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2022/12/27
雨どいとは?種類・役割・費用の基本を解説

雨水を地上や下水に誘導し、建物の劣化や汚れを防ぐ役割を果たしているのが雨どいです。普段何気なく目にしているものの、その重要性を知っている方は少ないでしょう。 目立たない設備ではありますが、快適な家づくりには欠かせない部分です。今回は、雨どいの必要性や設置する場合の価格相場、メンテナンスのタイミング、素材の選び方のポイントなどをご紹介します。 雨どいとは 雨どいとは、屋根の上に設置される雨水を排水するための設備です。集められた雨水は、軒樋を通って下水や地上に誘導されます。 雨どいは一見目立たない装置ではありますが、住宅全体を長く健康に保つために重要です。新しく自宅を建てる際はもちろん、築年数が経ってリフォームを考える際にも忘れずに設置・メンテナンスを検討しましょう。 雨どいってなんで必要なの?その役割とは 住宅に欠かせない設備だといわれる雨どい、その主な役割は次の3つです。 雨音などの騒音を発生させない 外壁を汚さない 建物の劣化を防ぐ 雨どいの役割を正しく認識して、自宅屋根のメンテナンスに活かしてみましょう。 雨音などの騒音を発生させない 雨どいを設置することで、雨音の騒音問題が軽減できます。雨どいが設置されていないと、雨水が住宅の屋根全体から流れ落ち、内部まで音が響き渡りやすくなってしまうでしょう。 雨どいにより水の流れる範囲や向きが限定され、住宅の中で過ごす人々が快適に過ごせるようになります。 外壁を汚さない 雨どいには、外壁に汚れが付くのを防ぐ役割があります。屋根から住宅を伝う雨水が、雨どいによって決められたルートを通るため、汚れた水により外壁が所かまわず汚れてしまう事態を防げるのがメリットです。 雨どいがなく、雨水が強く流れ落ちる所では、泥が跳ねて大きな汚れが発生してしまう可能性もあるでしょう。 建物の劣化を防ぐ 雨どいの設置は、住宅の劣化を防ぎ、寿命を伸ばすことにつながります。屋根から流れ落ちる雨水の与える被害は、汚れだけではありません。 激しく流れ落ちる雨水によって、住宅の一部が破損したり、水はけが悪い場所から腐食が進んでしまったりする恐れがあります。雨どいを正しく利用し、住宅へのダメージを抑えるようにしましょう。 雨どいの寿命と交換のタイミング 一般的な住宅で広く使用されている樹脂製素材の雨どいの寿命は、15~20年程度です。大きくダメージを受けてしまった後では対応が難しくなる場合もあるため、5~10年ごとのメンテナンスが適しているでしょう。 悪天候が続いた後には、雨どいの外れや割れ、ゆがみを確認しておくと安心です。水が滴り落ちていたり、雨水が溢れていたりしたら、早めに交換や補修リフォームを検討しましょう。 雨どいの形状 雨どいの設置や交換リフォームの際に知っておきたいのが、形状ごとの性能や見た目の印象の違いです。今回は、次の4つの形状の雨どいをご紹介します。 半円形 角形 意匠形 鎖状 半円形 一般的な形状として多くの住宅に採用されているのが、半円形の雨どいです。丸いカーブが柔らかい印象を与えるため、住宅の外観を気にする場合にも選びやすいでしょう。 シンプルな形状をしており、他のタイプと比べて価格が安いのが特徴的です。排水量は角形よりも劣りますが、必要に応じて円の直径が大きいものや片側だけが角形になっているものを検討してみてください。 角形 半円形よりも雨水の排水量を確保しやすいのが、角形の雨どいです。特に雨がよく降る地域の住宅で、多く採用されています。 近年では都市部でも、台風やゲリラ豪雨から自宅を守るために、角形タイプが選ばれるケースも多いようです。