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  6. 10万円~30万円の予算でできるお風呂リフォームの内容と費用を安く抑えるコツを解説
2022/10/12 2024/07/25

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お風呂を10万円の予算でリフォームする時は、浴室に手すりを設置をする事や、据え置きの浴槽の交換などが行えます。また、20万円、30万円と費用が高くなっていくと浴室全体を塗装したり、ユニットバス風にリフォームしたりといった工事も可能です。本記事では、予算に応じたリフォーム内容と費用相場について解説します。

この記事を監修したプロ
足立 泰之 さん

エンジョカイ

総合リフォーム業として20年以上、1600件以上の施工実績があり、駿東郡清水町と沼津市香貫を拠点に静岡東部全般で活動している。戸建て、集合住宅を主に取り扱っており、外壁、屋根、水回り、内装、外構、防水施工、太陽光パネル、廃棄、解体工事などのように住宅に関わることは、一環施工が可能である。リピート率も高く、最近では施工件数を少な目に、丁寧な仕事を心がけ、職人も成熟した信頼できる人材だけに固執して活動している。

予算10万円でできるお風呂リフォームの施工事例

浴室

10万円の予算でお風呂のリフォームをする場合、浴室のドアの交換や浴槽塗装など、気になる1〜2箇所を部分的に改修するのが一般的です。

【予算10万円でできるリフォーム一覧】

リフォームの内容費用相場
換気扇、照明の交換約2.5万円~5万円約16,500円~(ダウンライトの交換)約8,800円~(シーリングライトの交換)
浴槽の塗装約8万円~15万円
壁全面の塗装約9万円~15万円
床シート貼り約7万円~9万円
床タイル上貼り約7万円~12万円
据え置きの浴槽の交換約10万円~15万円
手すりの設置約1.5万円~3万円
ドアの交換(カバー工法)開き戸:約5万円
折れ戸:約6万円~7万円
引き戸:約10万円
内窓・二重サッシの取り付け約8万円
目隠し用格子の設置約7万円
窓ガラスの交換約5万円~8万円

換気扇や照明の交換

換気扇の交換費用約2.5万円〜7万円
ダウンライトの交換費用約16,500円〜
シーリングライトの交換費用約8,800円~

浴室の換気扇を既存のものと同じ種類・サイズに交換する場合、工事費と本体価格をあわせて約2.5万円〜5万円かかります。内訳は工事費が約1.5万円〜2万円、本体価格が約1万円〜3万円です。

最近の主流である浴室暖房乾燥機を設置する場合は、本体価格が約3万円〜15万円となる事に注意しましょう。浴室の換気扇の交換には、約15分〜30分かかります。

また、換気扇のモーターやタイマースイッチ、パイプファインなど部分的な故障が原因のケースなら修理も可能で、費用相場は約1万円〜3万円です。

浴室の照明にはダウンライトやシーリングライトなどが用いられます。

浴室照明の交換作業は、電気工事士の資格を持っていないと作業ができません。ダウンライトの交換の費用相場は、約16,500円〜です。なお、シーリングライトの交換費用相場は約8,800円~と見ておきましょう。

浴槽の塗装

【浴槽の塗装にかかる費用相場:約8万円〜15万円

浴槽の塗装も、予算10万円でできるお風呂のリフォームの1つです。浴槽の材質にはFRP(ガラス繊維強化プラスチック)やホーロー、人造大理石、ステンレスなどがあります。

いずれも基本的には、ひび割れや穴ができたとしても塗装で補修する事が可能です. できれば浴室塗装ができる業者に依頼しましょう。

また、浴槽の塗装は「コーティング」とも呼ばれます。コーティングには「再生コーティング」「保護コーティング」の2種類があるので、それぞれが持つ効果を知っておきましょう。

再生コーティング

再生コーティングは、経年劣化で傷付いたり汚れたりしている浴槽に施す事によって、新品のように綺麗な状態にする方法です。主に色がついているアクリルウレタン樹脂系の塗料を使用します。

浴槽を取り替えるよりも費用をかけずに劣化をカバーできるだけでなく、色を変える事で浴室の雰囲気を変えられるのがメリットです。

保護コーティング

保護コーティングは、新しい浴槽に施す事によって水垢やカビ、傷などから守る方法です。透明なフッ素系樹脂塗料やシリコン系塗料、コストがかかりますが高い効果が期待できるガラス系塗料などを使用します。

