リノベーション・リフォーム
2025/09/10

らしのマッチングサービス「ゼヒトモ」は、リフォームの繁忙期である9〜11月の施工状況や依頼動向に関するアンケート調査を実施しました。その結果、「施工待ち」や「施工期間の延長」が一定程度発生しているほか、水回り・屋根・外壁への依頼が集中する傾向が明らかになりました。

調査背景と目的

例年9〜11月はリフォームの繁忙期とされます。ゼヒトモでは、この時期にどのような施工待ちや依頼の傾向が見られるのかを明らかにするため、リフォーム事業者を対象にアンケート調査を実施しました。

「リフォーム繁忙期(9〜11月)の施工期間に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート
調査対象者:ゼヒトモに登録しているリフォーム事業者
有効回答:371
サンプル調査日:2025年8月27日(水)〜2025年9月3日(水)
質問内容:
【質問1】例年、9〜11月は「施工待ち」が発生しますか?
【質問2】例年、9〜11月は「施工期間」が長くなりますか?
【質問3】何月に最も依頼が集中しますか?
【質問4】9〜11月の施工待ちや工期が長くなる主な原因は何ですか?(複数回答可)
【質問5】9〜11月に依頼が多いリフォーム箇所はどれですか?(複数回答可)

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします
・引用元が「ゼヒトモ調べ」である旨の記載
・「ゼヒトモ」(https://www.zehitomo.com/)へのリンク設置

アンケート結果のまとめ

・例年9〜11月に「施工待ちが発生する」と回答した事業者は約6割
・施工期間は「普段と変わらない」が約7割で、大幅な工期延長は少数にとどまる
・依頼が集中する月は一様ではないが、10〜11月にやや集中する傾向
・依頼増加の背景は、年末需要・自然災害対応・補助金や助成金の締切など複数の要因
・依頼が多いリフォーム箇所トップは「水回り」で、次いで「屋根」「外壁」が上位に

今回の調査から、9〜11月はリフォーム業界にとって繁忙期であり、施工待ちや軽度の工期延長は一定程度発生しているものの、大幅な影響は限定的であることが分かりました。

依頼時期は分散していますが、10〜11月にやや集中する傾向が見られます。背景には年末需要や自然災害対応、補助金・助成金の締切といった複数の要因があると考えられます。

依頼箇所では「水回り」が突出して多く、生活の快適性を高めたいという声が目立ちました。さらに「屋根」「外壁」といった耐久性に関わる箇所も上位に挙がり、日常の利便性向上と防災・耐久性の確保、双方のニーズがリフォーム需要を後押ししていることが明らかになりました。

アンケート結果の詳細

【質問1】例年、9〜11月は「施工待ち」が発生しますか?

施工待ちが発生すると答えた事業者は約6割

「やや発生する」が約4割を占め、軽度な遅れは広く発生

例年9〜11月は施工待ちが発生すると答えた事業者が全体の約6割にのぼり、繁忙期特有の需要集中がわかる結果となりました。

内訳を見ると、「やや発生する(約38%)」が最多で、軽微な遅れが多い様子がうかがえます。一方で「発生する(18%)」「大きく発生する(3%)」といった長めの遅れは少数にとどまる形に。なお、「発生しない」との回答も約40%あり、地域や工事内容によって混雑度合いに差があることが分かりました。

【質問2】例年、9〜11月は「施工期間」が長くなりますか?

施工期間が長くなると答えた事業者は約3割

「普段と変わらない」が約7割と多数派だが、「やや長くなる」が2割超

施工期間が「普段と変わらない」との回答は約69%を占め、工期に大きな変化はないケースが多いことが分かりました。一方で「やや長くなる」が一定数存在し、繁忙期の影響で小幅な遅延は発生していると考えられます。「明確に長くなる」「大幅に長くなる」は少数で、大きな工期遅延は限定的です。

【質問3】何月に最も依頼が集中しますか?

依頼が特定の月に集中しないと答えた事業者が約6割

「特にない」が最多だが、10月・11月に集中する傾向も一定数

「特にない」が約59%と最多で、依頼時期は一様ではないことが分かりました。一方で、10月と11月には一定の集中傾向が見られ、秋から年末にかけて依頼が増える傾向もうかがえます。9月は全体の中では割合が低く、台風など季節要因の影響が遅れて需要に反映されている可能性があります。

【質問4】9〜11月の施工待ちや工期が長くなる主な原因は何ですか?

依頼増加の背景として最も多いのは「年末年始に備えた需要増」

半数以上が年末需要を理由に回答、次いで自然災害対応が約3割

依頼増加の理由で最も多かったのは「年末年始に備えた需要増」で、生活者の多くが新年に向けて住まいを整えたいと考えていることがうかがえます。次いで「台風・大雨などの自然災害対応」が多く、近年の自然災害がリフォーム需要に直結していることが示されています。「補助金・助成金の締切」も一定数あり、経済的インセンティブも依頼行動に影響を与えていることが分かりました。

【質問5】9〜11月に依頼が多いリフォーム箇所はどれですか?(複数回答可)

依頼が最も多いリフォーム箇所は「水回り」

「水回り」が約3割と突出して多く、次いで「屋根」「外壁」がそれぞれ約2割弱

依頼が最も多かったのは「水回り」で、生活の快適性や利便性を重視した需要が高いことが分かりました。次いで「屋根」「外壁」が拮抗しており、耐久性や防災意識の高まりを反映しています。「外構・エクステリア」「玄関まわり」も一定割合あり、見た目や利便性向上への関心も見て取れます。


さいごに

今回の調査から、9〜11月はリフォーム需要が高まり、施工待ちや軽度の工期延長が一定程度発生する一方で、極端な混乱は限定的であることが明らかになりました。需要の背景には、年末を見据えた住環境の見直しや自然災害への備えが大きく影響しており、さらに補助金・助成金といった制度的要因も需要を押し上げています。
依頼の多い箇所は「水回り」を中心に、屋根や外壁など住宅の耐久性に関わる部分が上位を占めており、日常の快適性と住まいの安全性、両方のニーズが並行して存在していることが浮き彫りとなりました。

こうした状況を踏まえると、事業者には繁忙期を見据えた施工体制の整備が求められ、生活者にとっては希望する時期に工事を行うために早めの相談や依頼が重要であるといえます。

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