外構・エクステリア工事
2023/02/06 2025/04/22

建物の周りに塀やフェンスを設置するのに、どのようなものにしようかと悩んでいませんか。コンクリートブロック塀だと味気なくておしゃれではない、かといっておしゃれなタイル張りの塀は費用が高くなってしまいます。

そこでおしゃれに見えて、費用も抑えられるものをお探しの方に、化粧ブロックはいかがでしょうか。化粧ブロックはさまざまな商品があるため、家の外壁とマッチするものも見つかるでしょう。

この記事では、化粧ブロックの特徴を知りたい方に向けて、化粧ブロックの特徴や国内の主要メーカーについてご紹介します。化粧ブロックって一体どんなもの?そんな疑問がある方にはおすすめの内容です。

Point
  • 化粧ブロックはデザイン性が高く、家の外観をおしゃれに演出でき、種類も豊富にある
  • 通常のコンクリートブロックと組み合わせると費用を抑えつつデザイン性を高められる
  • DIYも可能だが、安全性を考慮すると専門業者への依頼がおすすめ

この記事を監修したプロ
山下一樹 さん

株式会社レアリード

「化粧ブロック」とは

化粧ブロックとは、ブロックの表面に凹凸やリブなどの模様をつけ、着色したコンクリートブロックのことです。

通常の灰色のコンクリートブロックと違い、さまざまなデザインの商品があります。さらに、タイル張りの外構よりもリーズナブルに施工可能なため、家の外観をおしゃれに見せられます。

「化粧ブロック」の特徴とは

建物の外構によく使われている化粧ブロックの大きな特徴は、バリエーションが豊富でデザイン性が高い点です。そのため、どのようなテイストの家でも化粧ブロックを使えます。

ほかの特徴としては、通常ブロックと組み合わせて施工出来る点です。それぞれの良さを組み合わせた施工が可能なため、コストダウンも可能でしょう。と組み合わせて施工することでコストダウンも可能でしょう。

バリエーションが豊富でデザイン性が高い

各メーカーが、さまざまなデザインの化粧ブロックを販売しています。種類が豊富なため、モダンな洋風であろうと、門構えの立派な純和風の家であろうとコーディネートが可能です。

たとえば、モダンなタイプやナチュラルなタイプ、カジュアルや土留め、和風など、さまざまな種類が揃っています。化粧ブロックだと、フェンスがなくても外構をおしゃれな雰囲気にでき、また選ぶ楽しさも味わえます。

通常ブロックと組み合わせて施工することでコストダウンに

バリエーションが豊富でデザイン性が高い化粧ブロックですが、通常のコンクリートブロックよりも費用が高くなります。このことが、化粧ブロックのデメリットとしてあげられるでしょう。

しかし、タイル張りの塀やレンガの塀などよりはリーズナブルに施工できる場合があります。さらに、フェンスよりも耐久性もあるため、コスト面からも素材を選ぶといいでしょう。

化粧ブロックをコストダウンするコツは、通常のコンクリートブロックも一緒に使うことです。人目につくところを化粧ブロックにして、目立たないところを通常のブロックにすれば、施工費を抑えられるでしょう。

化粧ブロックの施工例

化粧ブロックは、どのように施工されていて、どのような外観になるのでしょうか。以下の4つのタイプにわけて、それぞれ解説します。

  • モダンなデザイン
  • ナチュラルなデザイン
  • カジュアルなデザイン
  • 和風なデザイン

モダンなデザイン

豊富な種類のあるモダンなデザインの化粧ブロックですが、モノクロカラーのブロックで、シンプルでスタイリッシュなものが多いです。シックな建物の外観にもコーディネートしやすく、若い方にも人気があります。

たとえば、コンクリート打ちっぱなし風のブロックや、厚みのあるごつごつしたブロック、ダークグレー系のブロックなどです。

ナチュラルなデザイン

ナチュラルなデザインの化粧ブロックは、やさしい色合いが特徴です。緑がある外構にコーディネートしやすいでしょう。

角が丸まったような、かわいい感じの化粧ブロックや、天然石風なブロック、木目調のブロックもあり、デザインも豊富です。特に陶器の風合いのある「ベスロック」は、クリア塗装をしていて汚れがつきにくい商品です。

