外構・エクステリア工事
2022/08/27 2025/05/29

人工芝は雨の日でも水はけが良く、ベランダに敷いて使用するのにもおすすめのアイテムです。

この記事では、雨の日でも滑りにくい人工芝の特徴をご紹介。DIYでベランダに施工する方法や注意点も詳しく解説します。また、雨の日に適した人工芝の選び方やおすすめの商品もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

Point
  • 高密度な人工芝は雨の日でも水はけがよく、ベランダにも最適
  • 人工芝を敷く際は、劣化やカビを防ぐために排水経路を確保するのがポイント
  • 雨の日の使いやすさを重視するなら、防水機能付きや排水性能が高い人工芝がおすすめ

この記事を監修したプロ
原田 欣明 さん

GardenDesignSEALTH(ガーデンデザインシールズ)

雨の日に人工芝を敷くメリットは?

雨の日に人工芝を敷くメリットは?

ここでは、人工芝が雨の日に敷くメリットを解説していきます。

排水用の穴が空いているから水はけが良い

人工芝の裏面には小さな排水用の穴が均等に配置されており、雨水が芝の表面に溜まるのを防ぎます。この透水性の高い機能から、雨の日でも水はけが良く表面がぐちゃぐちゃになることがありません。特に高密度な人工芝ほど排水性能が高く、庭やベランダに敷く際にも最適です。

高品質な人工芝なら水はけが良く滑りにくい

人工芝は水を吸収しないため、雨の日は滑りやすくなります。滑り止めのない靴やスリッパを履いている場合は、靴底の摩擦が少ないので、特に注意する必要があるでしょう。

高品質な人工芝は、パイル(※人工芝の葉の部分)の長さや素材が工夫されており水はけが良いことから、滑りにくい仕様になっています。特にアウトドア用の人工芝には、防滑性を向上させる加工が施されており、耐久性にも優れています。

DIYでベランダに人工芝を施工する方法・手順

人工芝を敷設している

人工芝は雨の日でも滑りにくく耐久性も高いなど、多くのメリットがあります。そんな人工芝はベランダにもぴったりです。DIYで人工芝をベランダに敷くのは、少しの準備と注意点を押さえるだけで、意外と簡単にできます。

ここでは、必要な道具や施工手順を詳しく解説します。

必要なもの

  • メジャー
  • 人工芝用両面テープか接着剤
  • ハサミやカッター
  • 掃除道具(デッキブラシやちりとりなど)

施工方法・手順

  1. ベランダの掃除をして、下地を整えます。
  2. 人工芝をベランダのサイズに合わせてカットします。
  3. 人工芝を敷いた後、端を両面テープや接着剤でしっかりと固定します。
  4. 最後に、芝の表面をならして完成です。

ベランダに人工芝を敷くときのコツ・注意点

人工芝を敷くときのコツ・注意点

ここでは、人工芝をベランダに敷くときのコツや注意点を解説します。

排水経路を確保しないと水たまりができやすい

人工芝を敷く前に排水経路が十分に確保されていないと、雨が降った際に水たまりができやすく、芝の劣化やカビの原因になります。

ベランダの勾配や排水口の位置を確認し、人工芝を敷く際には水がスムーズに流れるようにしましょう。

ポリエチレンやポリプロピレン素材ならカビにくい

人工芝の素材選びも重要なポイントです。特にポリエチレンやポリプロピレン製の人工芝は水はけが良いため、カビが発生しにくく、耐候性にも優れています。これらの素材であれば、雨があたる場所への施工も安心です。

施工するのは天気の良い日がおすすめ

人工芝を敷く際は、乾燥した天気の良い日に行うのが理想です。湿気が多い日や雨の日に施工すると、ベランダの湿った部分を人工芝で閉じ込めてしまい、カビや臭いの原因になる可能性があります。

また、接着剤を使用する場合、天候によって乾きが悪くなることがあるため、晴れた日を選ぶことで作業がスムーズに進みます。

DIYが難しければ施工業社に依頼するのがおすすめ

DIYでの施工が難しいと感じる場合、専門の施工業者に依頼するのも一つの方法です。業者に依頼することで、確実に綺麗な仕上がりが期待でき長期間の耐久性も確保できます。

また、プロの業者は勾配や排水などの細かい調整も行ってくれるため、安心して利用できます。

雨の日の人工芝に関するよくある質問

人工芝

人工芝は、雨の日でも安心して使える便利な素材ですが、初めて使用する際にはさまざまな疑問が浮かぶ方もいるでしょう。ここでは、雨の日に関するよくある質問とその回答をまとめました。

雨の日におすすめの人工芝は?

