使わなくなったトイレを物置スペースとして有効活用するのはありでしょうか。二階の使わなくなったトイレを物置にするなど、意外に需要は多いんですよ!
今回はトイレを物置にリフォームするときの工事手順や費用相場を紹介します。施工する時に気をつけたいポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- トイレを納戸や作業スペースにリフォームすれば、狭い空間でも有効活用できる
- トイレリフォームは、便器撤去→配管処理→内装工事の手順で行う
- 便器撤去時に配管内の汚物を適切に除去しないとリフォーム後に悪臭が発生する恐れがある
- 費用は便器タイプや内装工事の内容によって異なり、2万〜20万円ほどかかる
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トイレを物置にリフォームしてスペースを有効活用

子どもの独立などを機に、2階にあるトイレを使わなくなる家庭は意外と多いものです。ただ、使用していなくても定期的に掃除しなければいけないため、手間がかかるのではないでしょうか。
この使わなくなったトイレを納戸にリフォームすれば、スペースとして有効活用できます。 住宅に設置されたトイレは1畳くらいの広さなので、さまざまな使い方が可能です。
また、近年は在宅ワークを導入する企業が増えているため、自宅で仕事をする方もいるでしょう。トイレをリフォームして、仕事部屋としても利用できます。
トイレを撤去した後の臭いは大丈夫?
トイレの便器はきちんと配管を処理すれば、臭いを感じることはありません。しかし、きちんと施工をしないと、異臭のものとになることも。
リフォーム後に臭いを感じる場合は、汚物が残っている配管を適切に処理できていないのが原因です。 配管を残した状態で便器だけを撤去した場合、中に残った汚物が異臭を放つのです。
いわゆる悪質業者にリフォームを依頼した場合、配管を処理せずに施工を終わらせる事例もあります。日々の生活に悪影響が出るので、優良なリフォーム業者を選んで施工してもらうことが大切です。
トイレを物置にリフォームする工事の手順

トイレを納戸にリフォームする場合、便器を撤去するだけなので自分で工事したいと考える方もいるかもしれません。ただ配管の撤去は専門的な知識が必要なことも多いので、トラブルを避けるには自分で施工するより業者に任せるのが良いでしょう。
トイレを納戸にリフォームする工事の手順は次のとおりです。
- 便器を撤去する
- 配管を処理する
- 内装を工事する
順番に詳しく説明していきます。
1. 便器を撤去する
便器の撤去は、トイレの方式(汲み取り式・和式・洋式)によって費用相場が異なります。汲み取り式や和式は、従来はよく使用されていました。近年多くの住宅で導入されている洋式は、比較的リーズナブルな費用で撤去できます。
2. 配管を処理する
便座を撤去したら、リフォーム後の匂いの元になる配管の汚物などを処理します。この配管の処理が必要なことを知らない方も多いのですが、非常に重要です。
配管処理について知っていても施行中に配管を曲げるなどの問題が発生することもあります。 さらに、リフォームで撤去した廃材は、資格を保有していないと処分することはできません。
廃材処理や問題回避のために配管処理は、専門知識があるリフォーム業者に任せるのがおすすめです。施工後に異臭などのトラブルを感じた場合は、すぐに専門業者に点検してもらいましょう。
3. 内装を工事する
特に在宅ワークの仕事場として活用したい場合は、クロスやクッションフロアの汚れや匂いが気になることもあるはずです。
1畳程度の広さでクロスやクッションフロアを張り替える費用は、それぞれ2万〜4万円ほどかかります。 またリフォーム後の空間を収納場所として活用したい場合は、棚を設置してウォークインクローゼットのようにするのもおすすめです。
トイレは壁で囲まれた空間であるため、棚を多く設置しやすいメリットもあります。棚であればDIYもできるので、自分好みの空間にアレンジできるのも魅力です。
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トイレを物置にリフォームする費用相場
トイレを物置にリフォームする際にかかる費用は、工事内容によって変わります。
【便器タイプ】
| 工事内容 | 費用 |
| 汲み取り式 | 4万~6万円 |
| 和式 | 4万~6万円 |
| 洋式 | 2万~4万円 |
【内装工事】
| 工事内容 | 費用 |
| 壁のクロスの張り替え | 2万~4万円 |
| クッションフロアの張り替え | 2万~4万円 |
| フローリングに張り替え | 8万円 |
| トイレの段差を改善 | 20万円 |
| 便槽を埋める | 20万円 |
トイレを物置にリフォームする際の注意点
マンションのトイレをリフォームしたい場合は、いくつか注意したいポイントがあります。たとえば分譲マンションには、専有部分と共有部分があるので注意しなければいけません。自宅にあるトイレは専用部分に該当しますが、排水管が共有されていることも多いので事前に確認しておく必要があります。
なかには、マンションの管理規約にトイレのリフォームに関する項目があることも少なくありません。トラブルに発展することを避けるためにも、実際に確認を取ってから施工を始めることが大切です。
ただ、マンションの構造によっては排水管を処理せずにリフォームできます。このような場合は、便器を撤去した後に排水管に蓋をするだけです。
トイレのリフォーム業者の選び方

