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洗濯機のカビ取り方法とは?おすすめの掃除道具別に方法を紹介!

2017/06/17 2022/11/09
洗濯機のカビ取り方法とは?おすすめの掃除道具別に方法を紹介!

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梅雨の季節に入ると、カビが気になる方も多いでしょう。

カビはお風呂場や窓などに生えていしまうイメージがあるかもしれませんが、洗濯機の中に生えてしまうしまうこともあります。

気を抜くとドラム式洗濯機の裏側がカビだらけになってしまうことも、実はよくあることなのです。

そこで今回は、おすめの掃除道具別にカビ取り方法を紹介します。

どのようにカビを取れば良いのか知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

洗濯機のカビ取りに使える!おすすめ掃除道具5つ

洗濯機 カビ カビ取り 掃除道具

まずは、洗濯機のカビを除去するための頼れる仲間であるおすすめの掃除道具を5つをご紹介します。

いずれも手軽に手に入ります。

1.酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)

洗濯機のカビ除去だけでなく、茶碗の茶しぶを取ったり、ふきんの殺菌やパイプ周りの掃除など、キッチン周りにも威力を発揮する万能道具です。

酸素系漂白剤とは、炭酸ナトリウムNa2CO3 と、過酸化水素H2O2が2:3 の割合で混在してできた、過炭酸ナトリウムNa2CO3·1.5H2O2 です。

重曹と混ぜると、しつこい汚れに効果的なペーストを作ることができます。

ドラッグストアや楽天、アマゾンなどのインターネットでも購入でき、1キロあたり、およそ500〜600円程度です。

2.洗濯槽クリーナー

洗濯槽をきれいにすることに特化したクリーナーです。

液体タイプ、錠剤タイプ、ティーバッグタイプといろいろあります。

また、縦型洗濯機にも使えるのか、ドラム式洗濯機にも使えるのか、確認しましょう。

さらに、塩素系と酸素系の2種類があります。

塩素系は、汚れ落としの面では劣るものの、殺菌効果の面では酸素系を上回ります。

酸素系は、酸素系漂白剤と同じく過炭酸ナトリウムが原料で、汚れ落としは塩素系よりも評判が良いようです。

最初に酸素系クリーナーで汚れを落としてから塩素系クリーナーで殺菌すると、より念入りに綺麗にすることが可能です。

値段は500円程度のものから2,000円前後まで、幅広くそろっています。

なお、洗濯槽クリーナーはドラッグストアかネットショッピングで購入できます。

3.オキシクリーン

コストコで購入できると人気の万能洗剤「オキシクリーン」、は洗濯機のカビの除去にも使えます。

過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムのオキシクリーンは、とても強力な洗浄作用を持っています。

普通の洗剤では落としづらい洗濯槽の汚れも、オキシクリーンを使うとらくらく浮かび上がってくると評判です。

明るい水色のパッケージで、コストコで購入すると5キロで1,500円ほどであり、他と比べて安価に購入できます(価格はコストコ店舗や時期によって変動の可能性もあります)。

