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遺品整理と不用品回収の違いは?遺品整理の概要についても解説

2023/04/12 2023/05/26
遺品整理と不用品回収の違いは?遺品整理の概要についても解説

家族が亡くなった後にしなければいけないのが、遺品整理です。思い出が詰まった大切なものばかりですが、すべてを取っておくわけにはいきません。

とは言え、適当に扱うわけにもいかないでしょう。そのような時に便利なのが、不用品回収です。そこで今回は、遺品整理と不用品回収の違いについて、詳しく解説していきます。

遺品整理と不用品回収の違い

遺品整理とは、亡くなった方の持ち物を整理して、きれいに清掃することをいいます。大掃除と同じようなイメージを持つかもしれませんが、掃除の性質が異なります。

亡くなった方の持ち物には、遺書や預金通帳などの貴重品もあるでしょう。貴重品の中には相続に関するものもあるので、部屋の隅々まで細かく確認することが大切です。

一方で、不用品回収とは業者が不要な物を回収するサービスのことをいいます。遺品整理と異なるのは、遺品自体の整理を自分でしなければいけないことです。

業者が屋内に入って遺品整理をするわけではないので、自分で判断して整理し、不要なものを回収業者に引き渡すというイメージが近いでしょう。

以下でより細かく、遺品整理と不用品回収の違いを説明していきます。

品物の扱い方の違い

遺品整理と不用品回収では、品物の扱い方に違いがあります。単なる部屋にある物品を「物」として判断するのか、故人が残した「遺品」として判断するのかで大きく異なります。

単なる「物」であれば、迅速に作業が行われてそのまま回収されるのが普通でしょう。しかし、故人が残した「遺品」として判断するのであれば、どのように整理するのか、どのように気持ちに区切りをつけるのかなど、慎重に向き合わなければいけません。

同じ「物」でも、そこに故人や故人に対する思いの有無によって品物の扱い方は異なります。

処分方法の違い

不用品回収業者の場合は、「物」に対してどのような思い入れがあるかまでは立ち入らないので、迅速に回収と処分が行われます。遺品整理の場合は、処分すると判断されたものであっても「遺品」には変わらないので、最後まで「故人」のものとして扱うのが特徴です。

故人の思いをむげにしないためにも、一つ一つの品物を丁寧に心を込めて取り扱ってくれます。また、遺品整理業者によっては、遺族の希望に合わせて供養やお焚き上げをしてくれる業者もいます。最終的な処分方法は同じかもしれませんが、一つ一つの品物に対して親身に向き合って対応してくれるのが遺品整理業者です。

業者の傾向の違い

遺品整理業者と不用品回収業者ですが、同一の業者が行っていることが多い傾向にあります。もちろん「遺品整理」「不用品回収」に特化した業者もあります。

遺品整理業者に依頼しようか、不用品回収業者に依頼しようか迷っている場合は、同一の業者が行っている会社に相談してみると良いでしょう。

そもそも遺品整理とは

遺品整理とは、故人が残したすべてのものを整理し、適した対応を行うことです。例えば、写真や手紙などは思い入れが強いと判断するため、遺族に引き渡します。

その他、家具や衣類などは遺族に処分しても良いか確認した上で、買い取り、回収、処分を行います。どの物品にも故人の思いが残っているからこそ、慎重に判断して整理しなければいけません。

もし、故人が生前に残した遺言書やエンディングノートがある場合は、内容に従って整理してくれます。

遺品整理のメリットは、遺族に対する配慮があることとサービスの幅が広いことです。ただ単に不要か、必要なものか判断して整理するだけではなく、細やかな心遣いも受けられます。

ご近所の方への配慮や挨拶の代行をしてくれたり、遺族や故人の思いを汲み取ったりなど、一つ一つの品に対して丁寧に向き合って作業を行うのが特徴です。淡々と作業が進められるわけではないので、故人との思い出を感じながら遺品整理ができます。

また、供養やお焚き上げをしたり、遺品整理後の軽い清掃も行ったりなど、サービスが充実しているのもメリットの1つです。業者によって提供しているサービスは異なるものの、柔軟に対応してもらえるケースが多くあります。

遺品整理を実施すべきタイミング

遺品整理を行うタイミングで迷っている方も少なくないでしょう。遺品整理のタイミングは、はっきりとした時期が決められているわけではありません。

「この時期が正解」と言えるタイミングはないので、法事などが落ち着いた時期に行うと良いでしょう。ただし、法的な手続きが必要となるもの、相続税がかかるものなどは、早めに対応しなければいけません。

中には期日が設けられているものもあります。

また、通帳も注意が必要です。家族が亡くなった後すぐに口座が凍結されてしまうので、通帳の手続きは早めに行いましょう。

遺品整理は自分ですべき?業者に依頼すべき?

故人が残した物品を丁寧に扱って欲しい、幅広いサービスを受けたいという方は、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。遺品整理業者に依頼すると、遺族に配慮しながら一つ一つの品物を丁寧に扱ってくれます。

遺品整理業者に依頼すると、遺品の整理や不用品の処分・回収など、すべての作業が1日で終わります。場所や量によっては、1年以上かかる場合があるのですが、業者に依頼すれば1日で終わるので、時間の節約になるでしょう。

遺品整理を業者に依頼する際のポイント

遺品整理を業者に依頼する際は、自分に合った業者を選ぶことが大切です。業者によって提供しているオプションが異なり、サービスの質も違います。

供養やお焚き上げをしてもらいたい方は、対応している業者に依頼しましょう。故人が残した遺品に対して親身に向き合ってもらいたい方は「遺品整理士」が在籍している業者がおすすめです。

遺品整理士とは、一般財団法人遺品整理し認定協会が発行している資格のことで、資格を取得するためには2ヶ月間の講座を受講する必要があります。試験に合格した遺品整理のプロフェッショナルに対応してもらえるため、安心してまかせられるでしょう。

費用相場

多くの方が気になっているのが、費用相場ではないでしょうか。最後に、遺品整理にかかる費用相場をまとめておきます。

部屋の広さ料金相場
1R・1K30,000〜70,000円
1DK50,000〜120,000円
1LDK70,000〜150,000円
2DK90,000〜250,000円
2LDK120,000円〜300,000円
3DK150,000円〜400,000円
3LDK170,000円〜500,000円
3LDK以上220,000円〜600,000円

部屋の広さによって、料金相場は大きく異なります。また、同じ部屋の広さでも、追加するオプションの内容や量によって料金相場に差が出てきます。

また、特殊清掃やハウスクリーニングも合わせて依頼した場合は、追加費用が必要です。遺品整理業者によって料金体系は異なるため、依頼する前に確認しておきましょう。

ゼヒトモで不用品回収業者を探す

遺品整理に対応している業者は数多くあります。その中でも、どこに依頼すれば良いか迷っている方も少なくないでしょう。

そのような方は、ぜひゼヒトモから遺品整理に対応している業者を探してみてください。ゼヒトモの質問フォームから希望や条件などを答えることで、依頼にあったプロから提案が届きます。見積もりが提示されるので、金額や条件がマッチしているか確認した上で、依頼してみてください。

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