Q
外壁塗装に自治体の助成金や補助金は使えますか?
一部の塗装工事には使用可能です。具体的に、遮熱塗料を用いた「エコ住宅改修」や「ヒートアイランド対策」などの工事が挙げられます。業者の見積もり後、見積書と申請書を自治体に提出することで申請ができるでしょう。ただ、自治体によって対象工事の条件が異なるため、事前にご確認いただくことをおすすめします。

外壁塗装は、外壁やブロック塀など建物の外装を塗装する工事です。塗装を行うことできれいな外観を保ち、ひび割れや雨漏りといった外壁の劣化を遅らせることもできます。
工事が必要なタイミングは建物や塗料の種類によってさまざまですが、一般的に塗装した外壁の耐用年数は10年ほどといわれています。外壁の下地の耐用年数は20~30年といわれているので、長持ちさせるためにも定期的なメンテナンスが必要です。
外壁塗装は施工面積が広く、大掛かりな工事になることも多いです。現地調査をしてから正式な見積金額を決定し、契約後に工事に入ります。予算・イメージに合わせた塗料を選べるように、まずは施工会社に相談してみましょう。大手のハウスメーカーよりも、塗装専門業者の方が費用が安い場合もあるので、選択肢に入れるのがおすすめです。
上場企業である大手建築メーカーで9年間勤務したのちに、独立。クライアントは一般顧客から、ハウスメーカー、地場ビルダーなど幅広く、施工実績は1,500棟以上にも及ぶ。1級塗装技能士や2級建築施工管理技士、第二種電気工事士などの資格を保有(提携会社含む)。多種多様なニーズに対応したサービスを提供している。
Q
Q
Q
Q
外壁塗装にかかる費用と工期の目安は、以下の通りです。
費用と工期は、施工面積や塗料の種類・質によって異なります。リーズナブルな「アクリル塗料」、耐久性に優れた「フッ素塗料」や「無機塗料」など、塗料の特徴はさまざまです。
稲城市内の生活資金(住宅・教育・出産)について、融資あっせんと決定した貸付の利子の一部補助を受けられます(住宅資金は最大300万円)。
文京区で高日射反射率塗料の施工にかかる費用の一部を助成します。
島原市の3世代同居・近居のために新増改築した住宅に、初年度最大50万円・翌年度以降も上限30万円まで補助します。
垂水市空き家バンク登録物件のリフォーム費用の一部を、補助対象事業費の3分の2(上限75万円)で補助します。
西都市内の住宅改修工事を行うと、対象工事費の20%(上限10万円)を西都商工会議所ギフト券で補助します。
どのようにプロに依頼すればいいですか?
ゼヒトモの質問フォーム上で、建物の形態や広さ、築年数、予算の目安などの条件を答えます。塗装の目的や塗装した後のイメージもできるだけ詳しく記載するようにしましょう。
あなたの依頼に合ったプロからご提案が届きます。プロの中には塗装専門の方からや住宅工事全般に対応している方まで多くいるので、提案内容とプロフィールをしっかり確認しましょう。
提案内容や写真をしっかり確認し、メッセージを重ねることで人柄も見極めたら、そのプロに依頼します。塗装には時間がかかるので、気軽に相談しやすいプロを選びましょう。



















グレー塗装を検討中ですが、色の方向性で悩んでいます。コンクリートに近い寒色系グレーと、温かみのある暖色系グレーでは、サビ汚れや苔の付着がより目立ちにくいのはどちらですか?
グレー系は、実はかなり難しい色合いです。
薄いグレー系ではサビ汚れなどが目立ちやすく、反対に濃いグレー系では色褪せが目立ちやすくなることがあります。
サビ汚れや苔などの付着を目立たせたくないのであれば、ある程度濃いグレーの方が有利です。
ただし、黒に近い濃いグレーほど色褪せが目立ちやすくなるため、濃くしすぎない方がよいと思います。
汚れの目立ちにくさと色褪せの目立ちにくさ、その両方のバランスを見ながら選ぶことが大切です。

流行のグレージュを外壁にも採用したいです。屋外の広い面積に塗る場合、室内よりも「面積効果」で白く飛びやすいと思いますが、希望より何段階程度暗めのトーンを選ぶのが正解ですか?
見本帳で見る色と、実際に広い外壁へ塗ったときの見え方には差が出るため、希望している色より1〜2トーン程度濃い色を選んでもよいと思います。
特にグレージュ系は、経年による白っぽさが比較的目立ちにくく、極端に濃い色を選ばなければ扱いやすい色だと思います。
ただし、実際の印象は建物の形や日当たりによっても変わります。
事前にカラーシミュレーションをしてもらうと、完成後のイメージをつかみやすくなるでしょう。

