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お風呂の床をリフォームする費用は?床材ごとの特徴も解説

2022/09/07 2024/03/29
お風呂の床をリフォームする費用は?床材ごとの特徴も解説

自宅のお風呂はリラックスできる空間であって欲しいもの。使い勝手の良さはとても重要です。床が冷たかったり、滑りやすかったりするなどのお悩みがある場合、リフォームしてみてはいかがでしょうか。

この記事では、自宅の浴室を快適な空間に作り上げるために、床材の種類や費用相場、リフォームのメリット、DIYの注意点をご紹介します。理想の浴室を叶えるために、基礎的な知識を身に付けておきましょう。

お風呂の床材の種類・リフォーム費用相場

ひとえにお風呂の床リフォームといっても、使用する床材によって得られる効果や必要となる費用が大きく異なります。今回は以下6つの床材の特徴をご紹介します。

  • タイル
  • 木材
  • FRP
  • 天然石
  • 樹脂
  • シート

タイル

デザイン性の高い浴室に仕上げたい場合におすすめなのが、タイルです。床材としての歴史は古く、多くの施工業者で取り扱いがあります。 タイルの特徴と費用相場は、以下のとおりです。

  • 費用相場:10万円程度
  • 特徴:防水性・耐久性が高い、オリジナリティーを出せる、カビに注意

タイルは大きさやカラーが多様で、床だけではなく壁と合わせてオリジナルのレイアウトをすることも可能です。冷たさを感じにくい素材を選べば、風呂場の冷えもある程度軽減できるでしょう。

ただし、目地の水分が乾きにくく、カビが発生しやすい点には注意が必要です。樹脂と比べると少しコストは高めですが、床材全体では比較的安価な部類に入ります。

木材

木材は、主に在来工法の風呂場で利用される床材です。木の温もりが感じられる、雰囲気のある空間に仕上げることができます。 木材の特徴と費用相場は、以下のとおりです。

  • 費用相場:15万円程度
  • 特徴:防水性・防腐性が高い、滑りにくい、メンテナンスが大変

滑りにくさに長けた素材で、世代に関係なく安心して入浴タイムを楽しむことができるでしょう。一方で木材はぬめりやカビが発生しやすく、清潔に保つにはこまめな清掃が欠かせません。

FRP

FRPとは、船やウォータースライダーにも用いられているガラス繊維の素材で、強度の高さが特徴的です。お風呂の床のみならず、浴室に使われるケースもあります。 FRPの特徴と費用相場は、以下のとおりです。

  • 費用相場:10万円程度
  • 特徴:保温性と耐久性が高い、水垢が残りやすい

滑りにくいうえにクッション性があるため、お風呂の床材としてはピッタリです。シャンプーやリンスが残った状態では水垢が目立ちやすくなるため、入浴後には掃除をするようにしましょう。

天然石

高級感のある天然石は、ムードのある浴室に適した床材です。大衆浴場や旅館の露天風呂に、多く用いられています。 天然石の特徴と費用相場は、次のとおりです。

  • 費用相場:20~40万円程度
  • 特徴:耐久性が高い、高級感がある、メンテナンスが大変

耐久性がある一方で、傷が付いてしまうとかなり目立ってしまうのがデメリットです。酸やアルカリ性には注意が必要で、メンテナンスにはプロの手を借りたほうが良い場合もあるでしょう。

樹脂

樹脂は、広く一般家庭で用いられている床材です。カラーバリエーションも豊富で、イメージに近い浴室に仕上げることができるでしょう。 樹脂の特徴と費用相場は、以下のとおりです。

  • 費用相場:5万円程度
  • 特徴:耐湿性・防水性が高い、コストを抑えられる、掃除が楽

近年では水はけのよいタイプや、滑り止め防止に優れたタイプも登場しています。汚れが付きやすい材質ですが、掃除は簡単であるため大きなデメリットにはならないでしょう。

シート

シートとは、浴室のリフォーム用に開発されたビニール素材の床材です。他の床材とは違って、DIYでコスト削減に挑戦することもできます。 シートの特徴と費用相場は、以下のとおりです。

