防犯カメラの有効的な設置方法
● 防犯カメラで防犯カメラを追うように設置する
防犯カメラの形はご存知ですか?防犯カメラは正面にレンズがついていて前面を写しています のでカメラの真下と後方は死角になってしまいます。
万引き犯のなかにはそれを知っている者もいるので、カメラでカメラの真下を写しお互いに補 うような位置で設置すれば死角をなくすことができます。
● お客様の動線上の正面を防犯カメラで写すようにする
店内のお客様の動線を考えて、進行方向の正面に防犯カメラがついていると、万引き犯の心理 的にも威嚇効果があり有効です。
また後に映像を確認するときにも正面から写っていた方が有効な証拠となります。
● 長い通路には両端から挟み込むように設置する
10m以上の長い通路の場合、両端から挟み込むように防犯カメラを設置するのが効果的です。
挟み込むことによって万引き犯が体を死角にして胸元に商品を隠すところまでも写すことが出 来ます。
● 防犯カメラの映像をモニタリングしていることをアピールする
監視用モニターはレジの中などに設置して、お客様にモニタリングしていることをアピールす ることにより防犯カメラの威嚇効果が増します。
モニターの向きに関しては、従業員のみ見えるようにする場合と、お客様から見やすい方向に 設置する場合の二通りがあります。
しかしそれぞれに長所・短所があり、お客様に見えるようにすると威嚇効果も高まりますが、 防犯カメラ設置場所やどのように写っているか覚えられてしまう恐れがあります。
そのため、お客様に見えるように設置する場合には一画面ずつ短時間で切り替える設定にし
ておいた方が良いでしょう。
防犯カメラ含め、防犯機器の役割は犯罪を犯そうとするものを威嚇すること、従業員では補え ない店の死角を補い証拠を残すことです。
防犯カメラを設置したことだけで安心してしまってはいけません。
正しい運用をしなければ万引き犯はすぐに見破ってしまいます。
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