雨の日でも使いやすい人工芝を選ぶことが重要です。防草機能付きや水はけの良いタイプの人工芝は、特に雨の日に役立ちます。

タンスのゲン|防草機能付き 人工芝 0.5m×10m

タンスのゲンの防草機能付き人工芝は、雑草の発生を抑えるために開発されており、雨の日でも快適に使用できる仕様になっています。

詳しくはこちら

ワタナベ工業|人工芝 システムターフR

ワタナベ工業のシステムターフRは、水はけが良く、耐久性に優れた製品です。雨の日にも滑りにくく、使い勝手の良い商品です。

詳しくはこちら

人工芝と天然芝のどちらが雨に強い?

人工芝は、天然芝に比べて雨に強く、水はけの良さやカビの発生しにくさで優れています。天然芝は雨でぬかるみやすく、メンテナンスも大変です。一方、人工芝は手間がかからず、長期的に使用できるのがメリットです。

雨の日の人工芝のサッカー場は滑る?

雨の日の人工芝のサッカー場は、製品の品質により滑りやすさが異なります。高品質な人工芝を使用している場合、滑りにくい設計が施されているため、安心してプレーが可能です。

ゼヒトモでおすすめ!人工芝の施工のプロを紹介

人工芝の施工はDIYでも可能ですが、きれいな仕上がりを求めるならプロの業者に依頼するのがおすすめです。施工実績が豊富な業者なら、勾配や排水にも配慮したうえで、耐久性の高い人工芝を叶えてくれます。ここからは、人工芝の施工を依頼できる業者を3社見ていきましょう。

お庭プロ(JAM&Co.株式会社)

お庭プロ(JAM&Co.株式会社)
写真:お庭プロ(JAM&Co.株式会社)

造園・外構工事の専門業者で、首相官邸や皇居の剪定を手がける一流の庭師が在籍しています。全職人が毎月技能講習を受けており、優れた技術力と豊富な知識による高品質な施工が強みです。

剪定・伐採作業では「登り込み」と呼ばれる技法を採用しており、クレーンや高所作業車が入れない場所での作業にも対応。造園だけでなく人工芝や防草シートの施工も実施しており、メンテナンスが簡単で美しい庭を実現してくれます。

現場写真を送れば最短24時間以内で見積もりが可能なほか、現地調査も最短3日以内と地域密着型ならではのスピード感が魅力です。

<口コミ>
山本さん(2025/01)
庭のリフォーム・工事
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
自分は人見知りですが、お見積もりに来ていただいた方は気さくで話しやすく、個人ができるお手入れの方法なども教えていただき、強引な勧誘もなく、依頼を淡々とこなしていて、職人としてのプロフェッショナリズムを感じました。また、予算についても親身に相談に乗ってくれ、見積もり金額以上の請求などもなく、非常に信頼できる業者だと感じました。

川原植木

川原植木
写真:川原植木

神奈川県横浜市を拠点に、造園や剪定を手がける植木屋です。約40年以上の経験を有するプロが代表を務めており、草刈りや人工芝のような小規模施工にも対応しています。

個人邸から公共事業まで施工実績も豊富で、長年の経験で培った高い技術力が強みです。重機や移動式クレーンといったライセンスも保有しており、難易度の高い現場にも柔軟に対応してくれます。

