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10万円からできるお風呂のリフォーム。浴室全体から部分的な補修まで費用別に解説
10万円程度の予算でも、お風呂のリフォームをすることは可能です。浴室のドアの交換や浴槽塗装など、気になる箇所を部分的に改修するのが良いでしょう。
今回は10万円からできるお風呂リフォームの内容に加えて、予算20万円、30万円の場合のリフォーム内容についても解説します。なるべく安く、自宅のお風呂を綺麗にしたい方は、ぜひ参考にしてください。
10万円で出来る浴室リフォームの内容
10万円の費用でお風呂のリフォームをする場合、浴室のドアの交換や浴槽塗装など、気になる1〜2箇所を部分的に改修するのが一般的です。
ここでは、10万円以内でリフォームが可能な以下の箇所について、それぞれの相場などを解説します。
- 換気扇や照明、ドアの交換など
- 浴槽塗装
- 壁全面塗装
- 床シート張り
- 床タイル上張り
- 浴槽交換
換気扇や照明、ドアの交換など
お風呂の換気扇、照明、ドアの交換にかかる費用の相場は以下のとおりです。
換気扇の交換費用 | 2.5万〜5万円 |
照明の交換費用 | 16,500円〜(ダウンライトの交換) |
ドアの交換費用 | 7万円 |
お風呂の換気扇を既存のものと同じ種類・サイズに交換する場合、工事費と本体価格あわせて2.5万〜5万円程度かかります。内訳は工事費1.5万〜2万円、本体価格1万〜3万円です。
最近の主流である浴室暖房乾燥機を設置する場合は、本体価格が3万〜15万円程度となることに注意しましょう。浴室の換気扇の交換にかかる時間は、おおよそ15分〜30分程度です。
また、換気扇のモーターやタイマースイッチ、パイプファインなど部分的な故障が原因のケースでは修理で対応することも可能で、費用はいずれも1万〜3万円程度です。
お風呂の照明にはダウンライトやシーリングライト、ブランケットライトなどが用いられます。浴室照明の交換作業は、電気工事士の資格を持っていないと作業ができません。ダウンライトの交換費用の相場は、16,500円〜です。
その他、お風呂のドアのパッキンが外れたり蝶番が壊れたりといった機能面の損傷のほか、新たなデザインに変えたいという場合も、お風呂のドアを交換しましょう。お風呂のドアの交換にかかる費用の相場は、7万円です。
浴槽塗装
浴槽塗装:8万〜12万円程度
浴槽の塗装も、10万円でできるお風呂のリフォームの1つです。浴槽の材質にはFRP(ガラス繊維強化プラスチック)やホーロー、人造大理石、ステンレスなどがあります。
いずれも基本的には、ひび割れや穴ができたとしても塗装で補修することが可能です。浴室の塗装を専門としている業者に依頼しましょう。
壁全面塗装
浴室の壁の全面塗装:9万~13万円程度
浴室の壁を全体的に塗り、補修する場合の相場は9万〜13万円程度です。前述した浴槽塗装と壁全面塗装の両方行うと、通常10万円以内におさめることは困難といえます。浴槽のみ、あるいは壁のみというように、優先順位が高い方を部分的に施工してもらうとよいでしょう。
浴室塗装は知識と経験が求められるため、すべての工事業者が対応できるわけではありません。そのため、業者選びに時間がかかるケースが多いことを知っておく必要があります。
床シート貼り
床シート張り:7万〜8万円程度
10万円でお風呂の床に床シートを貼る施工を依頼することも可能です。床シートは防水性とクッション性に優れている点が特徴です。
床シートを貼るリフォームは、既存のタイルなどの汚れを落とし、下地処理剤を塗って行います。diyでも対応できるものの、自分で床シートや道具を揃えるだけで最低でも2万円は掛かってしまうため、はじめから工事業者に依頼することをおすすめします。
床タイル上貼り
床タイル上貼り:7万〜10万円程度
お風呂のフロアタイルを上貼りするリフォームも、10万円程度の費用で行うことが可能です。既存のタイルを剥がして新しいものを貼る方法もありますが、費用や期間がかかるため、上貼りするやり方が手軽です。