  • 費用相場:5~15万円程度
  • 特徴:簡単に張り替えが可能、コストが安価

シートを使ったリフォームでは、既存の床材の上に貼り付けていきます。あまりにも下地の状態が悪いと、カビが発生してしまうため注意しましょう。

お風呂の床をリフォームする3つのメリット

湯船から上がった後に寒気を感じたり、浴室で滑りそうになったりしたことのある場合は、リフォームを検討するタイミングです。お風呂の床をリフォームすれば、次の3つのメリットを得られます。

  • 床の冷たさを緩和できる
  • 床の滑りやすさを解消できる
  • メンテナンスがしやすくなり、清潔に保てる

床の冷たさを緩和できる

お風呂の床をリフォームすることで、床の冷たさを緩和できるのが1つ目のメリットです。せっかく身体が温まったのに、冷たい床のせいで不快を感じてしまっては、快適な入浴時間とはいえません。

急激な温度変化は、年齢に関係なく身体に大きな負担を与える原因となります。冷たさを感じにくい床材に替えれば、冷えを心配することなく入浴を楽しめるようになるでしょう。

床の滑りやすさを解消できる

滑り止め効果のある床材を選べば、浴室での転倒を防止できます。お風呂場は、自宅の中でも大きな事故が起きやすい場所だといえるでしょう。

毎日利用するお風呂だからこそ、家族の安全を考えて床材を選ぶ必要があります。滑りやすい浴室での滑り効果が期待できる素材は、多く開発されています。 費用面だけではなく、安全面にも気を配るようにしてみてください。

メンテナンスがしやすくなり、清潔に保てる

掃除のしやすい床材にリフォームすると、長く清潔な浴室を保つことができます。実際に床材のメンテナンスが大変で、掃除が行き届かず衛生面に不安を持っているご家庭もあるでしょう。

床材選びの際にメンテナンスのしやすさをチェックしておけば、その後の掃除や管理がグッと楽になります。特に近年では汚れが付きにくく、落としやすい素材が人気で種類も豊富にあるため、目的にあったものが見つかるはずです。

お風呂の床をシート素材でDIYできる?

数ある床材の中で、比較的簡単にDIYに挑戦できるのがシート素材を活用したリフォームです。既存の床材の状態を確認し、専用のシートを貼り付けていきます。

リフォーム中はもちろんお風呂の利用ができないため、時間の余裕がある時に挑戦するようにしましょう。シート素材を使ったDIYの方法と、注意点をご紹介します。

DIYの方法

DIYでお風呂の床リフォームをする場合でも、必要な道具を揃えるのに2万円程度の費用が必要です。基本的な作業の流れを、以下にまとめました。

  1. お風呂の床のサイズを測り、シートを大きめに切る
  2. お風呂の床を掃除し完全に乾かす
  3. 床の形に合わせてシートを切る
  4. 床の周りをマスキングする
  5. 床に専用接着剤を塗布する
  6. 20〜60分放置する(必要な場合)
  7. ジョイントローラーで圧着する
  8. シート周りをコーキングして乾かす

接着剤を塗った後に待機時間を取ったほうがよいかは、利用する接着剤によって異なります。必要とされる場合は、焦らず時間を置くようにしましょう。

コーキングの後はしっかりと硬化するまで、24時間程度かかります。お風呂の床リフォームは、事前に家族の予定も確認して行うようにしてください。

DIYの注意点

コスト削減に有効なシート素材のDIYですが、いくつかの注意点があるのも事実です。お風呂は毎日利用する場所だからこそ、リフォームの完成度が低いと安全面や衛生面で問題が出る恐れがあります。

シート素材の他にも揃えないといけない道具が多く、全て購入して揃える場合は、業者に依頼する費用と大差がなくなるでしょう。不安が残る場合は、専門業者に任せて確実に仕上げてもらうことをおすすめします。

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お風呂の床リフォームは、選択する床材の特徴や費用相場を知っておくことが大切です。適切な素材を選ぶことで、理想の浴室に近づけることができるでしょう。

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