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襖に貼れる壁紙でおしゃれにリフォーム!自分で壁紙を貼る方法や張り替えるコツを解説
襖の劣化が目立ち始めたら、壁紙を貼ってリフォームするのがおすすめです。襖に貼れる壁紙を使えば、DIYでもおしゃれにリフォームさせることができます。
本記事では、襖に壁紙を貼る方法や襖向け壁紙の選び方を徹底解説!DIYで襖を張り替えるコツについてもご紹介するので、襖リフォームで困っている方はぜひ参考にしてください。
まずは襖の種類を確認!張り替えに壁紙は使える?
襖に壁紙を貼ることはできますが、襖の種類によって可能な貼り方は異なります。襖は大きく下記3種類に分けられるため、まずはそれぞれの特徴を確認することが大切です。
- 本襖
- 戸襖(板襖)
- 発泡スチロール襖・段ボール襖
また、襖紙と壁紙では根本的な用途が異なるため、誤った貼り方をすると襖が傷つく恐れがある点には留意しておきましょう。
本襖
本襖とは、細かい木の枠組みに和紙を数枚重ね、その上に襖紙を張り付けた襖のことを指します。昔からある伝統的なタイプで、通気性に優れているのが特徴です。
反りやねじれにも強く、外枠を外せば襖紙を張り替えられます。量産できないため高価な傾向にありますが、骨組みがしっかりしていれば何度でも張り替え可能なので、総合的に見ればコスパが良いと言えるでしょう。
本襖に壁紙を貼る際は、のりまたは両面テープを使った方法がおすすめです。
戸襖(板襖)
別名板襖と呼ばれる戸襖は、骨組みの上にベニヤ板を重ね、その上に襖紙を貼ります。和室と洋室を区切るために使用され、和室側には和風の襖紙、洋室側には木材やクロスを貼る場合が多いです。
戸襖にも壁紙を貼ることは可能ですが、本襖とは異なり縁の取り外しはできません。壁紙を貼る際は、既存の襖紙から重ねるように壁紙を重ねましょう。戸襖の場合は、のりや両面テープのほかアイロンでの貼り付けも可能です。
発泡スチロール襖・段ボール襖
発砲スチロール襖と段ボール襖とは、それぞれ芯材に発泡スチロールと段ボールを使用している襖のことです。木製の枠を使わないため比較的軽量かつ価格も安い傾向にあります。賃貸住宅にもよく使用されている襖ですが、他の襖に比べて強度が低い点には注意が必要です。
発砲スチロール襖・段ボール襖に壁紙を貼る場合は、できるだけ両面テープを使用すると良いでしょう。のりで塗ると襖が反ってしまう恐れがあるほか、どちらも熱に弱いためアイロンでの貼り付けはできません。
戸襖と同様に枠は外せないため、襖紙に壁紙を重ねて貼る必要があります。
襖に壁紙を貼る方法
襖に壁紙を貼る方法としては、主に両面テープを使う方法とのりを使う方法が挙げられます。アイロンを使う方法もありますが、本襖や発砲スチロール襖には適さないことも多いため避けたほうが無難です。
ここでは、襖への壁紙の貼り方をテープとのりに分けてご紹介するので、DIYを検討している方はチェックしてみてください。
また、以下の関連記事では壁紙・クロスの素材別費用や施工事例について解説しています。実際にかかった費用についても紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください。
関連記事:壁紙・クロス張り替えリフォームの費用相場
両面テープを使った貼り方
まずは、両面テープを使った貼り方をご紹介します。襖に壁紙を貼る際は、下記のものを準備する必要があります。
【準備するもの】
- 壁紙
- 両面テープ
- カッター
- 定規
- マスキングテープ
- ヘラ(竹ベラ・地ベラ)
- 雑巾
必要な道具を揃えたら、下記の手順に沿って壁紙を貼っていきましょう。
- 襖の表面を掃除する
- 襖の高さを測定後、引き手を外す
- 壁紙をカットする(襖の高さより10cm高くカット)
- 襖の4辺に両面テープを貼り、縦・横に20cmの四角形を作るように貼る
※縦長と横長のテープが重ならないよう注意
- 壁紙を貼る位置を決め、マスキングテープで壁紙の縦半分を仮止めする
- 仮止めした反対側から壁紙を貼り付ける
※両面テープの剥離紙を少しずつ剥がし、転がすようにして壁紙を貼るのがコツ