汚れが落ちやすくなったり、水垢やカビが付着しにくくなったりするというメリットがありますが、定期的に塗り直さないと効果が切れてしまうのがデメリットです。

ただし、耐久年数はあまり期待できません。フッ素系、シリコン系で3か月~2年、ガラス系で3年ぐらいです。車のボディコーティングと同様程度とお考え下さい。

壁全面の塗装

【壁全面の塗装にかかる費用相場:約9万円~15万円

浴室の壁を全体的に塗り、補修する場合の相場は約9万円〜15万円です。前述した浴槽塗装と壁全面塗装の両方を行うと、通常10万円以内におさめる事は困難と言えます。浴槽のみ、あるいは壁のみというように、優先順位が高い方を部分的に施工を依頼するとよいでしょう。

浴室塗装は知識と経験が求められるため、すべての工事業者が対応できるわけではありません。そのため、業者選びに時間がかかる事も多くなります。

床シート貼り

【床シート貼りにかかる費用相場:約7万円〜12万円

予算10万円以内で、浴室の床に床シートを貼る施工を依頼する事もできます。床シートは防水性とクッション性に優れている点が特徴です。

床シートを貼るリフォームは、既存のタイルなどの汚れを落とし、下地処理剤を塗って行います。DIYでも対応できるものの、自分で床シートや道具を揃えるだけで最低でも2万円は掛かってしまうため、クオリティーの高さの面も加味すると専門業者へ依頼する方がよいでしょう。

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>>お風呂の床をリフォームする費用は?床材ごとの特徴も解説

>>お風呂の床だけリフォームできる!業者に依頼する時の費用相場をご紹介

床タイル上貼り

【床タイル上貼りにかかる費用相場:約7万円〜12万円

浴室のフロアタイルを上貼りするリフォームも、10万円程度の予算で行えます。既存のタイルを剥がして新しいものを貼る方法もありますが、費用や期間がかかるため、上貼りするやり方が手軽です。

DIYでもタイルの上貼りはできますが、タイルが二重に貼り付けられるため、床の厚みが増し入口の段差が少なくなる事により、脱衣所に水が流れ込むというトラブルが想定されます。失敗のリスクが高い施工なので、業者依頼を検討してください。

据え置きの浴槽の交換

【据え置きの浴槽の交換にかかる費用相場:約10万円~15万円

浴室の床上に置かれている据え置きタイプの浴槽であれば、交換する場合の費用相場は約10万円~15万円です。据え置きタイプの浴槽は床を解体せずに新品と交換するだけなので、費用は比較的かかりません。

ユニットバスタイプの浴槽でも、浴槽の形が廃盤になっていなければ、基本的に浴槽のみの交換ができます。ユニットバスの浴槽の交換にかかる費用は約15万円〜16万円と見ておきましょう。

手すりの設置

【手すりの設置にかかる費用相場:約1.5万円~3万円

手すりの設置は低コストで行えるお風呂リフォームのひとつです。浴室のバリアフリー化を考えている人は、手すりを設置して高齢者の転倒防止に役立てるとよいでしょう。

また、詳細は後述しますが、バリアフリー化を目的としたお風呂リフォームの場合、介護保険が適用される場合があります。リフォームの際には条件を満たしているか確かめておきましょう。

ドアの交換

【カバー工法で施工した費用相場】

  • 開き戸:約5万円
  • 折れ戸:約6万円~7万円
  • 引き戸:約10万円

浴室のドアは、主に「カバー工法」と呼ばれる施工方法によって交換します。

カバー工法とは、既存のドア枠をそのまま使い、上に新しいドア枠を被せるようにして設置する方法です。ただし、この方法は、比較的安く済みますが、下地のカビや汚れが残っていた場合、中で繁殖し腐敗の原因にもなります。可能であればドア枠ごと交換するほうがよいでしょう。

●開き戸

簡単に開閉できるが、ドアを開閉するためのスペースが必要なので狭い場所には取り付けられない

●折れ戸

開閉スペースをあまり必要としないが、故障のリスクが比較的高い

●引き戸

狭い場所にも取り付けられるが、汚れやすいので掃除を頻繁にしなければならない

内窓・二重サッシの取り付け

【内窓・二重サッシの取り付けにかかる費用相場:約8万円

内窓を設置すると、浴室内の温度をにげにくくできるため入浴中に寒さを感じにくくなります。そのため、ヒートショック予防としての役割も持っていると言えるでしょう。

また、防音効果により屋外からの音をシャットダウンしつつ、浴室内で立てる音を外に漏らさないという機能も持っています。

目隠し用格子の設置

【目隠し用格子の設置にかかる費用相場:約7万円

浴室の窓に目隠し用の格子を設置すると、屋外からの視線と侵入を防げるという、防犯面でのメリットがあります。窓の外側に取り付ける格子にはさまざまなラインナップがあり、価格帯も幅広いです。

