03/10/2017

犬が寝言を言うのはなぜ?3つの原因と対処法

皆さんは犬の寝言を聞いたことはありますか?自宅で犬と暮らしている人ならば、犬の寝言を聞いたことがあるはずです。逆に犬を飼ったことがないという方は、「犬が寝言なんて言うの?」と思う方も多いかもしれません。

実際、犬の寝言はそんなに珍しいことではありません。犬が寝言を言っていることは多々あります。

犬の寝言の理由には、どんなものがあるのでしょうか?今回は犬が寝言を出す理由と対処法について詳しく紹介していきます。

家で犬を飼っているという方も、これから飼う予定があるという方も、犬の寝言について理解を深めましょう。

(参照元情報: Why Would a Dog Whimper While Sleeping?, 2017年3月現時点。医療に関わる判断をする際には必ず獣医の判断を仰ぐようにしてください。)

犬が寝言を言う理由

犬 寝言 zehitomo

1.バッテリー回復をしている

精神的に回復するために、寝言を言っていることがあります。ここで注意していただきたいのは、犬が寝言を言っているからといって、止めさせた方が良いわけではないということです。

犬の寝言は、しっかり休息を取っている証拠です。人間も昼間に様々なことを考え、一生懸命仕事や勉強をして疲れますよね。そして、疲れて夜はぐっすり眠ってしまいます。

犬も同じで、ぐっすり寝ることで脳の疲れをとっているのです。脳の疲れを取っている証拠と考えてください。

2.犬も夢を見ている

みなさんは、レム睡眠とノンレム睡眠という言葉を聞いたことがありますか?レム睡眠は「体は寝ているけれども脳は起きている」という浅い眠り、ノンレム睡眠は「体も脳も寝ている」という深い眠りです。人間は、レム睡眠の浅い眠りの場合に私たちは夢を見るといいます。

犬にも同じようにレム睡眠とノンレム睡眠があります。犬も私たち人間と同じように、浅いレム睡眠のときに夢を見て、夢を見ているときに寝言を言うのです。

3.習性

犬の寝言は、犬の習性といっても良いかもしれません。前述したように、犬は人間と同じくレム睡眠の浅い眠りの時間帯がありますが、犬は人間に比べて浅い睡眠であるレム睡眠の時間が長いそうです。つまり、夢を見る時間も人間に比べて長いということになります。

すると、必然的に寝言をいう頻度も多くなります。犬の寝言が多いのは、こういった犬の習性も影響しているようです。

犬の寝言対処法

犬 寝言 zehitomo

1.そっと見守ってあげる

犬が寝言を言っているときに最も良い対処法は、無理やり起こさずにそっと見守ってあげることだと言われています。

私たちも夜寝ているときに無理やり起こされると、決して良い気分ではないでしょう。犬たちも一緒で、無理やり起こされたいとは思っていないはずです。

「犬が寝言を言っていて心配!」という飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、犬の寝言はストレスをしっかりと発散できている証拠とも言われています。無理に何かするのは止めて、そっとしておきましょう。

人間と同じように、犬も夜に寝ているときは、日中に起きた嬉しかったこと、悲しかったこと、楽しかったりことの記憶を脳で整理しているのだそうです。しっかりと眠らせてあげることが、犬の健康にとって最も良いことなのかもしれませんね。

2.獣医さんなどの専門家に診せる

基本的に犬の寝言は夢を見ているなど、さほど気にすることはないと言われていますが、明らかに不自然な寝言や、寝言がずっと続いて「おかしいのではないか」と感じる場合には獣医さんなどの専門家に診せることも検討しましょう。動画を撮影しておくと、診断の役に立ちます。

不自然な寝言は、病気や怪我が原因の場合もあるそうなので、注意してあげましょう。怪我の痛みなどで深い睡眠をとることができず、浅い睡眠が続いているなどの原因もあり得るためです。

最後に

犬 寝言 zehitomo

犬も人間と同じように寝言を言います。犬の寝言を見ていると、ムニャムニャと赤ちゃんが寝言を言っているようで可愛い光景です。「バウッ」と急に吠えたと思ったら、「それも寝言!?」ということも多々あります。しっかりと犬の寝言について理解して、犬とより良い関係を築いていきましょう。

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