他にドラッグストアや、ネットショッピングでも購入可能です。

4.お湯

水よりも、お湯の方がカビをはじめとした汚れを浮かび上がりやすいという特徴があります。

お湯の温度の目安は40度から50度のあいだであり、お風呂よりもちょっと熱めの温度が目安です。

5.ネット

ネットは、水面に浮いてきたカビをすくい取る際に使います。

100均といったところで販売しているようなものでも良いため、ネットを1本準備しておきましょう。

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掃除道具別!洗濯機のカビ取り方法

洗濯機 カビ カビ取り 掃除

おすすめの掃除道具を紹介した上で、それぞれどのように使っていくのか見ていきましょう。

1.酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使った洗濯機のカビ取り方法

洗濯機のカビ除去にはお湯10リットルにつき、100グラムを目安にしてください。

3分間洗濯機を回してから、少なくとも3時間程度はそのまま放置しましょう。

時間が経過したら、 ネットを使用して汚れを取ります。

再び3分間洗濯機を回し、脱水します。

この一度の工程では取りきれない可能性があるため、もう一度は洗濯物を入れず、空の状態で洗濯機を回してください。

2.洗濯槽クリーナーを使った洗濯機のカビ取り方法

洗濯槽クリーナーに関しては、まず洗濯機の電源を入れてクリーナーを投入します。

次に高水位まで給水し、標準コースで洗いましょう。

この際、洗濯機に槽洗浄コースがあるなら、その機能を使って洗えばOKです。

もし塩素系の洗濯槽クリーナーを使うのであれば、衣類が色落ちする恐れがあるため、再度洗濯機を回して完全に洗濯槽クリーナーを落とすようにしましょう。

3.オキシクリーンを使った洗濯機のカビ取り方法

オキシクリーンの場合、洗濯槽に50度程度のお湯を貯めてオキシクリーンを入れます。

入れる量に関しては、日本版だとお湯4Lに対してオキシクリーン約28gで、アメリカ版はお湯4Lに対して付属の計量スプーンのメモリ2~4の分量で調整して入れましょう。

その後、洗濯機を回して6時間ほど放置します。

放置する間、洗濯槽のフチや洗剤投入口をオキシクリーンと水を混ぜたものをつけながらブラシで磨くと、効率的に掃除できます。

排水する際は、浮いてきた汚れをネットですくって取り除いてから排水しましょう。

最後に通常コースもしくは槽洗浄コースで再度洗濯機を回して、汚れをネットですくえばOKです。

4.お湯を使った洗濯機のカビ取り方法

洗濯機のカビ除去の場合、お湯を高水位までいっぱいに入れます。

洗濯機のカビ除去にお風呂の残り湯は使わず、新しいお湯を使いましょう。

残り湯には皮脂や汚れが溶け出ている可能性があるためです。

その後、酸素系漂白剤や洗濯槽クリーナーを入れて槽洗浄コースを押して回しましょう。

5.ネットを使った洗濯機のカビ取り方法

洗剤を入れて数時間浸け置きにしておくと、黒や茶色のカビのカスが浮かび上がって来るため、その汚れをすくいとる作業に使います。

手間がかかる作業であることから、ネットは大きめのものを用意するのがおすすめです。

夏の縁日の金魚すくいやスーパーボウルすくいで使用するような小さなものではなく、水面をガバッとすくえるような大きなもののほうが効率よく作業できます。

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洗濯機のカビ取りをする際のポイント

洗濯機 カビ カビ取り ポイント

洗濯機のカビ取りをする際には、いくつかのポイントがあります。

簡単にまとめると次のとおりです。

  • 縦型洗濯機とドラム式洗濯機の掃除場所を覚えておく
  • カビが出続ける場合は別の洗濯槽クリーナーを使う
  • 洗剤の用量を守って使う
  • 洗濯機に湿気をこもらせない
  • 洗濯機のカビ取りに重曹を使わない

それぞれどのようなものなのか、1つずつ見ていきましょう。

ポイント①縦型洗濯機とドラム式洗濯機の掃除場所を覚えておく

縦型洗濯機とドラム式掃除機は掃除する箇所が異なっているため、カビ取りしようと思っても見逃している箇所があるかもしれません。

そのため、持っている掃除機に合わせてどこを掃除すればよいのか把握しておきましょう。

なお、簡単にまとめると以下の通りです。

  • 縦型洗濯機:洗濯槽・洗剤投入ケース・糸くずフィルター・防水パン・排水口
  • ドラム式洗濯機:洗濯槽・洗剤投入ケース・糸くずフィルター・防水パン・排水口・乾燥フィルター・ドアのゴムパッキン

ポイント②カビが出続ける場合は別の洗濯槽クリーナーを使う

もし洗濯槽を掃除してもカビが出続けるのであれば、別の洗濯槽クリーナーを使ってもう一度洗浄しましょう。

特にオキシクリーンといった酸素系クリーナーを使った場合、カビの根まで取り除けていない可能性があります。

そもそも酵素系のクリーナーと塩素系のクリーナーには違いがあり、酵素系のクリーナーが固まっている汚れを取り除くことに秀でており、塩素系のクリーナーは除菌する能力に秀でています。

