皆さんの家のワンちゃんはきちんとお留守番が出来ていますか?お出かけをして家を開けるときには、皆さんの家で飼っている犬はお留守番をすることになりますよね。きちんとしつけがされている犬であれば、飼い主さんが帰ってくるまで、良い子にお留守番をしてくれるでしょう。
ただ、あまりしつけが十分でない犬の場合は、飼い主さんが留守にしている間に家の中を荒らしてしまったり、いたずらをしてしまうワンちゃんもいるようですね。家を留守にしている間に悪さをされてしまうのは、飼い主さんにとっては非常に重要な問題のはずです。
今回は、そんな犬の留守番に関する疑問や、犬がきちんとした留守番が出来るようになるためのしつけのポイントについて、ご紹介していきたいと思います。犬の留守番の知識を知っておくだけでも、ワンちゃんとの生活が今よりもっと快適なものとなるはずです。
また、そもそも犬が留守番を出来るのはどれほどの時間が限界なのかについても、ご紹介していきます。家のワンちゃんがしっかり留守番が出来ていないという飼い主さんは、この機会に是非、犬がきちんとした留守番をするためのポイントを確認しておきましょう。
犬の留守番におけるポイント

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1.留守番できるのは最大何時間か
そもそも飼い主さんが居ないときにきちんと留守番を出来る時間は、どれほどの時間が限界ないのでしょうか?実際のところ、ワンちゃんによっても個体差がありますので、明確にどれだけの時間が留守番の最大時間かというのは決まってはいないようです。
私たち人間にも言えることですが、辛抱強く留守番できる犬もいれば、飽きっぽかったり、ストレスを溜めやすかったりと、犬の性格によってもきちんと留守番が出来る時間は変わってくるようです。
ただ、明確には決まっていないものの、一般的に犬が留守番を出来る時間の大体の目安としては最大でも12時間程といわれることが多いようです。ワンちゃんの排泄や食事の時間などを考えると、基本的にはこのぐらいの時間が限界ということなのかもしれませんね。
実際には、犬を飼っていれば12時間以上家を開けることもあるでしょう。例えば、一人暮らしでワンちゃんを飼っている場合、朝7時頃に家を出て会社で仕事をしたあと、会社の飲み会があって帰りが深夜になってしまったら12時間を軽くこえてしまいそうです。
また何かしらのトラブルで家に帰れないこともあるでしょう。そういった場合、犬は長時間家で留守番をすることになります。犬は12時間以上の留守番が出来ないわけではありませんが、ストレスを溜めてしまうなどといったリスクがあることも理解しておきましょう。
2.破壊活動をさせないため、しつけが必要
犬の中には留守番をしていると、家の中のものを荒らしたり、いたずらをしたりといった破壊活動をするワンちゃんもいます。犬の性格によっても違ったり、留守番のストレスによるものも大きいと思いますが、飼い主さんにとっては解決したい問題ですよね。
犬の留守番中に、そういった破壊活動などをさせないためには、飼っているワンちゃんに、きちんとしたしつけをしてあげることが重要となってきます。しっかりとしつけをして、良い子に留守番が出来るようにしてあげましょう。
3.短時間から始めて長くしていく
犬に留守番のしつけをするためのポイントとしては、まず短時間の留守番練習から始めていくことが必要となってくるようです。犬もいきなり長時間の留守番は難しいということですね。徐々に留守番の環境に慣れさせていくことが大切です。
犬の留守番をしつける方法

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1. 短時間の留守番に慣れさせる
まず、犬に留守番のしつけをする方法としては短時間の留守番を繰り返すようなトレーニングをするのが有効なようです。例えば、一度玄関から家を出て10分程してから戻ってくるようなことを繰り返してみてはどうでしょうか。慣れてきたら、少しずつ時間を伸ばしていきます。
2. 犬が一人遊びを出来るようにする
また、犬が一人で遊べるような習慣をつけることも有効なようです。犬におもちゃを与えて、飼い主さんがいなくても日常的に犬が一人で楽しく遊んでいられるようにすれば、家を留守にした時でもある程度の時間は良い子で過ごせるようになるかもしれません。
3. 犬が居心地良い場所を作る
犬も居心地の良い環境で過ごせるならば、ストレスを溜めずに留守番が出来るようになることでしょう。ワンちゃんが長時間リラックス出来たり、快適に過ごせるような居場所を家の中に作ることも、留守番のしつけには効果的なようです。
4. 犬を安心させてあげる
犬を不安にさせないことも、留守番のしつけには大切なことのようです。飼い主さんが家を出て行って、一人になったワンちゃんはきっと不安に気持ちになっているはずです。いつ飼い主さんが戻ってくるのか不安に思いながら留守番をしていれば、ストレスを溜めてしまうかもしれません。
例えば、犬の前で何度か家のドアを出てから戻ってくるということを繰り返したりして、家を空けても飼い主さんがきちんと戻ってくるということを意識させてあげることもワンちゃんの不安を取り除く上では効果的かもしれませんね。
5. 専門家の力を借りる
ワンちゃんがどうしてもきちんとした留守番が出来なかったり、留守番中のいたずらがあまりにひどい場合は、ドッグトレーナーなどの専門家の力を借りることも必要かもしれません。たかが留守番と思わずに、きちんとしつけをしてあげることが犬との関係を良くする上でも大切なはずです。
最後に

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犬の留守番に関する情報はいかがだったでしょうか?ワンちゃんがきちんと留守番が出来るようになれば、いつもの生活も、今よりもっと楽しいものとなるはずです。この機会に犬の留守番についてきちんと考えて、ワンちゃんと長く楽しく付き合っていけるような環境を整えていきましょう。
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