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バイオリンを大人になって始めたい。初心者が押さえたい練習方法とは

2021/08/29 2021/09/16
バイオリンを大人になって始めたい。初心者が押さえたい練習方法とは

優雅で気品ある音を奏でる楽器、バイオリン。大人になってからその魅力に気づき、始めてみたいと思う方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、大人になってバイオリンを始める時に押さえたいポイントや、バイオリンを選ぶ時の注意点などについて詳しくご紹介します。

目次

バイオリンは大人からでも始められる?大人からバイオリンを始めるメリットバイオリンを購入する際の4つのポイント
  1. メーカーで選ぶ
  2. 必需品を購入する
  3. 専門店で買う
  4. 安物は買わない
  1. 弓を動かすボウイングの練習
  2. 指で押さえるフィンガリングの練習
  3. 楽曲練習
忙しい大人でも効率よく上達させる3つのポイント
  1. 音源を聞く
  2. 自分が弾いた音を聞く
  3. 毎日少しずつ練習を続ける
初心者におすすめの学び方
  1. バイオリン教本を参考にする
  2. Youtube動画で学ぶ
  3. バイオリン教室に通う
まとめ

バイオリンは大人からでも始められる?

バイオリンは、大人からでも十分に上達が可能です。限られた時間で上手になるには、しっかり目標設定をして練習をすることが一つのポイント。最近では、バイオリンの教則本や練習動画も充実しているので、独学でも十分に学ぶことができます。より効率を求めるのであれば、プロのバイオリン講師から教わるのも良いでしょう。


大人からバイオリンを始めるメリット

大人になってから始めるバイオリンには、実はこんなメリットが。

論理的に考えて学ぶことができる

大人は学校や仕事で培った「考えて学ぶ力」を練習に活かし、バイオリンを論理的に理解して学ぶことができます。バイオリンを「どのような順序で練習すれば、効果的に技術を伸ばせるか」と、論理的な道筋を立てて練習法を考えることで上達が早くなります。


楽器を買い足す必要がない

子供は、子供用のバイオリンを自身の成長に合わせて、買い替える必要があります。 しかし、大人から始める場合、バイオリンを何度も新調する必要はありません。 ただし、半年~1年ほどでバイオリンの弓の毛は交換する必要があります。使い続けていると表面がつるつるになるなど、音色が変化します。



バイオリンを購入する際の4つのポイント

いざ始めようとした時に、まず気になるのはバイオリンの選び方。この項では、バイオリンを購入する際に押さえたい4つのポイントを紹介します。


1.メーカーで選ぶ

バイオリンは多くのメーカーがあり、一つに絞るのは悩ましいもの。 特に希望がない場合は日本製をおすすめします。値段は多少高いですが、高品質なので、一度購入すれば長く使えます。代表的な日本製品は、ヤマハ、スズキ、ピグマリウスなどがあります。


2.必需品を購入する

バイオリンを弾くためには、

1.音を鳴らす弦
2.チューニングに必要なチューナー
3.持ち運びに必要な専用ケース

などが必要です。バイオリン単体ではなく、これらの必需品を一緒に買うようにしましょう。これらのセットは楽器店で販売しています。


3.専門店で買う

バイオリンはバイオリン専門店で購入することをおすすめします。専門店は購入後のサポートが充実しているので安心です。

クロサワバイオリン

全ての店舗にリペアマンが常駐しており、定期的に無料点検会を実施しています。

イル ヴィオリーノ マジコ

パーツごとの修理や調整・クリーニングをお願いできます。


4.安物は買わない

バイオリンは安いものでは1万円程、高いものは数千万円かかります。ここでは5万円程の品を購入することをおすすめします。

理由は、1万円台だと、品質が悪くチューニングが上手くいかない可能性があるからです。5万円以上であれば品質の高いメーカーのバイオリンを購入することが可能であり、使い方によっては10年以上保ちます。

そのため、大人から始める場合は、最低でも5万円以上のバイオリンの購入をおすすめします。 予算に余裕がある方は30万円以上のバイオリンを購入するのも良いかもしれません。

安物と比べると、音色が全く違うため、一生使い続けたいというものが購入できるでしょう。さらに、「せっかく高級品を買ったから、練習をしなきゃ!」と気持ちを奮い立たせることにもつながります。

バイオリンの購入に気が引ける方にはレンタルをおすすめします。例えば、YAMAHAが運営する音レント、島村楽器、日本バイオリンが提供するレンタルサービスがあります。気に入った楽器は購入することも可能です。レンタルで試してから購入できるのは安心ですね。


バイオリン初心者におすすめの練習方法

バイオリンを購入したら、早速練習を始めます。まずは基礎練習をしてみましょう。


弓を動かすボウイングの練習

美しい音色を奏でるためには、右手で弓を動かす練習が欠かせません。しかし、いきなり弓の全てを使って音を響かせることは難しいです。

おそらく最初は弓にかける力加減が分からず、拍子抜けした音しか出せないかもしれません。 そこで、まずは全休を「弓元」「弓中」「弓先」の3つに分割して、各部分だけで上手に弾けるような練習をします。

次に、各部分で弾けるようになったら、全体で弾いてみましょう。各部分で弾くことをマスターすれば、どのくらい弓に力をかければよいか把握しているため、美しい音を奏でられます。


