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物置の屋根をDIYで修理したい!主な方法や注意点、業者に依頼した場合との比較

2024/01/22 2024/03/22
物置の屋根をDIYで修理したい!主な方法や注意点、業者に依頼した場合との比較

物置の屋根が劣化しており、DIYで修理を検討するうえで気になるのは、業者に依頼した場合との違いです。また、DIYで物置の屋根を修理する際は、どのような点に注意すべきなのかも気になるところです。

今回は、DIYで物置の屋根を修理したい方に向けて、主な方法や注意点、業者に依頼する場合に覚えておくべきことをまとめています。

物置の屋根はDIYで修理できる?

結論、物置の屋根は修理に必要な素材や自費での費用、注意点を把握しておけばDIYでも修理可能です。

以下からは、物置の屋根をDIYで修理するうえで覚えておきたいことをまとめているので、物置の屋根が劣化している、そろそろ修理したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

物置の屋根に使用される主な素材

物置の屋根をDIYで修理するうえでは、使用されている素材を把握しておく必要があります。一般的に、物置の屋根には金属もしくは樹脂が使用されています。

ガルバリウム鋼板やトタンなどが、物置の屋根に使用されることの多い金属です。

トタンは、古くから物置屋根に使用されている素材ですが、錆びやすいため近年では敬遠されてしまうこともあります。

対してガルバリウム鋼板は、トタンと比べて錆びにくく、かつ耐久性・防水性にも優れた素材です。

また物置の屋根には、樹脂が使用されることもあります。主に使用される樹脂系の素材は、加工しやすく安価な塩化ビニール(塩ビ)や、紫外線や衝撃に耐性のあるポリカーボネート(ポリカ)などです。

DIYに必要な道具・材料

DIYで物置の屋根を修理する際は、以下に挙げる道具や材料を揃えておきましょう。

  • 交換用の屋根材
  • ブルーシート
  • 防水シート
  • シート固定用の土嚢
  • 紙やすり
  • 中和洗剤
  • コーキング剤
  • プライマー
  • ヘラ
  • マスキングテープ
  • 電動ドリル
  • キリ
  • 金槌
  • ヘルメット
  • 安全用のハシゴ
  • パテ

物置の屋根をDIYで修理するのにかかる費用

物置の屋根をDIYで修理する際は、数千円から10,000円程度が費用相場になります。しかし、あくまで相場であり、用意する道具の量や種類によっては10,000円以上になることもあります。

また、物置の屋根修理にかかるDIYでの費用は、屋根の状態によっても変動するのが特徴です。軽微な補修であれば用意する道具も少ないため、費用も安く抑えられます。

ただし、補修範囲が広い場合などは費用が高くなるため注意してください。

DIYで物置の屋根を修理するうえでの注意点

DIYで物置の屋根を修理する際は、あくまで「応急処置」であることを認識しておくべきです。

簡単な補修であればDIYでの修理で問題ないものの、野地板から変えなければならないなどの本格的な修理に関しては、DIYが難しくなるかもしれません。

雨漏りなどの症状も、ブルーシートなどを貼る簡単な応急処置であればDIYで可能です。しかし、数カ所から雨漏りしている場合は、やはりDIYでの修理は難しいでしょう。

以下の関連記事では、屋根修理・工事を業者に頼んだ場合の費用相場や施工事例を解説しています。屋根修理を業者に依頼しようとお考えの方は是非ご覧ください。

関連記事:屋根修理・工事の費用相場

DIY可能な物置の屋根を修理する方法

物置の屋根をDIYで修理する方法は、主に以下3つです。

  • コーキング剤で補修する
  • ブルーシートを敷く
  • 防水テープを貼る

コーキング剤で補修する

軽微な穴、ひび割れの補修であれば、コーキング剤で補修可能です。コーキング剤はホームセンターなどで数百円から購入できます。

ただし、錆を落としたり下地剤を塗ったりと、コーキング剤の補修は少し手間がかかることを認識しておいてください。

<コーキング剤で補修する手順>

  1. 補修箇所の汚れを紙やすりなどで落とす
  2. 補修箇所にプライマーを塗りつける
  3. 補修したい箇所をコーキングで埋める

ブルーシートを敷く

雨漏りなどが発生しており、かつ屋根のどの部分が破損しているかわからない場合は、ブルーシートで屋根全体を覆う形で補修できます。

ただし、ブルーシートは強風などで飛ばされる可能性があるので、土嚢などをあわせて置くようにしてください。また、ブルーシート自体に穴が開くことも多いので、こまめに状態をチェックする必要があります。

