オリーブの剪定には「強剪定」「間引き剪定」「切り戻し剪定」の3種類があり、それぞれ適切な時期と方法が決まっています。
時期や方法を誤ると木を弱らせたり枯らしたりする恐れがあるため、自分の感覚や知識などで行うことは控えましょう。正しく行えば樹形を美しく保ち、幹や枝を太く丈夫に育てることができます。
この記事では、オリーブの剪定について以下のことを解説します。
- 3種類の剪定方法と適切な時期
- 切るべき不要な枝11種類の見分け方
- 剪定に必要な道具と失敗しないための注意点
- ひょろひょろになったオリーブの回復方法
- 挿し木で増やす方法
- プロに依頼する場合の費用相場と業者の選び方
初めてオリーブを剪定する方、または、すでに失敗してしまった方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。
オリーブの剪定方法と時期
オリーブの剪定は、目的と時期によって「強剪定」「間引き剪定」「切り戻し剪定」の3種類を使い分けます。
それぞれ切る位置や効果が異なるため、誤った方法・時期で行うと木を弱らせてしまう恐れがあります。
ここでは3つの剪定方法について、適切な時期と具体的なやり方を解説します。
強剪定:2月中旬〜3月

強剪定は、枝が分岐している付け根から切り落とす剪定方法で、2月中旬〜3月の休眠期に実施します。この時期は木への負担が少なく、春からの新芽の成長もスムーズに進むためです。
具体的には以下の手順で行います。
- 樹形の完成形をイメージし、残す主枝を決める
- 枯れ枝、内向き枝、交差枝など不要な枝を先に剪定する
- 残す主枝以外を付け根から剪定する
- 残した枝の先端を整えて全体のバランスを取る
強剪定の目的は、樹形を整えることと、残した枝を太く育てることの2つです。「横に広げたい」「縦長にしたい」といった樹形のコントロールに加え、2本に分岐した枝のうち細い枝を切り落とすことで、太い枝に栄養を集中させて太く成長させる効果があります。
ただし、強剪定は根がしっかりと張っていることが大前提です。購入直後で枝葉が少ない状態のオリーブには行わないでください。まずは日光によく当てて光合成を促し、枝葉が十分に育ってから実施しましょう。
間引き剪定: 3〜4月

間引き剪定は、伸びすぎた枝や互いに干渉している枝の枝先を切って、全体のバランスを整える剪定方法です。時期は3〜4月が適しており、風通しを良くすることで葉全体に日光が当たりやすくなり、5月以降の暖かい時期に新芽が元気よく出てくるようになります。
具体的には以下の手順で行います。
- 樹形の完成形メージし、残す枝を決める
- 枯れ枝、内向き枝、交差枝など不要な枝を根元から剪定する
- 全体のバランスを見て形を整える
剪定の目安は、オリーブの木の背景が透けて見える程度です。強剪定のように大掛かりな作業ではなく、樹形を見ながら長すぎる枝や混み合った枝を調整していく作業になります。
切り戻し剪定: 5〜10月
切り戻し剪定は、伸びすぎた枝を途中で切り詰めて形を整える剪定方法です。生育期にあたる5〜10月に適しており、オリーブの成長や樹形の調整につながります。
具体的には以下の手順で行います。
- 木全体を見て樹形からはみ出ている枝を探す
- 短くする枝を決め、外芽(外側に向いている芽)のすぐ上で切る
- 全体を見て高さと横幅のバランスを整える
切り戻しを行う際は、必ず葉が残っている位置で切ることが重要です。枝に葉が1枚も残っていないと、その枝まで水分が上がらなくなり枯れてしまう原因になります。
葉と葉の間を切り、最低でも1枚は葉を残すようにしてください。
オリーブ剪定で切るべき不要な枝11種類