また、より防犯性を高めたい場合は目隠しフェンスを設置するのもよいでしょう。目隠しフェンスは浴室の窓を丸ごと隠せるため、屋外からの視線を完全にシャットアウトできます。

さらには、「目隠し」「採光」「通風(換気)」「日よけ(遮熱)」を羽の角度を調整することで変えられる、多機能ルーバーもおすすめです。

窓ガラスの交換

【窓ガラスの交換にかかる費用相場:約5万円~8万円

浴室の寒さを軽減するためには、窓ガラスの交換がおすすめです。室内の暖気を逃がさない複層ガラスのように、熱を伝えにくいガラスに交換すれば断熱性が得られます。

複層ガラスの中には、冬には日差しの暖かさを取り込みつつ、夏には太陽光の侵入を防ぐ高機能タイプもあるため、もし夏場の浴室が暑すぎるという人は複層ガラスの種類にもこだわるとよいでしょう。

予算20万円でできるお風呂リフォーム

浴室

予算が20万円あれば、一部だけではなく浴室の全面的な塗装、シート貼り、目隠しの設置、床のかさ上げなどが可能です。床のかさ上げに関しては給付金対称になる場合があります。

リフォームの内容費用の相場
浴室全体の塗装約18万円~24万円
壁と床のタイルの貼り替え約20万円~27万円
浴室全体のシート貼り約17万円~24万円
壁全面のパネルの貼り替え約18万円~27万円
給湯器の交換約10万円~25万円
浴室暖房乾燥機の設置約15万円~27万円

浴室全体の塗装

【浴室全体の塗装にかかる費用相場:約18万円~24万円

古くなった浴室全体に塗装をすると、比較的安い費用で壁や床の見た目を新品のようにできます。薄れてしまった塗装を綺麗な状態にしたい人におすすめのリフォームです。

浴槽や壁、床などについた汚れや塗装の剝がれを隠す効果だけでなく、好みの色やデザインに変えて浴室の雰囲気を一新する事もできます。

壁と床のタイルの貼り替え

【壁と床のタイルの貼り替えにかかる費用相場:約20万円~27万円】

タイルが浮いている場合は、剥がれてしまう前に貼り替えるべきです。また、タイルの劣化が目立つ時もなるべく早く貼り替えによるリフォームを検討すべきでしょう。

劣化が進むと補修だけでは間に合わず、浴室全体に水が浸入してしまう可能性もあります。下地の劣化が進む前に貼り替えるようにしてください。なお、掃除しやすく水を吸い取りにくいタイルを選ぶとリフォーム後のお手入れが楽になります。

浴室の広さにもよりますが、予算が20万円あればタイルの貼り替えを全面的に行っても問題ないと考えられるため、業者に見積もりをお願いしましょう。

浴室全体のシート貼り

【浴室全体のシート貼りにかかる費用相場:約17万円~24万円

シートを貼るだけの工法なら、壁や床、天井など浴室を丸ごとリフォームできます。

浴室に使えるシートにはさまざまなものがあり、水滴が乾きやすい性質を持つものや、クッション性があり滑りにくく柔らかい感覚のものなど、重視したい機能によって幅広い選択肢から選べるのがメリットです。

汚れが落ちやすいものを選べば綺麗な状態を保てますし、断熱性に優れているものであれば冬場のヒートショック防止にも繋がります。

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壁全面のパネルの貼り替え

【壁全面のパネルの貼り替えにかかる費用相場:約18万円~27万円

壁をパネル貼りにするとユニットバスのようにイメージチェンジできます。ユニットバスを入れ替えてリフォームするよりもコストがかからないのがメリットのひとつです。

また、パネルには防水や防カビなどの加工が施されているため、浴室全体の機能性も高くなります。壁面の汚れが気になる人にはパネル貼りが向いているでしょう。

パネルによっては保温力に優れているものもあるので、浴室の暖気を保つ効果も期待できます。

給湯器の交換

【給湯器の交換にかかる費用相場:約10万円~30万円

灯油からガス、ガスからガスなど、スタンダード機能の給湯器の交換ができます。

追い炊き機能がなく、省エネ性能もない通常の給湯専用タイプの給湯器は、約10万円~15万円で交換できます。

オートの追い炊き機能が付いており、省エネ性能が高いものは約17万円~25万円かかり、フルオートの追い炊き機能に加えて高い省エネ性能を持つものは約19万円~30万円かかるケースがほとんどです。

