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洗面台リフォームの費用やタイミングは?安く抑えるコツも紹介

2022/10/24 2024/04/04
洗面台リフォームの費用やタイミングは?安く抑えるコツも紹介

長いあいだ住宅に住んでいると気になるのが、洗面台など水回りの劣化です。毎日使う場所だからこそ、綺麗な状態に保ちたいもの。そんな時おすすめなのが、古くなってしまった洗面台のリフォーム工事です。

この記事では、洗面台リフォームについて、費用・目安・コツなどを解説します。安く抑えるコツもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事を監修したプロ
有田 康子 さん

株式会社R&R.co

洗面台リフォームの費用相場

洗面台リフォームにかかる費用の相場は、基本的には洗面台自体の金額と、洗面台交換に必要な工事の費用です。これらの総額は、およそ20万円です。

しかし、洗面台のグレードによっては、50万円を超えることもあります。それに加えて、洗面台の周りの床や壁紙を交換するのならば、その費用も必要です。

洗面台は水回りのため、洗面台で隠れていた部分にカビが生えていることもよくあります。そのような場合は、床も壁も交換した方がすっきりするでしょう。

洗面台リフォームの目安・タイミング

洗面台をリフォームするタイミングは、どのくらいが目安でしょうか。洗面台を交換するタイミングだけでなく、蛇口の破損、洗面ボウルの割れ・ヒビのタイミングで工事をすることも多いようです。

洗面台の交換目安年数

洗面台の交換目安年数は、一般的に15年~20年です。ただし、この年数は使用頻度や、使い方によっても変わってきます。できるだけ長く使うなら、日頃の掃除やメンテナンスが大切です。

また洗面台の破損や本体、部品などの劣化が見られた場合も、交換するタイミングだといえるでしょう。

蛇口の破損

洗面台で不具合が出やすいのは、蛇口部分です。蛇口部分の平均寿命は、約5年~10年です。蛇口タイプであれば、その蛇口を交換すれば不具合が解消します。

しかし、シャワータイプでホース部分が破損すれば、シャワー部分全体を交換する必要があります。この交換工事には数万円の費用がかかり、それならば洗面台をリフォームしようと考える人も多いようです。

洗面ボウルの割れ・ヒビ

洗面ボウルが割れたり、ヒビが入ったりすると、そこから水漏れにつながります。洗面台が水漏れしてしまっては、生活に支障をきたし、どうしようもありません。

しかも洗面ボウルだけを交換しようと思っても、生産開始から10年程度でメーカーに在庫がなくなります。そのため、洗面ボウルの交換ではなく、洗面台自体を交換するしかなくなってしまうのです。

洗面台・洗面化粧台の種類

洗面台と一口にいっても、実は「洗面台」「洗面化粧台」には違いがあります。種類の違いなのですが、その違いを簡単に説明します。

洗面台とは、洗面ボウルのみのことです。そのため、トイレにある小さな手を洗う場所も洗面台です。

洗面化粧台は洗面ボウルに加えて、収納や鏡、コンセントなどを備えています。洗面化粧台にはユニットタイプや、システムタイプがあります。

ユニットタイプ

ユニットタイプの洗面化粧台は、パーツが一体型になっており、キャビネットタイプとも呼ばれます。

どのようなパーツが一体になっているかというと、洗面ボウル、蛇口、収納、鏡面、照明、コンセントなどです。規格サイズが決まっており、間口サイズが60cm、75cm、90cmなどがあります。

ユニットタイプは、価格が比較的リーズナブルなこと、収納スペースが多く、お手入れが簡単なことがメリットです。デメリットとしては、オリジナル感はなく、また特殊な間取りには対応していません。

システムタイプ

システムタイプの洗面化粧台は、さまざまなパーツを組み合わせられ、カウンタータイプとも呼ばれます。

基本構成はユニットタイプと同じで、洗面ボウル、蛇口、収納、鏡面、照明、コンセントなどです。

メーカーによってはサイズが決まっているものもありますが、パーツを組み合わせてサイズを自由に変更できます。

システムタイプは、収納棚を増設することで大容量の収納が可能です。部屋のデザインに合わせて、洗面化粧台をコーディネートすることもできます。ただし、費用はユニットタイプに比べて高額になりやすいでしょう。