形状がスッキリとして見えるため、スタイリッシュなイメージの外観に馴染みやすいでしょう。 意匠形 意匠形の雨どいとは、昭和60年代から登場した、デザイン性の高いタイプです。基本的な排水機能に加えて、耐候性や耐久性、強度に優れています。 豊富なカラーバリエーションが楽しめるのも、意匠形雨どいの特徴です。他とは少し違った形状や色味で装飾性をアップさせたい場合にも、適しているでしょう。 鎖状 鎖状の雨どいは、他の形状とは違って、屋根から垂らすようにして吊るします。雨水が鎖を伝って流れていく仕組みで、建物に和の雰囲気をプラスできるアイテムとしてもおすすめです。 雨どいを排水機能としてだけではなく、デザイン性の高い装飾品として活用したい場合は、鎖状を検討してみましょう。 雨どいに使用される主な素材 雨水の排水に必要な雨どいは、使用される素材によっても耐久性や価格が異なります。雨どいの設置や交換の際に適切な素材を選べるように、主な素材4つの特徴を知っておきましょう。 塩ビ樹脂 ステンレス 銅 ガルバリウム鋼板 塩ビ樹脂 塩ビ樹脂は軽量で加工がしやすいのが特徴で、設置や交換の際の費用を抑えることができます。形状や色味もバリエーション豊かなため、住宅のイメージに合わせた雨どいを選べるでしょう。 一方で風雨や紫外線によるダメージを受けやすい素材で、定期的なメンテナンスが欠かせない点には注意が必要です。 ステンレス ステンレス製の雨どいは、錆が発生しにくく耐久性が高いのがメリットです。雨水にさらされるため、素材によっては劣化の進みが早くなりますが、ステンレスであれば長期間美しい状態を保てます。 強度も申し分ないため、メンテナンスの手間を省きたい場合にはおすすめの選択肢です。 銅 銅の雨どいは価格が高めにはなりますが、雨水や風に対する強度の面でメリットが大きいでしょう。錆が発生しにくい素材であるうえに、軽量で住宅への取り付け加工がしやすいのが特徴です。 […]

2022/12/20
雨樋(あまとい)とは?形状や素材の種類、おすすめメーカーも紹介!

雨樋(あまとい)とは屋根から地上まで雨水を誘導する装置です。雨樋にはさまざまな形状や素材があり、どれを選べば良いのか迷うこともあるでしょう。 この記事では、雨樋の選び方やメンテナンスについて知りたい方に向けて、必要な情報を詳しく紹介しています。具体的なおすすめメーカーや製品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。 雨樋とは 雨樋(あまとい)とは、屋根の上に降った雨水を地上まで流す通路のことです。雨樋は次の部材などから成ります。 軒樋(のきとい) 軒継手(のきつぎて) 集水器 呼び樋(よびとい) 縦樋(たてとい) 縦継手(たてつぎて) 寄せマス 角マス まず屋根には傾斜があるため、屋根の上に降った雨水は屋根の端につけられている軒樋に流れ込みます。軒樋に入った雨水は樋の傾斜に従って集まり、住宅の縦部に沿ってつけられている縦樋にたどり着きます。その後、地面や敷地外の溝にまで流れ込み、排水は完了です。 雨樋の役割 雨樋は、住宅そのものだけでなく住宅の近くを通る人を雨による被害から守る役割を果たしています。もし雨樋がなければ、屋根の上に降った雨水はそのまま地面へと落ちるため、住宅の周りは他の場所よりも大量の雨水が落ちるようになるでしょう。住宅のそばを歩きづらくなるだけでなく、住宅に入りづらくなってしまいます。 屋根から激しく落ちた雨水が地面をえぐり、段差を作ることにもなりかねません。見た目が悪くなるだけでなく、足が引っ掛かって転倒するリスクもあります。また、雨水が落ちる度に泥が跳ね返り、外壁や基礎を汚し、損傷する可能性もあるでしょう。通行人の靴や衣類を汚す恐れもあります。 