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猫と快適に暮らすためのリフォームとは?注意するべきポイントを紹介

2023/01/17 2024/03/22
猫と快適に暮らすためのリフォームとは?注意するべきポイントを紹介

愛する家族の一員として大切に飼っている猫には、安心して暮らせる空間が必要です。住まいのリフォームを行う際は、猫用ドアやキャットウォークなどの設備を考えましょう。

本記事ではペットの猫と暮らすためのリフォームについて、事例も交えながら紹介します。猫が快適に暮らせる部屋にリフォームしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

猫と暮らすためにあると良い設備は?

ペットの猫と暮らす住まいのリフォームは、猫も安心して快適に暮らせる空間を考えましょう。猫が遊べる空間や猫が通りやすいドアや室内窓、遊び場にできる収納棚などがおすすめです。

高所に設けられた猫用の通路・キャットワークも、高いところが好きな猫にとって嬉しい遊び場になるでしょう。

ここでは、特に猫と暮らすためにあると良い設備や事例について3つ紹介します。

猫用ドア

ペットの猫との暮らしで住まいを快適な空間にリフォームするには、猫用ドアの設置がおすすめです。

部屋を出入りしたい猫は、ドアを開けてほしいときに鳴いてせがんだり扉をカリカリ引っ掻いたりしてしまいます。猫は気まぐれなので、部屋に入ってすぐに出たいと鳴くこともあるでしょう。

猫用ドアを設置すればドアに傷がつくのを防止し、毎回ドアを開けてあげる手間もありません。猫は自由に行動でき、ストレスなく安心して過ごせるようになるでしょう。

猫用ドアの事例としては、ドアの下部に猫用のドアを設置するほか、窓ガラスやガラス入りドアに施工する方法があります。工事費込みの費用は3万~5万円前後が相場です。

キャットウォーク

キャットウォークは、部屋の高い所に設置した猫用の通路のことです。猫の遊び場になるだけでなく、室内飼いで運動不足になりがちなペットが運動量を確保する効果もあります。自分だけの場所でくつろげる空間は、猫の暮らしにとって安心です。

住まいのリフォームで作るキャットウォークの事例には、壁面に取り付ける、カーテンレールを補強する、本棚等を活用するといった方法があります。

リフォーム費用は取り付ける板の大きさや枚数にもよりますが、1部屋であれば6万円前後が相場です。

二重サッシ

猫の鳴き声が近隣の迷惑にならないよう、二重サッシのリフォームもおすすめです。猫の鳴き声はペットの飼い主にとっては気にならないかもしれませんが、飼っていない人には騒音になる可能性があります。

二重サッシの設置により外からの音も聞こえづらくなり、猫が大きな音に驚くのを防ぐこともできるでしょう。また、二重サッシには猫が部屋から脱走を防止する効果もあり、安心です。

二重サッシにすること自体に断熱効果がありますが、耐熱や防犯に優れたガラスを使用することで、猫にとってより快適な暮らし・空間にできる事例もあります。

二重サッシの費用は工事費込みで4万〜8万年が相場です。

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猫のためのリフォームのポイント

住まいのリフォームでペットの猫が安心して過ごせる空間にするため、押さえておきたいポイントがあります。猫の生態や動線に配慮すること、耐久性のある素材を使うことなどです。

部屋に猫が入れない空間を作ることも大切で、キャットウォークの高さにも工夫をしましょう。

ここでは猫のためのリフォームで押さえるべきポイントについて解説します。

猫の生態や導線を加味した設計にする

住まいを猫にとって安心できる空間にするには、猫の生態や動線に合わせたリフォームが欠かせません。猫の本能による行動や習性を知り、動線に合わせた設計をしましょう。猫は高い場所に身軽にのぼる習性があり、高所から眼下を眺めるのが大好きです。リフォームの際には広さよりも高さを考え、縦方向の動線を意識してリフォームするとよいでしょう。部屋にキャットウォークやペット専用の階段などを作れば、猫は生態に合った行動ができます。

事例として、外を見下ろせる高い場所に窓を設けるのもおすすめです。窓辺に猫がくつろげるスペースを作れば、日向ぼっこをしながら外を眺められます。

耐久性があり、汚れにくい素材を使用する

猫には爪をとぐ習性があり、耐久性のある素材を選ぶことが大切です。また、猫は嘔吐しやすい動物で、掃除しやすく汚れに強い素材であることも欠かせません。防臭対策も忘れないようにしましょう。ペットを飼っている人には気付きにくい臭いも、来訪者には気になります。

床や壁の事例として、以下の内容があげられます。

床のリフォームでは、汚れや消臭対策に考慮したペット対応クッションフロア材が便利です。部屋の壁紙も、ペット用として傷や汚れがつきにくく、消臭効果のある製品が販売されています。

これらの素材を使い、快適で安心な住まいの空間を作りましょう。

猫が入れない空間を作る

猫と暮らしていると、どうしても服や物に毛がついてしまいます。黒い服など毛が目立つ服は着られないという人も多いでしょう。ペットの毛対策として、猫が入れない空間を作るという方法があります。