オリーブの剪定では、すべての枝をむやみに切るのではなく、残すべき枝と切るべき不要な枝を見極めることが重要です。不要な枝を放置すると、風通しや日当たりが悪くなり、病害虫の発生や樹形の乱れ、実の品質低下につながります。
ここでは、オリーブ剪定で切るべき11種類の不要枝について、それぞれの特徴と切るべき理由を解説します。
| 不要な枝の種類 | 切るべき理由 |
| ひこばえ | 木の成長に必要な栄養分を大量に奪ってしまうため |
| 下り枝 | 下向きに伸び、樹形のバランスと風通しを悪化させるため |
| 枯れ枝 | ほかの健康な枝へ栄養が行き渡るのを妨げるため |
| 平行枝 | 下の枝葉への日当たりと、樹内の風通しを阻害するため |
| 徒長枝 | ほかの枝より急速に長く伸び、全体のバランスを崩すため |
| 内向枝・逆さ枝 | 幹の内側に向かって伸び、日当たりと風通しを悪化させるため |
| 交差枝・からみ枝 | 枝同士がこすれて傷つき、風通しも悪くなるため |
| ふところ枝 | 幹の内側で光が当たらず、病害虫の発生源になりやすいため |
| かんぬき枝 | 枝と枝の間を横につなぐように伸び、風通しを妨げるため |
| 胴ふき枝 | 幹から直接生えて栄養を消費し、木の上部の成長を妨げるため |
| 車枝 | 1箇所から複数伸びて過密になり、風通しと日当たりを極端に悪化させるため |
ひこばえ
ひこばえは、株の根元近くから出てくる新芽や若い枝のことです。栄養分を大量に消費するため、本来伸ばしたい枝や幹の成長を妨げます。また害虫の発生や樹形のバランスを悪化させる要因にもなります。
枝の付け根から切り取りましょう。
下り枝
下り枝は、下向きに伸びる枝のことです。樹形のバランスを悪くするだけでなく、風通しを悪化させる要因になります。
枝の付け根から切り取りましょう。
枯れ枝
枯れ枝は、枯れてしまった枝のことです。見た目は乾燥しており、手で触れると簡単に折れてしまいます。必要な枝に栄養が行き渡りにくくなり、ほかの枝の成長を妨げる原因になります。
枝の付け根から切り取りましょう。
平行枝
平行枝は、近い位置で平行に伸びる枝のことです。下にある枝葉の日当たりが悪くなるだけでなく、樹内の風通しも悪くなります。
平行になっているどちらか一本を枝の付け根から切り取るか、一方の長さを調整しましょう。
徒長枝
徒長枝は、ほかの枝よりも急速に伸びる長い枝です。特に栄養状態が良いときに発生しやすくなります。
枝の付け根から切り取りましょう。
内向枝・逆さ枝
内向枝や逆さ枝は、外向きではなく幹の内側に向かって成長する枝のことです。風通しや日当たりを悪化させるうえ、樹形のバランスも崩してしまいます。
枝の付け根から切り取りましょう。
交差枝・からみ枝
交差枝やからみ枝は、ほかの枝と交差したり、絡みつくように成長したりする枝です。樹内の風通しが悪くなるうえ、枝と枝がこすり合って傷つく恐れがあります。
どちらか一本を枝の付け根から切り取りましょう。
ふところ枝
ふところ枝は、幹の内側に生えている細い枝のことです。光が当たりにくく風通しも悪いため、病害虫の発生源になりやすく、実の品質を下げる原因にもなります。
骨格となる枝だけ残して、枝の付け根から切り取りましょう。
かんぬき枝
かんぬき枝は、幹と幹、または枝と枝の間を横につなぐように伸びる枝のことです。樹内の風通しを悪くし、病害虫の発生や木の成長を妨げる原因になります。
樹形のバランスを見て、左右のどちらか一方を切り取りましょう。
胴ふき枝
胴ふき枝は、幹から直接生えてくる細い枝のことです。栄養を大量に消費するため、木全体の成長バランスを崩してしまいます。特に幹の下部に胴ふき枝があると、樹木の上の方に栄養が行き渡りにくくなります。
枝の付け根から切り取りましょう。
車枝