トイレを納戸にリフォームするにあたって、配管撤去は専門的な知識が必要になります。そのため、リフォーム業者に依頼してプロに施工をお願いするのがおすすめです。
リフォーム業者はさまざまな会社があるため、何を基準に選べばいいか悩む方もいるでしょう。 リフォーム業者の選び方を間違えると、場合によっては施工後に嫌な臭いがしたり高額な費用を請求されたりなどトラブルが発生することもあるかもしれません。
このようなトラブルを避けるには、信頼できるリフォーム業者を選ぶ必要があります。
まずリフォーム業者を選ぶときに押さえておきたいのは、施工実績です。高い実績を誇るリフォーム業者であれば、それだけ多くの顧客から信頼されていることがわかります。
リフォーム業者の実績は、公式サイトに細かく紹介されていることも多いので一度確認してみましょう。実績が記載されていない場合は、直接確認しておくことをおすすめします。
また、実績があっても依頼者と相性が良いとは限りません。リフォーム業者との相性が悪いと、思い通りの仕上がりにならない可能性も高いです。なかには施工がスムーズに進まず、工期が長くなってしまうこともあるかもしれません。
担当者とは連絡を取る機会も多くなるので、相性の確認は重要です。施工後の仕上がりにも大きく影響するので、リフォーム業者との相性は必ず確認しておきましょう。
ゼヒトモでおすすめ!トイレリフォームのプロ
子どもの独立や在宅ワークを機に、2階のトイレを物置にリフォームするケースは意外と多いもの。誤った施工は悪臭や施工不良の原因になるため、配管処理や異臭対策など専門的な知識・技術が欠かせません。
理想の収納スペースや作業部屋を実現するためには、信頼できる業者選びが大切です。ここでは、トイレリフォームの実績が豊富なゼヒトモのプロを紹介します。
大洋建設株式会社

大洋建設株式会社は、東京都町田市を拠点に、水回りリフォームやバリアフリー化をはじめとする内装工事を手掛ける会社です。新築・増築・リフォームにも対応し、個人宅だけでなく、デイサービスや商業施設など幅広い施工実績があります。
見積もりは無料。耐震工事や介護保険適用の住宅改修にも取り組み、お客様のライフステージの変化に合わせた住まいづくりをサポートします。経験豊富な職人が確かな技術で、安全性と快適性を両立させた空間を提供します。
ゲストさん(2018/08)
壁紙の張替え・補修
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
8畳間の床と壁のクロスの張替え工事を依頼しました。今回で5回目の工事となり、特に柄にこだわりました。床材はアンティーク調、壁紙はディズニー柄とアンティーク柄のツートンにし、中央に帯を入れて仕上げていただきました。理想通りの仕上がりで、大変満足しています。
合同会社ブラザー・リフォーム

合同会社ブラザー・リフォームは、東京都港区に拠点を構える工務店です。水回りリフォームをはじめ、内装・外装、電気工事などのサービスを提供しています。
“高品質・適正価格”をモットーに、リーズナブルな価格で細部にまでこだわったリフォームを実現。お客様の理想の形にできるよう、経験豊富なスタッフが綿密なヒアリングを通して予算・ライフスタイル・家族構成などに合わせて最適なプランを提案します。
ハセガワさん(2025/01)
リフォーム・リノベーション・内装工事
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
迅速かつ丁寧な対応に感謝いたします。価格もリーズナブルで、職人の仕上がりはまさにプロの技でした。来年以降、追加のリフォームが発生した際は、ぜひまたお願いしたいと思います。
スポットハウス

スポットハウスは、トイレ・浴室・キッチンなどの水回りや外壁塗装、防水工事といった総合リフォームを手掛ける事業者です。経験豊富な職人が多数在籍しているため、幅広いニーズに柔軟に対応できるのが強み。神奈川県藤沢市を拠点に東京都・千葉県・埼玉県・静岡県にも営業所を構え、地域に根ざしたサービスを提供し続けています。
仕上がりのクオリティの高さはさることながら、打ち合わせから完工後のアフターフォローまで細やかに対応。お客様の安心と満足を第一に考えたリフォームを実現します。
株式会社Jホーム

株式会社Jホームは、リフォーム・リノベーション全般を得意する会社です。東京都杉並区を拠点に、地域密着で21年の実績を誇ります。設計から施工・監理・インテリアコーディネートまで、一貫した体制で理想の家づくりをサポートします。
内装材には天然素材「微生物漆喰(しっくい)」を採用するこだわりも。細菌やカビの繁殖を抑えて室内を清潔に保てるため、健康・環境に配慮した住まいを求める方におすすめです。“自然と人間との調和”をモットーに、素材にこだわった空間づくりを大切にしています。
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使用しなくなったトイレを有効活用したいなら、物置にリフォームするのがおすすめです。
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監修したプロのコメント
トイレの撤去後の匂いについては、配管の高圧洗浄後にキャップをすると良いでしょう。キャップの位置は、今後もしトイレとして利用するのであれば、床上がオススメです。
メリットとしては、作業がスムーズで見栄えも良いこと、デメリットとしては、再度床を剥がす事になるので手間がかかることです。
施工方法もいくつかあるため、ご自身の理想や要望を業者に伝えるといいでしょう。
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