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犬にきゅうりをあげても大丈夫?あげる際の4つの注意点

2017/03/07 2021/07/01
犬にきゅうりをあげても大丈夫?あげる際の4つの注意点

犬はドッグフード以外にも様々なものを食べることができます。きゅうりもそのうちの1つであり、犬の種類や体質によってはメリットのある食材となるでしょう。犬が食べられる食事を増やしておくことは、今後の生活においてプラスの効果をもたらします。

飼い主はきゅうりを与える際の注意点を把握しておけば、いざというときの食事として頼りにできます。きゅうりならではの特徴を活かして、愛犬の食卓に彩りを加えてみるのもいいでしょう。食事のバリエーションが増えることは、犬にとっての楽しみにもつながります。

きゅうりの栄養素

stevepb / Pixabay

1.90%以上が水分

きゅうりの90%以上は水分で構成されています。水分補給を促し、犬の渇きを癒すには、きゅうりの特性がうってつけとなるでしょう。特に食欲が落ちがちな夏場などは、その水分の多さが犬にとってのメリットとなります。

2.ほぼ栄養がない

水分が多量に含まれているため、きゅうりそのものにはほぼ栄養がありません。余計な栄養を吸収して肥満や体調不良を引き起こす心配がないため、犬にも比較的安心して与えることができます。カロリーも低いので、犬のダイエットにも有効に働くでしょう。

犬にきゅうりをあげる際の注意点

1.味をつけない

SemmelHD / Pixabay

きゅうりを食べるときには、塩やみそをつけることが一般的となっています。しかしそれは、人間の食事でのみ有効な味つけにすぎません。犬にきゅうりをあげる場合には、余計なトッピングは健康に害となる可能性があることを覚えておきましょう。

犬の食事で重視してあげるべきなのは、味つけではなく体への影響です。犬がなかなかきゅうりを食べないからといって、味をプラスして与えることは避けましょう。食事の残りとなったきゅうりを犬にあげる場合は、調味料などがついていないことを確認し、よく洗い直してから与えるようにしてください。

きゅうりを与える際に一工夫したいのなら、味つけではなく形状にこだわるといいでしょう。犬によってはきゅうりの硬さや長さを嫌がることがあるので、なるべくその犬に合った形で提供してあげてください。

細かく刻んだり適当なサイズに切ったりするだけでも、犬はきゅうりに興味を持つようになるでしょう。食べやすさを考慮してあげることが、きゅうりを与える際の重要なポイントとなります。特に最初にきゅうりをあげるときには、食べやすい状態にカットしてあげるといいでしょう。

2.あげすぎない

jack russel dog

きゅうりは水分が多く、栄養もそれほどではないことから、多量にあげても大丈夫だと考えがちです。しかしあげすぎは下痢や便秘などを引き起こし、犬の体調を悪くする結果となります。

犬種や大きさによってきゅうりの適量は変化するので、まずは少量ずつ与えて犬の様子を観察するようにしましょう。消化不良を起こさないラインを見定め、なによりも犬の健康を重視することを忘れないようにしてください。

きゅうりに含まれているカリウムには利尿作用があるため、あげすぎると犬も尿意を感じやすくなるでしょう。トイレにいく頻度が増えている場合は、きゅうりのあげすぎが考えられます。たとえ犬がきゅうりを気に入っている場合でも、量を抑えることを考えてください。

きゅうりは低カロリーという特徴を活かして、犬のダイエット食に利用されることがあります。食欲旺盛の犬はきゅうりを美味しく食べてくれるかもしれませんが、当然与えすぎはマイナスです。犬の健康を守るためにも、飼い主が意識してきゅうりの量と与える回数をセーブする必要があります。

3.アレルギー持ちの場合は与えない

dog stress

犬の中には、きゅうりに対してアレルギー反応を見せる子もいます。食後に犬の様子がおかしい場合には、きゅうりを与えることを中止して、アレルギーの検査を行うようにしましょう。

初めてきゅうりをあげるときには、犬の皮膚やトイレに注意を向け、いつもとちがうところがないか確認を怠らないようにしてください。アレルギーの兆候は、早く発見するにこしたことはありません。犬の健康を管理するためにも、初めて与える食材に対しては強い注意をはらうようにしましょう。

きゅうりはウリ科に属するため、アレルギーが疑われる場合にはメロンやかぼちゃなどの食材も避ける必要があります。きゅうりによるアレルギーを発見したなら、犬の食生活全体を見直し、健康を考えた食事を改めて考え直すようにしましょう。

犬はさまざまな理由で体調が変化します。目や便に異変がある場合には、きゅうりのアレルギーなのか、それ以外に原因があるのかを判断しなくてはなりません。そのためにも飼い主は常に犬の様子を観察し、体調不良に対して敏感になるようにしましょう。

4.異変があったらすぐに医者へ

dog-doctor

あいにくきゅうりが愛犬の体に合わなかった場合、すぐに与えるのを止め、身体のケアに努めましょう。症状が軽くとも油断せず、必ず最寄りの動物病院に向かうようにしてください。

目に見える変化がなくても、犬の体内にはダメージがある可能性があります。素人考えで判断せず、お医者さんの意見をよく聞くようにしましょう。

愛犬にきゅうりが合わないことを確認したら、今後は誤食することがないよう気をつけるようにしましょう。病院にいった後も注意を怠らないことが、飼い主として大切な仕事となります。

きゅうりがダメだとわかったなら、家族や周囲の友人にもそのことを伝え、知らずにきゅうりをあげてしまうことがないようにしましょう。犬はきゅうりが体調不良を引き起こした原因だと理解できません。再びお医者さんのお世話になることがないように、飼い主と周囲の人たちが協力し合うことが必要です。

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