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センスのいい外構工事!しょぼいと思われないコツとは?

2022/10/24 2024/04/04
センスのいい外構工事!しょぼいと思われないコツとは?

外構は建物全体の印象を左右する重要な部分です。お客様をお迎えした時に「しょぼい….!!」なんて思われることは避けたいもの。いくつかのポイントを押さえることで、センスの良い外構が完成します。

この記事では、外構工事をする時に知っておきたい豆知識をご紹介。プランニングや業者選びのコツなども解説します。

この記事を監修したプロ
石森 將敬 さん

株式会社イチマル

外構とは?

外構とは、住宅の周りにある構造物のことです。代表的な設備として、以下が挙げられます。

  • 門扉
  • 植栽
  • 玄関アプローチ
  • 駐車場、駐輪場
  • カーポート
  • テラス
  • ウッドデッキ
  • フェンス
  • 照明
  • 物置

住宅の外観や周辺環境との調和、来客に与えるイメージなど、外構は住宅の印象を左右するポイントです。エクステリアと混同されがちですが、外構が構造物を指すのに対し、エクステリアは住宅の外側の空間を表します。

外構工事では、上記の構造物を住宅の外に設置したり、地面の整備をしたりします。少ない予算でも住宅の雰囲気を変えやすいため、コストパフォーマンスに優れた工事といえるでしょう。

住宅を建てる際はもちろん、住み慣れた家をよりセンスよく見せたい場合は、外構工事をするのがおすすめです。

センスのいい外構の特徴

外構のデザインを決める際は、おしゃれに見せるためのポイントを知っておくことが大切です。デザイン選びで手を抜くと、「外構がしょぼい」と思われかねません。センスのいい外構の特徴を押さえたうえで、外構のデザインを考えてみてください。

手入れが行き届いている

センスのいい外構の特徴として、植栽や庭の手入れが行き届いていることが挙げられます。庭のデザインにこだわっていても、雑草だらけでは外観の美しさが損なわれるでしょう。

雑草取りや植物のメンテナンスを怠らないことが、外構をきれいに見せるためのポイントです。

手入れができるか不安な場合は、植栽のスペースを狭くするのも選択肢のひとつです。メンテナンスにかけられる時間を見積もり、無理なく手入れができる範囲で植栽の面積を決めましょう。

植栽を取り入れている

植栽の有無は、外構の仕上がりを左右するポイントです。手入れが大変だからといって、植栽をまったく設けないのはおすすめできません。植栽がまったくない外構は華やかさがなく、しょぼいと思われやすくなるため注意しましょう。

住宅に用いられる素材は工業製品が多いことから、無機質なイメージになりがちです。センスのいい外構に仕上げるためには、木や花などの天然素材をバランスよく取り入れ、空間に潤いを与えることが大切です。

たとえば、住宅の顔となるシンボルツリーを植えると外観の堅苦しさが和らぎ、周辺環境となじみやすくなります。手入れの時間を確保するのが難しい場合は、植木鉢などで天然素材を取り入れるのもおすすめです。

さまざまな素材を使用している

センスのいい外構によくある特徴として、さまざまな素材を使用していることが挙げられます。コンクリート素材で統一したり、すべてを砂利敷きにしたりすると、外構が単調な印象になってしまうでしょう。

外構に奥行きをもたせるためには、コンクリートや砂利だけではなく、他の素材を組み合わせるのが有効です。一部分に天然石やタイルなどを取り入れると、メリハリが生まれておしゃれな見た目に仕上がります。

フェンスや門柱などのカラーにこだわり、外壁とのコントラストをつけるのもおすすめです。色味を複数使う場合は、3色以内に抑えるとバランスがよくなります。

ただし、住宅がコンクリート造で無機質なデザインの場合は、外構もコンクリートで統一するほうが雰囲気は出やすくなります。基本は複数の素材を組み合わせるのが効果的ですが、住宅のイメージによって素材を使い分けるようにしましょう。