ただし、酸素系クリーナーの場合はドラム式洗濯機だと使用できない洗剤が多いため、注意しましょう。

ポイント③洗剤の用量を守って使う

洗濯槽クリーナーといった洗剤は、必ず容量を守って使うようにしましょう。

洗剤は多ければ多いほど良いというわけではなく、むしろ多すぎると溶け残りが発生してしまい、カビの栄養源となる恐れがあります。

だからこそ、洗剤を使う際は必ず説明を読んだ上で使うようにしましょう。

ポイント④洗濯機に湿気をこもらせない

日頃からカビが生えにくい洗濯機にするためにも、洗濯機に湿気をこもらせないようにしましょう。

具体的には、汚れた衣類は洗濯機に入れっぱなしにしないようにしたり、洗濯機のフタをできる限り開けておいたりなどが挙げられます。

カビが生えにくい状態にすることで、きれいな洗濯機を保ちやすくなり、今後の掃除もしやすくなるでしょう。

ポイント⑤洗濯機のカビ取りに重曹を使わない

洗濯機のカビを取る際、「重曹を使うのはどうなの?」と思う方がいるかも知れません。

確かに重曹なさまざまな掃除の際に役立ちますが、洗濯機のカビ取りにはあまりおすすめできません。

理由として、重曹を使うことで洗濯機が故障してしまう恐れがあるためです。

詳細に関しては以下の記事で紹介しているため、詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。

洗濯機の掃除で重曹を使うと故障する?正しい掃除方法を紹介

ゼヒトモで洗濯機の清掃を依頼

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洗濯機のカビ除去は、1ヶ月に1回程度の頻度で行うことが理想です。

もしこれまであまり掃除をしてこなかった洗濯機は、クリーナーを投入した後のすすぎは1回ではなく、2〜3回は行った方がいいかもしれません。

なお、自分で掃除してもカビの除去ができない場合には、洗濯機のプロに依頼してみましょう。

ゼヒトモにはたくさんの洗濯機のプロがいます。いくつかの質問に答えることで、あなたにピッタリのプロを紹介します。

ぜひ、ゼヒトモから自分に合う洗濯機のプロを見つけてみましょう。

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2022/10/17
洗濯機が故障する3つの原因と症状と対応法!