diyであってもタイルの上貼りはできます。ただしタイルが二重に貼り付けられる分、床の厚みが増し入口の段差が少なくなることで、脱衣所に水が流れ込むといったトラブルが起きることも想定されます。失敗を防ぐためにも、工事業者に相談するとよいでしょう。
浴槽交換
浴槽交換(据え置きタイプ):10万円程度
浴室の床上に置かれている据え置きタイプの浴槽であれば、交換する場合の工事相場は10万円程度です。
ユニットバスタイプのお風呂でも、浴槽の形が廃盤になっていなければ、基本的に浴槽のみの交換ができます。ユニットバスの浴槽の交換にかかる費用は15万〜16万円程度を見込みましょう。
浴室全体をリフォームする費用
ここからは予算が20万円前後、30万円前後の場合、どのような施工ができるのか見ていきましょう。
前述のとおり10万円が費用相場であるリフォームは、部分的なものにとどまりました。これに対して、20万円前後、30万円前後の予算の場合、塗装であれば浴室を全面的に一新することも可能です。ご自身の予算で、どういったリフォームができるかを確認してください。
ただし、浴室の大きさや劣化状況によっては上記の予算内におさまらないケースもあるため、必ず事前に施工会社に見積もりを依頼し、価格を確認しておくことが重要です。
20万前後の浴室リフォーム
施工内容 | 費用の相場 |
全体の塗装(浴槽・壁・床・天井) | 18万〜22万円 |
タイルの貼り替え(床・壁) | 20万〜25万円 |
パネルの貼り替え(壁全面) | 18万〜25万円 |
浴室暖房乾燥機の設置 | 15万〜25万円 |
給湯器の交換 | 10万〜20万円 |
20万円前後の予算の場合、お風呂全体に塗装を施すことができます。また従来の工法による浴室の壁を、清掃しやすく断熱性に優れたパネルに貼り替えることも可能です。
さらに、10万円の予算では難しかった浴室暖房乾燥機の設置や給湯器の交換も叶うため、利便性の向上にもつながるでしょう。
30万前後の浴室リフォーム
施工内容 | 費用の相場 |
浴槽の交換(埋め込みタイプへ) | 30万~35万円 |
床・天井・壁のシートやパネルの貼り替え+浴槽の塗装 | 25万〜40万円 |
内窓・二重サッシの取り付け | 15万〜30万円 |
従来の工法による浴槽を埋め込みタイプに交換するお風呂のリフォームは、30万円前後で行えます。また浴槽を塗装して補修する場合、床や天井、壁のシートやパネルの貼り替えもセットで施工することができます。手軽にユニット工法で作られたユニットバス風に一新することができるため、人気です。
さらに、断熱性や防犯性を高めることを目的に、浴室に内窓や二重サッシを取り付ける工事も30万円前後の費用で実施することが可能です。
リフォーム業者の選び方
お風呂のリフォームを検討している方は、浴室の塗装や補修を専門に行っている工事業者に相談しましょう。一般のリフォーム会社や工務店でも、これらの施工経験があまりない場合も少なくないためです。
見積もりは1社のみではなく、3〜5社を目安に複数から相見積もりを取ることをおすすめします。複数の見積書を手に入れることで、適正な費用相場や工事内容などを比較できます。
その他、それぞれの業者の施工実績や口コミを確認しておくことも欠かせません。多くの施工会社は、公式ホームページに施工事例を掲載しています。また口コミを集めたサイトもあるため、評価の本質を見極めたうえで活用するとよいでしょう。
ゼヒトモでお風呂のリフォーム工事のプロを探す
予算が10万円程度であっても、補修箇所を厳選することで効果的に浴室のリフォームを行うことは可能です。diyで対応できるリフォームもあるものの、それなりに費用がかかってしまうことや仕上がりを考慮して、専門の工事業者に依頼することをおすすめします。
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