①襖が破れて美しくないので自分で張り替えようと思いますが、簡単にできますか?
②襖の貼替時期は?
③広告で安いふすまの貼替を見ますが何が違いますか?
①ホームセンター等で襖紙は販売されており、よくご自分でされる方もいらっしゃいますがそもそもの仕事が違います。アイロンで簡単にとうたっておりますが今まで綺麗に貼られている襖を見たことがありません。それよりもプロに貼替をお願いした際に下貼りから張り替えることになり、余計に費用が掛かってしまいますのでお薦めはしません。
②使用頻度や環境によりますし、襖紙のグレードにもよります。安い紙は3~5年、良い紙は10年~15年が目安です。そう考えますと年数で割りますと良い紙の方がかえって安いと思います。
③昔から安かろう悪かろうといいます。その通りで一番下のグレードの薄い再生紙を裏打ち補強もせず紙一枚だけを貼ってありますのですぐ破れます。弊店では必ず襖紙を和紙で裏打ち補強し施工いたしますので当然長持ちします。
弊店は京都を中心に全国の寺社仏閣の文化財級の襖修復から料亭、旅館から一般住宅まで幅広く襖の新調、修理、修復を承っております。光明襖(破れぬ襖)は弊店の先々代が開発し、特許を取得いたしました。京表具伝統工芸士、一級技能士が丁寧にお仕立てさせていただきます。