屋根から落ちる雨水の音が騒音となる可能性もあります。軒下の素材や雨が降る強さによっては、屋内からでも聞こえるほど雨が落ちる音が騒々しくなるかもしれません。 形状による違い 雨樋には、次の3つの形状があります。 半円形 角型 特殊型 それぞれの形にはどのような特徴があるのか、また、メリットやデメリットについて説明します。     半円形 もっともポピュラーな形が半円形です。ゴミや枯れ葉などが流れやすく、掃除しやすいというメリットがあります。また和風の建築にもよく合うこと、比較的安価なこともメリットです。しかし、大雨のときには溢れやすいため注意が必要です。 角型 角型は半円形に比べると受け止められる水量が多いため、大雨が降っても溢れにくいというメリットがあります。また、見た目がおしゃれで洋風の住宅にもよく合う点も特徴です。 しかし、価格は半円形と比べると少し高い傾向にあります。また、ゴミが詰まりやすく、掃除しにくい点はデメリットといえるでしょう。 片側が半円形、もう片側が角型のハイブリッドタイプもあります。見た目は半円形が良いけれども、受け止められる水量を増やしたいときなどは、ハイブリッドタイプが適しています。ただし、角型の部分にゴミが詰まりやすいため、通常の角型と同様、定期的に掃除をするなどのメンテナンスが必要です。 特殊型 特殊型とは、雪かきをしたときに傷つきにくい形状になった雨樋のことです。構造が複雑で値段も高めですが、雪かきが必須の豪雪地帯ではよく用いられています。 素材による違い 雨樋にはさまざまな素材があります。主な素材としては次の4つが挙げられます。 硬質塩化ビニール ステンレス 銅 ガルバリウム鋼板 それぞれの素材の特徴やメリット、デメリット、どんなケースに適しているのか見ていきましょう。     硬質塩化ビニール 硬質塩化ビニールは、排水管などに用いられる素材です。安価で施工しやすいというメリットがありますが、紫外線によって硬化して割れることがあるので注意が必要です。 ステンレス ステンレスは耐久性に優れ、継ぎ目が少なくて済むため見た目にも美しいというメリットがあります。しかし、ガルバリウム鋼板より高く、コストが高めです。 銅 銅も耐久性に優れる素材ですが、酸性雨により腐食するため、定期的に点検する必要があります。また、新品のときは赤茶色、年月が経つと青緑色になりますが、味わいがあると感じる方もいれば、古びて見えると感じる方もいるでしょう。 ガルバリウム鋼板 ガルバリウム鋼板は酸性雨や紫外線にも強く、耐久性に優れる素材です。硬質塩化ビニールに比べると費用は高くなりますが、長く使用可能なためコストパフォーマンスは高いといえます。 おしゃれな雨樋のおすすめメーカー・製品 雨樋は屋根の周囲や外壁の角部などを覆うため、住宅の印象を大きく左右するパーツともいえます。よりおしゃれな住宅にするためにも、雨樋にこだわってみてはいかがでしょうか。おしゃれな雨樋メーカーと製品を紹介します。 【パナソニック】アーキ・スペック・トイ パナソニックでは、さまざまな素材や形状の雨樋を展開しています。なかでもアイアン素材の雨樋は国内業界でナンバーワンのシェアを誇ります。 パナソニックのアーキ・スペック・トイは、美しさと機能性を両立した雨樋です。絶妙な傾斜が雨水を溢れさせずに地面まで誘導します。 屋根面積73.4㎡、高さ6mの切妻、5.4㎡バルコニー有りの場合で約19万円 【積水化学工業】エスロン雨とい 積水化学工業は、最先端の技術で作られた素材を用い、雨樋などの住宅に不可欠なパーツを製造しています。 積水化学工業のエスロン雨といは、豊富なカラー展開が特徴の雨樋です。屋根や外壁と一体感が生まれ、統一感のあるおしゃれな外観を作り上げます。 […]