猫がいきなり頭突きをしてくることはありませんか?猫を飼っていると、突然頭や顔をこすりつけてきたりしたことがあると思います。時には激しく頭突きすることもあればそっとすりすり寄ってきたりと様々ですが猫の頭突きや”すりすり”にはどんな理由があるのでしょうか?
参照元情報: Cat Head Butting: What Does it Mean? (2017年9月時点。情報の正確性には万全の対策をしていますが、必ずご自身でも調べるようにしてください。)
あるある!猫が頭突きをするケース
1.痛いくらいに激しい頭突きをする
寝転がっている時に思いっきり猫に頭突きされたことはありませんか?たまたま骨なんかに当たったり顔面に頭突きされたりすると結構痛いですよね?
すりすりしているような気がするけど勢い的には”頭突きだよね?”と嫌がらせにも思えるような行動を取られることは多くあります。
2.頭突きして噛む
飼い猫にいきなり頭突きされることはありませんか?愛猫家の中ではよく「腕に頭突きしてきて手を噛んできた」という話を聞きます。手を噛まれる程度ならいいかもしれませんが、猫によっては足やお腹など場所を問わず噛む子もいるようです。猫の歯は尖っているので甘噛みだったとしても結構痛いですよね?懐いているはずの愛猫に噛まれることで嫌われているのでは、と落ち込んでしまう方も多いようです。
3.寝ているのに起こす
猫は放し飼いの方が多いと思います。猫を放し飼いにしていると寝ている時にいきなりお腹に飛び乗ったり、頭突きやしつこいすりすりをしてしつこい時がありますよね?ずっと知らんぷりをしているとどんどん頭突きをしてしまいには飼い主が目を覚まして何を求めているのか考え込んでしまうことも多々あるようです。猫はどうしてこのように飼い主にとっては「痛い」「迷惑」と感じるような行動を取るのでしょうか?
猫が頭突きをする理由
1.愛情表現
猫の愛情表現は少しわかりにくいですが、この頭突きのような頭すりすりには猫なりに”甘えたい”という気持ちがあります。愛情表現以外にも何かの要求を満たされたいという場合にも頭突きしてきます。猫は誰にでも頭突きをするわけではなく、大好きな人にだけ頭突きをします。
「愛情表現」「欲求不満」のキーワードでわかるように、家族の中でも「甘やかしてくれる人」「遊んでくれる人」「世話をしてくれる人」への頭突きが多いようです。頭突きをしてくる時には頭をぐっと押しつけてきた後に喉をゴロゴロと鳴らしていませんか?喉を鳴らしているのは猫がリラックスしている証拠です。忙しくて猫のお世話や遊びがおろそかになっていると寂しさから甘えてくることもあるようです。
2.匂いづけ
頭を擦り付ける行為は「マーキング」という行動の場合もあります。マーキングはテリトリーや所有物を自分のものだと匂いを付ける行為です。つまり、「あなたは自分の匂いをつけておきたい」とアピールしています。マーキングのためのホルモンはおでこのあたりやあごのあたりにあります。そのため、人に対してマーキングしようとすると頭突きのようになってしまうのです。
対策:愛情で返してあげよう
1.顎をかいてあげる
猫の愛情表現には人間からも愛情表現で返してあげましょう。猫はあごをかかれると心地よくなってゴロゴロと喉を鳴らします。自分が表現した愛情がきちんと返ってくることで猫は安心しますし、大切にされているということを実感することができます。
2.優しく撫でてあげる
猫を親子で飼っている人はよく見る光景かもしれませんが、猫同士で頭突きをした後に体を舐めあっている姿を見たことがありませんか?猫は体を舐めることでグルーミングを行います。相手を舐めることでお互いの信頼関係を築くことができます。しかし人間が猫を舐めることはできませんよね?そこで体を優しく撫でてあげましょう。撫でられることによって、マッサージされているように心地よくなるようです。
3.優しく話しかける
猫に人間の言葉は通じないと思って放置したりしていませんか?確かに猫は人間の言葉を正確に理解することはできないかもしれません。しかし、飼い主が優しい気持ちで自分に接してくれている、甘やかしてくれている、愛情を伝えてくれているという気持ちは伝わります。猫が甘えてきたら甘やかしてあげましょう。そして、優しく話しかけてあげましょう。愛情が伝わることで猫も安心することができるでしょう。
最後に
猫はあまり甘えないというイメージで飼い始める人は多いかもしれません。しかし、近年「家猫」が多くなっており、外で警戒心強く生活する必要もなくなった猫たちは、飼い主に思い切り甘えることができるようになりました。
猫も慣れてくると、「この人は安心できる人」「愛情を伝えてくれる人」「世話をしてくれる人」という表現をしてくれます。もしかすると「ご飯ちょうだい」という要求を伝えている場合もありますが、多くの場合が愛情表現です。少し痛いかもしれませんが、しっかりと愛猫の愛情を受け止めてあげましょう。
ペットのお世話を依頼する方法3つ
1.ペットホテルにペットを預ける
旅行や仕事で家を空ける・世話ができない時にはペットホテルを活用しましょう。外出は、移動や環境の変化が伴うので、ただでさえストレスです。自宅から近い、職場から近いなど、移動距離があまり長くなく猫にとってストレスのないように距離感にとどめることが理想です。
また、ペットホテルはワクチン接種の有無を確認されることがほとんどなので、ワクチン接種の履歴を答えられるようにしておいてくださいね。
2.ペットシッターを利用する
ペットホテル以外には、ペットシッターもあります。
ペットシッターの長所は、ペットにとって環境を変えなくていいことと、ホテルではないので「預ける」だけでなく、餌や環境、ペットの生活に関する相談ができること、飼い主とペットのどちらもお世話になることができることです。
短所は、ペットホテル代わりに利用したい場合は不在時に自宅の鍵を預けるので、信頼できるシッターさんを探すのに慎重になってしまうことでしょう。
ワクチン接種の有無や経歴を問わないこともあり、移動ができない高齢のペットがお世話になることもできますよ。
3.Zehitomo でペットシッターを利用する
ペットホテルや既存のペットシッターではなく、もっと自分とペットの状況を知ってほしい、自分とペットの現状からシッター内容をアプローチしてほしいという方は、パーソナル・ペットシッターに依頼を出してみるのはいかがでしょうか。
Zehitomo でペットシッターのリクエスト(依頼)を出すと、5名以内のプロのペットシッターからすぐに見積もりを取ることができます。「我が家の大切な家族であるペットを任せられる、信頼できるペットシッターを探している」という依頼を、気軽にぜひ出してみてくださいね。