07/14/2017

イメージ フォトとは?サイト14の特徴を徹底比較!

ネット社会になり、Webサイトを視覚的に選ぶようになりました。その際大切なのがイメージフォトです。レストランの選択や商品を購入する時など、そこに掲載されている視覚的イメージの影響は大きいですね。

つまりイメージフォトは商品の売上にも大きく作用します。そのため最近は、イメージフォトを扱ったストックフォトサイトが重宝されています。サイトそれぞれに扱う写真の特徴があります。食品に特化しているもの、外国人の写真が多いもの、日本人の写真が多いもの、モードな雰囲気、加工の多い写真など様々です。

イメージフォトとは?

イメージフォトとは和製英語で、「image」と「photo」を合成した言葉です。海外では enhanced photo がこの言葉に相当し、効果を高める写真という意味になります。

使用の目的は多く、例えばレストランのメニューに差し込まれた写真もイメージフォトの一種と考えていいでしょう。

その他、Webサイト、目を引きたい広告などでイメージを上げるために使用されたりしています。例えば自動車の説明をするパンフレットで文章の合間に車体の美しさを切り取ったような写真が随所に差し込まれているものもイメージフォトですし、健康食品の商品説明サイトで「健康そうに楽しそうに生活をしている様子」の写真が差し込まれているのもまた、イメージフォトです。

イメージフォトを使う・選ぶ時に気をつけること

イメージフォトを使う際には、実際の商材と似たイメージのものを選ぶようにしてください。あまり落差が大きいと誇大広告と非難を浴びることになりかねません。

また著作権があるのか著作権フリーか、料金・使用期間か、などしっかりチェックしておきましょう。著作権フリーであれば、追って加工をすることもできます。著作権フリーでないものは、使うこと自体が著作権違反ですし、使用時の切り抜きやトリミングなど、加工も一切厳禁であることも多いです。

ネットの画像検索で手に入れることのできる画像を流用することにはリスクがあります。文章でいうコピペと同じ行為です。イメージフォトサイトから購入して使用しましょう。

イメージフォトを手にいれるサイトを選ぶ時に気をつけること3つ

料金と、使える写真の量

有料のストックフォトサイトを選択する際、一番気になるのが料金ですね。それぞれ写真サイズによって価格が違いますが、最近は定額プランなども多くあります。

扱われている素材の量も気にしたいところです。

写真の品質、欲しい系統(イメージ)の品揃えかどうか

紙面印刷が目的でイメージフォトを購入する場合、特に注意したいのが品質です。イメージに合う写真であっても、拡大したら画像が荒くなってしまったのでは購入した意味がありません。

品質が高ければ値段も高くなりますが、それに加えて、必要な素材の種類が豊富にあるかどうかもしっかり調査してください。

使いやすいか

どのサイトもほぼ利用方法は同じですが、検索精度はそれぞれ微妙に違うようです。また日本人向けの素材が多いかどうか、なども使い勝手という点では気になるところです。

イメージフォトサイト14選!サイトの特徴を比較

1.アマナイメージズ

料金やプラン

1点:10,000円~
WEBパック:48,600円~

特徴

素材のクオリティを追求したストックフォトサイトで、素材数は250万点以上。価格は高めですが高品質です。報道から教育出版関係、音素材、フォントまで日本ならではの素材が幅広くあります。運営会社は株式会社アマナ、東京都品川区に本社をおく広告ビジュアル制作会社です。

2.imagenavi(イメージナビ)

料金やプラン

XS:540円~

特徴

高級路線のストックフォトサイトです。素材数は100万点ほどですが、一般画像から地図や浮世絵など美術品までハイクオリティな素材が揃っています。

用途別シーンのカテゴリーが多くあり、検索しやすい上に希望の素材を見つけてもらえるリサーチサービスもあります。お得な定額制姉妹サイト YOUR STOCK もあります。運営会社のイメージナビ株式会社は、本社は北海道札幌市にあり、ストックフォトを中心にWEB製作を行っている会社です。

3.Getty Images(ゲッティ イメージズ)

料金やプラン

1点:9,000円~
ウルトラパック:55,000円~

特徴

世界的に有名なストックフォトサイトです。姉妹サイトも含めると素材数は2,000万点以上、クオリティも非常に高いものがあります。価格も相応に高く、世界的アーチストからニュース映像、音楽素材まで幅広く販売されています。姉妹サイトに、手頃な価格で購入できる iStock もあります。運営会社のGetty Images は、アメリカ・ワシントンに本社を置く写真画像代理店です。

4.PIXTA(ピクスタ)

料金やプラン

Sサイズ:540円~
定額プラン:3,880円~

特徴

日本で最大規模のストックフォトサイトです。写真のみならずイラストや動画素材もあり、その数2,570万点以上。サイト検索も使いやすく、手軽に質の良い画像を利用したい時におすすめです。運営会社のピクスタ株式会社は、東京都渋谷区に本社をおくデジタル素材の提供サイト運営をする会社です。

5.Fotolia(フォトリア)

