05/25/2017

国連英検の知られざる魅力とおすすめの参考書を紹介!

国連英検という資格をご存知でしょうか?受験や就職で有利になる今話題の資格です。

TOEICとも異なる国連英検の取得メリットや、受験級、おすすめの参考書などを紹介していきたいと思います。国連英検について知識を深めて、スキルアップのために受験するかどうかの参考にしてみてくださいね。

1.国連英検とは

国連英検とは、1981年に始まり長い歴史を持つ英語検定です。試験は年に2回、全国主要都市で実施されます。受験級が6つに分かれており、中学生から社会人、ひいてはシニア世代までの幅広い年齢層を対象としています。受験資格などは無く、誰でも受験することができます。

2.国連英検のメリット

受験や就職で有利になる

国連英検は資格として高評価を得られることで有名です。多くの大学で推薦入試や編入試験の評価資格として認められていて、B級以上の合格を単位認定している大学まであります。級によっては、外務大臣賞の授与や、国際公務員試験に挑戦できるチャンスを得られたり、就職の際に語学レベルとして認定されたりなど受験や就職で有利になるケースが多いのです。

コミュニケーション能力が上達する

国連英検 とは 国連 英検 ゼヒトモ

国連英検はコミュニケーション能力を重視した試験なので、資格勉強をするだけで英語でのコミュニケーション能力の上達が見込めるでしょう。B級〜E級で出題されるリスニング問題のウェイトは40%と高く、B級以上は国際時事問題をテーマとした英作文問題のウェイトが20%として設けられています。

国際情勢を英語で発信できるようになる

国連英検 とは 国連 英検 ゼヒトモ

国連英検の試験では、英語力に加えて国際情勢に関する知識を求められます。つまり国連英検の対策をするということは、国際情勢について学ぶということになります。国連英検の取得により、英語で国際情勢について発信できる貴重な人材となれるでしょう。

3.国連英検の受験級とは

国連英検 国際連合 国連 英検 とは 参考書 ゼヒトモ

特A級

英語力はもちろんのこと国際的に通用する情報や知識なども要求されることが特徴です。経済や文化などの多くの分野の問題を自由に討論する能力が必要になります。

国際会議などで意思を自由に伝達できたり、グローバルな話題に対応できて通訳なしで契約交渉ができるレベルを目標としています。

A級

A級で求められるのは、小説や劇の一場面や英字新聞の記事などを短時間で理解する能力、1つのテーマについて論理的に英語で表現する能力、外国人と時事問題や日常の身近な出来事について討論する能力です。

外国に住んだとしても、問題なく過ごせるというレベルをイメージするとわかりやすいでしょう。

B級

英字新聞や雑誌などの比較的簡単な記事や、日常生活で起こりうる場面を扱った会話文、短編小説や読みやすい随筆などが理解できる読解力が求められます。

雑誌やインターネットの情報を活用できたり、電話の応対が支障なくできて日常生活で意思を伝えられるレベルです。

C級

高校修了程度の文型・文法に基づく英語理解力が要求されます。文部科学省は、高校卒業程度認定試験においてC級以上を英語資格として認定しています。

旅先や形式的でない食事の場で会話を楽しんだり、簡単な電話の取り次ぎができるレベルです。

4.国連英検の対策におすすめの参考書3冊

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国連英検過去問題集

何と言っても過去問題集を解くことが合格への1番の近道と言えるでしょう。なぜなら、似たような傾向の問題が出題される可能性が高いからです。まずは過去問を解くようにしましょう。

図書出版合同会社メディアイランドが出版しています。価格は特A級・A級が2,376円、B級・C級が2,268円、D級・E級が2,160円です。

わかりやすい国連の活動と世界

国連英検の指定テキストです。テキストのタイトルにもある通り、国連の活動や世界情勢についてわかりやすく学ぶことができます。日英両方の文章記載があり、学びやすい形式になっていることも魅力の1つです。三修社が出版しており、価格は2,600円です。

国連英検公式ガイドブック

演習のために欠かせない1冊です。本番形式の問題が各級1回分ずつ収録されています。公式なので出題形式やリスニング開始のチャイムまで本番と同じになっていて、リハーサルに適しています。出版社は三修社で、価格は2,400円です。

5.TOEICと国連英検の違い

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TOEICと国連英検は目的を異にしています。TOEICは英検に次いで、日本でメジャーな英語試験の1つです。自分の英語力を示す指標となるもので、大学入試のAO試験など推薦入試で使用されることが多くあります。

国連英検は大学受験だけでなく、将来外交官や国連職員などとして活躍することを目的に含む資格なのです。

6.国連英検の受験料

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受験料は単願受験の場合、特A級が10,500円、A級が8,400円、B級が6,300円、C級が3,700円、D級が3,200円、E級が2,700円です。併願受験の場合、特A級・A級が16,900円、A級・B級が12,700円、B級・C級が9,000円、C級・D級が5,900円、D級・E級が4,900円となっています。

最後に

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大学受験や就職などで役に立つだけではなく、将来国連に関わる仕事に就ける可能性もある国連英検は非常に魅力的な資格と言えます。

英語を使うだけではなく、国際情勢などについても語れるレベルまでスキルアップしたいという方は、受験を検討してみてはいかがでしょうか。

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