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倉庫リノベーションとは?メリットや用途について解説!

2022/08/15 2022/09/21
倉庫リノベーションとは?メリットや用途について解説!

倉庫を住宅やオフィス・店舗用に改修するリノベーションをご存じでしょうか。倉庫の良さを利用したリノベーションは、ほかにはないオシャレ且つ機能的な空間を作り出すことができます。

この記事では、倉庫リノベーションについて、メリット・デメリットや費用相場、用途をご紹介!リノベーションを検討している方はぜひ参考にしてください。

倉庫リノベーションとは?

リノベーション予定の倉庫

倉庫リノベーションとは、一般的に古くなって使われなくなった倉庫を住宅やオフィス・店舗用などに改修することを指します。

もちろん倉庫としての利便性を上げるために改修するケースもあります。倉庫ならではの開放感や独特の雰囲気を活かして用途変更するリノベーションが増えています。

もともと物を保管するために作られたスペースを別の用途に改変するため、配管工事や断熱リフォームなどが必要になることもあります。倉庫リノベーションを行う際はメリット・デメリットをしっかりと確認し、費用相場や必要な工事などを事前に詳しく調べることが重要です。

倉庫リノベーションのメリット

年季の入った倉庫 リノベーション予定の倉庫

倉庫リノベーションには、以下のようなメリットがあります。 ユニークなリノベーションができる 間取りを自由に決められる 比較的費用が安い 倉庫リノベーションには、通常の物件のリノベーションにはないメリットが複数あり、独自性のある空間作りが可能です。以下では、倉庫リノベーションのメリットについて詳しく解説します。

ユニークなリノベーションができる

倉庫は、天井が高く柱が少ない設計となっており、空間が広くて開放感があるものが多いです。年季の入った倉庫なら、汚れや傷などを活かした独特なリノベーションができます。

通常の住宅にはない倉庫ならではのユニークさを活かし、味のあるリノベーションができるため、古民家風のカフェやモダンな居住空間など、独自性のある空間作りが可能です。

間取りを自由に決められる

倉庫は空間を仕切る壁や間仕切りなどがないため、部屋の広さや数など、間取りを自由に決めやすいというメリットがあります。

また、一般的な住居に比べて天井が高く柱が少ない場合が多く、広々とした空間を活かして自在にレイアウトを決めることが可能です。 間取りの融通が利くため、オリジナリティのある空間にリノベーションすることができます。

比較的費用が安い

倉庫は、同じ広さの通常の物件やテナントよりも安く購入できることが多いです。また、壁や間仕切りが少ないため解体費用を抑える事ができ、張り替える床や壁が限定されているのでリノベーションにかかる手間も少なく済みます。

そのため、購入費用・リノベーション費用の両方を安く済ませられる場合も多くあります。 もちろんリノベーション内容によって費用は異なりますが、比較的費用が安いのは大きなメリットです。

倉庫リノベーションのデメリット

年季の入った倉庫 

倉庫リノベーションには、以下のようなデメリットがあります。 インフラ整備を行う必要もある 窓が少ない 工業専用地域内の可能性もある 倉庫は、もともと人が暮らす用に作られているわけではないため、リノベーションできない場合もあります。倉庫リノベーションを検討する際は、デメリットを理解することが重要です。

インフラ整備を行う必要もある

倉庫は人が生活することを前提に設計されているわけではないため、オフィスや店舗用などにリノベーションする場合は、電気・ガス・水道や断熱・防音対策、インターネット環境の整備など、インフラ整備も同時に行う必要があります。

本来の用途である作業場として使用されていた倉庫にはコンセントが付いている場合もありますが、あくまで最低限の数しかないケースも少なくありません。人が快適に過ごすためには不十分であり、増設する必要があることがほとんどです。

インフラ整備にはある程度の費用がかかるため、倉庫自体の購入費用は安くてもトータルで見るとそこまで安くならないというケースもあります。

窓が少ない

倉庫は物を保管するという性質上、日当たりを防ぐため窓が少なかったり、ついていなかったりする場合が多いです。居住用にリノベーションする場合は、日当たりを考えて窓やベランダを設置する必要があります。