オートタイプの給湯器にはお湯張りや追い焚き、保温などを自動で行う機能がついています。フルオートタイプはそれに加えて足し湯や配管の洗浄、自動沸き上げなどを自動で行う機能がついており、エコジョーズであれば省エネ性能も申し分ありません。

浴室暖房乾燥機の設置

暖房、衣類乾燥、換気、涼風機能がついた製品の設置

【浴室暖房乾燥機の設置にかかる費用相場:約15万円~27万円

浴室暖房乾燥機は、天井裏に一定の空間があれば「天井埋め込み型(ビルトイン)」という設置方法によって取り付けられます。天井埋め込み型は販売されている商品のラインナップが豊富です。

既存の換気扇を取り外した箇所に取り付ける、「天井付型」という設置方法もあります。状況によっては換気扇を取り外さずに、上から被せて設置する事も可能です。

壁に浴室暖房乾燥機を取り付ける「壁掛け型」という設置方法もあります。壁がタイル貼りの浴室や、天井裏に空間がない住宅、換気扇がついていない浴室などにも設置できる汎用性が高いタイプです。

さらに、暖房だけではなく衣類乾燥、換気、涼風機能がついた製品の設置も可能なので、ぜひ検討してみてください。

予算30万円でできるお風呂リフォーム

浴室

予算が30万円あれば、浴槽の交換や塗装と、浴室全体のシート貼りなどを行えます。

リフォームの内容費用の相場
埋め込み型浴槽への交換約30万円~37万円
浴室の塗装+シートとパネルの貼り替え約25万円~42万円

埋め込み型浴槽への交換

【埋め込み型浴槽への交換にかかる費用相場:約30万円~37万円

在来工法による浴槽を埋め込み型の浴槽に交換するお風呂のリフォームは、約30万円~37万円で行えます。埋め込み型の浴槽とは、床に浴槽が3分の1埋め込まれているタイプです。お湯が直接排水される仕組みで、新築に近しい住宅で多く取り入れられています。

浴槽を据え置き型から交換すると、浴室全体の壁や床を取り壊したり、タイルの貼り直しが必要となるため、かかる費用は高額です。

浴室の塗装+シートとパネルの貼り替え

【浴室の塗装+シートとパネルの貼り替えにかかる費用相場:約25万円~42万円】

浴室全体の塗装に加えて、床や天井、壁のシート貼りもセットで施工できます。塗装後にシートを貼ると浴室の冷え対策や防カビ対策になり、効果は約10年~20年続くので、頻繁に貼り直す必要はありません。日頃の掃除の手間を減らしたい人や、ヒートショック対策をしたい人におすすめです。

また、多少値は張りますが浴室をパネル貼りにするというリフォーム方法もあります。手軽にユニット工法で作られたユニットバス風に一新できるため、人気があるお風呂のリフォームです。パネルには防水加工が施されており、タイルのような継ぎ目がないため掃除がしやすく保温性に優れているという特長を持っています。

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戸建てとマンションのリフォームの違い

家

戸建て住宅とマンションでは、お風呂リフォームにかかる費用と施工方法、製品仕様が異なります。

ユニットバス同士の交換の場合、戸建て住宅は約80万円~100万円の費用がかかりますが、マンションでは約100万円~120万円かかると考えておきましょう。

費用が異なる理由としては、養生費や搬出入費、防水パンの工事費などが挙げられます。

マンションの場合はエレベーターやエントランスなどに養生しなければならないため、養生費が高額になりがちです。また、マンションでは防水対策のために防水パンと呼ばれる水受け装置を設置しなければなりません。

これに対して、戸建て住宅で在来工法の浴室からユニットバスへ交換する場合にはマンションよりも高額な費用がかかります。

マンションとは違い、ユニットバスを安定させるために土台にコンクリートを打ち込んだり、腐食している土台を修繕したりする費用が必要だからです。

また、浴槽の大きさや、高さがイレギュラーな場合、マンションタイプ、戸建てタイプ共に、それぞれにはない浴槽サイズ、高さのものがあり、浴室スペースの広さに合わせて選べる場合があるので、マンション、戸建てタイプにこだわらず、業者に尋ねてみましょう

