画像で解説!犬が絶対に食べてはいけない危険な植物7選
お散歩をしているときに犬が植物や花を食べようとすることはありませんか?
実は、犬が食べてはいけない危険な植物は思っている以上に身近に生息しているもの。愛犬のためにも飼い主さんが知識を持つようにしましょう。
(参照元情報:公益社団法人 栃木県獣医師会、犬山動物病院、もも動物クリニック、まなび野動物病院、2022年5月現時点情報。医療に関する判断は必ず専門の医師の判断を仰ぐようにしてください。)
犬が食べてはいけない植物・花の画像一覧
1.アジサイは犬には食べさせないで
アジサイには毒があるというのはご存知ですか?アジサイの毒は人間が口にしても青酸カリに匹敵するほどの毒性を持っています。実際にアジサイの毒成分がどう犬の健康に左右するのかは解明されていませんが、犬が散歩中に間違って口にしないよう注意が必要です。
2.アサガオの実は毒がある
アサガオが、庭や学校の花壇で植えられているのをよく目にする人も多いのではないでしょうか。しかしアサガオは実に毒性があります。
人間には漢方などにも使われますが、素人が手出しできないほどの毒を持っています。ファルビチン、コンボルブリンという成分から嘔吐下痢、腹痛、血圧低下などの症状を発症します。
3.アロエは薬にもなるけど、犬にはたべさせないで
観葉植物は、犬にとって非常に有毒なもの。そして、アロエも例外ではありません。アロエにはバルバロインやサポニンという成分が含まれており、犬が食べると下痢を引き起こしてしまいます。
人間にとっては治療に使われることもありますが、犬にとっては有害なことを覚えておきましょう。
4.スイセンは葉っぱだけならニラに似ているから注意!
公園や庭先によく植えられているスイセン。身近な花ですが、絶対に食べさせないよう注意しましょう。特に球根にはリコリンという成分が含まれており、食べてすぐに嘔吐下痢、腹痛、よだれ、血圧低下や心不全などの症状を発症することがあります。重篤な状態に陥ると昏睡、麻痺などの症状が出た後に死亡に至るケースもあります。愛犬が土を掘ったりして球根を食べようとしたらすぐさまやめさせましょう。
5.ツツジは犬にはダメ
自生しているツツジや公園やお庭などに植えられているツツジ。小学生の頃、ツツジの蜜をすったことがある方も多いのではないでしょうか。しかし実は、場合によって死に至ることもある危険な植物です。葉や花に含まれるグラヤノトキシンによってよだれ、嘔吐、下痢、視力障害、筋力低下、徐脈、痙攣、昏睡などの症状を引き起こす場合があります。
同じツツジ科に分類されるシャクナゲやアザレアも、同様に危険なため気を付けましょう。
6.ワラビは生だと毒性あり
ワラビは食用として食べられることがありますが、生のままだと毒性があるため食べられません。プタキロサイドやサイカシンという成分が、貧血、安静衰弱、運動失調、不整脈、血尿などの症状を引き起こすことがあります。
7.ジャガイモの芽は注意
ジャガイモは場合によっては死に至らせることもあるほど危険な植物。ジャガイモの芽と緑色の部分にはソラニンが含まれ、毒性を持っています。毒性が高く、誤食すると比較的早い段階で症状が現れます。嘔吐や下痢を繰り返し、意識障害にから死に至る危険もあります。
加熱したジャガイモはどうでしょうか?結論、加熱すればほとんど問題はありません。与えるのであれば、芽と緑色の部分をしっかり取り除き加熱して与えましょう。
しかし加熱したジャガイモも与え過ぎれば肥満の原因になるので注意が必要です。
犬が危険な植物を食べないための予防策
1.散歩中
植木や花壇、ごみなど犬にとって危険なものは様々。散歩コースに植えられている植物に毒性がないかを確認し、散歩中にごみを食べないか見張っておく必要があります。落ちているものを口にする癖がある場合は特に注意するようにしましょう。
山や林には様々な植物、樹木などが多くあります。この記事で紹介した植物以外でも犬にとって危険な植物は多く存在しているので、なるべく食べないよう注意しましょう。
2.家の中
犬がいたずらで家に植えている植物を食べてしまうのはよくあること。室内で特に注意が必要なのは観葉植物です。観葉植物は犬に有害な毒を持っているものも多いため、飾る場所を高所に限定したり犬が入らない部屋に飾るようにするなど家族でルールを決めましょう。
削除: 普段から緑黄色野菜を与えるようにすると犬が植物をかじらなくなるとも言われています。
犬が食べてしまった時の応急処置と治療3つ〜動物病院にすぐに向かえないとき
1.食べてしまった量と種類の把握
まずは犬がどれくらいの量のどんな植物を食べてしまったのかを把握します。植物名がわからない場合には犬が草を食べていた場所の写真を撮っておくといいでしょう。余裕があれば食べた植物を採取しておくことをおすすめします。
2.吐かせる
誤食してしまった時には咄嗟に吐かせようとするかもしれません。しかし、吐かせ方がわからない人が無理に吐かせようとして犬の食道を傷めてしまう可能性もあります。
動物病院に行けない場合には電話などで獣医師の指示を仰ぐのが良いでしょう。
3.症状が出る時は動物病院へ
症状が出てしまっている時には至急動物病院に連絡をして、獣医師に見てもらいましょう。
愛犬を食べてはいけない植物から守るために
家の中にもお散歩コースにも、犬にとって危険な植物は多く存在しています。そのため、飼い主さんが日頃から注意することが大切です。口にさせないよう気をつけることはもちろんですが、家の中で犬の手の届く範囲に危険なものを置かないなどの工夫をすると安心です。
愛犬を守るために、身近な植物にはどんなものがあるのか把握しておくようにしましょう。
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