アイブロウリスト歴15年になります。まだまだ眉サロンが世の中に浸透していない時代から、ずっと眉美容業界を見てきました。ハリウッドセレブや芸能人が通うようになり世の中へ浸透した眉美容業界は、現在、女性のみならず、メンズ専用サロンもあるほど需要が高まりました。しかしながらアイブロウリストには、表立った資格が存在しないため、技術者のスキルの差がかなり開いているのが現状です。急速に発展した業界そのものと、資格なく技術者デビューできるという技術者側の実情が招いた結果です。一昔前までは、眉毛は何がいいのか自分でもわからない、プロがやるなら間違いないというお客様が溢れかえっていましたが、現在、スタッフの技術差が開いていることを、身をもって感じているお客様も多数いらっしゃるのが現状です。資格なく技術者デビューできるということは、基礎知識なく技術者デビューするということですから、後輩を育てることができません。したがって、技術者が増えるにつれ、真の技術者は減ってしまっているのです。眉毛と一言で申しましても、骨格、筋肉、フェイスバランス、皮膚構造など、かなり多くの専門知識を要します。私は今までさまざまな眉サロンで働いてきましたが、この知識について知っている人は、ほとんどと言っていいほどいませんでした。どんどん伸びる眉市場において、これは大変危機的な状況です。また、眉市場は、いつも需要と供給のバランスが取れていません。どんなに小さなお店でも、入れ食い状態で予約が入ります。眉は整形よりも顔の印象が変わると言われています。また、一度施術を受けた人の依存度がかなり高いです。（私は新規リピート率85%を切ったことがありません。）また、美容室に行くなら眉毛もやりたい。という感覚に変わり、美容室より先に、眉毛をなんとかしたい。という風に、お客様自身の考えがどんどん変わっていきます。ですので、なんらかの美容サロンであれば、メニューとして取り入れることも十分可能です。経営においても、原価も安く場所もとりません。本当におすすめの事業だと自負しております。
