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外壁塗装工事のお金がない時の対策4選!費用を安くおさえる方法も

2023/11/28 2024/03/07
外壁塗装工事のお金がない時の対策4選!費用を安くおさえる方法も

外壁塗装工事には決して安くない費用がかかるため「お金がない!」と困っている方も多いのではないでしょうか。まとまったお金を用意できない場合は、リフォームローンや補助金・助成金の活用を検討するのがおすすめです。

本記事では、外壁塗装工事のお金がない時の対策や施工費用を安くおさえる方法をご紹介します。お得に外壁塗装工事をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

外壁塗装にかかる費用相場

まずは、外壁塗装にかかる費用相場を坪数・塗装面積別にご紹介します。業者に依頼した見積もりが適正かどうかを判断するためにも、事前に確認しておきましょう。

坪数塗装面積費用相場
20坪約79㎡約40~90万円
30坪約119㎡約60~100万円
40坪約158㎡約80~130万円
50坪約198㎡約100~160万円
60坪約238㎡約120~200万円
70坪約277㎡約140~230万円

※坪数は建物の延床面積です


費用相場は、塗料の種類やグレード、色数にも大きく左右されますが、費用相場から50万円以上乖離がない場合は妥当だと判断できます。

塗料製品に応じて適切な塗装量が定められているため、選ぶ塗料によっては費用が高くなる可能性もあるでしょう。

外壁塗装のお金がない時の対策4選

個人住宅で外壁塗装工事を行う場合、平均約60万円以上の費用がかかるケースが多いです。高額な工事費用が必要になるため「お金がない!」と困っている方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、外壁塗装のお金がない時に検討できる4つの対策をご紹介します。

  • リフォームローンを活用する
  • 火災保険の適用を確認する
  • 補助金・助成金制度を利用する
  • 複数業者から相見積もりを取る

それぞれ詳しく解説するので、利用できる対策がないか確認してみてください。

リフォームローンを活用する

外壁塗装にかけるお金がない場合、まずはリフォームローンの活用を検討してみましょう。地方自治体などの公的融資、都市銀行や地方銀行などの銀行、信販会社のいずれかで借り入れができ、まとまったお金がなくても外壁塗装工事が可能です。

「お金がないから」という理由で外壁塗装を放置していると、かえって補修費用がかさんでしまうケースも少なくありません。

リフォームローンは金利がかかるという懸念点はあるものの、少額から施工を開始できるのはメリットと言えるでしょう。リフォームローンを利用する際はローン申請が必要なので、まずは借入先や外壁塗装業者に相談してください。

火災保険の適用を確認する

外壁塗装工事を行う理由によっては、火災保険を適用できる可能性があります。火災保険を適用するための前提条件は「風災・雪災・雹災などの自然災害によって被害を受けた場合の修繕であること」。

たとえば、台風による強風で外壁が剥がれてしまった場合などに、火災保険を適用できます。外壁の劣化などメンテナンス目的で工事を行う場合は、基本的に適用できないため注意してください。

ほかにも、加入している火災保険のプランによっては「被害から3年以内である」「被害額が20万円以上である」といった条件をクリアする必要があります。

詳しい適用条件や補償内容もプランによって異なるため、自宅の外壁に適用できるかを知りたい方は、契約している保険会社に問い合わせてみるのがおすすめです。

補助金・助成金制度を利用する

外壁塗装工事では、お住まいの自治体に応じて補助金・助成金制度を利用できる可能性があります。たとえば東京都なら、新宿区の省エネルギー及び創エネルギー機器等助成制度や目黒区の住宅リフォーム資金助成などを外壁塗装工事で利用可能です。

補助金・助成金制度を活用するには一定の条件を満たす必要がありますが、最大で30万円ほどの補助を受けられることもあります。ただし、申請は先着順としている自治体が多いため、外壁塗装工事が決まったらなるべく早めに申請するのがおすすめです。

また、お住まいの市区町村によっては外壁塗装に使える助成金・補助金制度がない可能性も。まずは、利用できる制度がないか自治体ホームページを確認するところから始めましょう。

複数業者から相見積もりを取る

複数の業者から相見積もりを取ることで、施工費用が安い業者に依頼することができます。見積もりを比較検討すれば外壁塗装の費用相場を把握できるため、悪徳業者に依頼するリスクも軽減できるでしょう。

施工内容は同じでも、業者によって10〜20万円以上の差が生まれることも珍しくありません。お得な業者に依頼するためにも、3社を目安に見積もりを取るのがおすすめです。

また、外壁塗装業者を選ぶ際は、地元の外壁塗装業者に依頼するとよいでしょう。大手のハウスメーカーとは異なり下請けがないため、仲介料をおさえることができます。

外壁塗装工事の費用を安くおさえる方法

お金がない時の対策を実施できない場合は、工事自体の費用をおさえる方法を試してみましょう。

  • 屋根塗装工事と同時に行う
  • 小規模の工事におさえる
  • 閑散期に依頼する

詳しく解説するので、安い費用で施工したいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。

また、以下の関連記事では、外壁塗装の費用相場や施工事例を紹介しています。実際にかかった費用も掲載していますので、外壁塗装の施工事例が気になる方はぜひ参考にしてください。