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補助金制度と助成金を活用する

お金

お風呂リフォームには、目的によって適用される補助金制度と助成金があります。リフォームの目的や方法を定かにしておくと、適用される可能性があるため条件を確認しておきましょう。

注意:時期や地域によって条件が異なる場合がありますので、必ず直前に確認してください。

  • 介護保険
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 子育てエコホーム支援事業

介護保険

バリアフリー化を目的としたリフォームであれば、介護保険が適用される可能性があります。

対象者・ 介護保険の被験者である
・「要支援者1または2」もしくは「要介護1~5」と認定されている
・住宅が被保険者の住所と一致している
・利用者が福祉施設や病院に入っていない
対象リフォーム・手すりの取り付け
・段差の解消
・ 滑り止めのための浴室の床材変更
・ 引き戸のように使いやすい扉への付け替え
・以上の工事に付随する改修工事
補助金額 所得に応じて7~9割の補助金(上限を18万円とする)
申請方法 1. 介護認定を受ける
2. ケアマネージャーにリフォームについて相談する
3. 工事業者を選定し、計画を立てる
4. 見積もりと契約書を作成する
5. 工事開始前に自治体に必要書類を提出する
6. 工事完了後に業者に支払いを行う
7. 自治体に工事後に必要な書類を提出する

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長期優良住宅化リフォーム推進事業

国土交通省が行っている事業による助成金制度です。耐震性の向上や省エネ対策などを目的としたリフォームが対象となります。

対象住宅・戸建て住宅の場合は55 ㎡以上
・ 共同住宅(マンションなど)の場合は40㎡以上
対象リフォーム・ユニットバスへの交換
・高断熱浴槽の設置
・内窓や手すりの設置
・エコキュートのような高効率給湯器への交換
補助金額対象工事費用の1/3(上限を160万円とする)

※ただし、「三世代同居対応改修工事を実施する場合」「若者・子育て世帯が工事を実施する場合」「既存住宅購入者が工事を実施する場合」は上限額が210万円に引き上げられる)
申請方法 リフォーム工事を行う業者が手続きを進める

子育てエコホーム支援事業

「子育てエコホーム支援事業」は「こどもエコすまい支援事業」の後継事業です。

こどもエコすまい支援事業は2023年に上限額に達したため、現在は交付申請および交付申請の予約受付を終了しています。長期優良住宅やZEH住宅、及びそれを上回るZEHレベルを満たす住宅のみが対象となっており、最大100万円の補助金額が提供されていました。

これに対して、後継となる子育てエコホーム支援事業ではリフォームをする全ての世帯が対象となり、最大20万円の補助金が交付されます。

対象者・ホーム支援事業者と工事請負契約を結び、リフォーム工事をする全ての世帯
・リフォームをする住宅の所有者
対象リフォーム以下の1~3のいずれかに当てはまる工事は必須です。
1. 高効率給湯器への交換、高断熱浴槽への交換のようなエコ住宅設備の設置
2. 開口部の断熱改修
3. 天井や床などの断熱改修

以下の1~6のいずれかに当てはまる工事は任意で行うもので、必須工事の費用に合算されます。
1. 子育て対応改修
2. 防災性向上改修
3. バリアフリー改修
4. 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
5. リフォーム瑕疵担保などへの加入
補助金額最大20万円
※ただし、子育て世代や若者夫婦世帯、既存住宅購入や長期優良住宅の認定を受けた場合は最大60万円まで引き上げられる
申請方法 リフォーム工事を行う業者が手続きを進める

リフォーム費用を安く抑えるコツ

ポイント

お風呂リフォームの費用は予算をオーバーせずとも十分行う事ができます。少しでもコストを抑えるためのコツを抑えておきましょう。

  • リフォームの目的を決めておく
  • 不具合にはすぐ対処する
  • 相見積もりをとる
  • 費用を抑えてくれる業者を探す

リフォームの目的を決めておく

お風呂のリフォームをする時は、バリアフリー化や老朽化の対策など、必ず明確な目的を持っておきましょう。業者に勧められるがままオプションをつけていくと、予算を大幅にオーバーしてしまう可能性があります

限られた予算の中で最も適した施工のみを依頼するためには、なぜリフォームをする事にしたのかを常に考えるようにしてください。その目的に準ずるオプションであれば、多少費用がかさんだとしても付け加えても問題ないでしょう。大切なのは、本来の目的から大きく外れた理由で修繕する箇所を増やさない事です。