<ブルーシートを敷く手順>

  1. ブルーシートを補修したい箇所に被せる
  2. 土嚢などを置く
  3. ブルーシートと屋根に隙間ができないよう防水テープを貼る

防水テープを貼る

穴やひび割れが軽微なものであれば、防水テープを貼ることでも補修できます。隙間を塞ぐようにテープを貼り付けるだけなので、簡単に補修できるのがメリットです。

ただし、屋根に汚れや水分が残った状態では貼り付けられないので、貼り付け前にしっかり掃除するようにしてください。

<防水テープを貼る手順>

  1. 補修箇所の汚れを紙やすりなどで落とす
  2. 中性洗剤で汚れ・油分を拭き取る
  3. 防水テープを貼る

【素材別】物置の屋根を修理する方法

物置の屋根を修理する方法は、金属屋根と樹脂系屋根とで異なるので、以下では屋根の素材別に修理方法を解説します。

金属屋根

金属屋根の主な修理方法は、以下のとおりです。ここで紹介する方法を参考に、DIYでどこまで対応できるか確認・把握してください。

屋根塗装塗装の剥がれなどを補修する施工
葺き替え既存の屋根材を撤去して新しい屋根材を設置する工法
カバー工法既存の屋根材に別の屋根材を被せる工法

樹脂製屋根

樹脂製屋根の場合は、屋根材を新しいものに張り替える形で修理できます。

多くの樹脂製屋根は金属屋根と比べて耐久性が低い場合もあるため、修理のタイミングで金属屋根に張り替えるのもおすすめです。

物置の屋根修理は業者に依頼するのもおすすめ

物置の屋根は、軽微な修理であればDIYでも可能です。ただし、場合によってはDIYで修理するよりも、業者に依頼した方が良い場合もあります。

ここでは、物置の屋根修理を業者に依頼する際に覚えておくべきことをまとめているので、参考にしてください。

業者に依頼すべきケース

屋根の破損箇所が多い・大きい場合や、DIYで補修しても雨漏りなどが改善されない場合は、業者に修理を依頼すべきです。また、屋根材そのものを交換したい場合も、業者への依頼がおすすめです。

DIYはあくまで応急処置でしかないため、本格的な修理を行いたい場合は業者に依頼することで物置の屋根に関する不備を解消できます。

業者に依頼した場合の費用相場

物置の屋根を業者に修理してもらう場合の費用相場は、以下を参考にしてください。

  • 部分的な補修:10,000〜50,000円
  • 屋根全体の補修・交換:100,000〜500,000円

上記はあくまで相場であるため、相見積もりや現場での確認を通じたうえで正確な費用を算出してから依頼するようにしてください。

物置の屋根修理にかかる施工期間

部分修理であれば、およそ1日から3日ほどあれば物置の屋根修理は完結します。加えて塗装も行う場合は、およそ7日から10日ほどかかります。

屋根全体を交換する大きな工事でも、7日から10日ほどで終えてくれる業者が多いでしょう。

ただし、物置が大きかったり、足場を組んで施工したりする場合は、これらの日数よりも長くなる可能性があります。

ゼヒトモで屋根の修理・工事業者のプロを探す

今回は、物置の屋根をDIYで修理する方法や注意点について解説しました。物置の屋根を修理する際は、DIYでの方法や注意点もあわせて、業者に依頼した場合の費用相場や施工期間も覚えておく必要があります。

  • 物置の屋根における修理実績が豊富な業者に依頼したい
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