丁寧な作業に定評がある業者なので、人工芝の施工でも高品質な仕上がりが期待できるでしょう。

<口コミ>
マツモトミエコさん(2023/01)
リフォーム・リノベーション・内装工事(大工・工務店)
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
本当にお願いしてよかったです。経験値の高いベテランの職人さんです。仕事も早く丁寧で、早いレスポンスとフットワークの軽さに驚きました。他社よりもかなり安く見積もりいただきとても有り難かったです。また機会がありましたら、ぜひお願いしたいです。

株式会社堀切庭苑

株式会社堀切庭苑
写真:株式会社堀切庭苑

東京都東村山市に拠点を構える造園工事と外構工事の専門業者です。庭に関するあらゆる工事を請け負っており、外構から植木まで自社で対応することで工期短縮を実現しています。

人工芝の施工では、FIFA認定工場で生産された「芝人」ブランドを使用。サッカーの激しい動きにも耐える高い耐久性を備えており、天然芝のように自然な見た目と柔らかい肌触りが魅力です。

雑草の除去や水はけ改善など下地づくりも徹底してくれるので、経年劣化するまでメンテナンスの必要はありません。海外生産と大量仕入れにより、高品質ながら低価格を実現しているので、コスパを重視している方にもおすすめです。

ゼヒトモで人工芝の施工業者を探す

ゼヒトモで人工芝の施工業者を探す

人工芝を敷設することで、メンテナンスが簡単な美しいエクステリアが完成します。雑草のお手入れや害虫の心配も少なく、水はけも良好な状態に保てるでしょう。

  • 人工芝について相談したい
  • まとめて外構・エクステリア工事の見積もりをとりたい

そんな方は、ゼヒトモから外構・エクステリア工事のプロを探してみませんか? いくつかの質問に答えるだけで、簡単にあなたにピッタリなプロが見つかります。 ゼヒトモお気軽にご利用ください!

監修プロのコメント

業者を選ぶ際、基盤土壌の整正や表面排水勾配などを考慮して施工してくれるか確認しましょう。施工後の経年劣化も少ないので、長く人工芝を利用することができます。

また、芝丈の長さによる質感の違いや水捌けを良くする多孔質のものなど、地盤や環境にあった製品を選ぶと、なお良いですね。

作業工賃だけを比べて人工芝を敷くだけの業者に依頼するのは、なるべく避けるようにしましょう。

この記事を監修したプロ
原田 欣明 さん

GardenDesignSEALTH(ガーデンデザインシールズ)

10年を超えるキャリアと1000件以上の施工実績あり。奈良の有名な寺社仏閣の緑化管理・京都の華道家元の庭園管理・大阪の北河内地域の都市公園緑化などの施工を実施。お庭づくり・外構工事・樹木剪定、草刈芝刈など様々なサービスを展開。お客様の要望に誠実に向き合い、迅速で丁寧な対応を強みとする。

外構・エクステリア工事関連の最新記事

2025/05/23
外構とは?・エクステリアとの違い、工事の種類と費用相場、業者の選び方も解説【2025年最新】

外構やエクステリアは家の印象を左右するだけでなく、防犯にも密接に関わるものです。しかしリフォームをすると多額の費用がかかりそうで、なかなか踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。 この記事では外構のリフォームを検 […]

2025/05/21
初心者必見|人工芝をDIYで施工する方法・手順!設置のメリット・デメリットや注意点なども解説【2025年最新】

住宅の庭やポーチなどに使用されることも多い人工芝。天然芝と比べてお手入れが簡単で、美しい景観を保つことができます。ホームセンターなどでは人工芝を切り売りしているため、DIYで施工してみたいと考える方も多いのではないでしょ […]

もっと見る

あなたのお困りごとをプロに相談してみよう

STEP 1:簡単無料依頼

2分でスマホやPCで簡単に依頼内容を入力します。

STEP 2:提案を受ける

最大5人のプロから提案を受けられます。あなたの条件に合うプロを採用してください。

STEP 3:交渉成立

プロと相談した場所・日時・値段で依頼したサービスを受ける。

この記事を書いた人

ゼヒトモ 編集部

ゼヒトモ 編集部

ゼヒトモ 編集部アカウントです。

お役立ち情報をLINEで受け取る

友だち追加

関連サービスからプロを探す