生活感を隠している

生活感を隠すことも、センスのいい外構作りに欠かせないポイントです。洗濯物やダンボールが丸見えになっているなど、生活感にあふれた外構はしょぼい印象になりがちです。以下の道具は生活感が出やすいため、丸見えになっていないかをチェックしてみてください。

  • ゴミ箱
  • 洗濯物
  • ダンボール
  • スタッドレスタイヤ
  • 室外機

生活に必要で撤去するのが難しい道具は、正面から見えないように整理整頓しておきましょう。これから住宅を建てるのであれば、物干しスペースや収納場所の位置を考慮したうえで設計すると、生活感を抑えやすくなります。

しょぼいと思われない方法

外構工事をするのであれば、しょぼいと思われるのは避けたいところでしょう。いまいちな仕上がりを避けるためには、予算を適切に配分したり、工事のプランをよく検討したりすることが大切です。

ここでは、外構工事をする前に知っておくべきポイントについて解説します。

予算の使い方

外構工事をする際は、設置する構造物に対して予算を適切に振り分けることが重要です。予算をかけるべきものとかけなくてもいいものを整理し、必要な部分に費用を充てましょう。

予算をかけるべき外構設備

予算をかけるべき外構設備として、以下が挙げられます。

  • 表札
  • 門柱
  • ポスト
  • 土間コンクリート(駐車場)
  • カーポート
  • 砕石敷き

表札・門柱・ポストは、生活するうえで欠かせない外構設備です。設置後に交換するケースは稀なため、予算をかけてでも納得のいくものを選びましょう。大きな門柱が必要ない場合は、表札やポストのデザインにこだわるのも選択肢のひとつです。

駐車場を設置するのであれば、土間コンクリートで施工を依頼するのがおすすめです。土間コンクリートとは、固めた砂利などの上に直接コンクリートを打った床を指します。砕石のみの施工法よりも費用はかさみますが、耐久性や水はけなどに優れているのがメリットです。

あわせて、カーポートも予算をかけるべき部分です。たとえば、2台の車に対して1台分のカーポートしか設置しない場合は、片方が劣化しやすくなります。また、支柱が片側にしかないタイプは台風や積雪によって破損しやすいため、両側に支柱がついたタイプを選びましょう。

外構に砕石を敷く際は、量や範囲が適切かどうかをチェックしてください。砕石とは岩を細かく砕いた石のことで、砂利よりも安価かつ歩きやすいのがメリットです。砕石の量や敷く範囲の予算をカットすると、地面のぬかるみなどが起こりやすいため注意しましょう。

予算をかけなくてもいい外構設備

以下の設備に関しては、多くの予算をかける必要性は低いと考えられます。

  • 玄関アプローチ
  • ウッドデッキ
  • 物置

滑りにくさと耐久性さえ押さえていれば、玄関アプローチの予算は少なめにしても問題ないでしょう。家族が毎日歩く場所のため、土間コンクリートやタイルなどの歩きやすい素材を選ぶのがおすすめです。

ウッドデッキには、「生活動線が悪くなる」「空間が狭くなる」などのデメリットがあります。ウッドデッキが本当に必要かどうかをよく検討し、設置する場合は予算とのバランスを考慮しましょう。

同様に、物置の必要性も人によって異なる部分です。そもそも物が多くないのであれば、物置を設置する必要はありません。外構に収納スペースが欲しい場合は、最低限の収納力を備えた物置を選んでコストカットするのがおすすめです。

プランの検討

外構をしょぼい仕上がりにしないためには、プランをよく検討する必要があります。外構についてハウスメーカーや外構業者などに相談すると、工事のプランを提案してもらえるでしょう。

提案されたプランがいまいちだと感じた場合は、そのまま工事を依頼するのではなく、他の業者と比較することが大切です。見積もりサイトなどを活用すれば、複数の業者から効率よく見積もりがとれます。

また、プランをきちんと見極めるためには、自分自身でも外構の知識を身につけておくのが賢明です。「よくわからないまま進めて後悔した」といったことにならないように、知識をつけたうえでプラン内容をよく確認しましょう。