- 壁紙を貼り終わったらヘラで襖の縁に折り目を付ける
- カッターで折り目をなぞるようにカットする
- 引き手をはめる穴を空ける
両面テープを使って壁紙を貼る際は、シワやたるみが出ないようにするのがポイントです。1人でうまくできない場合は、複数人でシワを伸ばしながら貼り付けましょう。
のりを使った貼り方
つづいて、のりを使った貼り方を見ていきましょう。本襖や戸襖はのりで貼り付け可能ですが、発泡スチロール襖や段ボール襖の場合は、襖が反るため他の方法で貼り付けてください。のりで壁紙を貼る際は、まず下記の道具を準備する必要があります。
【準備するもの】
- 壁紙
- 両面テープ
- カッター
- 定規
- ヘラ(竹ベラ・地ベラ)
- スポンジ
のりを使った貼り方は、両面テープを使用した手順とほとんど変わりません。最初からのりが付いている壁紙を使うとさらに綺麗に仕上がるので、うまく貼る自信がない方はチェックしてみるのがおすすめです。
- 襖の表面を掃除する
- 襖の高さを測定後、引き手を外す
- 壁紙をカットする(襖の高さより10cm高くカット)
- 壁紙に付いているフィルムを剥がし、のり面を出す
- ハケを使い、中心から外側にかけて空気を抜く
- 余った壁紙を折り目を付けてからカットする
- 端にはみ出たのりをスポンジで拭き取る
- 引き手をはめる穴を空ける
のりは乾くまでに時間がかかるため、貼り付けた後はなるべく触らないようにしましょう。うまく貼らなければシワやたるみができるものの、両面テープに比べてきれいに仕上がりやすいです。
襖の張り替えに適した壁紙の選び方
大前提として、襖に貼る壁紙は張り替え方に応じて選ぶことが大切です。基本的に市販されている壁紙は「のりで貼るタイプ」「両面テープで貼るタイプ」「裏面がシールになったタイプ」「アイロンで貼るタイプ」の4種類。自宅の襖の種類に合わせ、最適な方法で貼れる壁紙を選びましょう。
また購入する際は、国産の壁紙を探すことも重要なポイントです。国産の壁紙は幅92cmと襖に合う製品が多いため、1枚の壁紙を貼って、余計な部分をカットするだけで作業が完了します。
これに対し海外製の壁紙は40〜50cm前後が一般的なので、襖に貼る場合は2枚の壁紙をつなぎ合わせなければいけません。2枚の壁紙を使うとどうしても継ぎ目ができてしまうため、特に初心者の場合は国産壁紙を選ぶと良いでしょう。
DIYで襖をおしゃれに仕上げるコツ
襖に壁紙を貼っておしゃれに仕上げたい方は、下記2つのポイントを確認しておくのがおすすめです。
- 白地や木目の壁紙にする
- 壁紙に合わせて引き手を変更する
襖は部屋の雰囲気にも影響するため、シンプルな白地の壁紙を選ぶのがポイント。白地であればデザインに飽きがこないほか、上からステッカーを貼っておしゃれにリメイクすることもできます。襖に壁紙を貼って洋風にアレンジしたい方は、木目のデザインをチョイスしてみましょう。
また、壁紙と一緒に引き手を変更するのもひとつの方法です。襖の引き手は黒が一般的ですが、貼り付けた壁紙の色やデザインによっては悪目立ちする可能性もあります。壁紙に合わせて引き手の色を変更すれば、統一感が生まれスタイリッシュに仕上がるので、ぜひ試してみてください。
DIYが難しければ襖の張り替え業者に依頼しよう
襖への壁紙の貼り付けはDIYで可能ですが、心配な方は専門業者に依頼するのもおすすめです。「壁紙にシワができた」「誤って襖が壊れた」のような初歩的な失敗を防げるので、安心してリメイクできます。
料金は壁紙の種類や施工条件によっても異なりますが、襖1枚につき2,000〜5,000円前後が目安です。業者によっても費用が変動するため、襖のリメイクや張り替えリフォームを検討している方は複数の業者に問い合わせてみましょう。
ゼヒトモで襖の張り替え業者のプロを探す
本記事では、襖に壁紙を貼る方法やおしゃれにリメイクするコツなどを解説しました。襖の張り替えはDIYでもできますが、失敗したくない方は信頼できる専門業者に依頼するのもおすすめです。
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