車枝は、枝の先端から歯車状に細かい枝が複数出ている状態の枝のことです。放置すると細かい枝葉が伸び続け、過密状態を招いて風通しと日当たりを悪化させます。
一本を残してほかのすべての枝を切り取るか、すべて切り取りましょう。
オリーブ剪定に必要な道具
オリーブ剪定をするときには、基本的に以下の道具が必要になります。
- 剪定ばさみ
- 庭木ばさみ
- 剪定ノコギリ
- 作業用手袋
- 脚立
- 癒合剤
各道具の特徴について解説していきます。
剪定ばさみ
直径1cm〜2cm程度の小さな枝を切るときに使用します。自分の手のサイズに合ったものを選ぶと使いやすいです。
庭木ばさみ
細い枝を切るときに使用します。剪定ばさみほど太い枝は切れませんが、刃先が細いので内側の細かな枝の剪定や最後の仕上げに便利です。
剪定ノコギリ

剪定ばさみでは切りにくい直径2cm以上の太さの枝を切るときに使用します。細身で刃先20cm〜30cmのものがおすすめです。
作業用手袋
誤って手や指を切らないように、作業用手袋を着用します。耐切創の手袋を選ぶと安心です。
脚立
オリーブの木が高く成長している場合には、高いところを切る際に脚立を使用します。幹と枝の間に足を入れ込んで立てなければならないケースがあるので、3つ足タイプを用意しておくと便利です。
癒合剤
太い枝を剪定したときに、枝の切り口を保護するために使用します。癒合剤を切り口に塗ることで、治癒を促進するだけでなく、病原菌の侵入も防げます。
オリーブ剪定が必要な理由
オリーブは剪定をしないと、枝葉が茂って風通しが悪くなり、樹形も崩れます。「剪定すると木が弱るのでは」と心配する方もいますが、適切な剪定はオリーブの健康維持と樹形管理に欠かせない作業です。
オリーブの剪定が必要な理由は、風通しの確保・樹形管理・病害虫予防など多岐にわたります。
幹や枝を太く丈夫にする
オリーブを剪定せず放置すると、幹と枝が細いまま上へ伸び続けます。枝が伸びても幹が自然に太くなるわけではなく、細い状態のままでは風や雪で折れるリスクがあります。
適切な剪定によって、枝に集中して栄養が行き渡り、幹と枝が太くなります。
状態の悪い枝葉を取り除き、生育不良の拡大を防ぐ
葉先の枯れや葉色の悪化を放置すると、ほかの枝葉へ悪影響が広がります。状態の悪い部分を剪定すると、切り口の下から新芽が伸びてくるため、生育不良をリセットできます。
風通しを良くし、病害虫を予防する
枝葉が密集すると風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなります。密集している箇所を優先的に剪定して、枝同士が干渉し合わない状態を保つことが病害虫の予防につながります。
樹形を整えて見た目を美しくする
5月以降の成長期に剪定をしないでいると、樹形が乱れてバランスが崩れます。強剪定や間引き剪定を適切な時期に繰り返すことで、目的の樹形に近づけられます。
ただし、枝葉を切りすぎると花芽がつかず実がならなくなるため、過剰な剪定は避けてください。また、成長期(5月以降)の強剪定は木への負担が大きく、最悪の場合枯れることがあります。
生長を抑える
オリーブは地植えで最大10m、鉢植えでも3m程度まで成長します。剪定をしないと樹高がどんどん高くなるため、希望の高さで幹の先端を剪定することで、それ以上の伸びを抑えられます。
根腐れ時に根と枝のバランスを調整する
根腐れが起きて根を切った場合、根の量に対して枝が多すぎると枝葉に栄養が行き渡らなくなります。最悪の場合、枝が枯れることもあります。根を切った際は、枝も同時に剪定してバランスを整えることが必要です。
オリーブ剪定に失敗しないための注意点
オリーブの剪定で失敗を防ぐには、剪定時期・天候・道具・樹形の計画・剪定後の管理の5つを事前に押さえておくことが重要です。特に時期を誤った強剪定は木を枯らすリスクがあり、取り返しがつかなくなるケースもあります。
