06/05/2019

布団の干し方は?時間や頻度、天気別に解説!

健康と美容のために、寝具は清潔に保ちましょう。干した布団は、柔らかく、ふんわりとして気持ちのいいものです。布団の状態が良いとよく眠れて、睡眠の質が上がるかもしれません。布団の干し方を解説します。

布団を干す意味4つ

布団 干し方 Zehitomo

1.ダニ退治

布団が湿気を含み、人間の体温に近い温度で熱がこもったままの布団には、ダニがわくこともあります。生きているダニは人間を刺したり、ダニが死んだ後の死骸はアレルギーの原因になります。

布団を干すと、ダニ退治や、ダニが住むことのできない状態にすることができます。

2.良い匂いがする

布団には、寝ている間の汗が吸収され、人間の体臭がつきます。布団を干すことで、ついてしまった匂いを取り去り、よく「太陽の匂いがする」と言われるようないい匂いにすることができます。

3.カビ

布団には適度な湿気と適度な温度が保たれ、カビが繁殖するのにぴったりの環境が作られています。布団を干すために上げ下ろしをしたり、実際に干したりすることでカビが生える原因となる環境をなくすことができます。

4. 乾燥状態を維持

布団の湿気を乾かすために布団を干します。人は一晩寝るとコップ1杯程度、約200mlの汗をかくため、汗を吸った布団は湿気を多く含んでいます。

布団を干す効果

布団 干し方 Zehitomo

布団を干すことで、布団の状態を改善させるだけでなく、布団をしいていた場所にもいい効果をもたらします。布団を敷いたまま、敷布団と掛け布団を重ねたままでは、湿気や匂いがこもってしまいます。

布団を敷いている畳や床、ベッドにも同じように湿気や匂いがこもってしまい、その場所が痛んだり、カビが生えることも。

布団を干すことで、布団だけでなく、布団を敷いていた場所や部屋を清潔にすることにもつながります。

布団を干すステップ6つ

布団 干し方 Zehitomo

1. 湿度が40%以下であることを確認し、干す準備をする

気象庁のウェブサイトで湿度を確認することができますが、夏に近づけば近づくほど湿度が40%以下の日は減り始めます。湿度が40%以下になる様子がなければ、太陽が出ている、晴れている日や時間帯を選びましょう。

2.カバーを付けて干す

布団の側生地が痛むことがあるため、カバーをつけたまま干してもいいです。

3.布団を叩かない

布団を叩くと埃が近隣の家に飛ぶこともあるため、布団は叩かないようにします。

4.裏返す

干し始めて1~2時間経ったら、裏返して、同じく裏側を1~2時間干しましょう。

5.布団を取り込む

布団を取り込む時は高所で、手を伸ばしながらの作業になることもあるため気をつけます。軽く布団の表面を払いながら、干している間についたゴミやホコリを取り去るようにしましょう。

乾燥して水分や湿気が減っているぶん、多少軽く感じたり、ふんわりと膨らんでいることもあります。

6.掃除機をかける

掃除機で表・裏ともに30秒ずつ掃除機をかけて、ホコリやハウスダスト、干している間についたゴミを取りましょう。

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布団を干す際の注意点

布団 干し方 Zehitomo

1.どのくらいの頻度で干すべき?

干す時間・回数は、季節や布団の素材によって異なります。干せるのであれば毎日干してもいいですが、週に一度、多くても二度程度でも大丈夫です。

かつての旅館業法における衛生等管理要領では「布団、枕、毛布及びこれに類するものは、日光消毒と十分なはたきを適切に行い、1月に1回以上、その中心部の温度をおおむね60℃30分間加熱乾燥する方法又はこれと同等以上の効力を有する方法による加熱処理(暫定的処理基準とする。)を行うことが望ましいこと。」と提示されていましたが、現在はこの項目は削除されています。

旅館の寝具のように、毎日継続して使われ続けているわけではない寝具でも、1ヶ月に1回以上の加熱乾燥が推奨されていました。家の、毎日使用する布団や寝具は、1ヶ月に1回以上の頻度で干したり、加熱乾燥を行うことが望ましいと言えるでしょう。

2.干す時間は?

表裏合計で、以下の時間数程度、干すようにしましょう。

綿  : 2~4時間

合繊 : 1.5~3時間

羽毛 : 1時間

3.布団を干す時間帯は?

早朝と夕方に布団を干すのは避けましょう。早朝は夜の湿気が乾燥しきっていません。夕方は、気温が下がり始め、湿気が増える時間帯です。晴れの天気でも、前日が雨であったときは、地面から湿気が立ち上り空気中の湿気が多いため避けましょう。

また、季節により日差しの強さが違います。干す時間帯の調節も考慮します。季節を通して、午前10時から午後4時がいいタイミングです。

夏   : 午前10時~正午までの2時間  :片面1時間ずつ両面2時間

春・秋 : 午前10時~午後2時までの4時間:片面2時間ずつ両面4時間

冬   : 正午~午後4時までの4時間    :片面2時間ずつ両面4時間

夏は日差しが強く殺菌効果が強いですが、紫外線の下で長時間干すと布団が日焼けし、傷みます。夏に干す際は最大2時間程度に抑えましょう。

4.布団干しカバーは必要?

