06/11/2021

インテリアをおしゃれにするなら、プロに依頼。費用の相場や注意点を解説

自宅やオフィス、店舗などをおしゃれな空間にしたいなら、インテリアコーディネーターやインテリアデザイナーに依頼してみてはいかがでしょうか。「リビングを北欧風の雰囲気にしたい」「サロンをもっとエレガントな雰囲気にしたい」など、さまざまな要望が叶えられます。

今回の記事では、依頼するときの費用相場や依頼の流れ、注意点などについて解説していきます。お部屋のコーディネートをプロに相談したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次


インテリアコーディネーターとは

インテリアコーディネーターとは、家具やカーテン、照明、壁紙といったインテリア用品の提案・アドバイスを行う仕事です。依頼人と何度も打ち合わせをし、要望をヒアリングしながら空間のコーディネート計画を立て、理想イメージを具体的な形に導きます。

「壁はこんな色にしたい」「ソファはこの家具を使いたい」といったバラバラな要望を、空間全体の一体感や使い勝手を考えながら、総合的にまとめて提案します。

また、単に空間のコーディネートを行うだけではありません。必要なインテリア用品を調達したり、現場の施工業者へ指示したりするのもインテリアコーディネーターの仕事です。


インテリアデザイナーとの違い

インテリアコーディネーターと似た仕事で、インテリアデザイナーという仕事があります。インテリアデザイナーとは、空間そのものをゼロからデザインする仕事のこと。何もない真っさらな空間に対し、照明や家具、壁紙、床材などをデザインしていきます。

既存の空間に合わせてコーディネート計画を立てるか、空間をゼロから設計するかが両者の違いと言えるでしょう。 また、時には建物全体や家具のデザインも手掛けるというように、建築的な要素を備えているのもインテリアデザイナーの特徴。したがって、一般的にはインテリアデザイナーの方がより高度なスキルや経験が必要と言えます。



インテリアコーディネーターの種類

インテリアコーディネーターには、個人で活動している人と企業に所属している人の2種類がいます。それぞれに依頼する場合の特徴について、以下で確認していきましょう。


個人(フリーランス)

個人で活動しているインテリアコーディネーターに依頼するメリットは、柔軟に対応してもらいやすいことです。近い距離感で相談に乗ってもらえたり、融通を利かせてもらえたりするのは、個人で活動しているからこその利点でしょう。

また、コーディネートに使う家具ブランドやメーカーに制限はなく、様々な家具の中から最適なものを提案してもらえます。 ただし、個人である分、仕事のクオリティに差があるという面は避けられません。また、相性が合わない可能性も考えられるでしょう。事前にポートフォリオやSNS、ホームページなどを確認して、自分に合う人なのかを見極める必要があります。


企業

企業に依頼するメリットとして、依頼から提案、施工までの流れが体系化されているという点が挙げられるでしょう。ナレッジの積み重ねがある分、様々な依頼に対応してもらうことができ、滞りなく計画を進めてもらえます。

また、企業の看板があるため、仕事のクオリティもある程度保証されているでしょう。一方、提案してもらえる家具ブランドやメーカーが限られていたり、個人に依頼するよりも費用が高ついたりする場合があるようです。

なお、インテリアコーディネートを手掛ける企業は、大きく「インテリアコーディネートの専門会社」「インテリアショップ」の2種類に分類することが可能。それぞれ、3つずつ代表的な企業を紹介していきます。



インテリアコーディネートの専門会社


お部屋改造計画

自宅におけるインテリアコーディネートや模様替え、店舗・オフィスのトータルプロデュースを行う会社です。20年以上の実績があり、ワンルームコーディネートのパイオニアとして業界をリードし続けてきました。最大の特徴は、依頼人の部屋を3回訪問するという手厚い対応。一人一人に寄り添い、提案から商品の発注・配置まで行ってもらえます。

なお、依頼には基本料金の5万円と家具の購入代金が必要です。基本料金には、プランニング料・買付け等代行料・スタイリング料が含まれます。ただし、部屋の広さに伴う追加料金や、東京23区外の方には別途出張手数料が発生するため注意してください。


COSIC

採用率5%という狭き門を乗り越えたプロにより、質の高いインテリアコーディネートを提供してもらえる会社です。相談から家具の購入に至るまで、全ての工程をオンラインで完結できるのが特徴。オンライン上のやり取りのみで済む分、費用が抑えられるというのがメリットです。

また、500以上のブランドから数十万点以上の家具を選ぶため、様々なスタイルを提案してもらえます。リアルな3Dシミュレーションによる提案で、仕上がりのイメージも湧きやすいでしょう。 1部屋2万円〜で依頼することができ、納期も約2週間というスピーディーさが嬉しいポイントです。AIによる無料相談もできますので、気になる方は試してみてください。


INTERICO

上記の会社と同様、オンラインでインテリアコーディネートを提案してもらえる会社です。要望に合わせて適切なインテリアコーディネーターとマッチングし、LINEで詳しいやり取りができます。

ただし、オンライン相談という性質上、部屋の寸法を自分で測る必要があるため注意してください。提案された家具は、すぐにその場で購入することができます。

なお、ヒアリングからプランニングまで、1部屋1万6千円で依頼することが可能です。部屋の広さが18畳以上になると1万9千円になり、1部屋追加する場合は1万2千円かかります。1回までであれば修正に対応してもらえるのが親切でしょう。



インテリアショップ


無印良品

シンプルでおしゃれな雑貨が有名な無印良品です。ライフスタイルや間取りを考慮した商品選びから家具の配置まで、3Dシミュレーションを活用しながら相談に乗ってもらえます。