ここでは、オリーブ剪定で失敗しないために押さえておきたい注意点を解説します。
剪定時期を守る
成長期(5月〜10月)に強剪定を行うことが、最も避けるべき失敗です。強剪定は枝を根元から切るため切り口が大きく、成長が活発な時期に行うと木への負担が集中します。
実の収穫量が減ったり花がつきにくくなったりするだけでなく、最悪の場合枯れることがあります。強剪定は必ず休眠期(2月中旬〜3月)に行ってください。
晴れた日に行う
雨天や湿気の多い日は、切り口から病原菌が侵入するリスクが高まります。また、切り口に塗る癒合剤が雨で流れてしまい、保護効果を発揮できません。剪定前に天気予報を確認し、晴れた日を選んでください。
切れ味の良い・清潔なハサミを使う
切れ味の悪いハサミは枝を押し潰すように切るため、切り口が荒れて木が傷みます。また、土が付いたまま放置したハサミや錆びたハサミには細菌が付着している可能性があり、切り口から菌が侵入すると枯れる原因になります。
使用前にアルコールや濡れたタオルでハサミを拭いてから使ってください。
樹形を明確にしてから始める
仕上がりの樹形を決めないまま剪定を始めると、切りすぎる原因になります。枝を切りすぎると葉が減り、光合成ができなくなって木が弱ります。「どの枝を残してどの枝を切るか」を剪定前に決めてから作業を始めてください。
樹形のイメージが定まらない場合や剪定に自信がない場合は、専門業者への依頼を検討してください。
ゼヒトモには約2,674人(2026年4月時点)の庭木剪定業者が登録しており、いくつかの質問に答えるだけで条件に合った業者を探せます。3m未満の木であれば1本あたり2,500〜5,000円が相場です(ゼヒトモ調べ)。
剪定後の水・肥料は適度に与える
水の与えすぎは根腐れを招き、根が水分・栄養分を吸収できなくなります。肥料の与えすぎは土中の肥料濃度が上がり、根が脱水状態になる「肥料やけ」を引き起こします。
いずれも枯れる原因になるため、水と肥料は適量を適切なタイミングで与えてください。
オリーブがひょろひょろになる原因と対処法
すでに剪定を行い、失敗してしまった人もいるでしょう。Q&Aサイトでもひょろひょろに枝が伸びてしまった悩みを投稿している人を多く見かけます。では、ひょろひょろになったオリーブの木は回復させられるのでしょうか。
実は、また太く戻すことができます。ただし時間はかかるため、根気よく対応していくことが必要です。
以下に、ひょろひょろになる原因と対処法をまとめましたのでご確認ください。
剪定後にオリーブの木がひょろひょろになる原因
剪定後にひょろひょろになるのは、以下のことが考えられます。
| 考えられる原因 | 強剪定の時期を誤ってしまった |
| すぐできる対処法 | 主幹を低く剪定して、倒木しないように調整(または、支柱で支える) |
強剪定はオリーブの木に大きな負担をかけます。そのため成長期(5月〜10月)に行うと、弱まってしまう恐れがあるのです。
オリーブの木は根が浅いため、倒木しないように主幹を剪定して、高さを低くしておきましょう。ひょろひょろになってしまうと、元に戻せるのか不安になるかもしれませんが、幹や枝を太くすることはできるので安心してください。
以下に手順を紹介しますので、実施してみましょう。順番としては、幹をしっかり太くすることが優先です。
幹と枝を太くする方法
| 幹を太くする方法 | ・日光によく当て光合成させながら、弱剪定(枝を少し切り戻す)を繰り返す・3月〜4月ごろに間引き剪定を行い、新芽を増やす(光合成する葉が増えると、根も成長する) |
| 枝を太くする方法 | 2月〜3月を目安に、太い枝を残すように強剪定を行う(太い枝に多くの栄養を行き渡らせるのが目的) |
