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20畳のフローリング張り替え費用はいくら?リフォームのポイントも解説
どんなに丁寧に使っても、フローリングには汚れやキズがつくため、必要に応じて張り替えを検討しなくてはいけません。また、汚れやキズがない場合でも、日光を浴びることで色褪せや変色が生じることがあります。20畳ほどのLDKのフローリングを張り替えたいけれど、どれくらい費用がかかるのか疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、フローリングの張り替えを検討している方に向けて、必要な情報を詳しく紹介しています。20畳程度の張り替えにかかる費用相場や工期、業者の選び方についても解説しているので、ぜひチェックしてください。
フローリングの張り替え種類
フローリングの張り替えには、「張り替え」と「重ね張り(上貼り)」の2つの種類があります。張り替えとは既存の床材をすべて剥がし、新しいフローリングを敷設することです。一般的な張り替え方法ですが、既存の床材の処分費用がかかること、床材を剥がすのに時間がかかることなどに注意しておきましょう。
一方、重ね張りとは既存の床の上に新しいフローリングを敷くことです。処分費用や床材を剥がす工程がかからないため、工期が短く費用も安価な傾向にあります。ただし、現在の床の状態によっては難しいこともあるので、事前にリフォーム会社に確認しておくのがおすすめです。
20畳のフローリング張り替えにかかる費用と工期
20畳のフローリングを張り替える場合の費用相場は、以下をご覧ください。
床材の種類 | 無垢フローリング | 複合フローリング |
施工費用相場 | 張り替え:45万~65万円重ね張り:40万~50万円 | 張り替え:35万~50万円重ね張り:30万~45万円 |
費用内訳 | 材料費:20万~30万円施工費:20万~30万円処分費:5万円程度 | 材料費:10万~15万円施工費:20万~30万円処分費:5万円程度 |
工期目安 | 張り替え:4~6日重ね張り:1~2日 | 張り替え:4~6日重ね張り:1~2日 |
床材の種類が異なっても、施工費や処分費はほぼ変わりません。しかし、材料費が異なるため、費用合計額は大きく変わります。
また、重ね張りか張り替えかによって、リフォーム工事日数も大きく変わります。重ね張りであれば1~2日で完成しますが、張り替えの場合は4~6日必要です。さらに、張り替えの工事で、床材の下をチェックした際、補修が必要な箇所が見つかることもあります。補修や取り替えが必要な時は、さらに工期が延びることもあるので注意しておきましょう。
それぞれの床材の特徴
フローリングには、無垢フローリングと複合フローリングの2つの種類があります。床材が異なることで質感や使用感が変わるだけでなく、費用も大きく変わるので注意が必要です。
各床材の特徴やメリット、デメリットを比較しました。
床材の種類 | 無垢フローリング | 複合フローリング |
特徴 | 天然木 | 合板を張り合わせたもの |
価格 | 高額なことが多い | 安価なことが多い |
メリット | ・天然の木目や色を楽しめる・肌ざわりがナチュラル | ・色や柄のバリエーションが豊富・湿度の影響を受けにくい |
デメリット | ・水に弱く、シミができやすい・乾燥で縮んだり割れたりすることがある | ・アレルギー反応が生じることもある・自然の温かみがない |
それぞれの違いや特徴を詳しく見ていきましょう。
無垢フローリング
無垢フローリングは天然木そのものを床材として加工しているので、天然素材ならではの色味や風合い、木目を楽しむことができます。また、ふんわりと温かい、ナチュラルな雰囲気を出せるのもメリットです。
しかし、水に弱く、液体がこぼれたときにすぐに拭き取らないとシミや汚れになるというデメリットがあります。湿度の影響により劣化しやすく、乾燥すると反ったり割れたりすることもあるので注意しましょう。無垢材は次の方におすすめです。
- 天然素材にこだわりたい
- こまめなお手入れが苦にならない
- 家族にアレルギーのある方がいる
複合フローリング
複合フローリングは合板を張り合わせて作るので、色や柄のバリエーションが豊富な点が特徴です。また、手入れがしやすい、価格が安い、湿度の影響を受けて縮んだり割れたりすることが少ないなどのメリットもあります。
ただし、天然木をそのまま使っているわけではないため、自然の風合いや色味を感じられないのはデメリットです。ナチュラルな雰囲気の部屋には合わない可能性があるので、インテリアを選ぶ床材といえます。
また、合板を接着剤で張り合わせているので、アレルギー反応やシックハウス症候群を引き起こすかもしれません。次のいずれかに該当する方は、複合フローリングがおすすめです。
- 床暖房を導入する、あるいは導入する予定がある
- 表面にキズや汚れが発生しにくい床材を選びたい
- できるだけ価格を抑えたい
広い面積のフローリング張り替えをする際のポイント
LDKなど広い空間のフローリングを張り替えるときには、次のポイントに注意が必要です。
- 面積効果を考慮する
- マンションの場合は管理会社へ確認する
- トータルバランスを考える
それぞれのポイントについて説明します。
面積効果を考慮する
面積効果とは、部屋の面積が広い場合、明るいものは実際以上に明るく見え、反対に暗いものは実際以上に暗く見えることです。そのため、小さなサンプルだけでフローリングを選んでしまうと、仕上がりが予想した雰囲気とは異なることがあります。
面積効果に注意するためにも、明るい床材を選びたいときは最適と思われるよりもワントーン暗いもの、暗い床材を選びたいときはワントーン明るいものにし、バランスを取るようにしましょう。
また、サンプルでは木目やデザインが気にならなかったものが、LDK全体にフローリングを敷くと目立ってしまうこともあります。後悔しないためにも、デザインがあるものは事前にシミュレーションしておきましょう。
マンションの場合は管理会社へ確認する
マンションなどの集合住宅では、リフォーム工事の前に管理規約を確認し、管理会社に工事内容を申請しなくてはいけません。また、張り替え工事は騒音がするため、上下左右の住宅には事前に挨拶をしておくことも大切です。
マンションによっては床材の遮音等級が決められていることもあります。階下の住民の暮らしやすさを守るためにも、管理規約をしっかりと調べておきましょう。
トータルバランスを考える
フローリングを変えるだけでも、部屋の雰囲気は大きく変わります。家具や建材、インテリアとのバランスを考え、床材の種類や色、デザインを決めましょう。
また、壁や天井の色味、地模様、デザインなどと合うものを選ぶことも大切です。フローリング単体で判断するのではなく、トータルバランスを意識するようにしましょう。
フローリング張り替えはDIYできる?
