網戸張り替えにかかる費用一覧。業者に依頼とDIYの比較もチェック

家の網戸が破れていて直さなければと思っていても、どれくらいの費用がかかるか不安に感じている方も多いでしょう。そこで今回は、網戸張り替えにかかる費用をお伝えします。

この記事を読めば、以下のことがわかります。

• 網戸の張り替えタイミングとは？
• 網戸張り替えの費用相場とは
• 網戸張り替えの費用が違う5つのポイント
• 処分にも費用がかかる
• お得なの!?DIYの場合の網戸張り替え費用とは
• 業者依頼とDIYの費用比較

業者への依頼とDIYの費用比較もチェックし、お得に網戸を直しましょう。

網戸の張り替えタイミングとは？

一般的に、網戸の張り替えタイミングは4〜5年に1度といわれています。しかし、網戸が破れていたり、網戸を閉めていても虫が侵入したりするのなら、早急に網戸を張り替える必要があるでしょう。

また、4〜5年経っていなくても、網戸のゴムが劣化していたり、ネットやメッシュ部分がたわんできたりしていれば適切な交換時期といえます。

網戸のフレームが動かしにくく外れやすい場合も、交換したほうがよいかもしれません。家の別の場所をリフォームするときに、一緒に網戸の張り替えも対応してもらうのもおすすめです。

網戸張り替えの費用相場とは

網戸張り替えを検討するときに気になるのが費用相場です。リフォーム業者に依頼すると、小窓サイズの場合は約1,000円〜2,000円、扉サイズの場合は約2,500円〜3,500円の費用がかかります。

ただし、修理箇所や作業内容、張り替えるネットや素材の種類によっても、価格が大きく変動するでしょう。

網戸張り替えの費用が違う5つのポイント

網戸張り替えの料金を左右するポイントは、以下の5つです。

• 網戸のサイズ
• 網戸の枠
• 新しい網戸の網（ネット）の種類や素材
• ロール式やジャバラ式などの構造
• 店舗持ち込みか自宅引き取りか

網戸の張り替え工事を依頼する際には、網戸のメッシュ部分を交換するのか、枠までなのかなど、事前に見積もりをとることをおすすめします。

ひとつひとつ、費用相場をチェックしていきましょう。

網戸のサイズ

網戸のサイズはさまざまな種類がありますが、大きく分けると窓サイズと扉サイズの2種類です。

それぞれのサイズの、網戸の張り替え料金は以下のとおりです。

網戸の枠

網戸の枠まで交換する場合は、網戸張り替えよりもさらに費用が高くなります。窓のサイズが同じでも、形状などにより若干大きさが異なることが多く、その場合はオーダーとなるので注意が必要です。

新しい網戸の網（ネット）の種類や素材

新しい網戸に張り替えるときに、どの種類の網（ネット）にすればいいのか迷うかもしれません。網戸はメッシュの目の細さと、網戸の素材によって料金が変わります。

メッシュの数字が大きいほど、網目が細かくなりネットの値段も上がる傾向があります。虫の侵入を防ぎたい場合は、24メッシュ以上を選びましょう。

また、ネットの素材にはポリエステルやポリプロピレン、ステンレスやグラスファイバーなどがあり、価格相場は以下のとおりです。

ロール式やジャバラ式などの構造

網戸には巻き取って収納できるロール式や、折りたたんで収納するジャバラ式の種類があります。

この構造の網戸は特殊なため、交換の際にはネットだけでなくフレームも交換になることが多いです。DIYでは難しく業者に依頼することになるため、その分の費用もかかるでしょう。

網戸のサイズやネットのメッシュで料金は異なりますが、一般的には以下のとおりです。

店舗持ち込みか自宅引き取りか

網戸の張り替えを業者に依頼した場合、店舗に持ち込むか自宅に引き取りに来てもらうかでも料金が変わります。店舗持ち込みサービスをしているホームセンターもあるため、あらかじめチェックしておくのがおすすめです。

【店舗持ち込みの場合】

【自宅引き取りの場合】

処分にも費用がかかる

網戸の張り替えをリフォーム業者に依頼して、フレームごと交換となった場合は、古い網戸の処分費用がかかります。その廃材処分費用としては、1枚約1,000円〜2,000円です。