洗面台リフォームをする際のポイント

では次に、洗面台リフォームをする際のポイントを見ていきましょう。

注意するべきポイントは、以下の4点です。

  • サイズ
  • 収納性
  • 掃除のしやすさ
  • デザイン

一つずつ、解説していきます。

サイズ(幅・高さ)

洗面台をリフォームする際に、まず考えたいのが洗面台のサイズです。新築や大幅なリフォームでない限り、今ある洗面台のスペースに、新しい洗面台を置くことになるでしょう。ということは、今ある洗面台よりも大きなサイズのものは置けないということです。

洗面台のサイズは一般的なもので、60cm、75cm、90cmのものがあります。それよりもコンパクトな洗面台だとしたら50cm、大きな洗面台だと100cmや120cmのものもあります。また、洗面台の高さにも注意しましょう。高さのサイズがあなたの身長よりも低い場合は、腰痛の原因にもなります。

逆に高い場合だと、肩こりになったり顔を洗うときに水が垂れたりすることがあります。身長が155cmの人だと、洗面ボウルまでの高さは75cmが良いでしょう。165cmなら80cm、170cmは85cmが使いやすい高さとされています。

収納性

洗面台を選ぶ際には、収納性も考える必要があります。洗面台には、歯ブラシや歯磨き粉、化粧品、くしやかみそりなど身だしなみを調えるものを置くのが一般的です。タオルやパジャマ、洗剤などを置きたい家庭もあるでしょう。

生活様式や置きたいものに合わせて、洗面台の収納スペースを考えることが大切です。開き戸の収納キャビネットだと大容量の収納が可能になります。小さなものを収納するときには、キャビネットの中に棚を設置するのがおすすめです。

引き出しタイプのものは、奥のものが取り出しやすいという特徴があります。開き戸と引き出し、両方の収納がついているタイプもありますので、中に収納したいものに合わせて選びましょう。

掃除のしやすさ

洗面台は毎日よく使う場所です。顔や手を洗ったり、髪をとかしたりなどの身支度をするので、汚れやすい場所でもあります。

汚れにくい素材のものを選べば、毎日の掃除が少しでも楽になるため、洗面台を選ぶときには掃除のしやすさも考えて選びましょう。

例えば、洗面ボウルを汚れがつきにくい素材のものを選ぶ、掃除しやすい排水口を選ぶなどがおすすめです。ちょっとしたことですが、便利な機能がついているものを選ぶことで毎日が快適になります。

デザイン

よく使う場所だからこそ、洗面台のデザインも大切です。来客時に目にとまる場所でもあります。

洗面台と浴室は隣り合わせのことが多いためトータル的にデザインを考え、どのような空間にしたいのか、イメージをしっかりと持つことをおすすめします。

洗面ボウルの素材だけでも、ホーロー、人工大理石、ステンレスなどがあります。形も、置き型や埋め込み型など、さまざまです。メーカーやそれぞれのシリーズなどによってもデザインが異なるため、できればショールームなどで実物に触れるとよいでしょう。