洗濯機は私達の日常生活に欠かせない電化製品ですが、もし故障してしまったら大変です!? 世帯普及率が99%を超えると言われる洗濯機。 クリーニング店やコインランドリーなども数多くありますが、毎日出る洗濯物を処理するにはお金も手間もかかります。 大型家電に分類される洗濯機は、すぐに買い換えられるモノでもありません。お宅の洗濯機、不調のサインなどは出ていませんか? 洗濯機が故障した時の症状や買い替えのタイミングなどを交えながら、洗濯機の故障の原因と症状、対策をご紹介していきます。 洗濯機が故障した時によくある症状 1. 洗濯機から異音がする、音がうるさい 洗濯機が故障した際は、ほとんどの機種でエラーコードがでます。そのため、どの箇所がおかしいのか瞬時に判断できるようになっていると思います。しかし、エラーコードが出なくても音が非常にうるさい、前よりもうるさくなった、異音がするなどの症状が出たら、故障のサインかもしれません。 2. 洗濯機の脱水、排水ができなくなる 脱水できていない、排水できずにエラーになってしまうといった症状が洗濯機の故障で多々見られます。途中で止まってしまうときは、エラーコードを確認して、どこが故障しているのか調べましょう。 3. 洗濯槽の洗濯物が回らない 洗濯機は普通に動いてるように見えるのに、いざ終わってみれば全然洗濯されていない。洗濯槽に異常があるとき、そんな症状があらわれます。 洗濯機が故障する原因 1. 洗濯機の設置状態が悪い 洗濯機が故障する原因の一つに、設置の不具合があります。排水溝の関係でかさ上げしているなど、洗濯機が傾いているのに気づかないケースがあります。洗濯機が水平になっていない状態で使用すると、洗濯槽のバランスが崩れて故障の原因になります。 2. 洗濯機の排水ホースや排水部分が詰まっている 洗濯機にはゴミとりのネットやフィルターがついていますが、小さいゴミやホコリなど全てをとりきれるわけではありません。そんなゴミが排水ホースに詰まってエラーが起こるのも良くあるケースです。 3. 洗濯機のプロペラ部分のパルセーターが壊れる 全自動洗濯機で洗濯物を回している、下のプロペラ部分をパルセーターと言います。ここが壊れることによって、洗濯物が回転しなくなります。高速で回転している場所なので、負荷がかかり、壊れやすい部分でもあります。 4. ヘアピンやティッシュ、泥・・・故障させやすい使用状況が続いてしまった 洗濯物と一緒に小銭やヘアピンなどの金属を洗ってしまったり、ポケットにメモやティッシュを入れたまま洗ってしまったりしたことはありますか? 金属小物は、布製品の洗濯をするための洗濯機にはふさわしくない異物です。 メモやティッシュは水でふやけて汚れになりますが、量の多い、形も大きな汚れです。そのほか、泥や砂など、汚れがひどい洗濯ものを下洗いなどもせずにそのまま洗濯機につっこんでしまうような状況が継続したりすると、ホースや洗濯機パーツの詰まりが故障に繋がることもあるかもしれません。 洗濯機が故障した際の対応策 1. エラーコードが出る洗濯機は、エラーコードから対応する 最近の洗濯機はコンピューター制御されているものが多く、コンピューター制御されている洗濯機は自分で直せる箇所が少ないです。洗濯機が故障したかもしれない、何らかの異常があると感じ取った際には、ほとんどの洗濯機でエラーコードが出ます。 そのコードを取り扱い説明書で確認し、異常の箇所を調べ、必要に応じて販売店やメーカーに電話しましょう。必ず聞かれるため、忘れないようにしましょう。 2. 排水エラーは詰まりが原因かも 排水のエラーが出た際は、排水ホースなどの詰まりが原因かもしれません。一度排水ホースを取り外し、詰まっているようならゴミを取り除けば直るでしょう。 何も詰まっていないのにエラーが出るときは、排水弁などの故障が疑われます。販売店やメーカーに電話しましょう。 3. 洗濯機のパルセーターは自分でDIY交換できる 洗濯物が回らない場合の対処法は、洗濯層の下にあるパルセーターをドライバーで外して確認しましょう。溝が磨り減って、空回りしている可能性があります。このパルセーター、業者に頼むとそれなりのお値段になるのですが、やろうと思えば、自分で交換できます。お使いのメーカーと型番を確認して、楽天などのインターネットショップで注文しましょう。 ショップのサイトには交換方法の記載があるので、自分でできそうならチャレンジしてみるのもいいかもしれません。 洗濯機の買い替えのタイミングは? 1. 洗濯機を8年以上使って寿命かも 洗濯機を買い替えるタイミングの目安として、8年以上使っているのなら買い替えを検討してみても良いと思います。ご家庭によって使用状況が変わってきますので、洗濯機の寿命は一概に何年とは言えませんが、メーカーの部品保有期間は約6~8年と言われています。大きな異常はなくとも、少しでも劣化を感じるような場面があれば、買い替えてもいいかもしれません。 部品保有期間を過ぎると、修理したくても部品がないケースもあります。8年程度が一つの区切りだと考えていいでしょう。 2. 他の大型家電を買い換えるとき同時に! 他の大型家電を買い換えるのに、洗濯機も買い換えるの?そんなに予算はない!ということもあるかもしれません。確かに家電を2台新調するのは家計へも少なからず影響があるかもしれません。しかし家電量販店にとっても、大型家電を2台買い換えるお客様というのは上顧客です。 春の新生活シーズンには家電がセットで割引になっていることもありますし、「セットで買うからもう少し割引にならない?」などと交渉の余地もあり、かなり安く買えるなんてこともあるかもしれませんよ。 新製品・新機能製品が出たタイミングで1つ前の型を買う 新製品が出ると、ほぼ必ずと言っていいほど、旧式のものが値下がりになります。当然機能は新しくなっているのですが、さほど大きく違わないことも多々あります。 新製品が発売されたタイミングで、安くなった準新型に買い替えを検討してみるのはいかがでしょうか。 最後に […]