カジュアルなデザイン

カジュアルで、おしゃれなデザインのブロックも豊富にありますが、カジュアルなブロックの中には、商品単価がリーズナブルな商品が多めなのも特徴の一つです。そのため、外構の塀の大部分をカジュアルタイプのブロックで施工することも可能です。

カラーも豊富にあるため、和風・洋風どちらの建物の外壁にも合わせられるでしょう。

和風なデザイン

和風にデザインされたブロックは、純和風の家にぴったりです。代表的な商品はマチダの「オオヤ」で、この商品の特徴は、自然石風のデザインを極めているところです。

和モダンな建物ではなく、純和風の建物の外構におすすめします。

ほかにもエスビックの「本みかげ500」や「ピッチフェイス」が、和風の家にマッチするデザインです。

おすすめの国内主要メーカー

化粧ブロックは、さまざまなメーカーからデザインも豊富な商品が多く販売されています。化粧ブロックを取り扱っている、おすすめの国内の主要メーカーと公式ホームページを紹介します。

東洋工業
公式HP:http://www.toyo-kogyo.co.jp/

マツオコーポレーション
公式HP:https://www.matsuo-gr.co.jp/

ユニゾン
公式HP:https://www.unison-net.com/

マチダコーポレーション
公式HP:http://www.machidacorp.co.jp/

タカショー
公式HP:https://proex.takasho.co.jp/

上記メーカーのリンク先には製品情報も記載されているため、興味のある方はぜひ参考にしてください。

【ピックアップ】タカショー「エバーアートボード」

先ほど紹介した化粧ブロックを取り扱っている国内主要メーカーの中から、タカショーをピックアップして紹介します。

タカショーの「エバーアートボード」は、室内でも室外でも使えるテクスチャ―パネルです。既存のブロックにも直接貼れ、手軽にきれいに塀をリフォームできます。これは今までになかった方法で、創造的な空間デザインを簡単に実現できる建材です。

化粧ブロックはDIYできる?

リフォーム会社に頼んで化粧ブロックを施工してもらうと、材料費にプラスして工賃がかかります。

もし、DIYできる方法があるのなら材料費だけですむため、化粧ブロックをDIYできないだろうかと考えることでしょう。ここでは化粧ブロックをDIYするための作業手順と、DIYの注意点を紹介します。

DIYの手順

ブロックを、DIYで積む作業手順を紹介します。以下のような流れで、ブロックを積んでいきましょう。

  1. ブロックを積む場所を選定する
  2. 資材を購入する
  3. ブロックを積む位置にマーキング
  4. 地面を掘り下げる
  5. 掘った面を突き固める
  6. ベースモルタルの施工
  7. 鉄筋の挿入
  8. ブロックの設置
  9. 目地を詰めていく
  10. 埋め戻しをする

使用する材料や方法がわかれば、ブロック塀のDIYは可能です。

DIYをする時の注意点

花壇などの低い塀などはDIYも可能ですが、背の高いブロック塀やフェンスの支えとしてブロックを積むときは、プロへの相談をおすすめします。

なぜならば、DIYしたブロック塀が傾いたり崩れたりする可能性があり、事故につながるためです。リフォーム業者など、専門家に施工してもらうのが安心です。

ゼヒトモでおすすめ!外構・エクステリア工事業者のプロ

化粧ブロックには、モダンなものやカジュアルなものまで、さまざまなデザインがあります。DIYすることも可能ですが、建物の外観との統一感を出すためにもプロに相談するのがおすすめです。外構・エクステリア工事の専門業者をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。

K-Next

写真:K-Next

K-Nextは、神奈川県を中心に東京都・山梨県・静岡県で施工を行う、外構工事の専門業者です。新築からリフォームまで、外構に関わることなら幅広く対応しています。

ブロック塀の施工事例も豊富で、住宅のデザインやお客様の要望に合わせた化粧ブロックの選定も相談可能です。「おしゃれな外観にしたい」「目隠しブロックを設置したい」など要望があれば相談してみてはいかがでしょうか。

