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室内ドアを新しく変えたい!交換にかかる費用相場を解説

2023/03/22 2024/03/20
室内ドアを新しく変えたい!交換にかかる費用相場を解説

室内ドアを交換するだけで、部屋全体をフレッシュでおしゃれな雰囲気に変えることができます。とはいえ、どの程度の交換費用がかかるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、室内ドアの交換を検討している方に向けて、費用目安やドアの選び方について解説しています。工事内容別の費用目安や安く抑えるコツも説明するので、ぜひチェックしてください。

室内ドアは「引き戸」「開き戸」「折れ戸」の3種類!

室内ドアには、引き戸と開き戸、折れ戸の3つの種類があります。室内ドアを交換する際には、デザインだけでなくドアの種類も変更できることがあるので、種類ごとの特徴を把握しライフスタイルに合うものを選ぶことが大切です。

引き戸

引き戸とは、横にスライドさせて開閉するタイプの室内ドアのことです。ドアの前後にスペースを確保する必要がないので、ドアの近くに家具や建具があるときにも設置できます。ドアを開けたときに人にぶつかることがないため、廊下につながる出入口にもおすすめです。

トイレや個室、和室などは、いずれも引き戸に適しています。また、和風住宅の玄関ドアも、引き戸がしっくりと馴染むでしょう。

部屋の開口部を広く取りたいときにも、引き戸がおすすめです。3枚以上の扉をそれぞれ別のレールに取り付ければ、全開したときには扉1枚分に収まり、出入口が広くなります。

ただし、引き戸を設置するときには横にドア2枚分のスペースが必要です。また、開閉時に手指が戸袋に引き込まれることがあるので、注意しましょう。

なお、現在のドアが開き戸タイプのときは、リフォーム工事の際にレールを取り付けなくてはいけません。そのため開き戸から開き戸に交換する場合と比べると、費用が高額になる傾向にあります。

開き戸

開き戸とは、手前に引く、もしくは押すことで扉を開閉するタイプの室内ドアです。扉の前後にスペースが必要なため、ドアの近くに家具や建具などが設置されているときには使用しづらくなります。

開き戸は洋風住宅との相性が良く、洋風のデザインのものが充実しています。玄関やリビングの扉、廊下につながる扉にも、開き戸を使用できるでしょう

また、開き戸はレールや戸袋を設置する必要がないため、比較的リフォーム工事が安価な傾向にあります。デザインの種類も多いので、気軽に部屋のイメージを変えたいときにもおすすめです。

折れ戸

折れ戸とは、ドアが中央部分で折れて開閉するタイプの室内ドアです。前後のいずれかにスペースは必要ですが、開き戸の半分で済むので、あまりスペースがないときでも施工できます。

また、折れ戸は縦のスペースを使って開閉するため、開口部が広くなるのがメリット。車椅子でも通りやすいように洗面所やトイレなどの水回りをリフォームするときは、空間の仕切りとして折れ戸を検討してみましょう。

ただし、メーカーによっては、引き戸や開き戸と比べると選択肢が少なく、希望するデザインが見つからない可能性があります。また、他のドアと比べると構造が複雑なため、リフォーム費用が高額になることが多いです。

室内ドアを交換するタイミングの目安は?

住宅の設備の中でも室内ドアは使用頻度が高く、早期に傷みが見られる傾向にあります。使い方や材質にもよりますが、一般的には約15~20年で寿命になるとされています。

また、寿命がこなくても、傷や塗装の剥がれが見られるときには、早めに交換することがおすすめです。ほかにも、開閉時にきしむ音がするときは室内ドアの交換だけでなく、蝶番部分の修理などの対応が必要です。状況によって工事内容が異なるので、いくつかのリフォーム業者に相談してから依頼しましょう。

【工事内容別】室内ドアの交換費用の相場

室内ドアの交換費用は工事内容によって異なります。それぞれの費用と工期の目安を確認していきましょう。

ドア本体のみを交換する

引き戸から引き戸、開き戸から開き戸のように同じタイプへのドア交換は、比較的安価に工事を実施できます。依頼するリフォーム業者によって取り扱いメーカーが異なるので注意しましょう。

工事費用相場約5万円~20万円
施工期間目安1日

ドア枠と本体を交換する

ドア本体とドア枠をまとめて交換するときは、少し費用が高額になります。また、ドア枠を交換する際には枠周辺のクロスにも手を加えることになる可能性があります。

ドア枠を交換すると、ドアの種類も変更することが可能です。たとえば、開き戸タイプのリビングやトイレのドアを引き戸に交換したいときは、ドア枠もすべて交換することになります。

工事費用相場約10万円~50万円
施工期間目安1日~2日

ドアの表面を張り替える

ドア自体には問題がなく、表面の汚れや傷だけが気になるときは、ドアの表面を張り替える工事を検討できます。価格を抑えてリフォームできるだけでなく、デザインの自由度が高い点も魅力です。

ただし、表面の画材を剥がせないタイプのドアでは、張り替え工事はできません。剥がせるドアなのか、事前にリフォーム業者に確認してもらいましょう。

工事費用相場約4万円~6万円
施工期間目安半日

ドアの修理だけを行う

ドア本体に傷みがないときは、穴や亀裂、蝶番などの問題がある部分だけを修理してもらう方法を検討できます。修繕だけなので、費用も安く抑えられるでしょう。ただし、遠くのリフォーム業者に依頼するときは交通費などがかさみ、高額になることもあるので注意が必要です。

