討している方は、ゼヒトモをお気軽にご利用ください。

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