関連記事:外壁塗装の費用相場

屋根塗装工事と同時に行う

外壁塗装工事は高所での作業となるため、必ず作業員の足場を建設する必要があります。足場代は施工費用の約20〜30%程度と言われており、決して安い価格ではありません。

足場代を節約するためにも、屋根塗装などの足場を組む工事は同時に施工するのがおすすめ。外壁の現場調査と同時に屋根の状況も確認してもらい、施工が必要かどうかを判断するとよいでしょう。

屋根塗装が必要になった場合は、外壁塗装と同時に施工することで、工事費用を約10〜20万円程度安くできます。

小規模の工事におさえる

外壁の劣化状況によっては、工事が部分補修で十分な可能性もあります。「外壁の塗装の一部が剥がれている」「少しのヒビ割れでコーキング工事で対応できる」といった場合は、外壁全体を塗装する必要がないかもしれません。

部分補修にすることで塗装面積を小規模におさえられるので、全体的な費用も安くすることができます。

ただし、劣化している箇所が多いにも関わらず部分補修をしてしまうと、再度全体的な施工が必要になり、かえって費用が高くなる恐れも。部分補修で対応できるかは必ず業者に確認し、あくまでも一時的な費用を節約する方法として検討してください。

閑散期に依頼する

外壁塗装工事の費用を安くおさえたいなら、業者の閑散期に依頼するのもひとつの方法です。

一般的に塗装工事の閑散期と言われるのは、夏(6~8月)や冬(12~2月)の時期。閑散期には、業者が割引キャンペーンを実施しているケースもあるので、お得に施工したい場合はチェックしてみましょう。

しかし、外壁塗装は天候に左右されやすい工事のため、猛暑日の多い夏や積雪の恐れがある冬は、施工が中断される場合もあります。気温や天候によっては施工不良も考えられるので、詳しくは業者に相談するのがおすすめです。

外壁塗装工事のお金がない時のNGな節約方法

最後に、外壁塗装工事のお金がない時のNGな節約方法を解説します。

  • 塗料のグレードを落とす
  • 格安の施工業者に依頼する
  • DIIYで外壁塗装をする
  • 外壁の劣化を放置する

外壁塗装工事のお金がないからといって無理に費用をおさえると、施工不良や事故につながるリスクもあります。安全に施工するためにも、下記で詳しく確認しておきましょう。

塗料のグレードを落とす

施工費用をおさえるために、使用塗料のグレードを落とすのは基本的におすすめできせん。安い塗料はその分耐久性が低いため、塗り直しの回数を踏まえると、結果的に費用がかさんでしまうこともあります。

外壁塗装に使用される塗料は「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」「ラジカル塗料」などが一般的です。それぞれの耐久年数と費用相場を下記にまとめているので、外壁の劣化状況や予算に応じて検討してください。

塗料のグレード・種類耐用年数費用相場/1㎡
アクリル塗料約3~8年約1,300~1,800円
ウレタン塗料約5~10年約1,700~2,500円
ラジカル塗料約8~16年約2,200~4,000円
シリコン塗料約10~15年約2,100~3,600円
フッ素塗料約13~20年約3,600~5000円

一般的には、塗料の価格が高いほど耐用年数も長い傾向にあります。なかには、耐久年数が約20年前後の「ナノテク塗料」や「無機塗料」という塗料もあるため、メンテナンスの頻度を減らしたい方は、業者に問い合わせてみるのがおすすめです。

格安の施工業者に依頼する

「お金がないから」と格安の施工業者に依頼すると、手抜き工事や施工不良の恐れも否定できません。特に「大幅値引き」や「○○費無料」などと謳っている業者は、悪徳業者の可能性もあるため注意が必要です。

格安業者は、安い塗料を使ったり、本来必要な工程を省いたりすることで費用を節約している場合がほとんど。悪徳業者に依頼すると再度修繕が必要になり、最終的に費用が高くついてしまうこともあるでしょう。

施工業者に依頼する際は、見積もりの価格だけでなく、施工内訳や使用塗料、保証内容などを確認することが大切です。

DIYで外壁塗装をする

外壁塗装工事には専門的な知識や技術が必要なので、自分でDIYを行うのは厳禁です。仮にホームセンターなどで塗料や道具を揃えられても、下地処理や補修作業などを素人が行うのは容易ではありません。

また、外壁塗装は高所での作業となるため、誤って転落し怪我をしてしまうリスクも十分考えられます。外壁塗装の塗料は適切に塗布することで性能を発揮するため、外壁塗装を長持ちさせるためにも専門業者に依頼するようにしてください。

外壁の劣化を放置する

外壁の劣化を放置していると、さまざまな弊害を招く恐れがあるため注意が必要です。そもそも外壁塗装の工事は「雨や風といった外的要因から住宅の骨組みを守る」ために実施します。

外壁のひび割れやコーキングの剥がれを放置していると、雨漏りやカビ、シロアリなどの被害が出る可能性も。外観が悪くなるだけでなく、住宅の耐久性が失われ、危険な事故につながることもあり得るでしょう。

お金がないからと工事を先延ばしにしておくと、さらなる修繕費用が必要になる場合もあるため、劣化を見つけたら早めに工事を依頼するのがおすすめです。

ゼヒトモで外壁塗装工事業者のプロを探す

本記事では、外壁塗装のお金がない時の対策と工事費用を安くおさえる方法をご紹介しました。安心して施工するためには、複数業者に相見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。

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