また、芝生の設置やガーデニングスペースの施工にも対応しており、外構全体をおしゃれにリフォームしたい方にもおすすめです。

<口コミ>
岩田さん(2021/05)
外構・エクステリア工事
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
この度は、スケジュールが詰まっている中、外構工事をお願いしたにもかかわらず、大変丁寧に土間コン、ブロック積みをしていただき誠にありがとうございました。お値段もこちらの予算内に収めていただきましたが、何より、私達の要望を真摯に聞いて頂き、限られた工期と費用内で工夫し遂行しようとする姿勢に感銘しました。危険な工事はできないときっぱり言っていたのも、専門家として信頼できます。 また何かありましたら依頼しますので、よろしくお願いいたします。

有限会社吉岡土建

写真:有限会社吉岡土建

有限会社吉岡土建は、埼玉県川口市に拠点を置き、外構・エクステリア工事を手がける事業者です。創業70年の歴史があり、電力会社・ガス会社・食品メーカーなどの施工実績も多数あります。

お客様の要望に応えつつも、プロ視点からの提案を行うことも心がけており、「家の外観を綺麗にしたい」「おしゃれでメンテナンスのしやすい外構にしたい」などの相談が可能です。

外壁塗装にも対応しているので、あわせて依頼すれば統一感のある仕上がりが期待できるでしょう。

<口コミ>
むっくさん(2023/01)
外構・エクステリア工事
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
見積もりに来ていただいたときの人柄が決め手でした。要望に対して真摯に取り組んでいただき、想像よりも使いやすく綺麗に仕上げてもらえました。

株式会社イチカワ

写真:株式会社イチカワ

株式会社イチカワは、東京都青梅市を中心に多摩地区・埼玉県南西部で、外構工事・土木工事を手がける事業者です。ブロック塀の設置はもちろんのこと、目隠しフェンス・デッキ・人工芝の設置など、幅広い施工に対応しています。

同社は地域の特性に合わせた提案力に強みがあり、自治体からは大規模な公共事業も受注。「信頼性の高い事業者に依頼したい」という方におすすめの事業者です。

現地調査・見積もりは無料なので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

<口コミ>
牧野さん(2025/02)
外構・エクステリア工事
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
レスポンスも早く、丁寧に作業をしていただけました。価格もお手頃で、とても綺麗な仕上がりに大変満足しております。 職人の方々も礼儀正しく、依頼して良かったと思っています。 この度は本当にありがとうございました。

ゼヒトモで外構・エクステリア工事業者のプロを探す

家の堀が変わるだけでも家の印象は大きく変わります。見た目の印象や防犯にも影響の大きい堀なので、素材や種類を選ぶときにはプロに相談してみると良いでしょう。

  • ブロック堀の化粧パネルについて相談したい
  • まとめて外構・エクステリアの工事の見積もりを依頼したい

そんな方は、ゼヒトモで外構・エクステリア工事のプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、あなたにぴったりなプロを簡単に見つけられます。外構・エクステリアの工事を検討されている方は、ゼヒトモをお気軽にご利用ください。

プロからのコメント

化粧パネルは、デザインの種類も多く費用も抑えれるためブロック塀を建設したい方はぜひ検討していただきたいですね。

また、化粧パネル以外の選択肢として、グランドアートウォールもおすすめです。「特殊発砲素材」を利用し、軽くて丈夫なのが特徴。災害時の倒壊でも被害が少ないため、より高さのある塀を建設することができます。

施工期間も短くて済み、コストパフォーマンスも高いため、こちらも併せて検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を監修したプロ
山下一樹 さん

株式会社レアリード

愛知県を中心に、ハウスメーカーの新築に関わる工事を年間500件前後、新築外構エクステリア年間100件前後、戸建リフォーム、リノベーションなど年間数十件の工事実績を持つ。また、太陽光や蓄電池の提案、防犯フィルムなどの設置工事なども多く手掛ける。

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この記事を書いた人

ゼヒトモ 編集部

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