07/22/2019

ダイエットを短期間で成功させるコツ【プロトレーナー監修】

ダイエットをしたい痩せたい、しかも「短期間で」、なんと贅沢な望みでしょう。しかし「旅行でリゾートに行くことになった」、「薄着になって、なんだか気になってきた」と、体型の悩みは突然浮かんできますよね、わかります。

急に浮かんできた「短期間でダイエットを成功させたい、短い時間で体を引き締めたい」、多くの人が抱えるこの悩みに、プロのトレーナーからアドバイスをいただきました。

「トレーニングや運動の効果を高めるためのコツ」として、プロスポーツ選手からトレーニング初心者まで指導をするプロトレーナーの岡川 智行さまにお話を伺いました。医療の国家資格を保持するトレーナーの監修です。安心してお読みください。

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本気で体重を落としたい方へお伝えしたいポイントは2つ

ダイエット 短期間 Zehitomo プロ監修 岡川智行

「1日に2回トレーニングをすることと、気をつけて『食べ過ぎない』ようにすることです。」

– 1つ目のポイント:1日に2回トレーニングをする

「1つ目のポイント、1日に2回の運動ですが、1日に2回運動をすると1日の平均体温が高い状態を保てます。まず1回目の運動をすると体温が上がって、運動の後に体温が落ち始めます。

しかし体温が高い方が新陳代謝が高まって脂肪も燃えやすくなります。まずは朝がんばって、30分でもいいから歩いてみましょう。そして午後にでももう一度運動をしてみてください。こうすることで1日の平均体温が高い状態を保って、新陳代謝が高めの状態をキープできるのです。」

– 2つ目のポイント:食べ過ぎないようにする

「2つ目のポイントの食事ですが、普通の食事に、ヨーグルトやあずきのおまんじゅうなどを加える程度は大丈夫です。でも、運動ってすればするほどごはんがおいしくなりますよね?」、ウンウン、わかります。岡川さんも「メシがうまいっすよね、わかります」と笑っていました。

「そこで『ごはんがおいしいから』、『運動しているから』と多めに食べることを続けていると、プラスマイナスゼロを繰り返すので体重が減らず、つまらなくなって、続かないんです。

がんばった感と達成感で、おいしく食事をしてしまう気持ちはすごくわかります、私も経験があります(笑)。でもそこで自分を少し追い込んで『普通の食事量もしくは、少しだけ増やす』程度にとどめて、食べ過ぎない努力を加えると、変化が目に見えて出てくるので面白いですよ。」

プロテインについて

ダイエット 短期間 Zehitomo プロ監修 岡川智行

「プロテインは、筋肉を見せる競技を目指すのであれば飲んだ方がいいです。でもそれ以外の人は、トレーナーに相談しながら飲むといいです。

ただし私たちトレーナーは、プロテインやサプリメント会社の方からかなりの量の営業を受けます。お医者さんが製薬会社から営業を受けるのと同じですね。なので、自分のトレーナーが『あなたの体のためにプロテインをすすめているのか』、『自分のジムで取り扱って販売しているからプロテインをすすめているのか』は気をつけて見てみてもいいと思います。」

– 岡川さん(プロ自身)はプロテインを飲んでいますか?

「私自身が現在こだわって飲み続けているプロテインやサプリメントは特にありません。でも、現役のプロボクシング選手だった頃は、飲んだりもしていましたよ。現在は飲んで追い込む理由も特にないので、飲んでいません。」

トレーニングのやり方と頻度

ダイエット 短期間 Zehitomo プロ監修 岡川智行

「トレーニングのやり方は、週に何回トレーニングの頻度を確保できるかで考えるといいです。週に1回しかできないのであれば、その時に全身の筋肉を使うトレーニングをしましょう。

週に2回であれば、上半身を下半身で分けてもいいですね。」

「筋肉をつけたい時は基本的にはウエイトトレーニングをしますが、時々ジャンプを加えたりして全身を使う運動を入れることにも意味があります。ベンチプレスで何キロ上げることができるか、そこにこだわってももちろんいいです。面白いですしね。

しかし全身の身体能力を上げるためには、全身を動かし、『身体を動かすことができる』ことで身体能力が向上していくと思っていただきたいです。

『ベンチプレスでどんどん重い重量を上げれるようになることを目的にしたいのか、全身を健康にすることを目的にしたいのか』、と考えるとわかりやすいです。『ウエイトリフティング選手が重い重量を上げることができるから、最も強い』というわけではありません。

減量をしたいのか、身体能力をあげたいのか、重いものを持てるようになりたいのか、持久力をつけたいのか、どうなりたいかによってトレーニング内容は変わります」

– 運動の目的を考える〜ダイエットとして減量したいのか?できないことができるようになりたいのか?健康になりたいのか?

「特にスポーツをする方は、全体の体のコーディネーション能力を上げることをゴールにして、自分のしたい運動に必要な能力を向上させるトレーニングをしましょう。」

「近い将来に自分がなりたい姿を考え続けると、トレーニングする本人のイメージも明確になり、トレーナーがサポートすることで効果が出やすくなると信じています。トレーナーのサポートと、トレーニングをする人の『目標』と、『目標を達成したい』という考えがゴールに近づきやすくします。

なんのために行動するのか、目標と理由が明確であることは、大事なことです。」

「健康のために『血糖値を下げたい』とか、『コレステロールが高い』とかそのような話になってくると、その数値を変えるためにどうするか?という話になります。食事の内容や方法も検討しなければいけません。」

「ダイエットや減量を目的にする場合でも、脱いだ時に痩せていることが目標か、服を着ていても痩せて見えたいのか、これによっても方法が変わります。

目標に対して何をするのか、逆算してどうするのかをトレーナーと一緒に共有すると、パーソナルトレーニングの効果が高まると思いますよ。」

最後に

ダイエット 短期間 Zehitomo プロ監修 岡川智行

ダイエットを短期間で成功させるためには、難しいことをたくさんこなさなくてはいけないわけではありません。目標設定、運動の頻度、体温、食事なども大切であることがわかりました。

あなたは、痩せたいですか?どんなふうに痩せたいですか?もしマンツーマンでプロのトレーナーにガイドをしてほしい、トレーニングを指導してほしいと思うのであれば、パーソナルトレーニングも検討してみましょう。

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お話を聞いたプロトレーナー 岡川智行さま

岡川鍼灸院代表 兼 プロトレーナー。自身がプロボクサーとして活躍していた経験を生かし、プロスポーツ選手や学生のスポーツチームのトレーナーとして各地への出張もこなすだけでなく、日本人にとどまらず外国人選手への指導も行う。

医療の国家資格を保有しており、理論に基づいたわかりやすい説明に定評がある。力に任せるだけではない戦略的な身体と健康づくりのサポートを行い、若い選手の育成から病気療養に励む方まで、老若男女から幅広く支持されている。

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