庭の木々と馴染むグリーン系の外壁にしたいです。自然の葉の色と比較して、外壁の彩度をどの程度落とせば、建物が風景に埋没しすぎず、かつ不自然な色浮きを防げますか?
これは実際に現地を見てみないと何とも言えません。
同じ「葉の緑」でも、季節によって色合いがかなり変わるため、どの季節の葉色を基準にしたいのかによって選ぶ色も変わってきます。
そのため、事前にカラーシミュレーションで何パターンか作り、比較しながら選ぶ方法がおすすめです。
ただし、グリーン系は比較的、艶飛びや色褪せが早く感じられることがあるため、その点は注意しておいた方がよいでしょう。

温かみのあるアイボリーを選びたいですが、経年劣化による黄ばみが心配です。シリコン樹脂とフッ素樹脂では、紫外線による酸化で色が変化するスピードにどの程度の差が生じますか?
アイボリー系の色であれば、経験上、シリコン塗料とフッ素塗料で酸化による大きな色変化の差を感じることはあまりありません。
どちらかというと、塗料の種類よりも選ぶ色そのものの影響の方が大きいと思います。
特に、
・赤、青、緑、黄色などの原色系
・濃紺や黒などの濃い色
は、アイボリーなどの淡い色に比べて、艶飛びや白化が早く目立つ傾向があります。
耐候性を重視する場合は、塗料のグレードだけでなく、色の選び方も重要です。

暑さ対策のため遮熱塗料を使いたいですが、真っ白は眩しすぎます。クールアイボリーやライトグレーなど、遮熱性能(日射反射率)を60%以上維持しつつ、視覚的な刺激を抑えられる色はどれですか?
「日射反射率60%以上を維持したい」という条件では、どうしても明るく感じる色が多くなります。
そのため、視覚的な刺激や眩しさを抑えたいのであれば、色だけでなく艶を落とす方法も有効です。
例えば、
・5分艶
・3分艶
程度にすると、同じ色でも光の反射が柔らかくなり、眩しさや刺激を抑えやすくなります。
明るい色を選びながら落ち着いた印象にしたい場合は、艶の調整もあわせて検討するとよいと思います。

外壁において白はカビが、黒は砂埃が目立つと聞きます。中間のベージュやグレー系の中で、屋外の付着汚れ(排ガスや苔)とのコントラストが最小限になり、清掃頻度を下げられる色の基準を教えてください。
色には基準がありますが、実際の見え方や劣化の出方は立地条件によって大きく変わるため、数値だけで判断するのは難しいです。
どうしても不安がある場合は、施工を依頼する業者に現地を見てもらい、相談するのがよいと思います。
また、経験上、
・一度カビが生えた場所
・一度塗膜が剥がれた場所
は、原因をきちんと処理しないと同じ症状が再発しやすいです。
下地処理や施工工程によって再発までの期間は変わりますが、この点は覚えておいた方がよいでしょう。

屋根の妻側にある破風板の塗り替えを検討中です。屋根の色に合わせて全体を引き締めるのと、外壁の色に合わせて建物を大きく見せるのとでは、視覚的なボリューム感にどのような差が出ますか?
屋根の色や外壁の色に合わせるのも大事ですが、サッシや樋の色に合わせるのも1つの選択肢となります。
タブレット等で事前にカラーシミュレーションをしもらい、屋根の色、外壁の色、サッシの色、樋の色に合わせる場合、といくつかのパターンかを作ってもらうと良いと思います。

鋼板製の水切りを塗装します。外壁の色に合わせる場合、下地に塗る「錆止め塗料」の色が、最終的な表面の色の鮮やかさや、将来的な錆の浮き出しの視認性にどう影響しますか?
この場合は鋼板製の水切りに錆が出ておらず、剥がれがない場合は下塗りを気にしないでも大丈夫です。
ただし、錆や剥がれがある場合は下塗りの錆止めを極力上塗りに近い色を選んだ方が良いと思います。
1度錆や剥がれが出てしまった時は、同じ個所から錆や剥がれが起きやすいので、下塗りと上塗りが違いすぎると目立ってしまう可能性が大きいです。

