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予算100万円で庭のリフォームを実現!費用の詳細やDIY、人気のデザインなどもご紹介

2024/03/13 2024/04/16
予算100万円で庭のリフォームを実現!費用の詳細やDIY、人気のデザインなどもご紹介

庭は住宅の印象を左右する大切な部分です。また、家の中から見た景色も大きく変えるため、普段の暮らしにも多大な影響をおよぼします。「100万円で庭をリフォームできるのだろうか」「アプローチだけ、ウッドデッキだけなら、どの程度の予算でリフォームできるのだろうか」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、予算100万円で庭をリフォームしたい方に向けて、可能な工事内容を紹介します。また、人気の庭リフォームの方法やリフォーム業者を選ぶときのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

予算100万円で庭のリフォームはできる?

庭

予算100万円あれば、プロに依頼して庭のリフォーム工事をすることが可能です。例えば、20平米ほどのスペースを本格的なイングリッシュガーデンにする、エントランスとアプローチを舗装する程度のリフォームであれば、50万円~100万円程度のリフォーム費用相場が目安となります。

庭をピンポイントでリフォームするなら、さらに工事費用を安価に抑えられます。アプローチを飛び石にする、庭に照明を埋め込む程度の工事であれば、10万円~15万円程度で可能です。

ただし、庭のサイズが大きい場合や高級感のある素材・設備を用いる場合は、工事の内容はほとんど変わらなくても150万円~200万円程度の価格帯になることもあります。

予算が足りないときは、可能な部分はDIYをしてコストパフォーマンスを高めてみてはいかがでしょうか。専門的な工事なしにできるリフォームであれば、自力でも可能です。例えば、庭にベンチを置く、飛び石を敷く程度のリフォームなら、DIYをすることで設置費用を節約できます。

人気な庭リフォームの種類とその費用

庭

人気の庭リフォーム工事の種類と施工費用相場を紹介します。高額な業者を回避するためにも、複数社から事前に見積もりを取り、比較してみましょう。また、リフォーム内容に優先順位を明確に決めておくことも、予算オーバーを回避するコツです。

なお、紹介する工事費用は、いずれも外構工事業者に依頼した場合の一般的な金額の目安です。部分的に自分で仕上げることで、費用を抑えられることもあります。DIYが得意な方は、ぜひ庭のリフォーム工事にチャレンジしてみましょう。

芝生か人工芝を敷く

天然芝か人工芝を敷くだけでも、庭の印象は大きく変わります。費用目安は天然芝は1平米5,000円程度、人工芝は1平米あたり10,000円程度です。

地面から雑草を抜いて整地作業をし、芝生張りをするのは大変ですが、お家周りがスタイリッシュかつ洋風な印象になります。愛犬を遊ばせるドッグランを作りたい方にもおすすめです。失敗するか不安な方は、業者に依頼しましょう。

また、天然芝なら和風住宅にもマッチします。天然木の塀や生垣を周囲に巡らせ、庭木を植栽し、ナチュラルスタイルな仕上がりを目指してみるのもおすすめです。

予算が足りないときは、玄関周りだけ、カーポートの周りだけのように植栽する場所を限定してみてもよいでしょう。造園工事業者に依頼しなくても、簡単な植木程度ならガーデニング感覚で実施できます。

ただし定期的にメンテナンスが必要であること、浮きが生じる可能性があることは注意点といえます。また、天然芝は枯れる可能性があり、季節ごとに見た目が大きく変化するため、後悔するかもしれません。

砂利を敷く

化粧砂利などの砂利敷きの庭にするのもおすすめです。1平米あたり3,000円~10,000円前後のため、施工面積が広くても数万円~20万円程度で施工可能です。

技術が必要な芝張りとは異なり、砂利敷きならDIYをしたことがない方でも簡単にできます。また、雑草対策になるだけでなく、歩くと音がするため防犯性を高める効果もあります。庭全体を砂利にするのではなく、ガレージのスペースだけに敷くのもおすすめです。迷惑駐車を防ぐだけでなく、防犯性を高める対策にもなります。

ただし、お子さまやペットの遊び場にする場所には、砂利はおすすめできません。転倒してケガをするリスクが想定されるため、庭の使用目的やライフスタイルによって芝生や砂利、舗装を使い分けてください。

とりわけ階段部分は滑りやすいため、砂利はおすすめできません。階段のそばに砂利を撒くときは、手すりを増設して安全性を確保することが重要です。また、階段以外にも整備が必要な場所は早めに整備して足場を改善しておきましょう。

ウッドデッキ

家族や友人とのくつろぎの場として庭づくりをするなら、ウッドデッキを検討してみてはいかがでしょうか。材質やグレードによっても材料費は大きく変わりますが、25万円~45万円程度の値段で設置工事が完了します。

木材タイプのデッキは時間とともに経年劣化する特徴があり、腐る可能性もあるため、木目調の非木材にするか、タイルデッキ(タイルテラス)も検討してみてはいかがでしょうか。掃除がしやすくBBQ(バーベキュー)をしても、汚れを簡単に落とせます。12平米ほどの広さのタイルデッキに屋根をつけると60万円程度になります。