洗面台リフォームの費用を抑えるポイント

リフォームする際に、費用はできるだけ抑えたいものです。どのポイントを押さえればよいのでしょうか。

  • 洗面台のグレードを下げる
  • 洗面台リフォームの実績豊富な業者に依頼する
  • リフォーム補助金を活用する

この3点について、詳しく見ていきましょう。

洗面台のグレードを下げる

洗面台リフォームの費用の大部分は、洗面台自体の価格です。そのため、予算が決まっているのならば、その予算の中で洗面台を選ぶことをおすすめします。

ハイグレードの洗面台は、18万円程度からあります。デザインには高級感が漂い、収納もたっぷりとできて使い勝手もいいでしょう。

洗面ボウルのデザインや材質もさまざまで、洗面ボウルが2つついたものもあります。洗面ボウルが2つだと、忙しい朝に洗面所の順番待ちをしなくてすむため便利です。

もう少し予算を抑えたい場合は、ミドルグレードから選ぶのはいかがでしょうか。ミドルグレードとなると、価格も10万円からになります。

三面鏡がついていることが多く、三面鏡がついていれば合わせ鏡にして髪型や後姿もチェックできます。

鏡部分の裏は収納スペースとなっており、また洗面ボウルの下も引き出し式の収納つきです。ドライヤーからタオルまで、さまざまなものを収納できます。

ミドルグレードよりもさらに抑えたい場合は、ローグレードから選びましょう。ローグレードの洗面台なら、4万円台からあります。一面鏡と照明が付いたタイプで、洗面ボウル下の収納は開き戸タイプです。

洗面台リフォームの実績豊富な業者に依頼する

洗面所リフォームの費用のほとんどは洗面台の価格ですが、工事費も安く抑えたい場合は、実績豊富な業者を選ぶことをおすすめします。実績が豊富な業者だと、洗面台を安く仕入れるルートを持っていることがあるためです。

また、地元の工務店などの場合、工事を下請けに出さずに自社で行います。自社で工事をするので、下請けに出す会社のように中間マージンをとる必要がなく、その分費用を抑えることが可能です。

業者を選ぶ際にはそのホームページや口コミなどを参考にしながら、複数の会社から見積もりをとりましょう。

リフォーム補助金を活用する

リフォームをする際に、補助金を申請できることがあります。

その補助金とは、以下の3種類です

  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 高齢者住宅改修費用助成制度
  • 各地方自治体のリフォーム補助金

この3種類の補助金は、洗面台を交換するだけでは支給対象にならない可能性があります。

例えば、長期優良住宅化リフォーム推進事業では、申請しようと思えば工事前に住宅の劣化具合の調査をしなければいけません。劣化が判明したら、その個所も含めてリフォームする必要があります。

高齢者住宅改修費用助成制度の場合は、洗面台への手すり設置、洗面台の段差解消などのリフォームが受けられる対象となるでしょう。

各地方自治体のリフォーム補助金は各自治体で異なりますが、介護リフォームで補助金を受けられることがあります。それぞれ条件や申請期間などがあるため、利用したい場合はしっかりと調べることが大切です。

ゼヒトモで洗面台リフォームのプロを探す

この記事では、洗面台リフォームの費用やタイミングと、安く抑えるコツも紹介しました。洗面台のリフォームをしようと思えば、信頼できる業者を探して相談しながら進めていくことをおすすめします。

  • 洗面台リフォームについて相談したい
  • まとめて洗面台リフォームの見積もりがほしい

そのような方は、ゼヒトモから洗面台リフォームのプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、簡単にあなたにピッタリなプロが見つかります。洗面台リフォームでお困りの方は、ゼヒトモお気軽にご利用ください!

監修したプロのコメント

仕上がりの綺麗さの観点から、洗面台のリフォームと同時に行ったほうが良いリフォームもあります。
洗面台をリフォームする際には、同時に防水パンと洗濯機用の水栓の交換も実施してみてはいかがでしょうか。

洗面台のリフォームの際には、壁紙や床のクッションフロア等の内装工事も一緒に行う場合が多いです。そのため、防水パンや洗濯機用の水栓を取り外してから、内装工事を行ったほうが、仕上がりをより綺麗にすることができます。

いずれ交換が必要になる箇所ですので、業者さんに相談しながら検討してみて下さい。

この記事を監修したプロ
有田 康子 さん

株式会社R&R.co

女性目線からの、リフォーム・リノベーション全般のプランニング・現場管理・アフターフォローまで対応可能。電気メーカーにて半導体設計アシスタント・水回りメーカーにてアドバイザー・オーダーキッチンメーカーにて設計職・ハウスメーカーにてリフォーム営業として様々な勤務経験あり。 二級建築士・インテリアコーディネーター・CAD技能者2級・既存住宅状況調査技術者を取得。 その他、断熱、防音、耐震関係の仕事も多数従事している。

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この記事を書いた人

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