参考事例① 浮気調査 依頼者は、40代の専業主婦である。夫は、企業に勤めるサラリーマンである。仕事がとてもハードなため、毎日の帰宅が遅いのは仕方がないと思っていた。しかし、最近メールの使用頻度が高くなり、深夜や休日にも携帯電話しきりに気にするようになった。夫の行動に不審を感じた妻からの浮気調査依頼である。 依頼内容 配偶者の浮気調査（行動調査から不貞行為の確認） 調査 事前打ち合わせの結果、夫の退勤時から尾行調査することとなった。勤務先はオフィスビルで、１７時を過ぎると複数ある出入口から数多くの社員が退勤していたが、夫は終電間際では最寄り駅に一番近い出入り口から、ビルの施錠後では夜間通用口から出ることが判っていた。夫はどこにも立ち寄らずまっすぐ帰宅しており、浮気をしている様子は感じられない日が続いた。 しかし、調査最終日である１０日目の帰り道、珍しくメールをしていたのである。夫が最寄り駅の改札を抜けると同時に携帯が鳴り、楽しそうに話をしている。会話の中に「じゃ、○○駅に今週の土曜日ね」という言葉が聞き取れた。 その結果を依頼者に報告したところ、再度その日に調査を行うこととなった。 結果 その日の夕刻、普段とは異なる出入り口から出る夫を確認した。 かなり時間を気にしている様子で駅へと向かい、電車に飛び乗ったのである。 ある駅で降車した夫は、駅前の喫茶店へと早足に入って行った。 30分後、夫は女性と楽しげに会話をしながら出てきた。その後はその女性と食事をし、市内のラブホテルへ向かった後、駅にて別れたのである。（不貞行為） 典型的な浮気調査の一例である。
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