ウッドデッキやタイルデッキをリビングとつなぐように配置すれば、セカンドリビングとしても有効活用できるでしょう。自宅がより開放的になるだけでなく、洗濯物を干す場やバルコニーとしても活用できます。

オーニングや植物の弦を這わせるパーゴラを屋根代わりにすれば、さらに素敵な庭が完成します。デザイン性にもこだわりを持って、家族がくつろげる魅力的な空間に仕上げましょう。

フェンスの設置

フェンスで住宅の周りを囲むリフォーム工事も人気です。道路などの外部から室内が丸見えなことが悩みなら、プライバシーを守り暮らしやすさを高めるためにもフェンスを取り付けてみてはいかがでしょうか。フェンスの素材やグレード、規模によっても変わりますが、トータルで40万円ほどかかります。

敷地全体を囲まず、隣家との境界や玄関ポーチ周辺などの一部の範囲のみを目隠しフェンスで囲む「セミオープン外構」もオススメです。フェンス自体が建物のアクセントになり、おしゃれに見えるだけでなく、費用を抑えられます。また、花壇や家庭菜園、バルコニーを囲むようにフェンスを立てて屋根を張り、ガーデンルーム的な場所として活用してもよいでしょう。

ただし、既存のコンクリートブロック塀がある場合は、追加で撤去費用がかかる点に注意が必要です。業者によって費用が変わるため、リフォーム相談の際に撤去費用がいくらか確認しておきましょう。

複数の業者から一括見積もりできるサービスを利用すると、具体的な価格を調べられて便利です。一括見積もりを利用するケースも、問い合わせフォームに撤去工事についても記載しておきましょう。

石敷き

庭に自然石を敷くのもオススメです。ベランダから飛び石のように配置したり、モダンな和風のインナーガーデンとしたりするのもおしゃれです。広さや工事内容にもよっても変動しますが、50平米ほどの面積で80万円~100万円ほどかかります。

自然石ではなく、コンクリートブロックを使ってインターロッキング(レンガ調に舗装する施工法)にするのもシンプルですが、おしゃれに仕上がります。

ただしDIYで施工すると高低差が生じる可能性があるため、前庭や宅配ボックス・門扉周辺などのよく歩く場所は、信頼できる依頼先に基礎工事をしてもらうようにしましょう。土台の高さがそろうと、統一感が出るだけでなく段差がなくなり、安全かつ快適に過ごせます。

また、土間コンクリートの部分に石を使用するのもオススメです。コンクリートでは土間が単調になってしまいますが、石を利用すると雰囲気が変わり、満足度の高い一戸建てが実現します。

より満足度を高めるには、業者選びが大切です。施工例を見せてもらっておくと、センスが合うのか判断しやすくなります。また、施工の実例が豊富かどうかも非常に重要なポイントです。

現場調査を丁寧に実施して見積もりを出し、詳細な費用明細を提示してくれるかどうかもチェックしましょう。「費用一式」のようにアバウトに見積もる業者は、信用度が低いと考えられます。

また、希望やお願いを丁寧に聞いてくれること、課題に対する解決策を提示してくれること、疑問点に対してわかりやすく理由をお答えしてくれることも重要です。ぜひ紹介したポイントも参考に、信用できる業者をご利用ください。

庭リフォーム業者を選ぶときのポイント5選

庭, 葉

庭リフォーム会社を選ぶときは、以下のポイントに注目しましょう。

  • 詳細な見積書の提示
  • デザイナーの在籍有無
  • 施工実績があり信頼できる
  • 現場調査を行ってくれるか
  • アフターフォローがあるか

業者選びによって施工方法が変わるだけでなく、見た目や耐久性・完成度が変わります。選び方について詳しく見ていきましょう。

詳細な見積書の提示

見積もり依頼をしたときに、丁寧かつ詳細な見積書を作成してくれることが重要です。「工事一式」のようにあいまいに記載しているハウスメーカーや工務店はもちろん、根拠のない数字を羅列している業者も信用できません。

また、予算内でできる施工内容や工期に関する情報について、具体的にお伝えしてくれることも重視すべきポイントです。「できますよ」と安請け合いをして、途中でプランが変更になるのでは事前に相談した意味がありません。無料相談や問い合わせの時点で、細部まで具体的に提案・説明してくれる施工会社が理想です。

相見積もりをして複数の業者を比較検討するときは、見積書の丁寧さだけでなく適正価格かという点にも注目してください。

同じ工事内容なら40万円よりは30万円、25万円のほうが魅力的に見えるかもしれません。しかし、価格だけにこだわるとグレードの低い商品を使われる可能性があり、要望通りに仕上がらない可能性があります。安さではなく適正かという視点で、見積書をチェックしましょう。

デザイナーの在籍有無

庭は外観を左右する重要な部分のため、専門のデザイナーにデザインしてもらうことをおすすめします。経験豊富なデザイナーなら、おしゃれで景観にマッチした住宅を期待できるでしょう。