工事費用相場2万円~3万円
施工期間目安半日

壁にドアを新しくつける

リビングなどの広い空間を区切る必要が生じたときは、新しくドアをつけてもらう工事になります。ただし、ドアをつけたい部分に壁の設置が必要なときは、費用が約50万円以上になるので注意が必要です。間取りが変わると住宅の暮らしやすさも大きく変わるので、リフォーム業者としっかり話し合って工事内容を決めましょう。

工事費用相場約20万円~30万円(壁の設置が必要なときは50万円~)
施工期間目安工事内容による

室内ドアの交換費用を安く抑えるコツ

室内ドアの交換費用を安く抑えるためのコツとしては、次のポイントが挙げられます。

  • 地元のリフォーム業者に依頼する
  • カバー工法で交換する
  • ドアの表面だけを交換する
  • 複数の業者に相見積もりをする
  • 最低限のリフォームにする

それぞれのコツを解説します。

地元のリフォーム業者に依頼する

工事費用やドアの実費は安くても、遠くのリフォーム業者に依頼すると交通費がかかり、高額になることがあります。できれば地元のリフォーム業者に依頼しましょう。

ただし、ホームセンターは下請けの工務店に工事を任せることが多いため、中間マージンが上乗せされ、高額になる場合が多いです。また、取り扱うメーカーが限られており、選択肢が狭まることもあるので注意しましょう。

カバー工法で交換する

ドア本体に問題がなく、傷や剥がれなどが気になるときは、ドアを交換せずにカバー工法を検討しましょう。カバー工法とはドアの表面に直接新しい画材を上貼りする施工方法です。費用を抑えられるだけでなく、工事日数も短縮できます

ただし、カバー工法ではドアの厚みが少し増すため、従来のドア枠を利用できなくなることも。リフォーム業者に相談し、他の工法とも比較してから決めましょう。

ドアの表面だけを交換する

カバー工法でドア枠に収まらないときは、ドアの表面の張り替えを検討できます。傷や剥がれもすべてカバーされるので、デザイン性を高めたり見た目を一新したりすることが可能です。

ただし、ドア枠も古びているときや、ドアの表面を剥がせないときには対応できません。リフォーム業者と相談してから、施工方法を選ぶようにしましょう。

複数の業者に相見積もりをする

同じドアに交換する場合でも、リフォーム業者によってかかる費用は変わります。メーカーからの仕入れの際の値引き率や施工費、交通費などの諸経費などは、いずれも業者ごとに異なるので注意しましょう。

納得できる金額で工事を依頼するためにも、複数の業者に相見積もりを取ることが大切です。金額はもちろん、施工内容や今までの工事実績、担当者との相性なども総合的に比較してから業者を決めましょう。

最低限のリフォームにする

リフォーム工事をするときは、業者に他の工事も勧められることがあります。たとえば、トイレのドア交換だけを依頼するつもりが、ドア枠や壁紙、便器などの交換にまで発展することもあるかもしれません。

リフォーム費用を抑えたいときは、目的を明確にし、余計な施工は控えるようにすることが大切です。また、ドア本体などの価格にも注目し、必要以上にグレードの高いものを選ばないようにしましょう。

自分で室内ドアの交換はできる?DIYはおすすめできない

フローリングやクロスの張り替えなどの大がかりなリフォーム工事に比べ、室内ドアの交換は簡単なように思えます。DIYでできるのではないかと考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際のところ、DIYはおすすめできません。少しでも建付けに問題があると、きしみや歪みが生じるだけでなく、部屋の機密性が低下し、快適さが失われることもあるからです。リビングやトイレなどのドア交換が必要なときは、実績豊富なリフォーム業者に依頼しましょう

ドアノブの交換だけならDIYできる場合も

室内ドア全体を交換するのは、DIYでの対応は難しいといえるでしょう。しかし、ドアノブの交換や局部的に浮いた表面画材の修理程度であれば、比較的簡単にDIYで対応することが可能です。

ただし、簡単と思われる工事であっても、万が一、失敗してしまうと再工事をリフォーム業者に依頼することになります。場合によっては材料を2回購入することになり、余計に費用がかかってしまうかもしれません。工事に不安があるときは、無理にDIYをするのではなく、リフォーム業者に依頼するのがおすすめです。

また、リフォーム業者であれば、ドア本体やドアノブなども一般より安くメーカーから仕入れられるので、施工費を加えても、DIYとあまり変わらない費用で対応できることがあります。最初から「リフォーム業者は高い」と決めつけず、まずは見積もりを取ってから判断することが大切です。

ゼヒトモで室内ドア交換・リフォーム業者のプロを探す

室内ドアを交換する際の費用相場やドアの選び方、費用を安く抑えるポイントについて幅広く解説しました。室内ドアには、開き戸や引き戸などさまざまな種類があるため、自分の住宅に合ったリフォームをすることが大切です。室内ドアのリフォームを考えている方は、事前に比較検討してから進めていきましょう。

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