縦樋は壁に沿うため壁と同色が馴染みますが、横樋は屋根の縁(鼻隠し)と同じ色にするのが一般的と聞きます。では、これらが交差する部分ではどうすればいいのか、自然な切り替え方法を教えてください。
樋の色ですが、我社では外壁の種類や形状により縦と横で色を変えたり同じ色で塗ったりしています。
ただし、外壁と同じ色で塗ることはあまりありません。壁と樋の色を変えたほうがメリハリが付くからです。
これは好みもあると思うので強制はしませんが、縦と横の自然な切り替え方は集水桝の所が一番良いと思います。

屋根を外壁より「濃い色」にするのが一般的とききますが、あえて屋根を明るい色にするのはどうだろうかと思います。それぞれの場合で建物全体の印象(重厚感や軽快感)に与える心理的な影響を教えてください。
最近だと屋根に白っぽい色で塗る方も増えてきてます。
その場合は外壁も白っぽい色を選び軽快感があり少し洋風に感じる仕上げになります。
ただし、白や原色系(赤 青 緑 黄色)は経年劣化による変色や色褪せが激しいので注意が必要です。
屋根が濃い色なら重厚感が出て家全体が大きく感じます。
一時を楽しみたいなら明るい屋根、安定を求めるなら濃い屋根が良いと思います。

調色が必要な特殊な色に比べ、メーカーの「標準色」から選ぶことで、塗料の納期や材料単価をどの程度下げられますか?また、標準色は色あせしにくいなど長期的なメリットがあれば教えてください。
調色で色を選ぶ場合は塗料によりますが、1缶に付き5,000~20,000円位の調色代がかかります。
ただし、今の中東情勢の関係上標準色でも納期が通常平日なら1~2日だった物が1~2週間くらいかかり、調色代もさらにかかってしまう場合もあるので注意が必要です。
色褪せしにくい色としてはアイボリー系やベージュ系が無難だと思います。

10年前と同じ色で塗り替えたいです。現在の壁は色あせていますが、新築時の色見本で発注すると今より派手になりませんか?経年劣化を考慮した色の選定基準を教えてください。
10年前と同じ色で塗り替える場合はアイボリー系やグレー系ならそこまで大きな変化はないと思いますが、原色系(赤 青 緑 黄色)は大きな変化になるので注意が必要です。
あまり派手にしたくないのであれば10年前の見本帳の色と現在の色の中間くらいを選ぶと良いと思います。
事前にカラーシミュレーションをするのも良いと思います。

建物全体の統一感を出す際、付帯部(雨戸、戸袋、シャッターボックス)の色選びに迷っています。サッシの色に馴染ませる場合と、屋根の色に合わせる場合で、外観のボリューム感にどう違いが出ますか?
この場合は外壁の色選びで大きくバランスが変わってきてボリューム感にも影響します。
外壁、屋根、軒、破風、雨戸、戸袋、シャッターBOXと塗った場合は4~5色位で仕上げるようにするのが通常です。
どうしてもイメージが沸きにくい場合は事前にカラーシミュレーションをしてもらうのが良いと思います。

鮮やかな色で仕上げたい場合、中塗りに白を置くか、仕上がりに近い色を置くかで最終的な発色の鮮明さは変わりますか?下地の色の干渉を抑え、最も美しい彩度を出すための中塗りの設定方法を教えてください。
この場合水性塗料を使うか、油性塗料を使うかで違います。
水性塗料の場合は上塗りに近い濃淡の色、もしくは共ネタ(同じ色の塗料)で塗ります。
油性塗料の場合は、上塗りに原色系(赤 青 緑 黄色)を使わなければ、中、上塗りを色を変えてもそれほど気にすることはありませんが、最近だとどちらの塗料も共ネタの方が良いと思います。

中塗りと上塗りであえて同色で仕上げる場合、同じ色を2回重ねることによる利点を教えてください。
以前は我社でも下塗りは白、中塗りは上塗りに近い濃淡で塗り、色替えをしていました。
ただし、最近は水性塗料が主流になってきているため、中 上塗りと同じ色で塗るようにしています。
水性塗料の方が肉厚に塗れてしまい柚子肌模様に仕上がり凹の部分が透けやすいからです。
利点としては透けるのを防げるのと数年後にムラになり難くなる事です。

遮熱塗料(上塗り)を塗る際、下塗り剤にも白や淡色を選ぶことで赤外線の反射率が上がると聞きました。グレーの下塗りと比較して、建物全体の遮熱係数にどの程度の差が生じますか?
白とグレーではそこまで遮熱係数に差は出ないと思います。
なぜなら遮熱塗料を塗る場合は下塗り後、中 上塗りと同じ遮熱塗料を塗るからです。
業者や使用によって上塗りだけが遮熱塗料を使う可能性もあるので、事前に確認するようにしましょう。