デザイナーが監修者としてデザインをチェックしてくれるなら、大規模なリノベーションだけでなく小規模のリフォーム工事であっても、完成度が違います。ただし、優れたデザイナーでもセンスが合わないときは、満足度の低い仕上がりになってしまいます。施工事例を見せてもらい、センスを確認しておくと安心です。

施工実績があり信頼できる

施工実績が豊富で評判がよい業者であることも大切なポイントです。ホームページに記載されている施工例やリフォーム業者として活動している年数なども参考に、信頼できる業者なのか判断してください。

こまめに連絡をしてくれる業者なら、不安なく工事を進められるため、ある程度安心して依頼できるのではないでしょうか。また、担当者が温かみのある対応をするのかなども考慮し、信頼性を見抜きましょう。

現地調査を行ってくれるか

工事内容や費用は、現地調査をしなくては正確にはわかりません。例えば、フェンスとサイクルポートを建てるリフォームを依頼する場合でも、隣地との境界にコンクリートブロックがあるならば撤去費用がかかります。また、現状の地面部分は砕石なのか土なのか、敷地内にスロープがあるのかなどによって必要な工事は変わります。

丁寧に現地調査を実施してくれる業者であれば、現在の環境や風合いと調和した庭を柔軟に提案してくれるかもしれません。また、子どもがいる場合なら、安全性や飛び出し対策にも配慮して、デザインを工夫してくれるでしょう。

アフターフォローがあるか

リフォーム工事が完了した後に、アフターフォローがあるかどうかもチェックしましょう。部屋の増築を伴う大がかりなリフォーム工事をした場合は、管理する場所も増えます。塗装が剥げていないか、修繕箇所はないかなどのさまざまなポイントを定期的にチェックしに来てくれることが望ましいです。

トラブルがあったときは、適時原因を突き止め、問題を解消してくれる業者なら信用できます。ただし、申込みの時点では、アフターフォローとしてどのような対応をしてくれるのかはわかりません。インターネットの評判やリピーターが多いかなどで判断してみてください。

また、他の業者との連携があるかどうかも確認してみましょう。例えば、和風の庭なら剪定が必要になることや、天然石の土間や縁側に汚れが生じるかもしれません。メンテナンスやクリーニングの業者を紹介してくれるなら、きれいな状態を長く維持できるようになります。

庭リフォームはDIYでもできる?

庭, 家

庭リフォームは、DIYで実施できます。ただし、施工できる場所や工事内容が限られます。DIYで庭リフォームをするときは、以下の点に注意しましょう。

  • デザイン画を丁寧に描く
  • 時間をかけて実施する
  • 安全性に配慮する

行き当たりばったりでは、イメージ通りの庭に仕上がりません。DIYを始める前にデザイン画を丁寧に描いておきましょう。また、時間をかけて実施することも大切です。急いで仕上げようとすると雑になり、場合によってはリフォーム業者に直してもらうことにもなりかねません。

安全性に配慮することも大切です。例えば石を敷く場合なら、丁寧に地ならしをしておかないと段差が生じてケガをするかもしれません。時間をかけて丁寧に工事を進めましょう。

DIYをすることでリフォーム費用を抑えられる可能性があります。しかし、エクステリアの資材を卸価格で購入できないことや道具を購入する必要があることなどを考慮すると、リフォーム業者に依頼するほうが節約できることがあります。

節約を目的とするのではなく自分の趣味としてDIYをする、もしくは手入れ程度のみ自力でするほうがよいかもしれません。

DIYで庭リフォームを行うメリット2選

庭

DIYで庭リフォームをするメリットとしては、次の2点が挙げられます。

  • お好みのデザインにカスタマイズできる
  • コストが削減できる

それぞれのメリットを解説します。

お好みのデザインにカスタマイズできる

業者のデザイナーとセンスが合う場合でも、完璧に同じとは限りません。イメージの相違が生まれ、期待とは異なる庭になってしまう可能性があります。

しかし、DIYなら自分で仕上げるため、イメージと相違のない庭が完成します。自分基準のおしゃれさを追求し、世界で一つだけの庭を作ってください。

コストが削減できる

人件費や諸経費がかからないため、その分コスト削減につながります。ただし、道具を購入する費用がかさむ場合や、資材を卸価格で仕入れられないこともあり、必ずしも費用が抑えられるわけではありません。

また、失敗した場合は資材を再度購入したりリフォーム業者に工事を依頼したりすることになり、通常以上に費用がかさんでしまいます。不安がある場合は、砕石を撒く、花壇を作るなどの簡単なことから始めましょう。

お庭DIYにおすすめの季節

雨が多い季節や湿度が高い時季は、リフォーム工事には適さないと考えられます。プロとは異なり手早く施工できないことも考慮すれば、雨や湿気が少ない春秋がよいでしょう。

なお、梅雨前は雑草の成長速度がゆっくりなため、芝生張りの前処理に適しているとされています。DIYで天然芝を張る場合は、ぜひ梅雨前に実施してください。

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