家が寒い、リフォームで住宅の断熱ができますか?
断熱材が入っていない箇所に断熱材を入れたり、二重サッシをつけたりとかいくつか方法はあります。ただし、きちんとした防湿対策、通風、換気計画も必要です。後々住んでいく上で支障が出てきたりしますので、しっかりとした打合せが必要となります。 【窓】断熱性を高め、温度差をなくすことで結露を減らす効果も期待できます ■サッシを交換する方法 サッシ枠、窓ガラスすべてをリニューアル。内観、外観をリフレッシュできるメリットがありますが、そのためには外壁を一部壊す必要があり、費用も工期が掛かります。外壁工事と併せてリフォームする際におすすめです。 ■カバー工法 既存のサッシ枠をそのまま残して新しいサッシをその上にかぶせて取り付けます。室内から施工可能で、雨戸つきの窓にも対応でき、数時間から半日という短い工期で済みます。既存の枠に新しい窓枠をかぶせるため、ガラス面の大きさは一回り小さくなります。 ■内窓をつける方法 既存のサッシの内側にもう一つサッシを取り付けて二重窓にします。室内から施工可能で、この方法も工期は数時間。断熱・防音効果が高く、結露を低減できます。窓が二重になるため操作の手間は増えますが、断熱・防音効果が高く、手軽に工事できるため採用される方も多くいます。 【居室・廊下】床下、壁の柱間や壁の内側、天井裏に断熱材を入れて冷気・熱を遮断することによって、快適な居住空間に生まれ変わります。“はがす”方法と“はがさない”方法があります。 ■はがす方法 床材や壁材、天井材をはがして断熱材を入れる方法です。 はがしてリフォームする分、床材、壁材、天井材を新しくできる一方で、廃材も出て、大がかりな工事になるため、工期は長く、費用もふくらむことが多いです。 床の場合は、家具の移動が必要になります。床材の張り替えを考えている方は一緒に検討すると良いと思います。壁の場合は、室内側から施工する場合と外壁側から施工する場合がありますが、外壁側から施工する場合は外壁を新しくできますし、窓も一緒にリフォームできます。足場を組むので、工事が大がかりになります。リノベーションなど大掛かりな改修工事に施工することが多いです。 ■はがさない方法 床材や壁材、天井材をはがさずに断熱材を入れる方法です。工期は短く、費用も抑えられます。 室内側から壁に貼り付けるタイプの断熱材の場合は、部屋が多少狭くなりますが、手軽に工事ができます。床や天井のリフォームをする場合は床下、天井裏にもぐれるスペースを確保できる必要がありますので、現地調査にて確認させていただきます。費用は解体工事を伴うかどうかで変わります。天井断熱は解体を伴わないことが多いので、予算が少ない方にもおすすめです。 【水まわり】 古いお宅では特に水まわりは寒い北側に配置していることが多いです。 窓や床壁天井の断熱に加え、システムバスにリフォームすることで断熱性を高めることができます。
浴室断熱/2重サッシ(インプラス)/床・壁・天井の断熱リフォーム
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