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庭木・植木の剪定とは?基本のお手入れや料金を解説

03/04/2021

庭木の剪定
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落ち着いた緑で、庭の見栄えを良くし、人々の心を癒す庭木。 しかし、そうした庭木や植木は定期的なお手入れが必要だということをご存知でしょうか。 ただ生やしたままだと、どんどん枝が伸びきって庭が荒れてしまうことも。 きれいな庭木を維持する上では、「剪定」と呼ばれる作業が重要なのです。 今回の記事では、庭木・植木の剪定はどのようなものなのか、初心者の方でも分かるように説明していきます。 現在ガーデニングをしている方はもちろん、庭木に興味があるという方も、ぜひ本記事の内容をお役立てください。

庭木(植木)の剪定とは?

剪定

庭木の剪定とは、「伸びた木の枝を目的に合わせて適切に切り、形を整える」作業のことです。 その目的や効果は、以下のようなものが挙げられます。


  • 余計な枝を切り、木全体に栄養が行き届くことで果実や花、新芽が育ちやすくなる
  • 高さや枝の量を調整し、美しい見た目を保つ 隣接する家や道路を侵食しないようにする
  • 「庭の手入れを丁寧にしている」というアピールが、防犯対策になる
  • 枝を整理し、日当たりや風通しを良くする

なお、日当たりや風通しを悪いままにしていると、害虫が発生する可能性が出てきます。 もし害虫が発生した場合、木が病気になってしまうというリスクも。 駆除するにしても、虫が苦手で気が引ける、という方は多いでしょう。 そのため、適切な剪定をすることが重要となってきます。



庭木(植木)の剪定の種類は?

庭木の剪定は、大きく「基本剪定(冬剪定)」と「軽剪定(夏剪定)」の2つに分けられます。

基本剪定

植物が眠っている休眠時期に、春先の発芽に備えて「基本的な木の骨格を作る」ことを目的にした大掛かりな剪定です。 樹形を作るためいらない枝を切り落としたり、多くの葉を切ったりと、木の基本的な形を作っていきます。 多くの木では冬〜春の時期に行われることから、「冬剪定」とも呼ばれます。

軽剪定

伸びた枝や葉を切り、日当たりや風通しの調整、見栄えの維持などを目的とした剪定です。 基本剪定と比べて、比較的作業量が少ないことから、軽剪定と名付けられています。 また、台風に備えて伸びた枝を切っておくことで、根元から枝が折れてしまうといった事態を防ぐ目的もあるようです。 一般に、春〜夏の時期に行われることから、「夏剪定」と呼ばれることがあります。



庭木(植木)の剪定の時期はいつ?

「基本剪定(冬剪定)」と「軽剪定(夏剪定)」それぞれを年に1回ずつ行うことで、庭木が健康に育つようになっています。 しかし、自由なタイミングで剪定をしていいというわけではありません。 庭木には様々な種類があり、その種類ごとに「剪定に適した時期」というものが存在します。 下記で、剪定に適した時期はいつなのか、庭木の種類ごとに確認してみましょう。

常緑広葉樹

木の実 木

常緑樹とは、秋や冬になっても葉が落ちにくく、落ちてもすぐに新しいものが生えてくるため、常に葉が生えている状態の木です。寒さに弱いという性質を持っています。 常緑樹の中でも、葉が平べったく、広い形をしているものが「常緑広葉樹」です。

剪定に適した時期

基本剪定:3〜6月
軽剪定:8〜10月
主な常緑広葉樹の名称 ツバキ・キンモクセイ・サカキ・ツツジ・クチナシ


常緑針葉樹

松

針葉樹とは、針のように尖った細長い葉や、うろこのような形をした葉を持つ木のことです。 常緑樹の中で、そのような特徴を持つ木を「常緑針葉樹」と言います。

剪定に適した時期

基本剪定:3〜5月
軽剪定:10〜11月
主な常緑針葉樹の名称 松・杉・もみの木・檜・ゴールドクレスト


落葉広葉樹

紅葉

落葉樹とは、冬になると葉を落とす木のことです。常緑樹と比べ、寒さに強いという性質を持っています。 落葉樹の中で、葉の形がうすく平らであるものが「落葉広葉樹」です。