指で押さえるフィンガリングの練習

美しい音色を奏でるためには、左手で上手く弦を押さえることが必要です。以下の段取りでの練習をおすすめします。

1.指板の上に人差し指から小指まで4本の指を置いて弦をしっかり押さえる

2.他の指が動かないように気をつけながら、すばやく人差し指だけ離す

3.すばやく人差し指を戻す

4. 1~3までを中指・薬指・小指で練習する(薬指の時は小指が離れてもよい) 最初は難しいですが、コツコツ続けることが上達への近道です。


楽曲練習

次は楽曲練習です。右手、左手の動きをマスターしたら、楽曲演奏に取り組みましょう。ここでは、基礎的な練習で培った技術を発揮します。 楽曲の練習をする時は

1.正しいフォーム
2.正しいテンポ
3.綺麗な音色

の3点を常に意識してください。 今までの基礎的な練習とは異なり、実践的な練習なため、初めは苦労するかもしれません。 しかし、曲を演奏できた時は達成感があり、モチベーションもきっと上がるはずです。

例えば、初心者でも弾きやすいと言われる下記の楽曲を試すのはいかがでしょうか。

1.G線上のアリア
2.ユーモレスク
3.タイタニックのテーマ
4.アメイジング・グレイス
5.カノン
といった楽曲の練習で技術を応用していきましょう。


忙しい大人でも効率よく上達させる3つのポイント

前章では練習方法を紹介しました。楽器は地道な練習で確実に上達ができますが、大人は仕事で忙しく、十分な練習時間の確保ができないかもしれません。 そこで、時間がなくても効率よくバイオリンを上達できる3つのポイントを紹介します。


1.音源を聞く

実際に自分が練習する楽曲の音源を聞いてみましょう。音源を聞くことで「この部分はどのような響きになるか」、「この部分はどれくらい音を伸ばすのか」などを感覚的に把握できます。

自分が練習する曲の1つ1つの音をイメージすることは大切です。そのためにも実際に音源を聞くようにしましょう。CDの購入や、動画を検索して、音のイメージを確実に把握しましょう。


2.自分が弾いた音を聞く

次に自分が実際に弾いたバイオリンの音を録音して聞きましょう。自分の弾いた音を客観的に聞くことで、自分の間違いに気づきやすくなります。

また、録音した音源と元の音源を比較しましょう。修正点がより明確になります。間違ったまま練習をすることは効率が悪いだけでなく、変な癖がつく恐れもあり危険です。

そのような事態を未然に防ぐために、自分の演奏を録音して積極的に聞いてみましょう。携帯電話の録音機能を用いると手軽に行えます。録画機能を用いて、演奏フォームと 音の両方を確認するのも良いかもしれません。


3.毎日少しずつ練習を続ける

どの楽器練習にも該当しますが、毎日少しずつでも練習を続けましょう。習い事は一般的に1日練習を怠ると、感覚を取り戻すには3日かかると言われています。 バイオリンの演奏技術を維持・向上には継続した練習が欠かせません。1日5分でも大丈夫です。毎日の練習を習慣にしましょう。



初心者におすすめの学び方

バイオリンの独学は初心者の脱却に時間がかかるかもしれません。そこで、以下の項目では、バイオリンを練習する際の参考品や手段を紹介します。


バイオリン教本を参考にする

教本は演奏方法や基礎知識をわかりやすく紹介しています。そのため、練習で行き詰まった時は、参考にしてみるとよいでしょう。CDがセットの教本もあり、耳からも学ぶことができます。


自由現代社『初心者のヴァイオリン基礎教本』
著者 長嶺安一 定価1.540円

初心者が楽器の購入や取り扱いを学べる基礎教本です。練習段階も細かく設定されており、徐々にステップアップできるように作られています。内容はクラシック名曲で、やさしい音階から徐々に難しいものへと順に収録されています。コツコツと練習したい方におすすめです。


全音楽譜出版社『スズキメソード 鈴木鎮一 ヴァイオリン指導曲集(1) 新版(CD付)』
著者 鈴木鎮一 定価 3,520円

世界で使われているスズキメソードの新版で、日本でも多く使用されます。CDには模範演奏とピアノ伴奏は収録されています。弾けるようになったら、ピアノ伴奏と一緒に録音して自身で聴いてみるのもいいでしょう。


ドレミ楽譜出版社『見て聴いて必ず弾ける ヴァイオリン入門 (レッスンCD・ピアノ伴奏譜付)』
著者 野呂芳文 編 定価 2,420円

音が出せるようになった方向けの入門書です。特徴は楽譜に音名と左手の指番号が書いてあることです。譜読みが苦手な方でもスムーズに弦を押さえられます。収録曲はクラシックからJ-POPまで多様です。


Youtube動画で学ぶ

Youtubeで動画を見ながらバイオリンを勉強するのもおすすめです。バイオリンの正しい弾き方などを視覚的に分かりやすく紹介する動画が多くあります。楽曲を練習する場合は、まず動画を見て弾き方の参考にするのも良いでしょう。



バイオリン教室に通う



費用はかかりますが、バイオリン教室に通うのはおすすめです。なぜなら、独学での練習は技術の向上に悩んだり、正しく演奏できたかわからない場合もあるからです。そんな不安はバイオリン教室で指導を受けることで解決できます。

バイオリン教室を探す際は、Zehitimoを利用してみてはいかがでしょうか。Zehitomoなら、多くのバイオリンレッスンのプロと出会えます。特徴は無料のお見積もりと成立までのスピーディーさです。オンラインレッスンが対応可能な教室も多いため、近くに教室がない場合でも安心して受けられます。

自分に合わせた練習方法を見つけて、バイオリンを楽しみましょう。


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