幹が太くなるまでは、最低でも1年以上はかかるため根気よく育てていきましょう。
オリーブを挿し木で増やす方法
オリーブは挿し木で増やすことができます。ただし、オリーブは発根しづらい特性があるため、挿し穂は複数本用意しておくのが基本です。
オリーブに適した挿し木の方法は、以下の2種類です。
- 休眠枝挿し(温暖地:3月〜4月/寒冷地:4月〜5月)
- 緑枝挿し(6月〜7月)
それぞれに適した時期・使用する枝・特徴が異なるため、以下で手順とあわせて解説します。
休眠枝挿し
休眠枝挿しは、温暖地では3月〜4月、寒冷地では4月〜5月にオリーブの休眠期の枝を使って行う方法です。強剪定で切り落とした直径5cm以上の太い枝をそのまま使えるため、剪定作業と合わせて効率よく進められます。
気温が低く土が乾きにくいため管理がしやすく、初心者に向いている方法です。一方で、気温が低い分、発根には時間がかかります。通常1〜3か月で発根しますが、3か月以上かかることもあります。
緑枝挿し
緑枝挿しは、6月〜7月に成長中のオリーブの枝先を使って行う方法です。枝の先端から10〜15cmの長さで切り取った枝を挿し穂として使用します。花が咲いていない枝を選んでください。
気温が高い時期に行うため発根が早く、1〜2か月程度で発根します。一方で、土が乾きやすいため水切れに注意が必要です。
挿し木の手順
休眠枝挿し・緑枝挿しともに、手順は共通です。使用する枝が異なるだけなので、上記の各方法で指定された枝を用意したうえで、以下の手順で進めてください。
1. 挿し穂を準備する
休眠枝挿しの場合は強剪定した太い枝(直径5cm以上)、緑枝挿しの場合は枝先から10〜15cmの長さで切り取った枝を使用します。若い枝ほど発根しやすい傾向があります。オリーブは発根しにくいため、挿し穂は複数本用意しておきましょう。
2. 葉を調整する
枝についている葉を2〜3枚に減らし、葉からの水分蒸発を抑えます。
3. 切り口を水につける
切り口が浸る程度の水に1時間ほどつけて、水分を吸収させます。発根率を上げるために、水に発根剤を薄めておくと効果的です。
4. 挿し木用の土に植える
小粒の赤玉土や鹿沼土など、無菌で保湿性の高い土を使用します。市販の「挿し木用の土」でも問題ありません。
5. 水をたっぷり与え、明るい日陰に置く
鉢底から水が流れ出る程度にたっぷり水を与えます。直射日光は挿し穂を傷めたり土を乾燥させたりする原因になるため、明るい日陰で管理してください。その後は土が乾燥しないよう適度に水を与えながら、発根を待ちます。
6. 発根したら鉢に植え替える
新芽が5枚程度出てきたら、やさしく植え替えてください。土から取り出す際に根が取れないよう注意しましょう。植え替え後は、通常のオリーブの育て方と同様に管理します。
プロに依頼する場合の費用と選び方
オリーブの剪定は自分で行うこともできますが、木が大きくなった場合や剪定の知見がない場合は、専門業者へ任せる方が安心です。ここでは、プロに依頼するメリット・デメリット、料金相場、業者選びのポイントを解説します。
プロに依頼するメリット・デメリット
オリーブ剪定をプロに依頼するメリット・デメリットは以下のとおりです。
| メリット | ・適切な方法で剪定してもらえる・オリーブの木を美しい状態に保てる・剪定用具を揃える必要なし・プロの剪定作業を間近で見られる・剪定で出た枝葉の処分も依頼可能 |
| デメリット | ・コストがかかる・定期的に依頼する必要がある・自分で育てたい人は、楽しさが半減・良い業者の判断基準がわかりにくい |
オリーブ剪定の知見がない方、初めて剪定を行う方はプロに依頼する方が失敗のリスクを避けられます。特に剪定時期や強剪定のやり方を正しく理解していない場合、誤った剪定で木を傷めたり、病害虫のリスクを高めたりする恐れがあります。