剪定に適した時期

基本剪定:12月〜2月
軽剪定:3〜5月・9月〜10月
主な落葉広葉樹の名称 サクラ・カエデ・ウメ・カキ・コデマリ・ハナミズキ


庭木(植木)の剪定方法

松

では、庭木はどのようにして剪定したら良いのでしょうか。 木の中で剪定する部分や、切り方について説明していきます。

木のどこを剪定するの?

剪定において、枯れた枝や病気になってしまった枝を切るのは当然です。 それだけでなく、見栄えを悪くする枝や木の成長を妨げる枝、不要な枝も切らなければいけません。 そのような枝を「忌み枝」または「不要枝」と呼びます。 多くの場合、忌み枝は根元から切る必要があります。

徒長枝

他の枝と比べて、明らかに勢いよく長く伸びた枝です。 樹形が乱れるだけでなく、他の枝に養分が行き渡らなくなってしまうため、切る必要があります。 ひこばえ 根元から発生する小枝で、放っておくと木が弱くなってしまいます。 交差枝 枝と枝が絡み合っていたり、交差したりしている枝です。

平行枝

長さと太さが近い2本の枝が、上下か左右に平行して伸びているものです。樹形全体のバランスを見て、どちらかを根元から切ります。 逆さ枝 本来、枝は幹から外側へ向かって伸びるところを、逆に内側へ伸びてしまったものです。

立ち枝

枝から直立するように、上へ向かって伸びる枝です。見た目が不自然なだけでなく、勢いがあり養分を多く吸収するため、放置しておくと木が弱る原因となってしまいます。

ふところ枝

木の内部にある枝で、勢いが弱く、成長の見込みがないため切ります。 なお、将来樹形を小さくしたい場合に備え、残しておくこともあるようです。

車枝

幹の1ヶ所から、数本の枝が放射状に伸びているものです。 主に針葉樹に多く、1〜2本を残して切り落とします

かんぬき枝

幹において、左右対称(前後対称)に伸びている枝です。 どちらか片方を切り、幹から枝が交互に伸びるよう整えます。 胴吹き 幹から直接生える小枝で、木が弱る兆候ともなり得るものです。 通常は切り落としますが、樹形を整えるために必要な場合、主枝として育てることもあります。


切り方の名称

剪定 植木

続いて、剪定の方法です。 剪定方法には全部で5種類あり、それぞれの基本とコツについて、順を追って説明していきます。

切り返し

樹冠(枝葉が張っている部分、木の大きさ)を整えるため、伸びた枝を切りそろえる剪定です。 また、切り返しによって枝や芽に栄養が届き育ちやすくなるため、花や実を大きくできるというメリットもあります。長い枝の途中から、分岐させたい短い枝の部分で芽の上数mmを残し、切るようにしましょう。残しすぎてしまうと枝が枯れる原因となり、切りすぎても芽が枯れる原因となってしまいます。

切り詰め剪定

樹冠の大きさを調整するため、長く伸びた枝を短くする剪定です。 短くした部分からは、新しく枝が出てきます。 芽の伸びる方向を考えながら、芽の上3mmほどの位置でやや斜めに切るのがコツです。

枝おろし剪定

樹形を大きく変えるため、ノコギリやチェーンソーを使って、太い枝を付け根から切り落とす剪定です。 根元から切る場合、その重さで幹から裂けてしまうリスクがあります。そのため、根元から離れた上半分、下半分と分けて切り、幹を守らなければいけません。また、切り口から腐敗するのを防ぐため、抗菌癒合剤やペンキを塗って保護する必要があります。

枝抜き剪定(枝透かし)

