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トイレリフォームの工事の流れ!施工中は使えない?
トイレリフォームでは、止水栓を止める必要があるため、一時的に水道が使用できなくなります。工事が終わるまでの間、トイレが使えないのは心配になってしまいますが、短い期間で終わることが多いので心配はありません。
本記事ではトイレリフォームの手順や期間について説明しています。工事費用の相場も解説していますので、トイレリフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。
ブロカレジ
トイレリフォームの工事の流れ
トイレのリフォームはどのような手順で行われるのか、基本的な「トイレの交換」を例に、大きな流れを説明します。一般的なトイレタンクと便器一式を交換する工事ですので、参考にしてください。
工事の流れの中で、水が使えない期間や大きな音がする場面もお伝えしています。工事中のトイレの利用や、ご近所へのあいさつなども考慮してみてください。
1. 養生
まずは、床や壁を傷つけないで作業できるように、通り道やトイレ周辺の養生をおこないます。特にトイレ周辺は、濡れる心配があるため念入りにおこないます。
この段階ならまだトイレは使用できますので、養生している間にトイレを済ませておくことをおすすめします。
2. 撤去
トイレ周辺の養生が終わったら、トイレやタンクの撤去をおこないます。 ここではトイレ内の止水栓だけでなく、水道の元栓から閉める場合もあります。そのため、しばらく水が出なくなるので注意しましょう。
水道の栓を閉めたら、タンクや便器の水を抜きます。トイレを流すときのように、レバーをひねって中の水を流し、便器内の水をポンプや雑巾などで抜いていきます。
タンクと便器に水がなくなったら、次は撤去の作業です。トイレは狭いため、取り外したタンクや便器で周辺を汚したり傷つけたりしないように、慎重に作業をおこないます。 ウォシュレットタイプのトイレの場合は、ここで給水管から外す作業が必要です。
3. 給排水・内装工事
必要に応じて、給排水や内装の工事をおこないます。この部分の工事が増えると、工事期間が長くなる傾向があるので、事前にしっかり所用時間を確認しておきましょう。
便器の下には、排水ソケットというパーツがあります。これは便器のタイプによって形が異なるので、便器を交換するときは、新しい便器に合わせたものと入れ替えが必要です。この作業では、場合によっては工具を使うことがあり、大きな音がする可能性があります。新しい排水ソケットを設置したら、給排水の工事は完了です。 ここで屋外の止水栓を開けるので、トイレ以外の水道が使用可能になります。 壁紙や床材の交換もこのタイミングです。
4. 設置
いよいよ、新しい便器やタンクの設置です。ウォシュレットを使用する場合は、便器を設置した後に取り付けて、電源とつなげます。トイレタンクも設置して、給水管に接続します。 最後に止水栓を開けて動作確認をおこない、無事に水が流れれば工事は完了です。
トイレリフォーム中にトイレは使えない?
トイレリフォーム中は、トイレを使えない時間が発生します。しかし工期が短いので、事前に対策すれば問題はありません。 工事に入る直前には、トイレを済ませておくことをおすすめします。
さらにご近所に声をかけて借りたり、近くのスーパーやコンビニなどで借りたり、事前に対策をしておくとよいでしょう。 工事にかかる時間は、リフォームの内容によって異なるため、事前の打ち合わせで確認しておきましょう。
トイレリフォームの期間は1日以内
便座交換だけの簡単な工事なら、数時間で終わるケースがほとんどです。工事前にトイレに入っておけば、特に問題はないでしょう。状況にもよりますが、おおよそ半日程度の工事と考えておけば大丈夫です。
和式トイレを洋式にリフォームする場合は、解体後に床工事が必要になります。「ついでに壁紙も新しく張り替えたい!」といった内装工事が入ると、1日〜2日程度の期間が必要になるかもしれません。
工事の内容 | 工事期間の目安 |
便座交換 | 30分~2時間 |
トイレ交換 | 半日 |
内装工事を含むリフォーム | 1~2日 |
機能性を高めるリフォーム | 2日~ |
簡単な工事なら1日で終わるとはいえ、「その間トイレが使えないのは心配」と思う方も多いはず。トイレリフォームの際は、ご近所に事前にお願いしておくか、近隣で使用できる店舗のトイレや公衆トイレをピックアップしておくとよいでしょう。
トイレリフォームの費用相場
トイレリフォームの費用は、トイレ本体や内装工事などの総額で、15万〜20万円未満が平均的な相場のようです。もちろん工事の規模によって、相場も変化します。 実際によくある工事別に、どの程度の費用が必要なのかを見てみましょう。
便器交換+内装工事
便器交換と内装工事のセットで、トイレの中を丸ごとリフォームすると、費用は14万〜32万円が目安になります。
タンクレスや自動洗浄、フタの自動開閉などの多機能トイレを選ぶと、費用が高くなる傾向があります。また床材や壁紙も、量産品を選べば安価での工事が可能ですが、消臭効果のある素材を選ぶと数万円程度アップすることがあります。
和式から洋式へ便器交換
和式から洋式へのリフォームは、15万〜57万円と、かなり幅広い費用帯になっています。これは床の状況によって、工事の規模が変わるためです。
古い和式トイレは段差が設けられている場合があり、それを解体してフラットにする必要があるため、通常より費用がかさむ場合があります。また汲み取りタイプの和式トイレの場合、水洗トイレにするための工事が必要となります。
便器交換
便器交換の相場も幅広く、3万〜21万円となっています。洋式から洋式への交換であれば、費用が安く済むことも。
相場に幅が出るのはトイレのグレードによるもので、多機能トイレやタンクレスを選ぶと、費用が高くなる傾向があります。暖房便座を新設する場合には、電気工事が必要になる場合もあるので、しっかり見積もりを取りましょう。
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監修プロのコメント
トイレと他の水回りの水栓は別になっているので、家全体の水道が使えないということありません。きちんと計画をすれば、問題なくリフォームができるでしょう。
便器のリフォームは、水の排出をしっかりするのがポイントです。タンクや便器の中まで、水の処理を漏れなく行います。取り替える時に配管も高圧洗浄しておくと、後々のトラブルも防げるのでおすすめです。
最近では節水用の配管を使っているトイレも多く、リフォームで構造を変えた際につまりやすくなってしまうケースもあります。そういったことも、きちんと話をしてくれる業者を選びましょう。
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