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クローゼットの扉の修理費用はどのくらい?費用相場や安く抑えるためのポイントを解説

2023/04/13 2024/03/19
クローゼットの扉の修理費用はどのくらい?費用相場や安く抑えるためのポイントを解説

クローゼットの扉は使用頻度が高いために、意外に壊れやすいところです。

扉が開きにくくなった、ドアが外れた・・・などの不具合があるときは修理が必要になります。しかし、外部に依頼すると修理費用がかかるため、業者に依頼するかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、クローゼットの扉の修理について、修理方法や扉タイプ別に外部依頼の場合の費用相場を解説しています。修理費用を安く抑えるポイントや、自分で修理できる工事内容についても併せて説明するので、ぜひチェックしてください。

【修理方法別】クローゼットの扉の修理にかかる費用

クローゼットの扉の修理は、扉自体を交換するかどうかによって費用相場が大きく変わります。まずは、部分的に修理する場合と扉の交換・撤去が必要な場合に分けて、修理方法や費用相場をご紹介します。

クローゼット扉を部分的に修理

クローゼットの扉を交換せずに、部分的に修理する場合の費用相場は以下の通りです。

修理内容修理費用の相場
蝶番(ちょうつがい)が壊れた、スムーズに扉が開閉しないなどの建付けの不具合を修繕する約15,000~30,000円
小さな傷や亀裂、穴などを部分的に修繕する約15,000~20,000円
大きな傷や亀裂、穴などを部分的に修繕する約50,000~100,000円

蝶番が壊れた場合は、DIYでも修理可能です。しかし、クローゼットの扉は意外と重たいので、1人で作業するのは難しいと考えられるでしょう。指を挟んでケガをする可能性もあるので、できれば業者に依頼するのがおすすめです。

クローゼットの扉の交換費用

クローゼットの扉自体を交換する場合の費用相場は、以下の通りです。

修理内容修理費用の相場
扉を新しいものと交換する約80,000~200,000円

扉の種類や枚数によっても費用は異なります。レールに不具合があるときは、レールの交換も必要になるため、費用が高額になることが一般的です。なお、クローゼットの扉を交換するにあたり、周辺の壁や床、建具などの補修が必要になることもあります。

また、扉がすでに廃番となっているときは、クローゼットの枠ごと交換しなければならない可能性も。このようなケースではさらに費用が高額になるので、事前に見積もりを取っておきましょう。

クローゼット扉の撤去費用

クローゼットの扉を交換するときは、元々設置されている扉を撤去して処分する費用も必要です。交換費用に加えて、以下の費用がかかります。

修理内容修理費用の相場
扉を撤去し、処分する約10,000~30,000円

また、クローゼットの扉とレールを撤去し、収納空間から居住空間としてリフォームすることも可能です。その場合は、扉の撤去・処分費用に加え、壁紙や床の張り替えなどの費用もかかることがあります。

【扉のタイプ別】修理にかかる費用

クローゼットの扉には、手前に引いて開く「開き戸」と扉が折れて開く「折れ戸」、ふすまのように左右にスライドさせて開く「引き戸」の3つの種類があります。それぞれのタイプに応じて修理費用は異なり、相場は以下の通りです。

なお、扉を交換するときには、撤去・処分費用が加算されるので注意しましょう。また、業者によっては、出張費用なども必要経費として請求されることがあります。思っていたよりも高額な請求をされる可能性もあるので、見積もりの詳細を確認することが大切です。

開き戸タイプ

開き戸は比較的軽い力で開くので、子どもやお年寄りも使いやすいというメリットがあります。しかし、開閉する際に手前に扉が動くため、クローゼットの前に扉1枚分のスペースを確保しておくことが必要です。扉のサイズが大きいときは、確保するスペースも広くなるので注意しましょう。

扉を交換する費用相場は約20,000~80,000円。両開きは扉が2枚になるため、片開きよりも高額になる傾向にあります。

折れ戸タイプ

折れ戸タイプは、開閉時に扉が中央部分で折れ曲がるため、開き戸よりはクローゼット前にスペースを確保しなくても問題ありません。また、扉を全開にできるので荷物の出し入れがしやすく便利な点もメリットといえるでしょう。

ただし、ある程度はクローゼット前にスペースが必要になるため、狭い部屋への設置には向きません。開閉に力が必要な点もデメリットです。

また、折れ戸の費用相場は約30,000~100,000円と高めなので、予算が限られている場合は難しいでしょう。事前に価格を確認してから、交換を依頼するようにしてください。

引き戸タイプ

ふすまのように左右に開閉する引き戸タイプは、クローゼット前にスペースがなくても利用できる点がメリットです。しかし、扉を全開にできないので、荷物の出し入れがしにくい点には注意しましょう。

引き戸タイプの本体価格は、メーカーや材質、大きさによっても異なります。片引きタイプは約40,000~80,000円、引き違いタイプは約50,000~100,000円が相場です。

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クローゼットの扉の修理費用の内訳

クローゼットの扉の修理・設置費用には、以下の費用が含まれます。見積書を見るときは、各内訳や費用細目、単価なども細かく確認しましょう。

修理費用の内訳費用細目
材料費扉本体代、部品代
工事費人件費
養生費養生テープ、養生シート
撤去費撤去作業費、処分費
諸経費出張費、交通費

クローゼットの扉の修理はDIYできる?