ハサミやノコギリを使い、内部から1本ずつ枝を切って抜いていくという剪定です。 大きな枝(太い枝)から小さな枝(細い枝)、という順番で進めていきます。 枝抜き剪定によって、大きさや樹形を整えるだけでなく、枝葉の密生を解消できるというメリットもあります。 枝葉の密生は、日当たりや風通しが悪くなり、病気を引き起こす原因ともなるため、木の健康維持のためにも、枝抜き剪定は行いましょう。

刈り込み剪定

表面の枝を均一になるように切って、人工的な形を作る剪定です。 刈り込みバサミやバリカンといった専用道具を使い、凹凸が少なく、均一な見た目に仕上げます。 手間がかかりにくいというメリットはありますが、枝葉の密生が起こりかねないので、注意が必要です。


自力で剪定をするのは大変?

花 剪定

上記では、庭木を育てる上で、適度に剪定することが大切だとお伝えしてきました。 しかし、実際に剪定をしようとすると、大変なこともいくつかあります。 自力で行うときの不安点として、具体的に以下のようなものが挙げられるでしょう。

時間や労力がかかる

木の本数にもよりますが、庭木の剪定をする場合、かなりの時間が必要になります。 朝から夕方まで作業したとして、1日で終わらないこともあるでしょう。 また、剪定ばさみは重たく、持っているだけで大変なうえ、一本一本枝を切るにも力を要します。 思った以上に体力を使い、全身が筋肉痛になってしまう、なんてことも少なくありません。

誤った剪定をしてしまう

枝をバランスよく切る、という作業は難しいものです。 切り進めてもうまく形が整えられず、見栄えがかえって悪くなるということも考えられるでしょう。 また、剪定には正しい知識が必要です。 もし切る位置や時期を間違えてしまうと、木に負担がかかり、弱ったり病気になったりするという危険性もあります。 せっかく育ててきた木を弱らせてしまうのは、悲しいですよね。

怪我をする恐れも

庭木の剪定では、高所での作業を伴います。 小石や凸凹している地面に脚立を置くことで、多少の揺れがあるでしょう。 不安定な位置で剪定作業を行うことになるため、慣れていないと転倒事故につながりかねません。

業者に庭木の剪定を依頼しよう

自分で剪定をするのは不安だ、という方もご安心ください。 庭木の剪定は、業者に依頼することができます。 プロに任せる場合、素人と比べ、その仕上がりの差は一目瞭然でしょう。 難しそうな剪定も、プロに任せられるということであれば安心できます。


剪定の依頼にかかる料金

植木

業者に依頼するとなると、気になるのはその依頼料金ですよね。 庭木の剪定を依頼するとき、その料金パターンはいくつかに分けられます。 下記で、ひとつひとつ確認していきましょう。

単価制

多くの業者で採用されているのが、この単価制です。 作業する木1本あたりに値段が設定されており、本数が増えるほどかかる費用も増える、という仕組みになっています。 なお、値段は木の高さで決められることが多いです。

1m〜3m:3,000円〜4,000円
3m〜5m:6,000円〜8,000円
5m〜7m:15,000円〜20,000円
7m以上:現場見積もり

また、木以外の剪定・作業に関する単価は以下のようになっています。

生垣の剪定(1m未満):500円〜2,000円
生垣の剪定(1m〜2m):1,000円〜2,000円
生垣の剪定(2m〜3m)2,000円〜3,000円
生垣の剪定(3m以上):現場見積もり

植え込みの剪定(1平方メートルあたり):300円〜1,000円
草刈り・芝刈り(1平方メートルあたり):300円〜500円

なお、植え込みや草刈り・芝刈りも、量や高さによって金額が異なってくることがあります。 「料金にこだわりがない」「1本1本丁寧に作業してほしい」という場合、この単価制がおすすめでしょう。 また、中には1本のみだと単価が高くなったり、逆に本数が多いほど1本あたりの単価が安くなったりということもあるようです。