黒っぽい外壁を白に近い色にリフォームします。古い色が透けて発色が悪くなるのを防ぐために、下地調整の段階でどのような「遮蔽性の高い」下地材や色を選択するのが標準的な工程ですか?
これは、使用する塗料によって考え方が変わります。
水性塗料の場合は、下塗りに白系の材料を使用し、中塗り・上塗りは共ネタ、つまり同じ色の塗料で仕上げるのがおすすめです。
一方、油性塗料の場合は、
・下塗りに白系の材料
・中塗りと上塗りは近い色、または共ネタ
という施工でも問題ありません。
なぜ違うかというと、水性塗料は比較的透けやすいためです。
中塗りと上塗りの色を大きく変えると、中塗りの色が透けて見える可能性があります。そのため、水性塗料では中塗り・上塗りを同じ色にする共ネタでの施工をおすすめします。

レンガ色の外装にしたいですが、単色塗りでは安っぽく見えないか心配です。目地部分とレンガ表面で色を変える際、どのような配色の組み合わせが最も自然な「本物のレンガ」に近い奥行き感を生みますか?
費用は掛かりますが、レンガ調や凹凸のあるサイディングであれば、ダブルトーン仕上げは非常におすすめです。
目地部分と凸部分で色を分けることで、単色塗装より立体感が出て、もともとのサイディングの意匠を活かすことができます。
色の組み合わせとしては、
・目地を濃いめにして、凸部分を赤茶や茶色にする
・目地を白やグレー系にして、凸部分を赤茶や茶色にする
といった組み合わせが考えられます。
さらに高度な施工になりますが、凸部分を、
・赤茶+白
・茶色+白
などのマーブル調に仕上げると、より本物のレンガに近い表情を出すこともできます。

外壁の色として、ミルクチョコレートのような濃い茶色を検討しています。蓄熱しやすい色のため、外壁材(モルタル等)の熱膨張によるひび割れを避けるために、塗料に求めるべき「熱反射率」の基準を教えてください。
熱反射率などの数値は、基本的には試験場など一定の条件下で測定されたものです。
そのため、実際の住宅では、
・建物の立地
・日当たり
・風通し
・外壁の向き
・近年の猛暑
などによって効果の感じ方が変わり、カタログ数値だけでは判断しきれない部分があります。
モルタル壁の場合は、水性系の弾力性がある塗料を選ぶことで、細かなひび割れへの追従性を持たせやすくなります。
ただし、ジョリパット系の仕上げがされている場合は注意が必要です。
通気性の低い塗料を使用すると、内部の湿気が逃げにくくなり、塗膜に気泡や膨れが発生する可能性があります。
そのため、既存外壁の仕上げに合わせて、通気性のある塗料を選ぶことが重要です。

ベランダの防水塗装の色を選定中です。グレー系が一般的ですが、遮熱性能のあるライトグレーやグリーンを選択した場合、夏場の直下階の部屋の天井付近の温度上昇を何℃程度抑制できますか?
遮熱性能を持つ塗料については、個人的にはまだ発展途上の部分があると考えています。
製品によっては、天井付近の温度上昇を3〜5℃程度抑えられるものもありますが、その一方で、通常の高耐久塗料と比べると耐候年数が短いものもあります。
塗り替えから1〜2年程度は「少し涼しくなったかな」と感じることもありますが、生活しているうちに慣れてしまい、結局「暑い」と感じることもあると思います。
そのため、私が自宅のベランダ防水を塗装するのであれば、遮熱性能よりも耐候年数の長さを優先して塗料を選びます。
遮熱性を重視するか、長期的な耐久性を重視するかで判断するとよいでしょう。
住宅の外壁リフォームを検討する際、せっかくならおしゃれに仕上げたいと思う方もいるでしょう。外壁のデザインスタイルにこだわって、住宅をグレードアップさせてみてはいかがでしょうか。 この記事では、おしゃれな外壁の作り方をご紹 […]
外壁のカラー展開はさまざまあるため、スタイリッシュな黒を検討してる方も多いのではないでしょうか。黒い外壁はおしゃれな印象に仕上がりますが、いくつかデメリットがあるのも事実です。 そこで今回は、黒い外壁のメリットとデメリッ […]
家を建てて10年、20年経ってくると家の外壁が白っぽくなったり、塗装が剥げたり、壁にクラックが出たりして外壁に不具合が出てきます。 家を長持ちさせるためには、不具合が酷くなる前に、必要に応じた外壁塗装をしなければなりませ […]