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電動シャッターの修理方法とは?主な原因と修理費用について解説
電動シャッターが故障すると開閉ができなくなったり、異音がしたりすることがあります。早めに修理を依頼する必要が生じますが、どの程度の費用がかかるのかと気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、電動シャッターの修理を検討している方に向けて、必要な情報を詳しく紹介しています。部品の調整や交換などの具体的な対応や修理方法、また、費用目安や業者の選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
故障した時の症状
次のような症状が見られたときは、電動シャッターが故障していると考えられます。
- シャッターが動かない
- 手動シャッターを上げるのが重い
- 電動シャッターの停止ボタンを押しても止まらない
- シャッターから異音がする
いずれも専門の業者に修理を依頼して、部品交換などの対応をしてもらうことが必要です。特に開閉できないときは、迅速な対応が必要になります。それぞれの症状が見られたときに自力で解決できる方法を紹介するので、修理費用の節約に役立ててください。
シャッターが動かない
電動シャッターが開閉できないときは、まずは施錠の状態を確認し、リセットしてみましょう。リセットしても動かないときは、障害物探知装置の電池が切れている可能性があります。電動シャッターの取扱説明書を参考に、電池を交換してみましょう。電池代だけで済むので、専門業者に修理を依頼する費用が節約できます。
電池を交換しても故障の症状が改善されないときは、業者に対応を依頼することが必要です。開閉器に何らかの不具合が生じている可能性があるので、業者に適切な方法で修理してもらいましょう。
手動シャッターを上げるのが重い
手動でシャッターを上げるときに、普段よりも重く感じることがあるかもしれません。これは故障ではなく、開閉器のスプリングが緩んでいることが原因だと考えられます。シャッターの取扱説明書があれば、参考にしてスプリングの巻き直しをしてみましょう。
しかし、スプリング自体が劣化していると、巻き直しをしても短期間で元の症状に戻ってしまいます。専門業者に修理依頼をして、スプリングを新しいものに交換してもらいましょう。
業者にもよりますが、スプリングの交換には5万円ほどの費用が必要です。シャッターの開閉に負担を感じているときは、スプリングを交換するのではなく、シャッター自体を電動対応のものに替える方法も検討してみましょう。
電動シャッターの停止ボタンを押しても止まらない
停止ボタンを押しても電動シャッターが止まらないときは、リミッターの調整が必要です。この症状のまま開閉するのは危険なので、リモコンなども触らないようにして、専門業者に修理を依頼しましょう。
リミッターの調整だけで対応できるときは、修理費用は2万円ほどが相場です。しかし、リミッター自体が故障している場合は、交換などの方法が必要になるため5万円ほどかかります。
シャッターから異音がする
電動シャッターから異音が聞こえるときは、音がする場所によって対応方法が異なります。もしガイドレールから金属がこすれるような音がするときは、音がする場所にシリコンスプレーをかけることで費用をかけずに修理できます。
しかし、シャッターボックスから音がするときは、専門業者に修理を依頼することが必要です。症状や故障の状態によってはシャッターが開閉できなくなることもあるので、早めに部品交換などの対応をしてもらいましょう。
主な修理内容と費用
電動シャッターの修理費用は、故障の内容や交換部品などによっても変わります。シャッターが開閉できないなどの症状が見られることは珍しくないので、スムーズに業者に依頼するためにも、対応方法や費用相場について知っておくことが必要です。
スプリングの巻き直し、スプリングシャフトの交換
電動シャッターのスプリングの巻き直しは自分でもできますが、しっかりと巻いてもらいたい方やリミッターに故障が見られて開閉がスムーズにできないときは業者に依頼しましょう。業者にもよりますが、1万~2万円の修理費用で対応してもらえます。
スプリングシャフトの交換が必要なときは、5万円ほどの費用が必要です。ただし、状況によっては別の方法で修理してもらうことになるので、工事内容と費用を確認しておきましょう。
リミッターの調整
開閉ボタンを押しても適切な位置で電動シャッターが停止しないときは、リミッターが故障していると考えられます。業者に依頼する場合、修理で対応する方法であれば2万円程度、交換であれば5万円前後の費用が必要です。放置しておくと危険なので、早めに業者に依頼しましょう。
モーターの交換
電動シャッターのモーターは、10年以上経つと経年劣化で故障し、交換が必要になることがあります。開閉がスムーズにできないなどの理由で業者に修理対応を依頼する場合は、10万円ほどは見ておきましょう。
また、シャッターによってはモーターだけの交換ができず、シャフトごと交換する方法を取ることがあります。この場合は15万円ほどの費用が必要です。
制御盤の交換
電動シャッターの操作ボタンと開閉の動きが連動していない場合には、制御盤が故障していると考えられます。業者に交換を依頼する方法を選択する場合は。10万円ほどの費用が必要です。
自分で制御盤を購入して取り替える場合は6万円ほどで修理できますが、電気系統なので慣れていない方には難しいかもしれません。不安なときは業者に対応を依頼しましょう。
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修理業者の選び方
開閉しないなどの故障が電動シャッターに見られるときは、専門業者に修理対応を依頼するほうがよいでしょう。十分な知識とスキルがない状態でシャッター内部に触れると、ケガをするだけでなく、交換部品を壊して必要以上に費用がかかることもあります。対応業者を選ぶ方法を紹介するので、ぜひ参考にして信頼できる業者を選んでください。
相見積もりを取る
修理に対応する業者によって費用が大きく異なる点に注意しましょう。電動シャッターの交換部品の定価は同じですが、業者によって仕入価格が異なるだけでなく、作業費や交通費なども異なるため差が生じます。
また、開閉できないなどの症状は同じでも、業者によって対応方法が異なる点にも注意が必要です。症状が一時的に解消されてもすぐに故障することもあるので、相見積もりを依頼して、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
ホームページの口コミを過信しない
信頼できる業者かどうかを見分けるために、電動シャッターの修理に対応している業者のホームページもチェックする必要があります。ホームページには開閉できないときの対応方法や部品交換などのさまざまな故障に対する実績、費用も記載されていることがあるので、確認しておきましょう。
ただし、ホームページに記載されている口コミを過信することはおすすめできません。良い口コミだけを選んで掲載している可能性もあるので、相見積もりを取って信頼できる業者かどうか見極めてから依頼するようにしましょう。
細かなサービスを依頼前に確認する
電動シャッターの修理を業者に依頼する前に、見積もりの細部にまで目を通して、サービスの内容や対応方法について確認しておきましょう。自社施工なのか外部業者に作業を依頼するのか、出張費は別途必要なのか、故障部品は交換するのか修理するのかなど、正確に把握しておくことが必要です。
また、疑問があるときは、その場で確認するようにしましょう。例えば、本来は交換が必要なのに調整だけで対応する場合には、短期間で再び故障し、再度修理が必要になって費用がかさむ可能性もあります。
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