単価制の一例

作業内容:作業員2名、2mの木を3本、3.5mの木を2本剪定してもらう
かかった時間:6時間
料金:2,000円×3+5,000円×2=16,000円


日当制

日当制は、本数に関係なく、1日あたりの日当を作業員の人数分支払う仕組みです。 日当の相場は、1日(8時間)作業を行う場合、「15,000円〜30,000円」ほどであり、都市部ほど高い傾向になっています。 また、半日(4時間〜4時間半)の作業で、「10,000円〜12,000円」の半日料金を設定する業者もいるようです。 「本数が多く時間がかかりそう」という場合は、日当制をとるのがおすすめでしょう。

日当制の一例

作業内容:作業員2名、2.5mの木を3本、4mの木を3本剪定してもらう
かかった時間:2日間
料金:15000×2×2=6万円


時給制

時給制とは、作業時間に応じて、作業員の人数分の時給を支払う仕組みです。 時給相場は、1時間あたり「2,000円〜3,000円」となっています。 時給制のみを採用している業者はあまりなく、事前の見積もりで作業量が少なく済みそうな場合などに、業者から提案されることが多いようです。 「本数が少なく、作業時間が短そう」という場合、時給制がおすすめでしょう。 なお、時給制を採用する場合、悪質な業者だと、無駄に時間をかけて料金を多くとろうとするところも中にはいます。 そのため、事前に目安時間を伝えてくれたり、口コミや評判が良かったりする業者を選ぶのが大事です。

時給制の一例 作業内容:作業員1名、2mの木を2本剪定してもらう
かかった時間:5時間
料金:2000円×5=10,000円



追加料金がかかることも

電卓

場合によっては、基本の料金以外に、追加料金が発生することもあるでしょう。 具体的に、以下のようなものが挙げられます。

ゴミ処分代

切り落とした枝や葉などの処分料金です。 個人で捨てるのはなかなか大変なため、こうしたゴミの処分も引き受ける業者が多くいます。

処分代の相場は、ゴミ袋(45L)1袋で「500円前後」、軽トラック1台分で「4,000円〜7,000円」となっています。 中には基本料金の中にこの処分代を含んでいる業者もいるようです。 剪定で出たゴミは、少量であれば可燃ゴミとして出せることもありますが、量が多い場合、粗大ゴミとして有料で回収してもらったり、資源集積所へ持って行ったりしなければいけません。 処分できる量であれば、自分で捨てた方が安上がりとなりますが、難しい場合、無理せず業者に処分してもらいましょう。

駐車料金

自宅の敷地や付近に無料駐車スペースがない場合、有料駐車場を利用してもらわなければいけません。 その場合、駐車料金を実費負担しなければいけないこともあります。 事前の見積もりで、確認しておくようにしましょう。


庭木(植木)の剪定後に注意すべきこと

剪定

剪定したからといって、そのまま放置していいわけではありません。 日頃から、こまめにお手入れすることが必要です。 剪定と比べるとそれほど手間がかからない作業のため、定期的に行うようにしましょう。 必要なお手入れについて、いくつか下記で紹介します。

花がら摘み

咲き終わっても、散らずに残って枯れてしまった花を「花がら」と言います。 花がらをそのままにしておくのは見苦しく、また木が弱ることにもつながるため、付け根から摘みましょう。

古葉かき

古い葉を、手でもむようにして落とす方法です。 花がら同様、古く枯れた葉も木の成長を妨げることにつながるため、取る必要があります。

摘芯

枝の伸びを抑えたり、脇から芽が出ないよう、新しい枝の先端を摘むという方法です。 栄養が行き届きやすくなって、花が増えたり実の質が高まったりという効果があります。

摘蕾

より良い実がつくように、蕾の段階で摘み取って間引く作業です。 残った花や実に栄養が行き届くだけでなく、花つきや実つきを減らし、木の負担を抑える目的もあります。

芽かき

不要な芽を摘み取って、枝の数を抑えるという方法です。 樹形を整えたり、木の成長を維持するために行われます。


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毎日のお手入れをしていても、手の届かないところや作業のしにくい部分が野放しになってしまいます。剪定のプロに依頼して、きれいな庭を維持しましょう。ゼヒトモにはたくさんの剪定のプロがいます。あなたにあった剪定のプロをご紹介します。

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