剪定業者の料金相場
剪定業者へ依頼した場合の料金の目安は、以下のようになります。
| 費用体系 | 料金 |
| 単価制(3m未満) | 2,500〜5,000円/本 |
| 単価制(3〜5m) | 5,000〜1万円/本 |
| 単価制(5m以上) | 1万〜2万5,000円/本 |
| 日給制 | 1万5,000〜3万円/本 |
| 時給制 | 2,000〜3,000円/本 |
参照:ゼヒトモ
まずは複数の業者に見積もりを依頼し、料金を比較してみるのがおすすめです。
剪定業者を選ぶポイント
剪定業者を選ぶ際は、以下の5つのポイントを重視してみてください。
- 複数社の見積もりで料金と対応範囲を比べる
- 見積もりの内訳が明確かどうかを確認する
- 口コミ・施工事例で実績を確認する
- 無料見積もり・無料相談への対応を確認する
- 資格と損害賠償保険の有無を確認する
複数社の見積もりで料金と対応範囲を比べる
同じ条件で最低3社から見積もりを取るのがおすすめです。複数の見積もりを比較することで相場が把握でき、極端に高い・安い業者を避けやすくなります。
見積もりを比較する際は、料金だけでなく、対応範囲(剪定・枝葉の処分・害虫駆除など)、見積もりから施工までの対応スピード、剪定後の手直し対応の有無もあわせて確認しましょう。
見積もりの内訳が明確かどうかを確認する
見積書には、作業費・処分費・交通費・高所作業費などの項目が明確に記載されている必要があります。「一式〇〇円」としか書かれていない見積もりは、作業後に追加費用が発生するトラブルにつながる可能性があります。
1本あたりの単価、処分費、交通費などの内訳を明確にしてくれる業者は信頼性が高いといえます。
口コミ・施工事例で実績を確認する
Googleマップや口コミサイトなどで、実際に依頼した人の評価を確認しましょう。星評価だけでなく、コメントの内容を見て判断してください。
写真付きの施工事例があれば、実際の仕上がりを確認できます。1つのサイトだけでなく、複数のサイトで比較すると偏りのない判断ができます。
無料見積もり・無料相談への対応を確認する
剪定の仕上がりは現地の状況によって変わるため、実際に木を見て見積もりを出してくれる業者を選ぶと安心です。無料見積もりに対応している業者は、現場状況に合った適正価格を提示してくれるため、過剰な請求を防げます。
中には見積もりだけでも費用がかかる業者もあるため、事前に確認しておきましょう。
資格と損害賠償保険の有無を確認する
剪定は木の健康を保つための専門知識と技術が必要な作業です。造園技能士(国家資格)や樹木医といった資格を持つ業者は、剪定時期や切り方を専門知識に基づいて判断できます。
また、作業中に物を破損させてしまうリスクもあるため、損害賠償保険に加入しているかどうかも重要なチェックポイントです。信頼できる業者は、契約前に加入保険の内容をきちんと説明してくれます。
オリーブ剪定についてよくある質問
主幹から二股になっている枝はどちらかを切っても問題ない?
主幹から二股になった枝は、どちらか一方を剪定しておくほうが美しい樹形になりやすいです。この剪定は、幹が細い時期にやっておくと木へのダメージが少なく済みます。
どちらを残すか迷った場合は、太いほうを残しておくと安心です。
オリーブは室内で育てても大丈夫?
オリーブは日光を好むので、基本的には日当たりのいい屋外で育てるようにしましょう。どうしても室内で育てたい場合は、置き場所に注意してください。日当たりの良い窓際に置くのがベストです。
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