Q.コレペティトゥーアとは何ですか? A.オペラ歌手をコーチするピアニストのことです。必須要件としてイタリア語、ドイツ語等、多言語に堪能、オーケストラ・スコアから譜読みができてオーケストラの音色をピアノで出せることなどが求められます。曲の全体から細部に至るまでを把握する、総合的な理解力が必要です。かつての名指揮者フルトヴェングラー、カラヤンなどはそのキャリアをコレペティからスタートしました。指揮者への通過点でもあったのです。 Q.声楽もピアニストの佐藤さんが指導するのですか? A.とてもよく聞かれることです。私自身もウィーンに行くまではピアノ科の生徒にはピアニストが教え、声楽科には声楽家がコーチにつくのが当たり前のことだと思っていました。しかしクラシックやオペラの本場では、ピアニストが声楽の指導をするのが当たり前になっています。勿論、そのための勉強は必要ですし、コレペティトゥーアの資格もその一つです。
【生徒様の声】 人生初のトライ M.Tさん(バリトン/60代) 「今のはこの音よ」。佐藤先生がたたくピアノのキーから出た音は、とても私の体から出たとは思えない高い音だった。 ちょっとしたきっかけでレッスンを受け始めて約4年。佐藤先生のレッスンは、まず発声法から始まる。このお陰で私は、「生まれて初めて出した高音」を3回ほど更新することができた。驚くのは、先生の耳の良さだ。発声している本人が意識していない音の表情を、的確に聴き分けて指導してくださる。これが、発声練習後の歌に効いてくる。 未だに楽譜を読めず楽器も弾けない私が、先生に背中を押されて、声楽コンクールに出場するようになった。中学2年生のときにベートーヴェンと出会って以来、音楽を聴くことは私の人生の大きな喜びであった。還暦を過ぎた今、私は、音楽を表現する喜びを味わいかけている。
基礎から丁寧に指導いたします。
その他特長などの紹介
【声楽クラス】 呼吸法、発声法の的確な指導と卓越した伴奏技術であなたの歌唱力を引き出します。 ①本格的なピアノ伴奏で楽しく歌ってみませんか 音楽の都ウィーンでコレペティトゥーアとして活躍した佐藤和子が、ウィーン式呼吸法、 発声法を交えて、丁寧に歌唱指導いたします。 50分〜90分のコースがあり、グループレッスンも承ります。 ②音大生からコンクールを目指す方まで ワンランクアップしたい、高音の出し方に納得いかない…など現在のテクニックを変えてみたい方には 目的を絞り込んだレッスンもいたします。 ③声楽アンサンブルコース 少人数での声楽アンサンブルを楽しみませんか? ソロでは味わえない美しいハーモニーを作り出す楽しさがアンサンブルの魅力です。 基本は60分コースで、専属ボイストレーナーによる呼吸法、発声の指導もあります。 詳細はこちら:http://www.felicetasti.com/class.html