クローゼットの扉の修理では、専門業者に依頼することが基本です。しかし、修理内容によっては、DIYが可能なこともあります。ここからは、DIYが可能なケースや自分で修理するリスクについて説明します。

自分でできるDIY

小さな傷や穴を修繕する場合は、自分で簡単にDIYできます。ホームセンターで入手できるフローリング用のクレヨンなどを使えば、傷が目立たないようにカバーできるでしょう。ただし、クローゼットの扉が一般的なフローリングの色と異なるときは、クレヨンによる補修はできません。

凹みがある場合は、木部用の粘土パテ(凹みを埋める専用粘土)を使って補修できます。粘土パテもホームセンターで入手可能です。ただし、こちらもカラーバリエーションに限りがあるため、特殊な色の扉には利用できません

ほかにも、自分で取り付け可能な部品であれば、DIYで対応できます。たとえば、蝶番が1つ・2つのみ壊れており、扉を外さなくても付け替えができそうな場合であれば、同じ大きさの蝶番を購入して交換できるでしょう。

DIY修理をするリスク

傷や凹みなどのちょっとしたトラブルであれば、ホームセンターで販売されている修繕用品を使って補修するのも1つの方法です。しかし、原状回復の義務(※)がある賃貸住宅の場合は、注意が必要。入居時からあった傷や凹みに対して余計な手を加えることで、逆に高額な支払いに繋がる危険性があります。

また、自分が所有する住宅であっても、DIYでの修繕にはリスクが伴います。思うような仕上がりにならないときは、後で専門業者に再修理を依頼することになり、余計な負担が増えるかもしれません

明らかに簡単に修理できるときのみ、自分で修繕することをおすすめします。たとえば、修繕用クレヨンや粘土パテなどの色味が同じで傷自体も小さなときや、蝶番などの小さな部品だけ取り替えれば良いときなら、DIYでも問題はないでしょう。その他の場合は、専門業者に修理を依頼するほうが費用も時間も節約できる可能性が高いと考えられます。

※原状回復の義務:入居したときの状態に戻してから退去する義務

クローゼットの修理費用を安く抑えるポイント

クローゼットの扉の修理には安くない費用がかかる場合もあります。扉本体を交換する場合はさらに高額になることもあるため、少しでも安く抑える工夫が必要です。下記では安く抑えるためのポイントを紹介するので、ぜひ実践してみてください。

相見積もりを取る

扉や部品を仕入れる価格や人件費、出張費などには決まりがないため、業者によって修理費用は大きく変わります。急いでいる場合を除き、複数の業者から見積もりを取って比較してから選ぶことをおすすめします。

ただし、業者によっては無料見積もりに対応していないことや、後で追加金額が発生することがあるので注意が必要です。見積もりを取る前に、見積もりにかかる費用と予想される追加金額について確認しておくようにしましょう。

また、見積もりを比較するときは、金額だけでなく施工内容にも注目してください。理想的な扉に仕上げるためにも、より良い業者を選びましょう。

火災保険が適用されるか確認する

加入している火災保険の補償内容に「汚損・破損」が含まれている場合は、クローゼットの扉の補修工事が保険金支給の対象となることがあります。たとえば、不注意が原因でクローゼットの扉に傷を付けてしまったときは、火災保険が適用されるかもしれません。

該当する場合は、火災保険のコールセンターなどに電話をかけて確認してみましょう。場合によっては、自己負担なしで修繕工事を実施できることがあります

修理前の注意点

賃貸住宅に居住している場合は、修理前にいくつかの確認事項ががあります。確認せずに修理をするとトラブルになることもあるので、忘れずにチェックしてください。

必ず大家や管理会社に確認を取ろう

賃貸住宅の場合、勝手に修理や内装工事ができない可能性があります。また、マンションなどの共同住宅に暮らしている場合も、管理規約で内装工事に制限が設けられていることがあるので注意が必要です。

トラブル回避のためにも、業者に相談する前に、大家さんや管理会社に連絡をしましょう。工事の許可が下りたときは、騒音や振動が生じることもあるので、上下左右の住民に挨拶をしておくことが大切です。

ゼヒトモで内装工事業者のプロを探す

本記事では、クローゼットの扉修理にかかる費用相場や安く抑えるポイント、注意点をご紹介しました。修理やリフォームを業者に依頼する場合は相見積もりを取り、信頼できる業者を見つけることが大切です。

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