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縦型洗濯機の設置手順とポイント4つ

日々の生活に欠かせない洗濯機。一度設置してしまうと、動かす機会はほとんどありません。そのため、引越しや買い替えなどで新しく洗濯機を設置する時に、手順を忘れてしまい手間取ってしまうことも。 スムーズな設置が出来るように、気をつけたいポイントを交えながらご紹介していきます。 洗濯機の設置をする前に確認しておきたいポイント4つ 1.買い替えの場合は、古い洗濯機の処分をする 洗濯機を家電量販店などで買い替える場合、そのお店によって古い洗濯機を処分してもらえるケースが多いです。また、設置も無料で行ってくれたりもしますので、「下取りはしてくれるのか」「設置無料か」などを事前に調べたり、店員さんに尋ねてみるといいでしょう。 リサイクルショップやインターネットオークションなどで購入する場合は、古い洗濯機は自分で売る、処分します。洗濯機などの大型家電製品の処分方法は各自治体によって異なるため、お住まいの自治体の方法を確認しましょう。 2.新規購入の場合は、設置場所を確認する 設置台 新しく洗濯機を購入する際に気をつけたいのは、その設置場所。大抵の集合住宅では、洗濯機の設置場所が決められており、設置場所には水漏れ防止の防水パンが取り付けられています。 この際、洗濯機と防水パンのサイズが合わないと上手く設置できず、思わぬトラブルの原因となる恐れがあるので、新規購入の際は洗濯機と防水パンのサイズが適切であるかを事前に確かめておきましょう。新築物件であれば問題ないことの方が多いですが、築年数が古いほど、防水パンの型も古いことがあるため注意しましょう。 蛇口の形状 給水ホースを取り付ける蛇口も、各ご家庭によって様々な形状があります。通常の蛇口、簡単に取り付けられるように止め具がついている蛇口、止水タイプの蛇口などがあります。どのタイプが設置されているのか、買おうとする洗濯機が設置できる形状なのかは事前に確かめておきましょう。 排水ホースの取り付けができそうな高さや幅があるか 排水ホースを通す排出口の場所も、各ご家庭によって様々です。一般的には洗濯機の横にあるケースと、洗濯機の真下にあるケースがほとんどです。 排水口が横にある場合、洗濯機を置いたときに排水ホースを取り付けられる幅はあるか。下にある場合は、十分な高さが確保できているかを確認しましょう。 アース線について 多くの家電には、漏電防止のアース線が備わっています。設置場所のコンセントプラグの下にアース線を取り付ける部分があるので、設置の際は忘れずに取り付けましょう。 3.必要なパーツや道具について 別売のパーツが必要な場合 洗濯機を設置するにあたって、別売りのパーツが必要となる場合があります。主に、蛇口にとりつける金具。真下に排水口がある場合にとりつける排水管に、高さを確保するためのかさ上げ用のパーツなどがあります。 その他、排水口にはL字のエルボと呼ばれる部品が必ず設置されているのですが、このエルボを前の住人が持っていってしまったりなどで、装着されていないケースもあります。管理会社に問い合わせるか、お急ぎであれば家電量販店でも購入できます。 他にも、必需品ではありませんが洗濯機の振動を吸収する吸音パットなどもあります。音が気になる方は取り付けてみるのも良いかと思います。 設置に必要な工具 縦型洗濯機を設置するのに、特殊な工具は必要ありません。しかしアース線の取り付け、蛇口と給水ホースを繋ぐための金具の取り付けのため、普通のプラスドライバーを一本準備しておきましょう。 4.洗濯機の設置を業者に頼む場合の設置費用 洗濯機の設置を業者に依頼する場合は、3,000~5,000円ほどの設置費用がかかります。