フローリングの張り替えを自分ですると施工費がかからないため、リフォーム業者に依頼するよりも費用を抑えられます。
しかし、思うような仕上がりにならなかったり、時間がかかって生活に支障が出たりすることもあるため、あまりおすすめはできません。また、フローリングのカッティングに失敗し、通常よりも材料費が高額になってしまう可能性もあります。
20畳もの広い面積をDIYするには、それ相応の技術が必要です。DIYを検討している方は、狭い部屋でフローリングの張り替え経験を積んでから、LDKの張り替えに挑戦するほうが良いでしょう。
フローリング張り替えのプロを選ぶ際のポイント
フローリングの張り替えは、プロに任せることをおすすめします。しかし、リフォーム業者によって仕上がりに差が生じるだけでなく、費用も大きく異なるため注意が必要です。
ここからはリフォーム業者の選び方のポイントについて説明します。満足できるリフォームを実現するためにも、ぜひ参考にしてください。
相見積もりを取る
フローリングの張り替え費用は、リフォーム業者によって異なります。同じ材料を使って張り替える場合でも、仕入価格や施工費が異なるため、総額に大きな違いが生じることも少なくありません。
割高な業者に依頼しないためにも、複数社から相見積もりを取ることが大切です。費用総額だけでなく、費用の内訳やフローリング材の単価、工期なども比較するようにしましょう。
特に「費用一式」などの言葉を用いて、内訳を記載しない業者には注意が必要です。約束した資材よりも勝手にランクを落として敷設したり、手抜き工事を行ったりする可能性があるので、避けるようにしましょう。
実績が豊富な業者を選ぶ
リフォーム業者の実績も、優良業者を見極めるときのチェックポイントです。実績が豊富でない業者を選んでしまうと、工期が延びたり、床材が浮く・歩くと音が鳴るといった不具合が生じたりすることがあります。
また、業者の実績を確認するときは、「フローリングの張り替え実績が豊富か」という点に注目しましょう。リフォーム業者によって専門とする分野が異なるためです。業者自体の実績は豊富でも、フローリングの張り替え経験が少なく、高い品質を期待できないこともあります。
業者の実績は、各業者のホームページで公開されていることがあります。フローリング張り替えの施工例が豊富にあれば、ある程度は信用できるでしょう。また、見積もりの際に実績例を見せてもらうのもおすすめです。業者によっては、今までの施工例を写真に撮り、見やすいように1冊にまとめていることがあります。
地元の業者に依頼するときは、評判も確認してみましょう。最近フローリングのリフォームをした知人などに尋ねてみると良いかもしれません。
スタッフとの相性を確認する
見積もりを取るときは、金額だけでなくスタッフの対応も確認しておきましょう。要望を丁寧に聞いて誠実に回答してくれるのか、相性の良さを感じられるのかなども確認しておくことが大切です。
スタッフの対応は、ファーストコンタクトでもある程度わかります。電話やメールで最初に連絡を取ったときの言葉遣いなども確認しておきましょう。
フローリングの張り替え工事は、他のリフォーム工事と比べると工期が短い傾向にあります。しかし、見積もりや工事当日、点検、修繕などの機会に顔を合わせることがあるので、相性の良さを確認しておくことは欠かせません。
補償の有無をチェックする
フローリングを張り替えた後にトラブルが発生することもあります。たとえば、床材が浮いてしまい、歩くたびに音が鳴ったり、凹凸が激しくつまずきやすくなったりすることもあるでしょう。
どんなに丁寧に工事をしてくれるリフォーム業者であっても、床材の初期不良などのやむを得ない理由により、トラブルが生じる可能性はあります。万が一に備えて補償制度を設けているかどうかも事前にチェックしておきましょう。
1年後、3年後、10年後などのタイミングで、無料点検をしてくれる業者もあります。また、ケースごとに有償保証や無料補償を提供している業者もあるので、詳しくは問い合わせてみるのがおすすめです。
フローリングの張り替え工事は、決して安いものではありません。安心してリフォーム工事を任せるためにも、補償が充実しているかどうかを確認してから依頼するようにしましょう。
ゼヒトモでフローリング・床の張り替えリフォーム工事業者のプロを探す
20畳のフローリング張り替えにかかる費用相場や工期、業者の選び方のポイントについてご紹介しました。広い面積の張り替えを実施する場合は、トータルバランスを考えることが大切です。素人判断では難しい場合もあるので、迷ったらリフォーム工事のプロに相談してみましょう。
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