店舗での対面相談だけではなく、Zoomを使用したオンライン相談もでき、用途に合わせて選べるのが嬉しいポイント。事前予約が必要ですが、60分間無料で相談できます。


ニトリ

「お値段以上」でお馴染みのニトリです。インテリアコーディネートの内容として、「カーテンの相談」「家具の相談」「3Dプランニング」「トータルコーディネートの相談」の4種類があります。オンラインでの相談はできないため、事前に予約した店舗で相談するようにしましょう。相談料は無料です。HPで提案事例を確認することができますので、気になる方はチェックしてみてください。


IKEA

スウェーデン発祥の北欧家具で有名なIKEAです。家具に限らず、カーテンや照明、アートフレームなどを総合的にアドバイスしてもらえます。事前予約制で店舗での相談となっており、事前に寸法の入った間取り図面を送る必要があるため注意してください。相談料が4千9百円かかりますが、10万円以上商品を購入すると4千9百円分のギフトカードをもらえますので、実質無料となっています。

ただし、こちらのサービスは IKEA Family メンバー限定となっているため、インテリアの相談がしたい方は事前にメンバーへ入会するようにしましょう。IKEA Familyは入会費・年会費ともに無料です。



依頼にかかる費用の相場

インテリアコーディネートの依頼にかかる費用は、サービス内容によって異なります。相談から提案までであれば、「2〜5万円」が依頼料の相場です。

一方、提案に加えて家具の調達や配置までをトータルで依頼する場合、「7〜15万円」が相場となっています。中には工事費用や家具の購入代金を合わせた総額のうち、10〜15%を依頼料とする会社もあるようです。

なお、インテリアショップや家具ブランドに依頼する場合は比較的費用が安く、無料でプランニングしてもらえることもあります。 また、プランに沿って家具を購入する場合、依頼料に加えて家具の購入代金もかかってくるでしょう。家具の価格相場は以下の通りです。インテリアコーディネートでは、どこまでこだわるかによって大きく費用が変わることを頭に入れておいてください。



インテリアコーディネートの流れ

ここからは、インテリアコーディネートを依頼するときの流れについて説明していきます。個人や企業によって流れは異なりますので、依頼する際は前もって確認しておくようにしましょう。

  1. 相談・ヒアリング

家族のプロフィールや住まいの悩み、インテリアの好み、理想のイメージ、予算などをインテリアコーディネーターに伝えます。

  1. プランニング

相談した内容を基に、インテリアコーディネーターがレイアウトや色彩計画、空間全体のイメージなどを固めていきます。

  1. 家具の選定

プランニングでまとめたイメージにしたがって、実際に配置する家具や照明、カーテン、内装材などを選びます。

  1. 提案

2・3で計画したプランを、3Dシミュレーションやカタログの写真などを使いながら提案してもらいます。必要に応じて、一緒にショールームを足を運ぶこともあるようです。計画したプランを基に相談を重ね、最終的なプランを決定していきます。

  1. 見積もり・契約

プランが決定した後は、費用や施工の見積もりを出してもらいます。見積もりの内容に納得できたら契約を結び、プランが実施される流れです。なお、提案までのみの依頼であればここで依頼が完了します。

  1. 家具を発注・設置

プランにしたがって家具の発注や設置が行われます。現場の施工監理を行うのも、インテリアコーディネーターの役割です。

  1. 最終チェック・完了

プラン通りに施工が行われたかを確認し、問題なければ依頼完了となります。



依頼するときの注意点

最後に、インテリアコーディネーターへ依頼するときの注意点について紹介します。


依頼の目的を明確にする

インテリアコーディネートをしてもらう目的や、どんな空間にしたいかなどを明確にしておくことが大切です。ここがしっかりしていないと、インテリアコーディネーターに理想のイメージが伝わりにくく、適切なプランニングができません。

最初の相談では、ライフスタイルや暮らしの価値観なども伝えてみるといいでしょう。実際の暮らしがイメージしやすくなるため、より理想に近いプランを立ててもらいやすくなります。


具体的なイメージを伝える

一口におしゃれと言っても、その系統は様々です。「北欧風」「英国風」「アジアン風」「シンプル」など、多様なテイストがあるでしょう。

しかし、抽象的な言葉でイメージを伝えてしまうとお互いの認識がズレる可能性もあります。Webサイトやインテリアカタログなどの写真を活用して、具体的なイメージを伝えるようにしてください。具体的なイメージがない場合は、コーディネートの事例を教えてもらいながら、自分の好みを探っていきましょう。


最初に予算を決めておく

インテリアコーディネートの予算は最初から決めておき、相談の場で伝えるようにしましょう。せっかくいいプランを提案してもらっても、予算オーバーとなるとわざわざ変更してもらわなければいけません。

しかし、修正後のプランは見劣りしているように感じてしまうほか、プラン変更となるとそれまでの時間が無駄になってしまうでしょう。 あらかじめ予算が決まっていれば、その範囲内でベストなプランを提案してもらえます。そのため、予算は相談の時点でしっかり伝えるようにしてください。


過去の事例を確認する

依頼する前に、ホームページやSNSなどから過去のコーディネート事例をチェックするようにしてください。

人によってスタイルの得意・不得意は異なります。自宅のコーディネートが得意な人もいれば店舗やオフィスのコーディネートが得意という人、シンプルなデザインが得意な人もいれば北欧風のデザインが得意という人もいるでしょう。過去の事例を確認し、依頼したいスタイルのコーディネートが得意そうかを見極めることが大事です。


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