お住まいの階数やエレベータの有無、作業が困難な設置場所によっては1万円を超える費用になるかもしれません。 5.引っ越し前後の場合は水抜きが必要 もしも引っ越し前後で洗濯機を移動させる場合、引っ越し前には水抜きが必須です。 手順については以下の記事に詳しくまとめてあるので、よければ参考にしてみてください。 >> 洗濯機を点検!引っ越し前後に必ず行う水抜き作業手順【誰でもできる】 \  あなたの近くにいいプロいます♪ / 難しくない!縦型洗濯機の設置手順 設置時間は、順調に進めば20〜30分程度、手間取ってしまっても60分もかからずに設置できます。 1.洗濯機を置く 排水口の位置にあわせ、排水ホースの位置を合わせます。洗濯機内部にある排水ホースは、簡単に左右の切り替えが出来るようになっています。ご家庭の排水口の位置に対応した方向に合わせましょう。真下に排水口がある場合は、対応した排水管をセットしておきましょう。 次に、あらかじめ設置してある防水パンの上に洗濯機をセットします。縦型洗濯機はそれほど重量はありませんので、一般男性なら設置出来るでしょう。 この際、壁との隙間を十分に開けて設置します。あまり壁に密着しすぎると、洗濯機の振動によって壁と接触し、騒音や故障などの原因となります。吸音パットを使う場合は、事前に敷いておきましょう。 2.排水ホースを取り付ける 洗濯機内部から適切な長さに取り出した排水ホースと、排水口から外した排水エルボを接続します。止め具がついているので簡単に接続できます。 この際、排水ホースとエルボのサイズが不安定な場合は、そのまま繋いでしまうと水漏れの原因となります。サイズが不安定、もしくはサイズは丁度良いけれど水漏れが心配な方は、ビニールテープなどを巻き補強しましょう。 接続が完了したら、排水口にエルボを差し込んで完了です。 3.蛇口と給水ジョイントをつなぐ 次に、蛇口と給水ジョイントを繋ぎます。ワンタッチ金具のついていない蛇口が主流になってきましたが、ついていない蛇口であれば事前にご自身で金具を取り付けておきます。取り付けるのは四つネジニップルという金具で、名前の通りネジが四つついています。 中にあるゴムパッキンに蛇口の先端が入るように、四つのネジを緩めます。蛇口がしっかりとパッキンと接着したのを確認し、ドライバーでネジを締めていきます。 この時気をつけたいポイントは、蛇口と金具がしっかりと水平になっている事です。水平に固定されていないと、水漏れの原因になります。一つを一気に締めるのではなく、四つのネジを均等に、交互に調整しながら締めていきましょう。 また、あまり強く締めすぎるのもNGです。強く締めすぎると蛇口が変形し、水漏れの原因になります。無理に締めすぎず適度に締めましょう。 蛇口と給水ホースを繋いだら、反対側を洗濯機と繋ぎます。工具は必要なく、簡単に接続できるでしょう。 4.アース線を取り付ける 続いてアース線をとりつけます。ご家庭によって端子の形が違い、差し込むだけのワンタッチ方式と、ネジ式のものがあります。ネジ式はドライバーでネジを緩めると、中の金具に隙間が出来ますので、その隙間にアース線の先端を挟み、再びネジを締めるだけで完了です。 5.試運転をする 最後に、正常に接続されているか確認するために試運転をしましょう。ゆっくりと蛇口を開き、給水ホースから水が漏れていないのを確認後、洗濯機の電源をいれて給水します。その後排水をして、排水ホースから水が漏れていなければ完了です。 ゼヒトモで洗濯機クリーニングのプロを探す 洗濯機を清潔に使うためには、定期的な掃除が必要です。ですが、こまめに掃除するのも大変ですよね。そんなときは、ゼヒトモから洗濯機クリーニングのプロを探してみませんか? […]