おすすめの業者選びのポイント

外構工事の施工をプロに依頼する際は、業者選びのポイントを押さえておくことが大切です。以下の項目をチェックして、自分に合う業者に外構工事を依頼しましょう。

費用が安すぎない

外構工事を依頼する際、安さをアピールする業者は避けるのが無難です。費用が相場よりも安すぎる場合は、見積もりのごまかしや手抜き工事、素材のグレードダウンなどのリスクがあります。

安さを重視した結果、工事の質が悪くて修繕が必要になることもあるでしょう。結果的に余分なメンテナンス費用がかかってしまい、コストがかさむことにもなりかねません。

安さを売りにする業者は技術面などが不足している可能性が高いため、依頼しないように注意しましょう。

実績や評価が高い

「実績が豊富であるか」「高い評価を得ているか」なども、外構工事の業者を選ぶ際に注目したいポイントです。実績が多いほどさまざまなケースを経験しているため、柔軟な対応が期待できます。

あわせて、見積もりが丁寧に書かれているかもチェックしましょう。「外構工事一式〇〇円」など雑に書かれている場合は、工事内容が不明瞭のまま施工されることになります。施工後にトラブルになる可能性が高いため、見積もりの丁寧さは重要なポイントです。

外構設備の名称や商品名、型番などがしっかりと書かれており、どのような工事をするのかが明確な業者を選ぶようにしましょう。

工事内容に適している

外構工事の業者を検討する際は、工事内容に適しているかをチェックすることが大切です。プロだからといって、すべての工事内容に精通しているわけではありません。外構業者によって得手不得手があり、経験が少ない工事は外注することもあります。

外注となる場合は品質やコストに関するリスクが高まるため、依頼したい工事を得意とする業者にお願いするのが賢明です。工事内容に適しているかどうかは、業者の公式ホームページを確認したり、直接問い合わせたりすると調べられます。

ゼヒトモで外構工事のプロを探す

外構は住宅の印象を決める部分のため、デザインや素材にこだわることが大切です。しょぼい仕上がりにならないように、センスのいい外構の特徴を把握しておきましょう。そのうえで、工事内容に適した業者を探してみてください。

外構工事について相談したい

まとめて外構工事の見積もりをとりたい

そのような方は、ゼヒトモから外構工事のプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、簡単にあなたにピッタリなプロが見つかります。外構工事でお困りの方は、ゼヒトモお気軽にご利用ください!

監修したプロのコメント

外構工事を施工するにあたり、まずは自分が生活するうえで、不便な点を洗い出す事が大切です。

次に、見た目のデザインプランを設計していくと、とても生活がしやすく見栄えが良く、自宅に帰って来て「あぁ、いい家だなー」と思える外構工事が出来ると思います。

具体的に不便な点とは、以下のようなものがあります。

1.雨が降ると家の前や庭に水がたまる。

2.道路又は隣家から家が丸見えなので、プライベートな空間が欲しい。

3.道路に外灯がなく夜になると暗くて不安になる。

まずは生活をしていて不便なところを機能的に改善をして、その後に、オシャレで見栄えの良いデザインプランを外構業者さんと設計するのがおすすめです。

外構業者さんを選ぶときには、打合せをしたプランの図面をしっかりと書いてくる業者さんを選択しましょう。

この記事を監修したプロ
石森 將敬 さん

株式会社イチマル

1級建築施工管理技士・1級土木施工管理技士・1級型枠施工技能士・第1種衛生管理者・2級エクステリアプランナー・2級福祉住環境コーディネーター・ブロック塀診断士・福祉用具専門相談員の資格を持つ。木造住宅の新築・リフォームからお家の外の外構エクステリア工事をおこなっています。カーポート・フェンス・インターロッキン・門扉・ガレージ・物置・アスファルト舗装など、お客様のご希望を伺いプラン作成から図面・施工まで対応します。

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この記事を書いた人

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