洗濯機を置く場所や寝室、クローゼットに猫が入れないようにして、猫がいる場所では部屋着を着ているようにしてみましょう。外出着に猫の毛がつくのを防げるため、おすすめの事例です。

住まいのリフォームでは、飼い主も安心して暮らせるように工夫しましょう。

キャットウォーク設置時は人間の手が届く範囲で

住まいのリフォームでキャットウォークを設置する際は、掃除や交換がしやすいよう人の手が届く空間に設置することが大切です。キャットウォークの上を清潔に保つため、簡単に手入れできる状態にしておきましょう。

高い場所に設置すると猫はいきなり高い場所に行って怖くなり、実際に降りて来られなかった事例もあります。キャットタワーも、高すぎると万が一転倒した場合にペットが怪我につながることがあるでしょう。人の手が届く範囲であれば、飼い主も安心できます。​

予算内でリフォームを行う方法

住まいのリフォームは猫が安心できる空間にするとともに、予算の範囲で行う工夫も大切です。リフォームした部屋の事例をみていると、あれもこれも試してみたいと思うかもしれません。しかし、それでは予算オーバーになる可能性もあります。

ここでは、予算内でペットの暮らしのためのリフォームを行う方法について解説します。

特定の場所のみリフォームを行う

猫が安心できる空間にしようと、部屋の床や壁をすべて変えたり、各部屋ごとに猫用ドアやキャットウォークを設置しようとすると予算オーバーになることもあるでしょう。

予算の範囲に収めるには、特定の場所のみリフォームすることがポイントです。リフォームしたい場所をすべてリストアップし、ペットにとって本当に必要なリフォームを絞るなどして、優先順位をつけましょう。

「必ず必要なリフォーム」を先に決め、さらに「予算が足りれば行いたいリフォーム」を書き出します。リフォームの総額が予算オーバーしたとき、調整していきましょう。

いくつか、事例を紹介します。

(戸建ての事例)

住まいの上下で分け、猫のためのリフォームは家族が共有する1階のリビングに絞った事例があります。猫ドアを設置し、猫が自由に出入りできるようにしました。

(マンションの事例)

空間を区分し、猫のためにリフォームする場所を限定した事例もあります。ひと部屋を猫専用の部屋にして、猫が心地良い暮らしができるようにリフォームしました。

相見積もりを取る

リフォーム工事は「定価」がないため、提案される内容や費用は業者によって異なります。特に初めて住まいのリフォームを依頼する場合、業者から料金を提示されても適切な価格かどうかを判断するのは難しいでしょう。

部屋のリフォームを適正価格で予算内に収めるためには、複数のリフォーム業者から相見積もりを取り、比較することが必要です。相見積もりで見積書を比較検討することで、大体の相場がわかります。不必要な工事などで高額請求されるなどの被害を避けることができるでしょう。

ただし、安ければいいというわけではありません。希望するリフォームをしっかり行ってもらえなければ依頼する意味がなく、かえって高くついてしまうことになります。希望を親身になって聞いてくれるなど、対応する担当者の態度も見極めることが大切です。

相見積もりを依頼する業者を絞り込む際は、猫などペットのリフォームを行っているか施工事例も確かめましょう。希望するリフォームに近い施工を行っているところを選ぶことがリフォームに成功するポイントです。

猫が安心できる暮らしの空間にリフォームするためにも、相見積もりで適切な業者を見つけましょう。

DIYと組み合わせてリフォームをする

予算を抑えるためには、自分でできるところはDIYで済ませる方法もおすすめです。リフォームの内容によっては業者に依頼せず、自分でできるものも少なくありません。猫のリフォームができるDIYの素材も、いろいろな種類が販売されています。

「ペットが安心できる空間は、自分で作りたい」という飼い主の方もいるでしょう。

DIYでできるリフォームの事例として、以下のようなものがあげられます。

  • ペット用の床材を貼る
  • 壁に保護シートを貼る
  • 壁に腰壁パネルを貼る
  • 猫用ドアを設置する
  • キャットウォークを設置する

ペット用のクッションフロアを購入し、部屋のフローリングの上から貼ることで爪研ぎの傷を防ぐことができます。クッションフロア用の両面テープも販売されており、利用すれば剥がすときもきれいに剥がすことが可能です。

保護シートや腰壁パネル(人の腰くらいの高さに貼り付けるパネル)は、壁の爪研ぎ防止になります。どちらも材料を購入し、リフォーム業者に依頼するよりも安価でDIYできるためおすすめです。

引き戸のドアであれば、レールにはめ込むだけで猫用ドアが設置できる製品が販売されています。4万円程度とリフォームを依頼するよりも安価です。

キャットウォークは、壁に穴を空けずに柱を設置できる製品が販売されています。本格的なキャットウォークをDIYでき、およそ2万程度で設置が可能です。

飼い主が心を込めてリフォームした手作りの住まいは、愛猫にとって快適な暮らしを提供するでしょう。

ゼヒトモでリフォームのプロを探す

家族の一因として飼っている猫だからこそ、安心して暮らせる空間を作ってあげたいですね。今回の記事では、猫と快適に暮らすためのリフォームに関する設備やポイントなど、事例を交えて幅広くお伝えしました。リフォームの際にはぜひ、事前に確認をして検討しましょう。

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