06/22/2022

七夕をスペシャルに彩るコスパ最強のDIY術

7月7日は七夕。全国各地でお祭りが催されたり、みんなが楽しめる行事なので、数ある季節イベントの中でも特に人気。

ただ、おうち需要が高まって家で過ごす方も増えた昨今、変わり映えしない七夕には少し飽き始めている人も多いのではないでしょうか…?


目次

  • 七夕を知ろう
  • 七夕の過ごし方
  • 七夕を盛り上げるDIY術
  • 自分で作ることをもっと楽しみたい人は

  • 七夕を知ろう

    説明する必要がないほどに定着している伝統行事「七夕」ですが、意外と歴史や由来などを知っている人は多くないのでは?

    七夕とは

    七夕とは、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が天の川を渡って1年に1度だけ会える、7月7日のこと。

    ちなみにもともと旧暦の伝統行事だったため、現在でいうと1ヶ月ほどズレて8月のイベントなので晴天率の高い行事だったのですが、新暦にかわってからは今の梅雨時期の七夕に。「雨が降ると天の川を渡れない」とも言われるので、毎年お天気が気になるところですが、平均すると晴れる確率は3割程度だそうです。

    七夕の歴史や由来

    日本で親しまれている七夕は、日本古来の風習や中国由来の伝説が掛け合わさってできたものと言われ、織姫と彦星の伝説が最も有名です。ちなみに中国ではそれぞれ織女(しょくじょ)、牽牛(けんぎゅう)と呼ばれます。

    奈良時代に宮中儀式として伝わり、織姫が機織りの上手な働き者だったと言う内容から、手芸や裁縫の上達を願う風習につながったとか。星に願い事をする原型はここから始まり時代が流れると共に、読み書きの上達を願うようになったり、現代のように自由に自分の願い事を書くようなスタイルに変化しました。

    七夕伝説

    国を超えて広く伝わる織姫と彦星の話には、さまざま種類がありますが、共通している内容は簡単に説明すると以下の通り。

    天帝(神様)の娘である織姫は、機織りが上手で働き者。同じく働き者である牛飼いの彦星と恋に落ちて結婚しました。しかし結婚後、働き者だった2人は遊んでばかり。それに怒った天帝が2人を天の川の両端に引き離したが、悲しみに暮れる織姫を不憫に思い、年に1度だけ会うことを許した、というお話です。


    七夕の過ごし方

    七夕といえば色とりどりの短冊に願い事を書き笹竹に飾ることが昔からの習わしで、今でも一番メジャーな楽しみ方ですよね。最近では笹竹を用意するのではなく、流木を使ったり、壁にマスキングテープで笹竹を描いてウォールデコを楽しんだりと、アレンジの仕方もさまざまです。

    中には星空をイメージしてライトアップするなど、昔ながらの七夕を踏襲しつつ現代風にアップデートされていたりもします。おうちを飾り付けて素敵な写真を撮ったり、子どもと一緒に映える七夕料理を作ってパーティーを楽しむ人も増加中。

    七夕は他の伝統行事に比べ、短冊に願い事を書いて飾るなど、自分達でいろいろ作るのが楽しいイベントなので、オリジナリティ溢れる過ごし方ができるのかもしれません。


    七夕を盛り上げるDIY術

    ①マスキングテープで作るウォールデコ

    100均などで売っているマスキングテープで、壁に笹竹を描きましょう。ポイントは最初にどのくらいの大きさにするかをイメージすること。メインとなる真ん中の茎部分を作ったら、あとは切り貼りするだけ。緑色のマスキングテープがあればベストですが、グレーやベージュなど落ち着いた色味のものも、インテリアにマッチしておしゃれな印象に。全体で2、3色に抑えてシンプルかつシックな印象にしたり、カラフルに作るのも◎


    ウォールステッカーを自分好みに配置して、ウォールデコを楽しむのもいいですね。淡い色味がとっても可愛いですが、写真を撮ることを考えるとビビッドな色味もアリかもしれません!


    ②タペストリーをアレンジ

    タペストリーは手作りできるアイテムですが、3COINSや100均などの格安ショップなどで既製品が販売されているので、そちらをアレンジするのもおすすめ。インテリアによく馴染み、とってもおしゃれな印象になります。


    中にはライトがついているものもありますが、自分でライトをつけて七夕の輝く星をイメージするのもとっても素敵です。


    ③笹の葉の飾り付け

    大きな透明のフラワーベースに笹の葉を入れ、床おきするのもとても素敵です。本物の笹はもちろん、100均などにある造花でもオシャレなものはたくさん!

    短冊や飾りをクラフト紙で作るとさらにオシャレ度が増します。


    ④ガーランドでパーティー感を演出

    リボンをカットして紐に結んで作るガーランド。光沢のある素材のリボンなので、ツヤ感が出てキラキラした印象に。木製の星形の組み合わせがとっても素敵です。

    市販のガーランドを自由にオリジナルで組み合わせたり、コンパクトサイズでカラフルに作ってもオシャレで可愛いですね。


    ⑤ガーランド風インテリア

    流木や木の枝など自然の素材を上手に使って、ガーランド風のインテリアにするのもおすすめ。木製の星形や折り紙、パールなど、なんとなく海の素材が相性◎

    笹の葉がない場合は、お家にある植物(エアープランツなど)を活用しても素敵です。


    ⑥折り紙でモビール作り

    いろんな素材や柄があるので、折り紙は上手に組み合わせるとチープな印象にならずに活用できます。モビール作りの方法はさまざまなサイトで紹介され、種類も多いため、自分好みの作り方で七夕空間をアレンジしてみてはいかがでしょう。また、折り紙でスワッグを作り、モビール風にするのも素敵ですね。


    ⑦折り紙で作る星型オブジェ

    星型のオブジェも可愛いです。インテリアにももちろん合いますが、七夕ごはんのテーブルコーディネートにもおすすめ。七夕感が強くないので、七夕が終わった後でも長く楽しめそうです。


    ⑧紙で作る天の川

    控えめなのに存在感のある天の川。インテリアにも馴染んでとってもオシャレに。


    ⑨無料テンプレートアイテムを活用

    ネットで「七夕 無料テンプレート」で検索すると、すでにテンプレートデータがたくさん載っているので、自分好みのものを探して活用するのもおすすめ。印刷するだけで使えるものや、アレンジできるものまでたくさんあります。


    自分で作ることをもっと楽しみたい人は

    今回ご紹介したのは七夕をオシャレに演出するDIYアイデアでしたが、今回を機に自分で作ることの楽しさを実感した人はもちろん、もともと作るのは大好きだけど自己流なのでしっかりプロにも習ってみたい、という方はゼヒトモにお任せ。ゼヒトモには手芸・工芸のプロがいるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。


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