また、間口が狭く居住用の物件と比べて、人が出入りしにくい設計となっていることも多いです。特に店舗用に改修する場合は、間口を広げて出入りしやすい設計にする必要があります。

工業専用地域内の可能性もある

リノベーションしたい倉庫が工業専用地域にある場合、倉庫を居住用や飲食店・店舗用に改修することはできません。購入後に工業専用地域にあるためリノベーションできない、と判明した場合は、購入費用が無駄になってしまいますので注意が必要です。

そのため、購入前には倉庫自体だけでなく、倉庫があるエリアとリノベーション可否を確認しましょう。 また、リノベーション自体はできても建材にアスベストが使用されている場合があります。当時は、優れた耐久性と耐火性を持つ建材として活用されていました。

しかし、アスベストは健康被害をもたらすため、2006年から使用が禁止されている危険な物質です。2006年以前に作られた倉庫には、アスベストが使用されている可能性があります。 アスベスト除去には高額の費用がかかるため、結果としてリノベーション費用が高くつくこともあります。

倉庫リノベーションの費用相場

倉庫のリノベーション業者が倉庫の状態を確認している

倉庫リノベーションの費用相場は、用途や倉庫のインフラ設備の有無によって変わります。

打ちっぱなしのコンクリートをそのまま活かしたり、剥き出しの配管ダクトを隠さないデザインにしたりなど、倉庫ならではの内装を活かしたデザインにする場合、費用を安く抑えることができます。

  • インフラが整備されていない倉庫を居住用に:1,000万円以上
  • 電気・ガス・水道など一部インフラが整備されている倉庫を居住用に:1,000万円前後
  • インフラが全て揃っている倉庫を居住用に:500万円前後
  • 大規模な設備を導入して飲食店用に:1,000〜2,000万円

倉庫リノベーションの用途

倉庫と照明器具

ここでは、倉庫をリノベーションしてどのように使用されているのか、具体的にご紹介します。

ガレージハウス

車庫と住宅が一体となった住宅のことをガレージハウスと呼び、1階部分がガレージと玄関等、2階以上が居住空間となっていることが多いです。

ガレージハウスは、家の中に車庫があるような設計のため、車を雨風から防ぐことができたり、防犯性に優れているなどのメリットがあります。 倉庫の天井の高さや広さを利用し、ガレージハウスにリノベーションすることも可能です。

広々したスペースには車を複数台停めることができ、倉庫ならではの独特の雰囲気を活かして2階におしゃれな居住空間を作ることもできます。 居住スペースから車が見えるようなデザインにすれば、愛車を楽しみながら生活できるため、車好きの方に非常におすすめです。

オフィス

倉庫の広々した空間を活用し、オフィスとしてリノベーションすることもできます。天井の高さを利用して2階建てにし、1階を駐車場やミーティングスペース、2階をワークスペースとして活用することも可能です。

また、一般のテナントを借りるよりも安く費用を抑えられる場合が多いため、郊外に広々したオフィスを比較的低価格で構えたい企業に向いています。おしゃれで独特なオフィス作りで、他社と差別化することも可能です。

店舗

倉庫を改修し、レストランやカフェなど店舗として活用しているお店も多いです。間取りの融通が利くため豊富な収納スペースを確保しやすく、さらに天井の高さを利用することで面積が狭くても開放感のあるデザインに仕上げることができます。

また、剥き出しの配管ダクトや打ちっぱなしのコンクリート壁など、倉庫ならではの独自のデザインを活かすことで、無機質でおしゃれなインテリアが実現可能です。 飲食店だけでなく、アパレルショップやスタジオ・ダンススクールのように、デザイン性が重視される店舗作りにも適しています。

ゼヒトモでリノベーションのプロを探す

倉庫をリノベーションして有効活用するためには、適切なリノベーション業者を見極め、信頼できるプロに頼ることがおすすめです。

  • リノベーションについて相談したい
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