布団干しカバーは、黒色のものが多く、使うと布団に効率よく光を集めることができます。なくてもいいですが、あると便利なグッズです。

干さなければならない布団の枚数が多く、効率よく高温にしたいときや、おねしょなどを洗って布団が濡れてしまって短い時間で早く乾燥させたいとき、自宅の乾燥機に入らないとき、コインランドリーの乾燥機に持ち込めないときなどに活用できます。

5.布団を干した後に良い匂いがするのはなぜ?

布団を干した後の良い匂いは、麺が紫外線と反応してできた匂いで、株式会社カネボウ化粧品が実験結果を朝日新聞で発表しています。太陽光に含まれる紫外線が、綿に含まれるセルロースなどを少々分解することで「太陽の匂い」「干した後の匂い」が発生しています。

ダニの死臭という都市伝説のような説もあります。しかしダニがいない布団を使って実験が行われ、ダニがいない布団でも干した後の匂いが発生していることから、ダニの死臭ではないことが証明されています。

6.花粉シーズンでも干して良い?

関東地方では、例年2月頃から花粉シーズンが始まります。2月のスギを筆頭に、10月頃まで約半年間にわたって続きます。花粉症の人は衣類や洗濯物を外に干して付着してしまう花粉にも注意が必要です。

外に干すときは、午前中に布団を干せば、花粉がつく可能性が低くなります。花粉は主に、山間部から日の出とともに放出され、風にのり昼頃に到達します。しかし早朝は湿気が多いため、午前10時から正午までの時間帯に干しましょう。

布団乾燥機を利用してもいいでしょう。カビやダニは多湿の環境を好みますが、布団が乾燥すると増殖しづらくなります。

他には、部屋の日当たりがいい場所で太陽光に当ててもいいでしょう。

7.曇りの時も干すべき?

どうしても曇りの日に干したいときは、正午になって気温が上がり、湿度が下がるタイミングを見計らって布団を干すといいでしょう。曇りの天気で湿度が40%以下の天気はなかなかありませんが、どうしても干したい、この日しか仕事の休みがないため干せないときなどは、曇りの日もうまく活用しましょう。

8.布団を干す際、カバーはどうするの?

布団本体に太陽光が直接当たると日焼けします。傷身を防止するために、布団カバーやシーツはかけたまま干しましょう。

布団を干す時間が取れないけれど清潔を保ちたい時には、カバーやシーツだけを週1回程度洗濯してもいいでしょう。カバーだけでも綺麗になると、気持ちがいいです。

9.布団を干すと、匂いの消臭効果も期待できる?

布団を干すと、布団についていた匂いの消臭効果も期待できるのでしょうか。これに関しては明確な実験結果を探すことができませんでした。

消臭をしたい、布団についてしまった気になる匂いを消したいと思うのであれば、「布団を干すと消臭できる」と言い切れるような根拠や論拠がないため、干す際に消臭スプレーを使う、もしくは布団の丸洗い〜乾燥まで行って生乾きを防止するなど、匂いを消すことのできる具体的なアクションを起こしたほうがいいでしょう。

また、羽毛布団には羽毛や羽根の脂の匂いがあり、綿の布団も綿の匂いがすることがあります。対してポリエステルわたなどの化学繊維は、ふとんに抗菌消臭機能や効果をつけているものも多数あります。もし布団に匂いがつきやすい、匂いを取りたいと思うのであれば、布団の素材自体を見直すために買い換えてもいいでしょう。

10.布団を干すとダニの繁殖を防止

体がかゆいと感じたら、原因はダニかもしれません。ダニは高温多湿のところで繁殖し、人の皮脂汚れや汗を栄養分とします。布団を干せば、湿気が無くなり汗も蒸発しますから、ダニの増殖を防ぐことは出来ます。

ダニは50度以上の熱で死滅します。効果的なのは、黒い布団カバーや、黒い布、黒いビニール袋をかけて干すことです。干した後の布団に、表面に掃除機をかけて、ダニやダニの死骸を取り除きます。また干すだけではなく、季節に1回は布団の丸洗いと加熱乾燥をしましょう。

終わりに

布団の干し方には時間帯や干す場所、干す合計時間などいくつかのコツがあります。ご自身の布団の種類や素材、また季節やライフスタイルに応じて、ぴったりの干し方を見つけてくださいね。

また、干しにくい、ベランダや庭に出しにくい時は、自宅をリフォームして、屋内で洗濯物干しができるようなデッキスペースをリフォームすると、花粉症でも布団を紫外線に当てて乾燥させることができます。

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