05/12/2017

英検準1級のライティングを攻略するたった5つのコツ

英語検定、略して英検の準1級と聞くとどのようなイメージを持ちますでしょうか?難しい?取得できなさそう?そんなことはありません。コツを押さえた対策さえできれば、取得は夢ではありません。

2016年から英検準1級のライティングの出題形式が変更になったことを受けて、ライティング対策のコツなどについて紹介したいと思います。英検準1級の取得を考えている方は、是非参考に読んでみてください。

英検準1級とは?

取得年齢のめやす

英検 準1級 ライティング 勉強法 これだけ

受験生全体に対する学生の割合は約54.6%で、学生と社会人の受験比率は約半々です。学生のうち高校生と大学生の占める割合が非常に高く、中学生の占める割合も比較的多いと言えることが特徴です。

受験者のうち学生の合格率は約14.4%です。最も合格率の高い学生は中学生です。英検準1級を受ける中学生は、小さな頃から英語を勉強していたり留学経験があるなどの理由で英語が得意な受験生が多いと考えられます。

難易度

英検 準1級 ライティング 勉強法 これだけ

合格者数は年間約1万人とされており、合格率は約15%です。合格率は2009年までは減少でしたが、2010年以降は上昇傾向にあります。英検準1級の志願者数は年間約7万人とされており、2010年以降は志願者数が減少傾向にありましたが、2013年以降は増加に転じています。

近年、英語に対する必要性が重要視されてきた証拠とも言えるでしょう。合格率15%と聞いてしまうと尻込みしてしまうかもしれませんが、コツを押さえた対策をすれば突破できない壁ではありません。

英検準1級のライティング問題とは?

ライティングの点数は750点です。全ての問題の合計点が2250点なので、ライティングの重要性は高いと言えるでしょう。問題集などで何度も書く練習をして、自分で採点したり添削をしてみてください。練習を重ねていくうちに、自分の書く文章の癖や押さえるべきポイントが見えてくるはずです。練習量が多ければ多いほど、書ける文章の幅も広がって本番で有利になります。

英検準1級のライティング問題を解くたった5つのコツ

1.文法を使いこなせるようにしておく

文章を書くためには、まず文法を使いこなせるようになっておく必要があります。文章の骨子は文法で成り立っているからです。to不定詞か動名詞か、時制はどうするかなど瞬間的に判断できるように準備しておきましょう。文法を知っていてもアウトプットして実際に使えないと意味がないため、知っている文法を使えるかどうか書いてみることをおすすめします。

2.ネイティブに近い表現を知っておく

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勉強が進んでくると、過去形か現在完了形どちらを使うべきかなどで迷うことが多々あります。そんな時に、ネイティブスピーカーならどちらを選ぶかという視点はとても大切になってきます。ネイティブらしい、ということは自然な表現であるということだからです。不自然でぎこちない文章を書かないためにも、普段からネイティブに近い表現を意識して勉強しましょう。

ライティングの勉強の一環として、現代が舞台の英語音声の映画やドラマを視聴して、どう喋っているか?どう表現しているか?を学んでもいいでしょう。机に向かい続ける姿勢からリフレッシュもできライティングの勉強にもつながります。

3.TOPICの背景知識と語彙を増やす

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例えば少子化について書こうとした時に、少子化の背景知識と語彙が無ければ文章を書くことができません。ですので、様々な分野の背景知識と語彙を日常的に増やすように心掛けましょう。

準1級は日本社会の問題にフォーカスしたTOPICが多いと言われています。受験まで時間の無い方は、手広くやる前にまずは日本社会の問題についてネットで検索して、英語で説明したり自分の意見を述べられるように準備するといいでしょう。

4.色々なTOPICで実際に書いてみる

英検 準1級 ライティング 勉強法 これだけ

背景知識や語彙がいくらあっても、普段から英語で文章を書いていないと本番でいきなり書くことはできません。新聞やネットニュースなどからTOPICになりそうなものを指定して、実際に手を動かしてライティングしてみましょう。

練習で書いたTOPICと全く同じTOPICがたまたま出題された、なんていうこともあり得ますので沢山書くことをすすめします。慣れれば、書くスピードもアップしてきます。

5.テンプレートを予め頭に入れておく

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どのようなテンプレートで書こうか、というところから考えている時間は試験中にありません。予め、テンプレートを頭に入れておきましょう。120〜150語程度の文章であれば、序論で20語前後、本論の理由1つ目で50語前後、本論の理由2つ目で50語前後、結論で20語前後というように構成するとよいでしょう。

頭の中に用意したテンプレートがあれば、本番で慌てることなく文章を書き進められるので安心です。

最後に

英検 準1級 ライティング 勉強法 これだけ

英検準1級のライティングは、2016年にスタートしたばかりなので過去問題なども限られています。その中でいかにライティングで得点を稼ぐかは、大事な勝敗の分かれ目となるでしょう。今回紹介したライティングの5つのコツを使って、準1級に是非挑戦してみてください。準1級を獲得できれば、1つ上のステージへのスキルアップに繋がるはずです。

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