料金やプラン

1点:148円~
マンスリーパック:3,000円~

特徴

世界規模で展開するストックフォトサイトで、日本では特に人気が高くフォトリア・ファンも多くいます。プロ仕様ながら低価格、プレゼンやWEB素材としてハイレベルな素材が9,300点以上揃っています。特に形状や色味など、細かな検索ができ便利です。運営会社のFotoliaはアメリカ・ニューヨークに本社をもつストックコンテンツのマーケットプレイスを運営する会社です。もともとはフランス発の会社でしたが2015年にAdobeが買収完了しています。

6.写真AC

料金やプラン

制限付き無料
プレミアム会員:月296円

特徴

フリー素材で有名な写真AC、品質はそこそこですが、無料で使える写真が数多く揃っているのが嬉しいところです。素材数は明確に明記されていません。無料会員は、素材ダウンロードに15秒の待機時間があることが難点です。運営会社のACワークス株式会社は、大阪に本社をもつ様々なイメージ素材提供のサイトを運営する会社です。

7.アフロ

料金やプラン

B5サイズ:4,000円~
パック料金:35,000円~

特徴

一般画像以外にも報道・スポーツ関係の画像が多く、ロイヤリティフリーの素材が2,000万点以上。素材のクオリティも高く、「白バック」「合成」など技法別のカテゴリーもあり、検索しやすさはピカイチです。運営会社の株式会社アフロは、東京に本社をおく写真・絵画・動画などビジュアルコンテンツを扱っている会社です。

8.Pixabay(ピクサベイ)

料金やプラン

無料

特徴

クオリティ高めの102万枚以上の写真素材が、登録のみで全て無料で使える嬉しいストックフォトサイト。こちらの素材は商用利用可でロイヤリティーフリー、著作権の帰属先の表示も不要です。運営会社のPixabayはドイツに本社をもつ写真・イラスト・映像等の共有サイトを運営する会社です。

9.DEXcreative(デックスクリエイティブ)

料金やプラン

1枚:1,000円~
定額プラン:3,600円/月~

特徴

料金は高めながらもクオリティの高い写真から、ビジネステンプレートまで揃うストックフォトサイト。フォントも販売されています。運営会社のデザインエクスチェンジ株式会社は、東京に本社をおくWEBデザインを中心とした企業向けサービス会社です。

10.フード・フォト

料金やプラン

無料

特徴

料理に特化したストックフォトサイトで、プロのカメラマンが撮影した食材・料理の写真が全て無料で利用できます。ユーザー登録やクレジット表記、リンクも一切不要です。運営会社の有限会社リンクスは、東京に本社をおく、WEBコンテンツを中心とした広告出版会社です。

11.Adobe Stock(アドビストック)

料金やプラン

1枚:1,180円~
月額プラン:3,480円~

特徴

商用利用OKの高品質素材が9,000万以上揃うストックフォトサイト。あの‎Photoshop(フォトショと言いますよね)やIllustratorなどデザインソフトで有名なAdobeが運営しているサイトなので、Adobe Creative Cloudの無料体験版ソフトでも利用することができます。WEBクリエイターにはとてもおすすめの素材サイトです。運営会社のAdobe Systemsは、アメリカ・カリフォルニアにある、PDFファイルを読む際に必要なAcrobat Readerや写真編集ソフトPhotoShopなど数多くのソフトを手掛ける世界的企業です。

12.Paylessimages(ペイレスイメージズ)

料金やプラン

XS:36円~
バリューパック:4,800円~

特徴

素材数は8,100万点以上、定額制なら1点36円からというストックフォトサービスサイトでは最安値で利用可能です。日本の素材も多く見つかり、ユーザー登録すると4,000点以上のイメージが無料で使用できます。運営会社のペイレスイメージズ株式会社は、本社は東京にあり、写真・イラスト素材サイトを運営する会社です。

13.Shutterstock(シャッターストック)

料金やプラン

定額プラン:6,000円~

特徴

写真・動画・音楽合わせて素材数は世界最大級を誇る1億2500万点以上。海外らしいスタイリッシュな素材が多く、一般からプロ仕様まで揃います。こちらの特徴は、使用期間の制限なしということ。運営会社のShutterstockは、ニューヨークに本社をおき150カ国で活動するストックフォト・音源・編集ツールを提供する会社です。

14.photolibrary(フォトライブラリー)

料金やプラン

1点:108円~
プリペイドチャージ:1,080円~

特徴

素材数は約300万点と他社に比べると少な目ですが、一枚当たりの価格が安く、会員登録すれば157,000点以上の無料画像が利用できます。運営会社の株式会社 フォトライブラリーは、東京に本社をおく写真やイラストなどストックフォトサイトの運営会社です。

最後に

高品質・高価格なイメージフォトから、手軽に使える無料フォトまで、様々なストックフォトサイトがあります。

カメラを趣味とする人が世界的に増えていることもあり、無名カメラマン素材ながらも高クオリティの写真が、安価で利用できるサイトが数多くあります。しかし企業の方針・サイトの方針によっては「内容も写真もオリジナルで」と、他で出回っていない写真を撮影して使用するという流れも強まっています。

と言っても、写真のプロの撮影したイメージは美しく素晴らしいものです。素人には撮影・加工ができないような仕上がりのものも多数あります。用途に合わせて、各サイトのフォトアルバムの中から、価格・品質のバランスの良いものを選んでくださいね。

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