不具合にはすぐ対処する

老朽化が本格的に進む前に、不具合を感じたらすぐにリフォームに踏み切りましょう。傷んでしまった箇所が自然と元通りになる事はありません。修繕だけでは済まず、大規模な取り壊しを行わなければならなくなる事も考えられます。

もしタイルが浮き上がっていたり、壁が剥がれていたりする場合には業者にリフォームを依頼するべきです。水回りのDIYは知識と経験がないと非常に困難であるため、修繕は自分で執り行わないようにするのが賢明でしょう。

相見積もりをとる

業者選びの際には、悪徳業者を避けなければなりません。優良業者かどうか判断するために有効な手段のひとつとして、相見積もりをとる事が挙げられます。

相見積もりとは同時に複数の業者から見積もりをとる方法です。1社ずつ見積もりをとると手間と時間がかかりますが、相見積もりであればその必要がなくなるため非常に効率的に業者選びを進められます。


また、業歴が長い業者も安心材料の一つです。地域密着が多い業種のため、悪評があると、すぐに業績悪化につながるからです。

費用を抑えてくれる業者を探す

大手メーカーは安心感がありますが、中間マージンをとるため施工費用が高くなりがちです。その点、地域密着型の業者は費用面で融通をきかせてくれる事が多い傾向にあります

きめ細かいアフターフォローや、施工後のメンテナンスについて詳しく教えてくれる専門業者も多く、コストパフォーマンスの高さだけでなくサービス面も充実している可能性が非常に高いのが特長です。総合的に考えて、専門業者に依頼する方がよいでしょう。

予算10万円~30万円でできるお風呂リフォームの施工事例

業者

給湯器の交換

交換前

給湯器施工前

交換後

給湯器施工後
施工内容13年使用の灯油給湯器をガス給湯器(リンナイガス給湯器20号オートタイプ)に交換
施工金額20万6030円(電気工事などを含む)
施工期間約50日
施工建物の種類戸建て

お風呂のリフォームは優良業者に依頼しよう

業者

お風呂のリフォームを検討している人は、浴室の塗装や補修を専門に行っている工事業者に相談しましょう。一般のリフォーム会社や工務店では、これらの施工経験があまりない場合があるからです。

見積もりは1社のみではなく、3〜5社を目安に複数から相見積もりを取りましょう。複数社から見積もりをとる事で、適正な費用相場を把握し、工事内容や施工後の保証などを比較できます。

見積書を受け取ったら、項目に不自然な点がないか確認してください。記載されている項目が少なすぎたり、「人件費」や「一式」といった文言のみで費用の内訳が書かれていない場合は要注意です。どのような施工を行うために、どれくらいの費用がかかるのかを細かく確かめておきましょう。

その他にも、それぞれの業者の施工実績や口コミを確認しておく事も欠かせません。口コミを集めたサイトもあるため、評価の本質を見極めた上で活用するとよいでしょう。

ゼヒトモでお風呂のリフォーム工事のプロを探す

業者

予算が10万円程度であっても、補修箇所を厳選することで効果的に浴室のリフォームを行うことは可能です。diyで対応できるリフォームもあるものの、それなりに費用がかかってしまうことや仕上がりを考慮して、専門の工事業者に依頼することをおすすめします。

  • お風呂のリフォームについて相談したい
  • まとめてお風呂のリフォームの見積もりを依頼したい

そんな方は、ゼヒトモでお風呂のリフォームのプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、あなたにぴったりなプロを簡単に見つけられます。お風呂のリフォームを検討されている方は、ゼヒトモをお気軽にご利用ください。

プロのコメント

ほぼ、毎日利用するお風呂は、できるだけ清潔に気持ちよく利用したいですよね。そのためには、節水は意識しながら・・・

・できるだけ浴槽は広く

・水の勢いはほどほどに

・乾きやすい材質

・防カビ防菌素材

・換気が十分できる

・夏は涼しく冬は暖か

・冷たくない床

・開閉できる窓

・段差がない

このような浴室が理想です。一部が痛むと、電気製品と同じで、あれこれ出てくるる可能性が高いので、ご予算が許す限り、理想に近い工事をおすすめします。

※工事中は、お風呂が使えないので、銭湯や知友人宅の利用など、ご準備ください。

この記事を監修したプロ
足立 泰之 さん

エンジョカイ

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