徳島県におけるブロック工事業者の依頼例
ブロックは、ひび割れの補修や塗装だけであれば低費用のリフォームが可能です。例として、幅は6メートル、高さは1.3メートル、施工内容は古いブロック塀撤去から新ブロック塀取り付けで工事料金は約40万円です。別の例では、幅は2メートル、高さは80cm、施工内容は古いブロック塀撤去から新ブロック塀取り付けで工事料金は約15万円です。また他の例では、幅は6メートル、高さは1.2メートル、施工内容はクラック補修とモルタル塗りで工事料金は約18万円です。
ブロック工事の料金は、ブロックを積むための料金、ブロックを撤去するための料金、新しいブロックの料金などの合計から構成されます。
ブロック工事、ブロック塀の工事は、工事当初は大掛かりです。2018年にはブロック塀が倒壊して幼い命が奪われる痛ましい事故も発生しました。工事には、重機が必要なこともあります。しかし一度できると30年ほどは使い続けることができます。日本建築学会の調査ではブロック塀の耐久年数は約30年程度と言われています。 対して生垣などは、見た目は四季折々の美しさを楽しむことができますが、落ち葉や花が枯れる時に落ちてしまうなど、日々のお手入れはブロック塀よりも大変です。ブロック塀や生垣の他には、フェンスなどの選択肢もあります。どれが自宅に最も合うか、家族で話し合って決めたいですね。
数社から見積もりを取り、見積書を比較して最終的に1社に絞って、ブロック工事を依頼しましょう。契約書を取り交わして、支払い条件に沿って支払いを行い、工事が行われたら完了です。
ブロック工事の中でも「今あるブロック塀を壊す」作業が発生する場合、業者が工事に着手する前後でご近所に挨拶をしておきましょう。重機などを使用して大きな音が発生してしまうためです。
作業と小項目がきちんと記載している見積書を作成してくれる工事業者は信頼できます。工事によっては一概に内訳を書ききれない工事もありますが、ブロック工事においてはあまり細かな項目や特殊な作業も発生しづらいため、Aの作業にいくらかかる、Bの作業にいくらかかる、Cの作業にいくらかかると内訳を記載することができます。
「見積書を作成した業者が作業をする」場合と、「見積書を作成した業者は営業と見積書作成の担当のみ、実際のブロック工事作業は別の作業会社が作業をする」場合では、中間の手数料が発生して、金額が割高になることも。専門用語で「中間マージン」などと呼ばれます。見積書は複数の業者から複数枚手に入れて、比較することが大切です。
また、施工内容が正しいのか、「昨今話題の『ブロック塀の倒壊』のような事態を起こしたくないが、施工は問題がないか」などを業者に質問するといいでしょう。
自治体がブロック塀の撤去費用を助成してくれることもあります。お住いの市区町村で確認してみましょう。耐久性が低くなってしまったブロック塀は東海の可能性も高く、危険です。ブロック塀の修繕や工事を検討している方は、撤去して、フェンスなどに変更することも検討してもいいでしょう。