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服についたカビをとる!お家でできる予防・ケアの方法
きちんと洗濯しているのに、服にカビがついてしまったという経験はありませんか。カビは他の服からだけではなく、洗濯槽内で発生したカビからも移る可能性があるため、適切に除去しなければいけません。
そこで今回は、服にカビが繁殖してしまったときの対処法をご紹介します。洗濯槽のカビ予防についても解説しているので、参考にしてください。
服にカビが生えてしまった!どうする?
服に生えるカビには、白カビと黒カビの2種類があります。
服に綿のような白い物が付着していれば、白カビと判断して良いでしょう。 白カビは、服の表面に生えているケースが多く、簡単に除去できるのが一般的です。
黒カビは、繊維の奥深くまで根を張っているため服が黒ずみ、自力で落とすのは困難です。 また、服についたカビを洗濯すると、他の服にも広がる場合もあります。
カビは50度以上で死滅すると考えられています。日本で洗濯をする際は、冷水を使用する家庭が多く、普通に洗濯をしてもカビを死滅させるのは難しいでしょう。服にカビがついた場合は、取り除いてから洗濯するのがおすすめです。
簡単!家でできるカビの取り方
服に生えたカビは、家でも除去できます。ここでは、カビを取る際に必要な道具や手順をチェックしましょう。
用意するもの
- 洗面器
- ゴム手袋
- マスク
- 酸素系漂白剤
- 40度以上のお湯
カビを除去する際は酸素系漂白剤を使用するので、ゴム手袋やマスクを着用して防護しながら作業を行いましょう。なお、酸素系漂白剤を使用する場合は、服の洗濯表示(タグ)を確認してから使うようにしてください。
手順
カビが服についてしまった場合は、洗濯機へ入れる前にカビを落とすことがポイントです。カビを除去する間も、他の服へカビが飛び散らないように注意しましょう。ここでは、家でできるカビの取り方について解説します。
1.漂白液を作ってつけ置きをする
まず、洗面器に40度以上のお湯を入れます。そこへ酸素系漂白剤を投入してよく溶かし、漂白液を作りましょう。漂白液ができたらカビのついた服をつけて、お湯が冷めるまで放置してください。
お湯が冷めたら、服を優しく揉むように洗いましょう。カビを落としたいからといって力を込めて洗うと、服が傷んでしまう原因になります。
2.洗濯機で洗って干す
やさしく揉みこむように洗ったら、通常通り洗濯機で洗って干しましょう。大体のカビは上記の方法できれいに取れるはずです。
ただし、ニットやコート、色柄物はつけ置きによるリスクも生じるため、カビが大量に発生している場合はクリーニングに依頼するのがいいでしょう。クリーニングを活用すれば、プロの技できれいにカビを落としてくれます。
洗濯槽からカビを防ぐ
洗濯槽のカビ予防も徹底しましょう。洗濯槽にカビが生えてしまったら、服にもカビが繁殖しやすくなります。 洗濯槽から黒い汚れや茶色のゴミが出てきたら、洗濯槽内でカビが繁殖している証拠かもしれません。
洗濯槽の内側にある脱水用の穴から服についた汚れや洗剤カスが入り込み、それらを養分としてカビが繁殖しやすくなります。特に洗濯機の中は湿気がこもりやすいため、カビが繁殖しやすい場所といえるでしょう。
洗濯槽にカビが生えてしまったら、塩素系漂白剤や洗濯槽クリーナーを使用してカビを取り除きましょう。強い殺菌作用があり、カビを分解しながら除去するため、手軽に洗濯槽内をきれいにできます。しかし、塩素系漂白剤や洗濯槽クリーナーは刺激も強いため、換気をしながら使用してください。
洗濯槽のカビ予防におすすめの対策
- 洗濯槽内に汚れた服を入れたままにしない
- 洗濯したらすぐに干す
- 洗濯機の蓋は開けたままにしておく
- 洗濯洗剤の用量を守る
洗濯槽内に汚れた服を入れたままにしておくと湿気がこもるため、カビが繁殖しやすくなります。また、服についた皮脂や汗がカビの養分となることから、よりカビにとって好ましい環境が出来上がります。
洗濯物は洗濯する直前に洗濯槽内に入れるのが原則です。 また、濡れたままの洗濯物を洗濯槽内に放置することで、湿気がこもりやすくなります。カビにとって好条件の環境となるため、洗濯したらすぐに干して湿気がこもらないようにしましょう。
同様に、洗濯機の蓋を開けておくことで、湿気がこもりにくくなります。蓋を開けておく習慣をつけるだけで、洗濯槽内にカビができにくいでしょう。 なお、洗濯洗剤をたくさん入れたからといって、汚れがきれいに落ちるわけではありません。
規定量よりも多い洗剤を投入すると溶け残りが発生し、カビの養分になる可能性があります。そのため、洗濯洗剤は本体に記載された用量を守って使用しましょう。
服にカビが生えない、日頃のケアのポイント
服にカビを生えさないためには、日頃のケアがポイントです。カビは、「汚れ」「湿気」「気温」の3つの条件が揃えば繁殖しやすくなります。そのため、この3つの条件を取り除くようにすることで、カビが生えにくい環境を作れるでしょう。
具体的には、主に以下の3つがポイントです。
- 服についた汚れをしっかり落とす
- 洗濯したらしっかりと乾かす
- 服の保管場所を換気する
まず、1つ目は、服についた汚れをしっかりと落とすことです。カビは服についた食べ物や飲み物の汚れ、皮脂などを好むため、汚れが落としきれていないとカビが発生するリスクが高まります。たとえ目に見える汚れがついていなかったとしても、一度袖を通したなら洗濯するのが好ましいでしょう。
また、すすぎ1回や時短モードだと汚れをきれいに落としきれない場合もあるので、すすぎは2回行うのがおすすめです。
そして、2つ目は、洗濯したらしっかりと乾かすことです。生乾きの服をそのまま収納したり、雨や汗で触れたままの服を放置したりすれば、カビが発生しやすくなるため要注意。水分を含んだ状態で服を保管したら、湿気が蒸発せずにカビが好む環境となります。特に、雨の日や曇りの日は洗濯物が乾きにくいので、よく確認してから収納しましょう。
3つ目は、服の保管場所を換気することです。クローゼットや押し入れといった保管場所の湿気が高くなれば、カビが繁殖するリスクも上がります。そのため、週に1回を目安に換気するといいでしょう。扇風機やサーキュレーターを使用して風を送ったり、除湿剤を設置したりするのもおすすめです。定期的に換気すれば、服にカビが生えにくくなります。
ハウスクリーニングでカビを撃退
洗濯槽の汚れが気になる場合は、ハウスクリーニングを活用してカビを撃退しましょう。プロに依頼することで、素人には掃除できない部分もきれいにできます。
ハウスクリーニングを利用すると分解して掃除を行ってくれるため、カビの発生を根本から予防できます。洗濯機本体だけではなく、内部や洗濯パンもきれいにできるので、いつでも清潔な状態で服を洗濯できるでしょう。
ドラム式の場合は、専用の機材を用いて洗濯機内部の汚れを掻き出します。専用の検査キットを使って、ドラム内部の汚れ具合を計測してくれるので洗浄効果もわかりやすいでしょう。
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