もしゴミ袋に入る大きさであれば、お住いの自治体のごみの捨て方に沿って分別して捨てることも可能です。それ以上に大きな網戸の場合は、分解してゴミ袋に入る大きさにするか、そのまま粗大ごみとして出しましょう。粗大ごみの出し方は各自治体で異なるため、粗大ごみの捨て方をチェックして従って出してください。

お得なの!?DIYの場合の網戸張り替え費用とは

網戸の張り替えを業者に依頼するとどうしても費用が高くなるため、ご自身でDIYする場合の費用相場も解説しておきます。

もし、網戸のネットが一部分少し破れたくらいであれば、数百円でDIYできます。少しの破れならその程度ですが、さらに大きな穴が開いた場合は、網戸ネットを交換しなくてはいけません。

DIYするときの大まかな費用は、以下のとおりです。

必要な道具

まずは、網戸の張り替えをDIYでするときに必要な道具を紹介します。

• 網戸張り替えネット
• 網戸クリップ
• 網押さえローラー
• 網押さえゴム
• 網戸専用カッター（もしくは通常カッター）

このほかに、網戸の掃除をするブラシや掃除機があった方がよいでしょう。また、網戸の「外れ止め」のねじを回すためにプラスドライバーも準備してください。

これらの道具を準備し揃っているかどうかチェックしてから、作業に取りかかりましょう。

網戸張り替えネット

網戸を張り替えるためには、新しい網戸のネットを準備します。費用は2～3枚分で、約1,500円〜3,000円程度です。

メッシュの数字によって網目の細かさが異なり、数字が大きいほど、網目が細かくなります。虫が家のなかに入ってくるのを防ぐためには、24メッシュ以上のネットがおすすめです。

網戸のネットを購入する際には、メッシュの数字もチェックしてください。

網戸クリップ

網戸のネットを張り替えるときはネットをフレームに固定するため、網戸クリップを使用します。網戸クリップの費用は、約400円〜500円程度です。

家にある洗濯ばさみなどで代用することも可能ですが、洗濯ばさみでは固定する強さが足りなかったり、サッシの幅に合わなかったりすることがあります。できれば専用のクリップを使った方がいいでしょう。

網押さえローラー

網押さえローラーは、網押さえゴムを網戸のフレームにはめ込む作業をする際に使います。

このローラーがあるとゴムをきっちりと密着させられるため、効率的に作業が進められます。必要な費用は、約200円〜500円です。

ローラーがなくても網戸の張り替えはできますが、使わなければ時間がかかり仕上がりも変わってくるため、準備しておくとよいでしょう。

網押さえゴム

網押さえゴムは、ネットをフレームに固定するために使います。フレームの上に新しいネットを置き、その上から網押さえゴムをサッシの隅に押し込みましょう。

網押さえローラーを使ってサッシに沿ってゴムを押し込んでいくことで、ネットがフレームに固定されます。

網押さえゴムは、約500円〜800円程で、網戸4〜5枚分の長さがあります。

網戸専用カッター（もしくは通常カッター）

網戸のネットをフレームに合わせて切るために、カッターも必要です。網押さえゴムで網戸のフレームにネットを固定したあと、余分なネットを切るための専用カッターも売っています。網戸専用カッターの費用は、約250円〜400円程度です。

ただし、専用のカッターでない普通のカッターでも作業は可能です。網戸の張り替えのための道具が、セットになっている商品もあります。

業者依頼とDIYの費用比較

結局、網戸の張り替えは業者依頼かDIY、どちらがいいのでしょうか。

その決め手のポイントは、費用と作業時間、仕上がりの3点です。

【費用】

【作業時間】

【仕上がり】

この3点をチェックし、業者に対応してもらうのかDIYをする方がいいのかを決定しましょう。

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網戸の張り替えはDIYでもできますが、より安心して施工するためにはプロの業者に依頼するのがおすすめです。道具を揃える手間が省けるだけでなく、見た目もきれいに仕上がります。

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